Dell Edge Gateway 3001 設置および操作マニュアル 規制モデル: N03G 規制タイプ: N03G001 August 2020 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2017~2020 年 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: 概要........................................................................................................................................ 5 章 2: システム図.............................................................................................................................. 6 上面図.....................................................................................................................................................................................6 底面図...................................
システム電源管理........................................................................................................................................................65 Ubuntu Core 16 の復元................................................................................................................................................ 66 新規 OS イメージのフラッシュ.................................................................................................................................67 Ubuntu Server......................
1 概要 Edge Gateway 3000 シリーズは Internet-of-Things(IoT)デバイスです。これをネットワークのエッジに取り付けることで、複数の デバイスやセンサーからのデータを収集、保護、分析、実行できます。輸送、オートメーションの構築、製造、およびその他のアプ リケーションに使用されるデバイスとつながりを持つことができます。Edge Gateway には低電力のアーキテクチャがあり、これに より環境および信頼性の要件を満たすためファンレスのままで、産業オートメーションのワークロードをサポートできます。 Windows 10 IoT Enterprise LTSB 2016、Ubuntu Core 16 オペレーティング システム、および Ubuntu Server 18.
2 システム図 上面図 表 1.
表 2. 底面図 機能 1 サービスタグラベル サービスタグは、デルサービス技術者が Edge Gateway のハードウ ェアコンポーネントを識別して保証情報にアクセスできるように する、英数字による固有の識別子です。 2 接地 電源装置の片側に取り付けられている大きな導体は、回路内の数 多くの異なるコンポーネントからの電流の共通のリターンパスと して機能します。 左面図 表 3. 左面図 機能 1 イントルージョンスイッチ エンクロージャ(Edge Gateway がインストールされている ) を開くと、イントルージ ョンイベントがトリガされます。 メモ: 外部エンクロージャは別売りです。 メモ: サードパーティ製のエンクロージャによって、Edge Gateway へのイントルー ジョンイベントがセンサーを通じてトリガされます。センサーには、Edge Gateway のイントルージョンスイッチコネクタと互換性のあるケーブルが必要で す。 2 電源またはイグニッションポー Edge Gateway に電力を供給する 12-57 VDC(1.08-0.
表 3. 左面図 (続き) 機能 メモ: EU Declaration of Conformity(DoC)に適合させるには、システムからデバ イスまでのケーブル長が 30 メートルを超えないようにしてください。 メモ: ブラジルの規制要件に適合させるには、システムからデバイスまでのケーブ ル長が 10 メートルを超えないようにしてください。 デュプレックス設定などの Ethernet 設定を指定する方法については、以下を参照して ください。 ● Windows 10 IOT Enterprise LTSB 2016:Ethernet の設定 7 USB 3.
表 4. ステータスライトインジケータ (続き) 機能 インジケータ 色 コントロール ステータス LAN(RJ-45) リンク 緑色 / 黄色 ドライバ(LAN) 消灯:ネットワークリン クがない、またはケーブ ルが接続されていない 点灯(緑色):高速接続 (100 Mbps) 点灯(黄色):低速接続 (10 Mbps) アクティビティ 緑色 ドライバ(LAN) 消灯:リンクでのアクテ ィビティがない 緑色の点滅:LAN アクテ ィビティ。点滅速度は パケット密度に関連し ます。 メモ: 電源とシステムのステータスライトは、別の起動シナリオ(たとえば、起動中に USB スクリプトファイルが実行される 場合)では、動作が異なることがあります。 表 5.
右面図 表 6. 右面図 — 3001 機能 1 RS-232/RS-422/RS-485 ポート 1 RS-232/RS-422/RS-485 ケーブルを Edge Gateway に接続します。 最大データ転送速度は、RS-232 モードで 1 Mbps、RS-422/RS-485 モードで 12 Mbps です。シリアル ポート モードを BIOS で設定で きます。 2 RS-232/RS-422/RS-485 ポート 2 RS-232/RS-422/RS-485 ケーブルを Edge Gateway に接続します。 最大データ転送速度は、RS-232 モードで 1 Mbps、RS-422/RS-485 モードで 12 Mbps です。シリアル ポート モードを BIOS で設定で きます。 3 USB 2.
