Owners Manual
手順
1. システムの電源を入れます。
BIOS が新しいシステム基板を検出した場合、またサービスタグがバックアップフラッシュデバイスにある場合、BIOS はサービ
スタグ、ライセンスのステータス、および UEFI 診断 バージョンを表示します。
2. 次のいずれかの手順を実行します。
復元プロセスが完了したら、BIOS はシステムの設定データの復元を促すプロンプトを表示します。
3. 次のいずれかの手順を実行します。
• [Y] を押して、システムの設定データを復元します。
• [N] を押して、デフォルトの構成設定を使用します。
復元プロセスが完了すると、システムは再起動します。
Trusted Platform Module
Trusted Platform Module(TPM)は、暗号化キーをデバイスに統合することによってハードウェアをセキュアにするために設計され
た専用マイクロプロセッサです。ソフトウェアは Trusted Platform Module を使用してハードウェアデバイスを認証できます。TPM
チップには、それぞれ製造時に固有のシークレット RSA キーが焼き付けられており、プラットフォーム認証を実行することができ
ます。
注意: システム基板から Trusted Platform Module(TPM)を外そうとしないでください。TPM が取り付けられた後、TPM
はその特定のシステム基板に暗号でバインドされます。取り付け済みの TPM を取り外そうとすると暗号バインドが壊れるた
め、再度取り付けることも他のシステム基板に取り付けることもできなくなります。
メモ: これは、フィールド交換可能ユニット(FRU)です。取り外しおよび取り付け手順は、デル認証のサービス技術者のみが
行う必要があります。
Trusted Platform Module(TPM)の取り付け
前提条件
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限
り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な
修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に
同梱されているマニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。
注意: システム基板から Trusted Platform Module(TPM)を外そうとしないでください。TPM が取り付けられると、TPM
はその特定のシステム基板に暗号でバインドされます。取り付け済みの TPM を取り外そうとすると暗号バインドが壊れるた
め、再度取り付けることも他のシステム基板に取り付けることもできなくなります。
1. 「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。
2. 「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。
手順
1. システム基板上の TPM コネクタの位置を確認します。
メモ: システム基板上の TPM コネクタを見つけるには、「システム基板コネクタ」の項を参照してください。
2. TPM のエッジコネクタを TPM コネクタのスロットの位置に合わせます。
3. プラスチック製のリベットがシステム基板のスロットに合うように、TPM を TPM コネクタに挿入します。
4. 所定の位置に収まるまでプラスチック製のリベットを押します。
122 システムコンポーネントの取り付けと取り外し