Owners Manual

19. <F2> を押してセットアップユーティリティを起動し、プロセッサの情報が新しいシステム構成と一致し
ていることを確認します。
20. システム診断プログラムを実行し、新しいプロセッサが正しく動作することを確認します。
電源装置
お使いのシステムは 2 台の 1100 W 電源装置モジュールをサポートします。
同一の電源装置が 2 台取り付けられている場合、電源装置の構成は冗長(1 + 1です。冗長モードでは、効
率を最大限に高めるために両方の電源装置からシステムに半分ずつ電力が供給されます。
メモ: 2 台の電源装置を使用する場合は、どちらも同じタイプで最大出力電力も同一である必要があり
ます。
電源装置のホットスペア機能
お使いのシステムではホットスペア機能がサポートされており、電源ユニットの冗長性に関連する電力のオ
ーバーヘッドが著しく軽減されています。
ホットスペア機能を有効に設定すると、冗長電源ユニットがスリープ状態に切り替わります。アクティブな
電源ユニットが負荷の 100% を支えるため、効率良く使用されている状態です。スリープ状態の冗長電源ユ
ニットは、アクティブな電源ユニットの出力電圧を監視します。アクティブな電源ユニットの出力電圧が低
下すると、スリープ状態の冗長電源ユニットがアクティブな出力状態に戻ります。
両方の電源ユニットをアクティブにしておく方がスリープ状態の冗長電源ユニットを用意しておくよりも効
率が良い場合は、アクティブな電源ユニットはスリープ状態の電源ユニットをアクティブにすることもでき
ます。アクティブな電源ユニットの負荷が 50 パーセントを超えている場合には両方の電源ユニットをウェ
イクアップ状態にしておき、負荷が
20 パーセントを下回ると冗長電源ユニットをスリープ状態にすること
が、電源ユニットのデフォルト設定です。
ホットスペア機能の設定は、iDRAC 設定を使用して行います。iDRAC 設定の詳細については、dell.com/
support/manuals で『iDRAC7 User's GuideiDRAC7 ユーザーズガイド)を参照してください。
AC 電源装置の取り外し
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許
可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示に
よってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていな
い修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全
にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。
注意: システムは、通常の動作に 1 台の電源装置が必要です。冗長電源が装備されたシステムでも、電
源が入った状態で一度に取り外しおよび取り付けができるのは電源装置 1 台だけです。
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