メモ: GPIO ポートはアナログ デバイスの AD5593R で動作します。 メモ: 各ピンには、コネクタと AD5593R の間に 1K シリーズのレジスタがあります。 表 8. RS-232 ピンの詳細な定義 PIN 信号 特性 1 DCD データ キャリア検出 2 RXD データ受信 3 TXD データ送信 4 DTR データ端末レディ 5 GND アース 6 DSR データ セット レディ 7 RTS 送信要求 8 CTS 送信可 9 RI 被呼表示 10 GND アース 表 9.
表 10.
3 Edge Gateway の取り付け 警告: 本項の手順を開始する前に、システムに付属の「safety and regulatory information(安全と法規に関する情報)」をお読 みください。ベストプラクティスの詳細については、www.dell.
この製品は特定用途向けに設計されており、RF および規制に関する知識を持つ資格のある担当者が取り付ける必要があります。一 般ユーザーが取り付けたり、設定を変更したりしないでください。 取り付け場所 規制上の RF 被ばく要件を満たすため、通常動作状況で放射アンテナが近くの人から 20 cm 離れるような場所に製品を取り付けて ください。 外部アンテナ 承認されているアンテナのみ使用してください。承認されていないアンテナを使用すると、FCC/IC 制限の違反につながる恐れの ある、不要な、または過剰な RF 送信電力を生み出す場合があります。 取り付け手順 取り付け手順については、ユーザーのマニュアルを参照してください。 警告: 取り付け位置を慎重に選択し、最終的な出力電力が製品のマニュアルに記載されている制限を超えないことを確認しま す。これらの規則に違反すると、重い処罰につながる可能性があります。 Instructions d'installation professionnelles Le personnel d'installation Ce produit est conçu pour des ap
メモ: 国コードの選択は米国モデル以外の装置でのみ使用可能であり、米国モデルでは使用できません。FCC 規定によって、 米国で販売されている WiFi 製品はすべて米国の操作チャネルにのみ固定する必要があります。 カナダ産業省の声明 本装置はカナダ産業省の免許免除 RSS 規格に準拠しています。次の 2 つの条件にしたがって使用してください。 1. 本装置により電波障害を生じさせないこと。 2. 本装置は、好ましくない操作を引き起こす可能性のある電波障害を含め、あらゆる電波障害を受け入れること。 Le présent appareil est conforme aux CNR d'Industrie Canada applicables aux appareils radio exempts de licence.L'exploitation est autorisée aux deux conditions suivantes: 1. l'appareil ne doit pas produire de brouillage, et 2.
2. 発注時の構成に応じて、アンテナを接続します(オプション)。 メモ: Edge Gateway でサポートされるアンテナは、発注時の構成によって異なります。アンテナは Edge Gateway に同梱の 付属品ボックスに入っています。 表 11. Edge Gateway 3001 でサポートされるアンテナ サポートされるア ンテナ 信号 3001 有 有 有 適用なし 有 メモ: 付属のアンテナ、または最小限の仕様を満たすサードパーティ製アンテナのみ使用してください。 メモ: 発注時の構成によっては、一部のアンテナコネクタが存在しない、または制限されている場合があります。 メモ: モバイルブロードバンドのアンテナコネクタ 2 は LTE 補助専用であり、3G をサポートしません。 3.
4. アンテナを固定するために、アンテナが適切な位置(垂直または水平)にしっかりと保持されるまでコネクタの回転ヘッドを 締め付けてください。 メモ: アンテナの画像は例示のみを目的としています。実際の外観とは異なる場合があります。 5. 必要なすべてのケーブルを Edge Gateway の適切な I/O ポートに接続します。 6.
7. micro-SIM カードを上段の micro-SIM カードスロットに挿入し、モバイルブロードバンドサービスをアクティブ化します。 注意: デルは Edge Gateway の電源をオンにする前に micro-SIM カードを挿入することをお勧めします。 メモ: アクセスドアを閉じた後、ネジをしっかりと締め戻して固定してください。 メモ: micro-SIM カードのアクティブ化については、サービスプロバイダに問い合わせてください。 8. micro-SD カードを下段の micro-SD カードスロットに挿入します。 メモ: micro-SD カードを挿入する前に、SD カードスロットフィラーを取り外してください。 メモ: アクセスドアを閉じた後、ネジをしっかりと締め戻して固定してください。 9.
メモ: セカンダリエンクロージャは別売りです。 10.
