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DR Series ハードウェアシステム - 拡張シェルフのケーブル配
DR Series ハードウェアシステムアプライアンスは、Dell PowerVault MD1200DR4000DR4100DR6000)また
Dell PowerVault MD1400DR4300eDR4300DR6300データストレージ拡張シェルフエンクロージャを接続
することによる追加ストレージ容量をサポートすることができます。拡張シェルフエンクロージャには、基
本的な DR Series システムに追加のデータストレージ容量を提供する 12 台の物理ディスクが含まれていま
す。拡張ユニット制限、およびサポートされる容量については、
Dell DR Series System Interoperability Guide
Dell DR Series システム相互運用性ガイド)を参照してください。
例として、本項および次の 1 および 2 では、DR Series システムの PERC コントローラーカードと、Dell
PowerVault MD1200 拡張シェルフエンクロージャ背面にある適切なコネクタとの間における推奨配線方法を
説明しています。この例は、DR4000DR4100、および DR6000 システムに該当します。DR4300eDR4300、お
よび DR6300 には MD1400 拡張シェルフエンクロージャが使用されていることに注意してください。
Dell PowerVault MD1200 の前面パネルセレクタスイッチが Unified(統合)モードに設定されている(単一のボ
リュームアイコンが表示されている「アップ」の位置にスイッチが設定されている)ことを確認してくださ
い。 1 には、Dell MD1200 の背面にあるエンクロージャ管理モジュールEMM SAS In ポートが示されて
おり、 2 には、推奨される冗長パスケーブル配線構成が示されています。図 2 には、DR4000 システムの両
方の PERC H800 コネクタ(または DR4100/DR6000 システムの PERC H810 コネクタ)から Dell PowerVault MD1200
EMM 背面シャーシにある 2 つの SAS 入力ポートまでのケーブル接続が含まれています。
メモ:
DR4300eDR4300、および DR6300 には、データストレージ拡張に MD1400 拡張シェルフエンクロージャ
が使用されています。MD1400 には、各コントローラまたは EMM 4 つのポートがあります。デルで
は、MD1400 のポート 1 および 2 の使用を推奨しています。
複数の拡張シェルフエンクロージャの取り付けを計画している場合、追加エンクロージャにある EMM 背面シ
ャーシ上の 2 つの SAS 入力ポートは、1 台目のエンクロージャにある EMM 背面シャーシ上の 2 つの SAS 出力
ポートにデイジーチェーン接続されます。これは、エンクロージャの SAS 入力 / 出力コネクタを介した DR
Series システムアプライアンスとの冗長モード接続であると見なされます。
複数のエンクロージャを取り付けて、本項の説明どおりにそれらをケーブル接続する場合は、MD1200 の前面
シャーシにあるエンクロージャモードスイッチを一番上の位置(統合モード)に設定するようにしてくださ
い。詳細については、dell.com/support/home にある『
Dell PowerVault MD1200 and MD1220 Storage Enclosures
Hardware Owner’s Manual
Dell PowerVault MD1200 および MD1220 ストレージエンクロージャハードウェアオ
ーナーズマニュアル)を参照してください。
3. Dell PowerVault MD1200 背面シャーシ
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