Users Guide
Table Of Contents
- ユーザーズガイド
- はじめに
- DX Object Storage Platform 概要
- DX Object Storage Platform の セットアップ
- Dell DX Object Storage Platform ソフトウェアのアップデート
- 災害復旧
- 回復ソリューションマップ
- ディスク障害からの回復
- ディスクエラーの検出と監視
- オペレーティングシステムの再インストール
- RAID の設定と管理
- オペレーティングシステムの回復
- オペレーティングシステム回復中のパーティ ションの設定
- DX Cluster Services Node ソフトウェアの 再インストール
- プライベートおよびパブリックネットワークへ の DX Cluster Services Node の接続
- プライベートネットワークへの DX Storage Node の接続
- DX6000 システムでのローカル YUM リポジトリ の作成
- Dell DX Compatibility Manager のインストール
- Dell DX Content Router Rules Configurator のイ ンストール
- Dell OpenManage Server Administrator のイン ストール
- DX Cluster Services Node ソフトウェアのイン ストール
- DX Cluster Services Node ソフトウェアの設定
- クラスタ構成の復元
- DX Storage Cluster の表示
- その他の参考資料

10 DX Object Storage Platform 概要
• DX Object Storage Node
は、システム
NIC
ポートを
balanced-alb
(適
応負荷分散)モードで結合することから、リンクアグリゲーション設定を無
効化します。
•
ジャンボフレームを無効化します。
•
スイッチがトランク接続されていない場合は、スパニングツリープロトコル
を無効化します。
•
フローコントロールを無効にします。
メモ
: スイッチがトランク接続されている場合は、データ量の多いポートでスパニ
ングツリープロトコルおよびポートの高速化を有効にします。
ソリューションのニーズに応じてネットワーク設定をカスタマイズするには、デ
ルにお問い合わせください。
Dell DX Object Storage Platform
用ネットワーク
の設定に関する詳細は、
support.dell.com/manuals
で『
DX Object
Storage Advanced Administration Guide
』(
DX Object Storage
詳細管理
ガイド)の「
Network Topology
」(ネットワークトポロジ)を参照してくださ
い。
ローカルクラスタ設定
基本的な
Dell DX Storage Cluster
には、最低ひとつの
DX Cluster Services
Node
および最低
2
つの
DX Storage Nodes
、またそれらを接続するために必要
なイーサネットインフラストラクチャが含まれています。図
2-1
を参照してくだ
さい。
クラスタ内では、
DX Storage Node
は
User Datagram Protocol
(
UDP
)お
よび
IP
マルチキャストを介して互いに通信します。クラスタ内のノードすべて
は、同じ
IP
サブネット上である必要があります。
DX Cluster Services Node
も
UDP
およびマルチキャスト通信に参加し、同じサブネット内に位置する必要があ
ります。
ストレージクラスタサブネットを作成するために使用されるレイヤ
3
スイッチ
(
IP
ルーター)は次の条件を満たす必要があります。
• UDP
およびマルチキャストネットワークをクラスタサブネット内に制限
•TCP
(
HTTP
)トラフィックを
DX Cluster Services Node
および
DX
Storage Node
間で送信および受信
メモ
: クラスタの前に負荷分散装置は必要ありません。アプリケーションは、HTTP
を介して DX Object Storage Platform と直接通信します。
アプリケーションがプライベートおよびセキュアなネットワークで
DX Storage
Node
と通信することができるようにネットワークトポロジを設定することをお
勧めします。これは、ローカルの
DX Storage Cluster
でデータを保存し、取得
するための主な方法です。