メモ: 電源を変更する前に、システムをシャットダウンしてください。 11. 使用しないポートにはダストキャップを取り付けます。 12. 初めて Edge Gateway を設定するときは、オペレーティングシステムのセットアップを完了します。 詳細については、「オペレーティングシステムのセットアップ」を参照してください。 メモ: MAC アドレスおよび IMEI 番号は、Edge Gateway の前面にあるラベルに記載されています。このラベルは取り付け時 に取り外してください。 メモ: Edge Gateway には、Windows 10 IoT Enterprise LTSB 2016 オペレーティングシステムまたは Ubuntu Core 16 オペレーテ ィングシステムのいずれかが付属しています。 メモ: Windows 10 IoT Enterprise LTSB 2016 のデフォルトのユーザー名とパスワードは admin です。 メモ: Ubuntu Core 16 のデフォルトのユーザー名とパスワードは admin です。 13.
モバイルブロードバンドサービスの有効化 注意: Edge Gateway の電源をオンにする前に、micro-SIM カードを挿入します。 メモ: Edge Gateway で micro-SIM カードを使用する前に、そのカードがサービスプロバイダによって既にアクティブ化されてい ることを確認します。 1. ネジを取り外して、micro-SIM カードのアクセスドアを開きます。 2. micro-SIM カードを上段の micro-SIM カードスロットに挿入します。 3. ネジを取り付けて、micro-SIM カードのアクセスドアを閉じます。 4. Edge Gateway の電源をオンにします。 5. モバイルネットワークに接続します。 Windows オペレーティングシステム a. b. c. d.
d. を実行して、モバイルネットワークに接続します。 コマンドライン: network-manager.nmcli con up 例(Verizon): network-manager.nmcli con up VZ_GSMDEMO 例(AT&T): network-manager.nmcli con up ATT_GSMDEMO 例(3G): network-manager.nmcli con up 3G_GSMDEMO モバイルネットワークから切断するには、次のコマンドを実行します。 コマンドライン:network-manager.nmcli con down 例(Verizon): network-manager.nmcli con down VZ_GSMDEMO 例(AT&T): network-manager.nmcli con down ATT_GSMDEMO 例(3G): network-manager.
メモ: 取り付けブラケットには、Edge Gateway に取り付けブラケットを固定する際に必要なネジのみ付属しています。 1. 4 本の M4x4.5 ネジを使用して、標準のマウントブラケットを Edge Gateway の背面に固定します。 メモ: ネジを 8±0.5 kg-cm(17.64±1.
2. Edge Gateway を壁に当てて、標準のマウントブラケットの穴を壁の穴に合わせます。ブラケットのネジ穴の直径は 3 mm(0.
3.
4. 印をつけた位置に 4 つの穴をあけます。 5.
6.
7.
クイックマウントブラケットを使用した Edge Gateway の取り付け クイックマウントブラケットは、標準のマウントブラケットと DIN レールブラケットの組み合わせです。クイックマウントブラケ ットを使用すると、Edge Gateway の取り付けと取り外しが容易になります。 メモ: マウントブラケットには、マウントブラケットを Edge Gateway に固定するために必要なネジのみ付属しています。 取り付け寸法 Edge Gateway の取り付け 29
取り付け手順 1.
2. 印をつけた位置に 4 つの穴をあけます。 3.
4.
5.
6. DIN レールブラケットのネジ穴を Edge Gateway の背面のネジ穴に合わせます。 7.
8.
9.
標準のマウントブラケットへのケーブルコントロールバーの取り付け 1. 標準のマウントブラケット または クイックマウントブラケット を使用し Edge Gateway を壁に取り付けます。 2. ケーブルコントロールバーを取り付けブラケットにセットして、切込みに固定します。 注意: 上部のケーブルコントロールバーは、同軸ケーブル接続でのみ使用してください。アンテナでは使用しないでくださ い。 3. ケーブルコントロールバーのネジ穴を取り付けブラケットのネジ穴に合わせます。 4. ケーブルコントロールバーを取り付けブラケットに固定する 6 本の M3x3.5 mm ネジを締めます。 メモ: ネジを 5±0.5 kg-cm(11.02±1.
5. ケーブルを Edge Gateway に接続します。 6.
DIN レールブラケットを使用した DIN レールへの Edge Gateway の取り 付け メモ: DIN レールブラケットには、ブラケットを Edge Gateway に固定するために必要なネジが含まれます。 1. DIN レールブラケットのネジ穴を Edge Gateway の背面のネジ穴に合わせます。 2.
