Administrator Guide
いては、『Dell DR Series Command Line Reference Guide』(Dell DR Series コマンドラインリファレンスガイド)
を参照してください。
システムのために収集された DSET ベースの情報は、デルサポートが DR Series システムのトラブルシューテ
ィングを行ったり、そのステータスを評価したりするための役に立ちます。
診断収集の理解
Diagnostics(診断)サービス収集ツール処理は以下のガイドラインに従います。
• DR Series システムは、システムプロセスまたはサービスのエラーについて DR Series システムステータス
の自動診断ログ収集を開始します。
• 自動診断収集要求はすべてキューに登録され順番に実行されます。
• DR Series システム GUI では、既存の診断ログの表示、新しい診断ログの生成、既存の診断ログのコピー
のダウンロードと保存、または既存の診断ログの削除を実行するオプションを提供しています。詳細につ
いては、「診断ページとオプション」および「診断サービスについて」を参照してください。
• DR Series システム CLI では、診断ログファイルの管理、生成、またはダウンロードの方法も提供します。
詳細については、『Dell
DR Series System Command Line Reference Guide』(Dell DR Series システムコマンドラ
インリファレンスガイド)を参照してください。
DR Series システムメンテナンスモードについて
通常、ファイルシステムの正常な動作を妨げる問題がファイルシステムに発生するときは、常に DR Series シ
ステムが
Maintenance(メンテナンス)モードになります。
メモ: Maintenance(メンテナンス) モードで利用できる Reason Code(理由コード)情報を使用して Dell
サポートに連絡することができます。すべてのメンテナンスは DR Series システムのコマンドラインイ
ンターフェイスを使用して行う必要があります。
Maintenance(メンテナンス)モードでは、ファイルシステムは読み取り専用状態になり、システムは次のメ
ンテナンスベース操作を実行します。
メモ: DR Series システムが Maintenance(メンテナンス)モードを開始または終了するときは、常にプ
ロトコル経由の通信すべてが失われます。
• 内部ファイルシステムチェックを実行します。
• ファイルシステムステータスレポートを生成します(ファイルシステムチェックで問題が検出されない場
合は、ユーザーの介入なしで DR Series システムが Operational(動作)モードに戻ります。
ファイルシステムチェックで問題が検出された場合、ユーザーは修正を行う(Confirm Repair Filesystem(ファ
イルシステム修正の確認)の使用)、または検出された問題を無視する(Skip Repair Filesystem(ファイルシス
テム修正の省略)の使用)ことを選択でき、選択時点で Operational(動作モード)に戻ります。
Maintenance(メンテナンス)モード処理では、以下を含む多くの段階が Maintenance Mode(メンテナンスモ
ード)進捗バーに表示されます。
• ファイルシステムチェックの準備
• 進行中のスキャン
•
生成完了レポート
メモ: ファイルシステムチェックで修正可能なファイルが検出された場合は、これらの報告されたフ
ァイルが示される修正レポートが生成されます。Maintenance Mode(メンテナンスモード)進捗バ
ーは Completed Generating Repair(生成修正完了)ステージで停止し、Confirm Repair Filesystem(ファ
イルシステム修正の確認)をクリックするまで Maintenance(メンテナンス)モードのままになりま
す。DR Series システムは、ファイルシステムの修正が完了するまで Switching to Operation Mode(動
作モードへの切り替え)ステージに進みません。
•
動作モードへの切り替え
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