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回復性タイプ ディスク容量の効率性 各ストレージプールの耐障害
エンクロージャ
60 x 4 TB HDD
3.64 TiB)の例
使用可能ディス
ク容量 124.8 TiB
メモ: シンプロビジョニングを使った仮想ディスクの作成はサポートされません。
固定プロビジョニングを使用すると、ストレージ階層とフェールオーバークラスタリングを使用することが
できるようになりますが、どちらも、シンプロビジョニングでサポートされていません。
Storate Space のサイズは、ディスクとプールの数によって異なります。すべてのプールに対して仮想ディス
クを均等に分散し、クラスタ内でノードに対して均等に割り当てて、負荷バランシング機能と回復性を実現
します。
New-VirtualDisk Powershell コマンドを実行して、より高度な VD の作成用オプションを実行することが
できます。
例えば、VD1 という新しい仮想ディスクがストレージプール MyPool1 に作成されたとします。この仮想ディ
スクは
3 方向ミラーであったため、ResiliencySettingName 属性が Mirror(ミラー)に設定され、
PhysicalDiskRedundancy 属性が 2 に設定されました。ストレージ階層が使用されているため、階層のデ
ィスク容量サイズは仮想ディスクの一部として指定されます。
New-VirtualDisk -FriendlyName “exampleVD1” -StoragePoolFriendlyName “MyPool1” -
ProvisioningType Fixed -ResiliencySettingName Mirror -PhysicalDiskRedundancy 2 –
StorageTiers $ssd_tier, $hdd_tier –StorageTierSizes 400GB, 40TB
メモ: デルでは、作成するストレージスペースを 10 TB 以下にすることをお勧めします。詳細に関して
は、Dell.com/dsmsmanuals で『Dell Storage with Microsoft Storage Spaces Support MatrixDell
Storage with Microsoft Storage Spaces サポートマトリクス)を参照してください。
列数
列数は、Storage Spaces がデータをストライプする物理ディスクの数を表します。列数を増やすと読み取
/ 書き込み動作中にストライプして並行してアクセスできる物理ディスク数が増えるため、列数はパフォ
ーマンスに直接的な関連性があります。
仮想ディスク作成時に列数を設定するためには、PowerShell を使用するのが唯一の方法です。GUI(グラフ
ィカルユーザーインタフェース)で列数を設定することはできません。GUI で仮想ディスクを作成すると、
ソリューションに最適ではない可能性のあるデフォルトの列数が選択されます。仮想ディスクが列を作成し
た後、列数は変更できません。ストレージ階層を使用する仮想ディスクの場合、SSD 階層と HDD 階層の列
数は同一である必要があります。
指定した列数の仮想ディスクを作成するための次の PowerShell コマンドを実行します。
New-VirtualDisk -FriendlyName <vdName> -StoragePoolFriendlyName <poolName>
-ProvisioningType Fixed -ResiliencySettingName <Simple| Mirror| Parity>
-PhysicalDiskRedundancy <1|2> -NumberOfColumns <#ofColumns>
-StorageTiers<ssdTierObject, hddTierObject> -StorageTierSizes <ssdTierSize ,
hddTierSize>
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