3. 付属の 2 本の M4x5 ネジを使用して、DIN レール取り付けブラケットを Edge Gateway に固定します。 メモ: DIN レール取り付けブラケットのネジを 8±0.5 kg-cm(17.64±1.
4. Edge Gateway を DIN レールに斜めにセットして、Edge Gateway を引き下げ DIN レール取り付けブラケットの上部のバネを押し 込みます。 5. Edge Gateway を DIN レールの方向に押して、ブラケットの下側のクリップを DIN レールに固定します。 メモ: DIN レールの取り外しの詳細については、「DIN レールの取り外し」を参照してください。 垂直マウントを使用する Edge Gateway の取り付け メモ: 垂直マウントは DIN レールでのマウント専用に設計されています。 メモ: 空気の循環を最適な状態にするには、Edge Gateway の周囲に 63.50 mm(2.50 インチ)の空きスペースを設けることが推 奨されています。Edge Gateway を設置する場所の環境温度が、Edge Gateway の動作温度を超えないようにしてください。 Edge Gateway の動作温度の詳細については、「Edge Gateway の仕様」を参照してください。 1.
2. 4 本の M4x7 ネジを締めて、Edge Gateway を垂直マウントブラケットに固定します。 メモ: ネジを 8±0.5 kg-cm(17.64±1.
3. DIN レールマウントブラケットのネジ穴を垂直マウントブラケットのネジ穴の位置に合わせ、2 本のネジを締めます。 メモ: ネジを 8±0.5 kg-cm(17.64±1.
4. Edge Gateway を DIN レールに斜めにセットし、Edge Gateway を押し下げて、DIN レールマウントブラケットのバネを押し込み ます。 5. Edge Gateway を DIN レールの方向に押して、ブラケットの下側のクリップを DIN レールに固定します。 6.
VESA マウントを使用する Edge Gateway の取り付け Edge Gateway は標準の VESA マウント(75 mm x 75 mm)に取り付けることができます。 メモ: VESA マウントオプションは別売りです。VESA のマウント手順については、VESA マウントに付属のマニュアルを参照 してください。 Edge Gateway の取り付け 45
Edge Gateway の取り付け
4 ZigBee ドングルのセットアップ 注意: Edge Gateway がエンクロージャ内に取り付けられている場合は、ZigBee ドングルを接続しないでください。 1. Edge Gateway の電源をオフにします。 2. ZigBee ドングルを Edge Gateway の外付け USB ポートに接続します。 3. Edge Gateway の電源をオンにしてセットアップを完了します。 メモ: ZigBee 開発の詳細については、www.silabs.
5 オペレーティング システムのセット アップ 注意: 突然の電力損失からオペレーティングシステムの破損を防ぐため、オペレーティングシステムを使用して Edge Gateway をグレースフルシャットダウンします。 Edge Gateway には次のオペレーティングシステムのいずれかが装備されています。 ● Windows 10 IoT Enterprise LTSB 2016 ● Ubuntu Core 16 ● Ubuntu Server 18.04 メモ: Windows 10 オペレーティング システムの詳細については、msdn.microsoft.com を参照してください。 メモ: Ubuntu Core 16 オペレーティング システムの詳細については、www.ubuntu.com/desktop/snappy を参照してください。 Windows 10 IoT Enterprise LTSB 2016 起動とログイン - リモートシステム構成 メモ: 使用するコンピュータが、Edge Gateway と同じサブネット上に存在している必要があります。 1.
Edge Gateway は USB リカバリフラッシュドライブから自動的に起動し、Windows を工場出荷時のイメージに復元します。復元 が完了するまで約 25 分かかり、確認用のログファイルが USB フラッシュドライブに保存されます。復元が完了したら、シス テムの電源がオフになります。 メモ: 確認用のログファイルの名前は、<サービスタグ>_<日付>_<時刻>.
LAN および WLAN のネットワーク設定 検索ボックスに設定と入力して、設定ウィンドウを開きます。ネットワークとインターネットを選択して、ネットワークを設定し ます。 Bluetooth の設定 検索ボックスに設定と入力して、設定ウィンドウを開きます。デバイスを選択して、左パネルのメニューから Bluetooth を選択し、 ネットワークを設定します。 WWAN(5815)のネットワーク設定 メモ: Edge Gateway で使用する前に、micro-SIM カードがサービス プロバイダーによってすでにアクティブになっていることを 確認します。詳細については、「モバイル ブロードバンド サービスの有効化」を参照してください。 micro-SIM カードを取り付けた後、次の手順に従います。 1. 検索ボックスに設定と入力して、設定ウィンドウを開きます。 2. ネットワークとインターネットを選択します。 3. Wi-Fi セクションで WWAN 接続の位置を確認し、エントリを選択して WWAN アダプタから接続および切断します。 Ethernet の設定 1.
