Administrator Guide

コンテナは NFS/
CIFS 型にすること
RDA コンテナは高速 NFS を使用できません。既存の NFS/CIFS コンテナがある場合は、
高速 NFS を使用するために新しいコンテナを作成する必要はなく、既存のクライアン
トにプラグイン(ドライバ)をインストールすることができます。
高速 NFS プラグイ
(ドライバ)はク
ライアントシステ
ムにインストール
すること
プラグインのインストール後、ファイル作成および許可変更といったメタデータ操作
は標準の NFS プロトコルを使用しますが、書き込み操作は高速 NFS を使用します。高
NFS は、プラグインをアンインストールすることによって無効化することができま
す。
マーカーは DR
Series GUI ではな
く、クライアントで
設定すること
マーカー対応の DMA を使用している場合は、それを明確に設定する必要があります。
高速 NFS プラグインのインストール後に、クライアントで Mount コマンドを使用して
マーカーを設定するまでは、コンテナのマーカータイプは None(なし)です。既存の
コンテナについては、次の手順に従ってマーカーを再設定してください。
例えば、CommVault マーカー(cv)を設定する場合は、次の手順を実行します。
mount -t rdnfs 10.222.322.190:/containers/backup /mnt/backup -o
marker=cv
Mount コマンドの使用:
rdnfs [nfs mount point] [roach mount point] -o marker=[marker]
ここで、
nfs mount point = Already mounted nfs mountpoint
roach mount point = A new mount point
marker = appassure, arcserve, auto, cv, dump, hdm, hpdp, nw, or
tsm
お使いの DR Series
システムが最小設
定を満たしている
こと
高速 NFS は、DR Series システムと、最低 4 GHz の累積処理能力および 2 GB メモリで動
作する最低 4 個の CPU コアを搭載したクライアントで使用できます。カーネルは
2.6.14 以降である必要があります。サポートされるオペレーティングシステムのリス
トについては、
Dell DR Series System Interoperability Guide
Dell DR Series システム相
互運用性ガイド)を参照してください。
オペレーティングシステムをアップデートする場合は、高速 NFS プラグインもアップ
デートする必要があります。アップデートはサポートサイト、または Clients(クライ
アント)ページの GUI 内から使用することができます。
高速 NFS がステー
トフル
DR Series システムが停止すると、接続が切断されます。DMA は最後のチェックポイン
トから再開します。
高速 NFS とパスス
ルーモード
高速 NFS モードが何らかの理由で機能しなくなると、DR Series システムは自動的に通
常の NFS モードに戻ります。詳細については、パフォーマンスの監視を参照してくだ
さい。
高速 NFS パフォー
マンスの考慮事項
お使いのクライアントで高速 NFS を使用しているときは、全体的なパフォーマンスに
悪影響を与えることから、DR に対し、その他のプロトコルを並行して実行しないこと
をお勧めします。
高速 NFS アクセラ
レーションの制約
高速 NFS は以下をサポートしていません。
ダイレクト I/O メモリ
マップされたファイル
4096 の文字数を超えるファイルパスのサイズ
クライアント全体でのファイル書き込みロック
124