Administrator Guide

3. Selections(選択)ペインの View by Resource(リソースごとに表示)タブをクリックし、復元するデー
タセットを選択します。
4. Run Now(今すぐ実行)をクリックして、復元ジョブを開始します。
5. Job Monitor(ジョブ監視)タブをクリックして、作成した復元ジョブ操作の進捗状況を表示します。
OST CLI コマンドの理解
DR Series システムのコマンドラインインタフェース CLI)コマンドでサポートされている --mode コンポー
ネントは、次の操作によって最適化された書き込みを示す 3 つの値をサポートします。
deduplication--mode dedupe)クライアントは、データのハッシュを処理するため、重複除外処理がサー
バー側で行われます(クライアント側の重複排除)
passthrough--mode passthroughクライアントはすべてのデータを重複排除処理のために DR に渡します
(アプライアンス側の重複排除)
auto--mode auto
DR が、クライアントのコア数、およびそれが 32 ビットと 64 ビットのどちらであるかに基づいて、重複排
除を Dedupe(重複排除)または Passthrought(パススルー)に設定します。
これらの OST コマンドは次の形式で使用されます:ost --update_client --name --mode
メモ: CPU コアを 4 台以上搭載している OST 搭載 RDA クライアントは、重複排除に対応していると見な
されます。ただし、クライアントの動作モードは、DR Series システムでのどのように設定されている
かに応じて異なります(デフォルトの OST 搭載 RDA クライアントモードは Dedupe(重複排除)です)
管理者がクライアントを特定のモードで動作するように設定しなかった場合に、そのクライアントが重
複排除に対応していると、クライアントは Dedupe(重複排除)モードで動作します。クライアントが
重複排除に対応していない場合(つまり、クライアントの CPU コアの搭載数が 4 台未満の場合)、管理
者が Dedupe(重複排除)モードで動作するように設定しても、そのクライアントは Passthrough(パス
スルー)モードのみで動作します。クライアントが Auto(自動)モードで動作するように設定される
と、そのクライアントは、メディアサーバーによって決定されるモードの設定で動作します。次の表
に、設定されたクライアントモードタイプと、クライアントのアーキテクチャタイプと対応する CPU
コア数に基づいてサポートされるクライアントモードとの関係を示します。
3. サポートされる OST 搭載 RDA クライアントモードと設定
クライアントモー
ドの設定
32 ビットクライア
ント(CPU コア 4
以上)
64 ビットクライア
ント(CPU コア 4
以上)
32 ビットクライア
ント(CPU コア 4
未満)
64 ビットクライア
ント(CPU コア 4
未満)
自動 パススルー 重複排除 パススルー パススルー
重複排除 非対応 対応 非対応 非対応
パススルー 対応 対応 対応 対応
OST 搭載 RDA 対応 DR Series システム CLI コマンド
OST 搭載 RDA 操作対応 DR Series システム CLI コマンドは次のとおりです。
administrator@acme100 > ost Usage: ost --show [--config] [--file_history] [--
name <name>] [--clients] [--limits] ost --setpassword ost --delete_client --
name <OST Client Hostname> ost --update_client --name <OST Client Hostname> --
mode <auto|passthrough|dedupe> ost --limit --speed <<num><kbps|mbps|gbps> |
default> --target <ip address | hostname> ost --help ost <command> <command-
arguments> <command> can be one of: --show Displays command specific
information. --setpassword Updates the OST user password. --delete_client
Deletes the OST client. --update_client Updates attributes of the OST client. --
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