起動とログイン – リモートシステム構成 1. Edge Gateway の Ethernet ポート 1 から、IP アドレスを提供する DHCP 対応ネットワークまたはルーターにネットワークケーブル を接続します。 2. ネットワークの DHCP サーバで dhcp-lease-list コマンドを使用して、Edge Gateway の MAC アドレスに関連付けられてい る IP アドレスを取得します。 3. SSH ターミナルエミュレータ(たとえば、Linux のネイティブコマンドライン SSH クライアントや Windows の PuTTY など)を 使用して SSH セッションを設定します。 メモ: Ubuntu Core 16 では、SSH サービスがデフォルトで有効になっています。 4. コマンド ssh admin@ を入力し、続けてデフォルトのユーザー名とパスワードを入力します。デフォルトのユー ザー名とパスワードは、どちらも admin です。 たとえば、次のとおりです。 lo@lo-Latitude-E7470:~$ ssh admin@10.101.46.
表 12.
表 12. 基本的なコマンド (続き) アクション Ubuntu Core 16 戻る Dell Inc. システム タグが出力されます。 Ubuntu Network Manager Network-Manager はネイティブの Ubuntu Snappy 接続マネージャです。このアプリケーションを使うと、Edge Gateway がネット ワークを自動的に検知して、それに接続できるように設定できます。アプリケーションは複数のネットワーク デバイスの設定に使 用できます。 Network-Manager にはコマンド ライン ユーティリティの nmcli が含まれており、非グラフィカル ユーザー インターフェイスによる 設定をサポートしています。 メモ: Network Manager の詳細については、次を参照してください。 https://wiki.archlinux.org/index.php/NetworkManager WWAN 経由の接続 メモ: WWAN 経由の接続および設定の詳細については、https://docs.ubuntu.
9. 接続プロファイルを無効にします。 $ sudo network-manager.nmcli c down test 10. Network Manager のステータスをチェックします。 $ network-manager.nmcli d WLAN 経由の接続 1. eth0、eth1、wlan0、mlan0 などのネットワーク インターフェイスのリストを表示します。 $ network-manager.nmcli d 2. eth0、eth1、wlan0、mlan0 などのネットワーク インターフェイスのリストを表示します。 $ network-manager.nmcli d 3. 使用可能なワイヤレス アクセス ポイントのリストを表示します。 $ network-manager.nmcli device wifi list 4. 次のコマンドを実行して nmcli によるワイヤレス接続を行います。$SSID、$PSK、$WIFI_INTERFACE にはお使いの環境の 変数を入力します。 ● 接続: $ sudo network-manager.
Bluetooth 経由の接続 この機能を使うと、システムを Bluetooth キーボードなどの Bluetooth デバイスに接続することができます。 1. 次のコマンドを実行して bluetoothctl コンソールを起動します。 #bluetoothctl -a bluetoothctl コンソールが開きます。 2. 次のコマンドを実行して Bluetooth デバイスに電源を投入します。 $power on 3. キーボード用のエージェントを登録します。 $agent KeyboardOnly $default-agent 4. 次のコマンドを実行して Bluetooth コントローラをペアリング モードにします。 $pairable on 5. 次のコマンドを実行して近くの Bluetooth デバイスをスキャンします。 $scan on 6. Bluetooth キーボードが見つかったら、次のコマンドを実行してスキャンを停止します。 $scan off 7.
表 13. WLAN と Bluetooth の動作モードの値 動作モードの値 Wi-Fi ステーション サポート対象 BT/BLE モード 1 X 該当なし 該当なし 1 13 X 5 X X 32 該当なし X BT クラシック BT クラシック 6 softAP のサポート対象 クライアント 該当なし デュアル(BT クラシッ クおよび BTLE) デュアル(BT クラシッ クおよび BTLE) 14 softAP 4 該当なし X 32 SPP(Bluetooth シリアル ポート プロファイル) 各 BT アダプタの MAC アドレスの仮定: ● BT MAC(MYCLIENT): XX:XX:XX:XX:XX:XX ● BT MAC(MYSERVER): YY:YY:YY:YY:YY:YY 1. 事前要件(Debian のみ、Ubuntu Core OS には不要)。 sudo apt-get install bluez bluez-tools 2. MYSERVER と MYCLIENT をペアリングする準備をします。 $ sudo bluez.
