Administrator Guide

用語 説明
BE Symantec DMABackup ExecBE
DMA/DPA データ管理アプリケーションData Management ApplicationData
Protection Application とも呼ばれます)を指し、OST 搭載 RDA と共
に使用されるバックアップアプリケーション(例:Symantec
NetBackup、または Backup Exec)が担う役割を表す用語です。
LSU DR Series システムの観点から、論理ストレージユニットはデータ
ストレージのために作成されたコンテナを表します。
LSU
は一般
的なストレージ用語であり、
コンテナ
はデータを保存する場所を
表す DR Series システムの一般用語です。
メディアサーバー
これは、DMA メディアサーバーを実行し、OST 搭載 RDA プラグイ
ンがインストールされているホストです。OST 搭載 RDA プラグ
インは、クライアントにもインストールできます。
NBU Symantec DMANetBackupNBU
OST Symantec 製の OpenStorage Technology で、ストレージデバイスが
NetBackup でバックアップおよびリカバリソリューションを提供
することを可能にします。OST 搭載 RDA OpenStorage API と、
Linux または Windows ベースのメディアサーバープラットフォー
ムにインストールされたプラグインを使用します。
対応 OST 搭載 RDA ソフトウェアとコンポーネント
対応 DMA および DR Rapid プラグインのリストについては、dell.com/support/manuals にある『
Dell DR Series
System Interoperability Guide
Dell DR Series システム相互運用性ガイド)を参照してください。
Dell DR Series システムライセンスは包括的であるため、OST 搭載 RDA または最適化デュプリケーション機能
を使用するために追加のデルライセンスは必要ありません。対応 Linux または Windows メディアサーバープ
ラットフォームにインストールされる OST 搭載 RDA プラグインは、デルからの無料ダウンロードです。ただ
し、Symantec バックアップアプリケーションを使用している場合は、OpenStorage Technology を有効にするた
めに追加のライセンスの購入が必要な場合があります。Symantec のマニュアルを参照してください。
ベストプラクティス:OST 搭載 RDA DR Series システム
本トピックでは、DR Series システムで OST 搭載 RDA 操作を使用するための推奨ベストプラクティスをいくつ
か紹介します。
OST コンテナと OST 以外のコンテナは同じ DR Series システムで共存できます。DR Series システムでは、
OST コンテナと OST 以外のコンテナの両方を同じアプライアンスで共存させることができます。ただし、
両方のコンテナタイプが同じストレージを共有するため、不正確な容量が報告されることがあります。
同じ DR Series システムでの OST 複製と OST 以外の複製。OST 以外の複製は設定する必要があり、コンテ
ナごとに複製されます。ただし、このタイプの複製では、OST コンテナが複製されません。OST 複製はフ
ァイルベースであり、DMA によってトリガーされます。
コンテナ接続タイプを NFS/CIFS から OST に変更しないでください。同じ名前を使用してこのコンテナを
OST コンテナとして作成する前に、OST 以外のコンテナを削除する必要があります。
クライアント側の最適化の設定
クライアント側の重複排除としても知られるクライアント側の最適化は、バックアップ操作を実行する時間
の節約、およびネットワーク上のデータ転送オーバーヘッドの削減に役立てることができるプロセスです。
クライアントが接続を行う前に重複排除 / パススルーを設定するには、DR Series システムのコマンドライン
インタフェース(CLI)を使用する必要があります。
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