Dell™ DR2000v の導入 VMware ESXi 向け デルエンジニアリング 2014 年 7 月 デルテクニカルホワイトペーパー
レビジョン 日付 説明 2014 年 7 月 初版発行 本書は、情報の提供のみを目的としたものであり、誤植や技術的な誤りを含む場合があります。本書の内容は現状のまま提供される ものであり、明示的または暗黙的を問わず、いかなる内容も保証しません。 ©2014 すべての著作権は Dell Inc. にあります。Dell Inc. の書面による許可のない複写は、いかなる形態においても厳重に禁止され ています。詳細についてはデルへご連絡ください。 本書に記載されているデル製品に適用される製品保証は、http://www.dell.
目次 レビジョン ...............................................................................................................................................................................................2 エグゼクティブサマリ.......................................................................................................................................................................... 4 3 1 仕様と制限...................................................................................................................
エグゼクティブサマリ 本書には VMware ESXi 上で、仮想 DR Series システムである Dell DR2000v を導入する方法についての情報が記載 されています。これはクイックリファレンスガイドであり、DR Series システム導入のベストプラクティスがすべて記 載されているわけではありません。データ管理アプリケーションのベストプラクティスホワイトペーパーに関しては、次 で DR Series のマニュアルを参照してください。 http://www.dell.
1 仕様と制限 次のリストは、VMware ESXi 向け Dell DR2000v に固有の制限事項と要件を説明するものです。 サポートされる ESXi バージョン、仮想インフラストラクチャとメモリの要件、およびその他の情報についての詳細は、 『Dell DR Series System Interoperability Guide』(Dell DR Series システム相互運用性ガイド)を参照してください。 • DR2000v システムは、グローバルビュー管理ユニットであり、登録先である物理 DR Series システムによって管 理されます。 • DR2000v の MTU 設定は変更せずに、システムのデフォルト値である 1500 のままにしておく必要があります。 • DR GUI 使用状況メニューには、DR2000v に関連する統計情報だけが表示され、このメニューからは基盤である ホスティング Hyper- V プラットフォームの情報は参照できません。 • DR アラートとイベントは DR2000v にのみ適用され、基盤であるホスティング Hyper- V プラットフォームのア ラ
virtual_machine --register --host [--name <管理者名>] [--email <電子メールアドレス(例:name@company.
2 vSphere クライアントを使用した DR2000v の導入 次の手順は、vSphere クライアントを使用して VMware ESXi に Dell DR2000v を導入する手順を説明しています。 1.
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4. vSphere クライアントを起動し、vCenter サーバまたは ESX ホストにログオンします。 メモ:vSphere クライアントは ESXi バージョン 5.5 では動作しないため、5.
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7. DR2000v .ova パッケージを参照し、これを選択して、Open(開く)をクリックします。 8.
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2.1 DR2000v の初期セットアップと設定 15.
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VM が初期設定を行います。初期設定は完了に約 10 分かかります。この初期設定には、DR2000v を管理する 物理 DR Series システムへの登録プロセスが含まれます。また、オプションとして DR2000v のデルへの登録 も含まれます。このプロセスは、次のスクリーンショットで説明されています。 23 Dell™ DR2000v の導入 VMware ESXi 向け
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物理 DR Series システムにライセンスがインストールされていない場合、次の例にあるようなエラーが発生す る場合があります。 18.
次の例では、この IP アドレスは 10.250.224.89 です。 19.
2.2 物理 DR Series システムへの DR2000v の登録 20.
ライセンスが正常にインストールされると、使用可能な最新のソフトウェアアップデートがあるかどうかを確認 するための Initial Software Upgrade(初期ソフトウェアアップグレード)ページが表示されます。 30 Dell™ DR2000v の導入 VMware ESXi 向け
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登録が正常に行われたら、次の例にあるように、Storage(ストレージ)> Clients(クライアント)> DR2000v の下に登録された DR2000v が表示されます。 32 Dell™ DR2000v の導入 VMware ESXi 向け
これで、DR2000v システムの使用準備が整いました(ファームウェアのアップグレードを選択するかどうか は問いません)。 バックアップソリューションを設定するには、お使いのバックアップソフトウェアに適切なホワイトペーパーを 参照してください。それらのホワイトペーパーは、次の URL で参照できます。 http://www.dell.
3 vSphere Web クライアントを使用した DR2000v の導入 vSphere Web クライアント(ESXi 5.5 以降)を使用した DR2000v の導入は、前項で説明した vSphere クライアン トを使用した導入と同様です。例外は以下の通りです。 前項で説明した導入手順の手順 3~12 を、次に説明する vSphere Web クライアントを使用するための手順に置き換え る必要があります。 1. vSphere Web クライアント を起動してログオンします。 2.
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4 DR Series システムクリーナのセットアップ 通常の操作またはファイル維持ポリシーの結果としてファイルが削除されたシステムコンテナからディスク容量を回復す る方法には、スケジュールされたディスク容量再利用操作の実行が推奨されます。 クリーナはアイドル時間に実行されます。お使いのワークフローにアイドル時間が毎日十分にない場合、クリーナをスケ ジュールして、予定時間にクリーナが強制的に実行されるようにすることを考慮してください。 必要に応じて、次のスクリーンショット例に示されている手順を行って、強制的にクリーナを実行することができます。 すべてのバックアップジョブをセットアップした後で、DR Series システムクリーナをスケジュールすることができま す。 DR Series システムクリーナは、毎週少なくとも 6 時間、バックアップが実行されていないとき(通常はバックア ップジョブ完了後)に実行する必要があります。 予定をスケジュール 41 Dell™ DR2000v の導入 VMware ESXi 向け
5 重複排除、圧縮、およびパフォーマンスの監視 バックアップジョブの完了後、DR Series システムは、DR Series システムダッシュボードで容量、ストレージ節約量、 およびスループットを追跡します。 この情報は、DR Series システムのメリットを理解するために役立ちます。 メモ:重複排除率は時間の経過とともに増大し、最初のバックアップと比べて 2~4 倍減(節約合計の 25~50% ) になることも珍しくありません。完全バックアップジョブが完了するたびに、この比率が増大します。多くの場合、 12 週間保持のバックアップジョブでの平均は 15 倍減です。 Monitor Dedupe, Compression & Performance 42 Dell™ DR2000v の導入 VMware ESXi 向け