クライアント デバイス $ bluez.sdptool add --channel=22 SP $ ./rfcomm -r connect /dev/rfcomm0 YY:YY:YY:YY:YY:YY 22 次に、ターミナルの新しいインスタンスを作成して、新しいインスタンスの ssh などのデータを送信します。 $ echo "test" > /dev/rfcomm0 メモ: このコマンドでは rfcomm コマンドは使用できません。必要に応じて、Ubuntu 16.04 以上を実行している AMD64 ベー スのシステムから Edge Gateway へバイナリをコピーできます。 シリアル ポート デフォルトでは、RS-232、RS-422、RS-485 の LED はオフの状態です。これはデータ転送中にのみオンになります。デバイス ノー ドは、左端のポートの RS-232 から始まるポートの位置によって順序づけされます。 表 14.
$ sudo su $ cat /dev/ttyXRUSB1 文字列が正しく受信されたことを確認します。 RS-422FD/RS-485FD デルでは、デバイスを制御または管理するための既製のソフトウェアをご用意していません。 RS-422/RS-485 ポートの設定には、次のコマンドを実行します。 1. インストール済みの DCC アプリケーションから RS-422/RS-485 FD を設定します。 dcc.cctk -h --serial1 dcc.cctk --serial1 dcc.cctk --serial1=rs422 2. シリアル ポート モードを設定します。 $ sudo stty -F /dev/ttyXRUSB0 ispeed 115200 ospeed 115200 -echo -onlcr -ixon -ixoff $ sudo stty -F /dev/ttyXRUSB1 ispeed 115200 ospeed 115200 -echo -onlcr -ixon -ixoff 3.
Minicom Minicom はターミナル エミュレーション プログラムです。これを使うと、ホスト マシンは Edge Gateway などのヘッドレス システ ム上のシリアル ポートと通信し、デバッグすることができます。次の手順で Minicom をセットアップできます。 1. Minicom をインストールします。 $ $ $ $ $ sudo snap install classic --devmode --beta sudo classic.create sudo classic (classic) sudo apt-get update (classic) sudo apt-get install minicom 2. Minicom を設定します。 $ sudo minicom -s 3. [シリアル ポートの設定]を選択します。 4.
Press CTRL-A Z for help on special keys Minicom の終了 1. ターミナル モードで Ctrl+A を押します。 メッセージ バーがターミナル ウィンドウの下部に表示されます。 2. X を押して終了します。 GPIO メモ: GPIO sysfs インターフェイスの詳細については、https://www.kernel.org/doc/Documentation/gpio/sysfs.txt を参照してく ださい。 Edge Gateway 3001 の GPIO コネクタ(AD5593R)には 8 本のピンがあります。コネクタは標準 Linux GPIO により制御できます。 GPIO の番号は 330~337 に割り当てます。 1. ピン:GPIO1 2. ピン:GPIO8 3.
TPM がサポートされるのは、Snappy エンハンス セキュリティに対応する製品に TPM ハードウェアが取り付けられたデバイスのみ です。TPM の ON/OFF 設定は BIOS で構成でき、オペレーティングシステムで管理できます。 TPM がオフになっている場合、デバイスノード(/dev/tpm0)は存在しません。 (plano)ubuntu@localhost:~$ ls /dev/tpm0 ls: cannot access /dev/tpm0: No such file or directory TPM がオンになっている場合、デバイスノード(/dev/tpm0)は存在します。 (plano)ubuntu@localhost:~$ ls /dev/tpm0 /dev/tpm0 ウォッチドッグタイマー(WDT) メモ: ウォッチドッグタイマー(WDT)コマンドの詳細については、www.sat.dundee.ac.uk/~psc/watchdog/Linux-Watchdog.
