Deployment Guide

クラスタ化された Storage Spaces の概要

本項では、ストレージソリューションで Storage Spaces を作成する基本的なタスクについて説明します。説

明される手順では、フェールオーバークラスタが作成および検証されたことを前提とします。推奨するベス

トプラクティスとソリューションで

Storage Spaces を設定する高度な PowerShell コマンドについては、

Dell.com/dsmsmanuals にある『Dell Storage with Microsoft Storage Spaces Best Practice Guide』（Dell

Storage with Microsoft Storage Spaces ベストプラクティスガイド）を参照してください。Storage Spaces

設定ルールについては、Dell.com/dsmsmanuals にある『Dell Storage with Microsoft Storage Spaces

Support Matrix』（Dell Storage with Microsoft Storage Spaces サポートマトリックス）を参照してください。

ストレージプールの作成

1. Failover Cluster Manager（フェールオーバークラスタマネージャ）の左ペインでクラスタ名を展開し、

Storage（ストレージ）フォルダに移動します。

2. Pools（プール）を右クリックし、New Storage Pool（新規ストレージプール）をクリックします。

3. 新規ストレージプールウィザードで Next（次へ）をクリックします。

4. Specify a storage pool name and subsystem（ストレージプール名とサブシステムの指定）ページの

Name（名前）ボックスにストレージプールの名前を入力し、プールを作成するクラスタで利用できる

ルートディスクのグループを選択します。

5. 次へをクリックします。

6. ストレージプールの一部にするディスクを選択し、Next（次へ）をクリックします。

7. プールの詳細を確認し、Create（作成）をクリックします。

クラスタ共有ボリュームの作成

1. Failover Cluster Manager（フェールオーバークラスタマネージャ）の左ペインでクラスタ名を展開し、

Storage （ストレージ）フォルダに移動します。

2. Pools（プール）をクリックします。クラスタプールが表示されます。

3. ストレージプールを右クリックし、New Virtual Disk（新規仮想ディスク）新規）をクリックします。

4. New Virtual Disk Wizard（新規仮想ディスクウィザード）ウィンドウが開きます。Next（次へ）をクリ

ックします。

5. Storage Space を作成するストレージプールを選択し、Next（次へ）をクリックします。

6. Storage Space（仮想ディスク）の名前を指定し、Next（次へ）をクリックします。

ストレージプールに SSD が含まれている場合は、Storage Space でストレージ階層を作成するオプショ

ンを利用できます。ストレージ階層を作成するには、Create storage tiers on this virtual disk（この仮

想ディスクでストレージ階層を作成する）を選択します。

7. 耐障害性のある設定を指定し、Next（次へ）をクリックします。

メモ: ストレージ階層は、単純なスペースまたはミラースペースでのみサポートされています。

8. Storage Space のサイズまたは Storage Space のストレージ階層を指定し（該当する場合）、Next（次

へ）をクリックします。