Users Guide

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ハードウェアのベストプラクティス
スイッチの推奨設定
SOFS 構成では、ソリューションをお使いのスイッチインフラストラクチャに統合する場合、SMB のクライ
アントと SOFS のストレージノードの間に冗長ネットワーク接続が存在することを確認します。ストレージ
ノードには
10 GbE 対応スイッチを使用する必要があります。デルでは、このソリューションの物理スイッ
チとパスの冗長性を確保するために、Top-of-Rack 10 GbE 対応スイッチを使用することをお勧めします。
最大転送単位
MTUフレームサイズのジャンボフレームには、そのスイッチがサポートする最大 MTU(一
般的に 9 KBに設定されたスイッチを使用してください。また、スイッチにはデータを転送ではなく受信す
るためのフロー制御を有効にする必要があります。
統合型構成では、2 つのサーバーノードのみを使用してより小規模の構成を展開する場合、ノード間通信で
使用するネットワーク(ハートビート、SDV リダイレクト、Hyper-V ライブ移行、など)でスイッチが必要
でない場合があります。2 ノード構成におけるノード間通信では、直接接続されているネットワークケーブ
ルを使用して
2 つのサーバーノードを接続できます。サポートマトリックスを参照して、アダプタが 2 ノー
ド間の直接接続をサポートしているかどうかを確認してください。ただし、スイッチが必要な大規模構成の
場合、デルでは 2 つの Top-of Rack スイッチを使用して物理スイッチとパスの冗長性を確保することをお勧
めします。MTU フレームサイズがスイッチがサポートする最大 MUT に設定されているジャンボフレーム用
のスイッチには、通常
9 KB を設定します。また、データを転送ではなく受信するためのフロー制御をスイッ
チで有効にします。
このソリューションのために検証済みの最新の Dell スイッチのリストについては、Dell Storage with
Microsoft Storage Spaces Support MatrixDell Storage with Microsoft Storage Spaces サポートマトリク
Dell.com/dsmsmanuals)を参照してください。
ストレージ
最適なパフォーマンスと冗長性を得るために、SSD を各ストレージエンクロージャに均等に分散します。
たとえば、4 つの DSMS 3060e エンクロージャと合計 48 SSD を使用する 4 x 4 構成の場合、各ストレー
ジエンクロージャには 12 SSD が含まれます。
ラック要件
このソリューションの導入の計画時、 1 および表 2 を使用してラックで必要なスペース要件を概算します。
デルでは、このソリューションを導入する際にはケーブルを容易に管理できるよう、奥行き 1000 mm 以上
48 U ラックの使用をお勧めします。ただし、ソリューションに DSMS 3060e ストレージエンクロージャ
が含まれている場合は、奥行き 1200 mm のラックをお勧めします。
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