Deployment Guide

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Cluster-Aware アップデートの概要
本項では、DSMS 構成のストレージノードをアップデートするために Microsoft Windows Server 内の
Cluster-Aware アップデートツールを設定する基本的なタスクについて説明します。説明する手順では、フ
ェールオーバークラスタが作成および検証され、SOFS ソリューションにすべてのストレージノードがアク
セスできる SMB 共有があることを前提とします。
GUI を使用した Cluster-Aware アップデートの設定
1. DSMS Update PackageDSMS アップデートパッケージ)を、すべてのストレージノードがアクセスで
きる
SMB 共有に解凍します。
メモ: DSMS Update PackageDSMS アップデートパッケージ)は、お使いのシステムに対応する
デルサポートサイトの
Dell Storage with Microsoft Storage Spaces 製品ページからダウンロード
できます。
2. 設定ファイルを作成するには、PowerShell を使用して、DSMS アップデートパッケージに含まれる
BuildConfig.ps1 スクリプトを実行します。
メモ: 作成時のデフォルトのファイル名は、DefaultHotfixConfig.xml です。デフォルトのフ
ァイル名を変更する場合は、BuildConfig.ps1 スクリプト内の $configName パラメータを編
集します。このファイル名を編集する場合は、手順 9 で拡張オプションを設定するときに
CauPluginArguments ボックスにオプション HotfixConfigFileName =
<NewFileName>.xml を含めてください。
3. Server ManagerTools(サーバーマネージャ > ツール) をクリックし、次に Cluser-Aware Updating
Cluser-Aware アップデート)をクリックします。
4. Cluster-Aware UpdatingCluser-Aware アップデート)ウィンドウで、Connect to a failover cluster
(フェールオーバークラスタに接続)ドロップダウンメニューからストレージクラスタを選択し、次に
Connect(接続)を選択します。
メモ: クラスタの名前を入力します(ドロップダウンメニューに表示されていない場合)
5. Cluster-Aware Updating Cluser-Aware アップデート)ウィンドウで、Configure cluster self-
updating
(クラスタ自動アップデートの設定)オプションを選択します。
6. Configure Self-Updating Options(自動アップデートオプションの設定)ウィンドウで、Next(次へ)
をクリックします。
7. Add Clustered Role(クラスタ化役割の追加)ページで、Add the CAU clustered role, with self -
updating mode enabled, to this cluster(自動アップデートモードが有効化されたまま CAU クラスタ
化役割をこのクラスタに追加する)を選択し、Next(次へ)をクリックします。
8. Self-updating schedule(自動アップデートスケジュール)ページで適切なスケジュールを選択し、Next
(次へ)をクリックします。
メモ: 同じウィザードを再度実行して、スケジュールされたタスクを無効にすることができます。
ただし、この手順は、ターゲットクラスタで Cluster-Aware UpdatingCluser-Aware アップデ
ート
)を有効にするために必要です。
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