NMEA(National Marine Electronics Association)データは GPS モジュールがシステムにある場合にサポートされます。オペレーティ ング システムではロケーション サービスが中央ハブとなり、ハードウェアとソフトウェアにより使用できる位置決めサブシステム への多重化アクセスを行います。これによって、アプリケーションやその他のシステム コンポーネントに位置決め機能を提供する クライアント API が得られます。 NMEA ストリーミング データの取得方法: ● NMEA ストリーミングのデバイス ノード:Edge Gateway 3001/3003 $ cat /dev/ttyS4 ロケーション サービスへのアクセス方法: $ sudo locationd.monitor Enabled position/heading/velocity updates... Update(Position(lat: 26.9511 deg, lon: 155.087 deg, alt: n/a, hor.acc.: n/a, ver.acc.
* Support: https://ubuntu.com/advantage Welcome to Snappy Ubuntu Core, a transactionally updated Ubuntu. * See https://ubuntu.com/snappy It's a brave new world here in Snappy Ubuntu Core! This machine does not use apt-get or deb packages. Please see 'snap --hwlp' for app installation and transactional updates. Last login: Tue Nov 01:10:12 2016 from 10.101.46.187 Admin@localhost:~$ sudo snapweb.
センサーからの raw データの取得 ● センサー デバイスを問い合わせるには、次のコマンドを実行します。 $ cat /sys/bus/iio/devices/iio:device*/name hts221 <-- device0、湿度と温度 lng2dm_accel <-- device1、G センサー lps22hb <-- device2、気圧 ● 湿度と温度センサーからデータを取得するには、次のコマンドを実行します。 $ $ $ $ $ $ cat cat cat cat cat cat in_humidityrelative_offset in_humidityrelative_raw in_humidityrelative_scale in_temp_offset in_temp_raw in_temp_scale ● モーション センサーからデータを取得するには、次のコマンドを実行します。 $ cat in_accel_scale_available $ cat in_accel_*_scale $ cat in_accel_*_raw ● 気圧センサーからデータを取得するには、次のコマ
電源ボタンを押したときに実行される動作を指定します。 表 20. イグニッション ピンの値と設定のオプション ignore 何もしない poweroff(デフォルト) システムのシャットダウン reboot システムの再起動 halt システムの停止 kexec 新しいカーネルの直接起動 suspend システムのサスペンド hibernate システムのハイバネーション hybrid-sleep ディスクと RAM の両方のサスペンド lock 実行しているすべてのセッションの画面ロック たとえば、電源ボタンを押すとシステムが再起動されるように設定するには、次のコマンドを実行します。 $ snap set core system.
4. サポート ステータスを再確認します。 $ sudo iw phy phy0 wowlan show 5. wlan0 が IP アドレスで動作していることを確認します。 6. スリープを実行します。 $ sudo systemctl sleep または、ハイバネーションを実行します。 $ sudo systemctl hibernate 7.
表 21. システム POST 実行中の復元の開始またはキャンセル (続き) ● を押してから、 を押します。 ● を押してから、 を押します。あるいは、シ ステムが 30 秒以内に、どのキーの押し下げも検出しない クラウド LED が緑色の点灯に変わり、リカバリが進行中であ 場合。 ることを示します。復元が完了したら、クラウド LED が消灯 し、システムが再起動します。復元の完了まで約 2 分かかり クラウド LED が消灯し、システムが再起動します。 ます。 USB フラッシュドライブからの Ubuntu Core 16 の復元 注意: 次の手順を実行すると、お使いの Edge Gateway のデータがすべて削除されます。 前提条件 リカバリ USB フラッシュドライブの作成詳細については、「リカバリ USB フラッシュドライブの作成」を参照してください。 手順 1. USB フラッシュドライブを Edge Gateway の USB ポートに挿入します。 2. Edge Gateway の電源をオンにします。 3.
注意: dd コマンドを実行すると、ドライブに書き込まれている内容が消去されます。 b. 次のコマンドを入力して を押します。 xzcat img.xz | sudo dd of=/dev/sda bs=32 ; sync メモ: sda は、システムの実際のドライブの名前と置き換える必要がある場合があります。 4. USB フラッシュドライブをアンマウントして取り外します。 5. 電源、Ethernet ケーブルを Edge Gateway に接続します。 6. USB フラッシュドライブを Edge Gateway に挿入します。 7. Edge Gateway の電源をオンにして、USB フラッシュドライブから起動します。 インストール USB フラッシュドライブは、Ubuntu Core 16 のインストールイメージを自動的にストレージにフラッシュします。 インストールの完了後、システムはシャットダウンします。 8. USB フラッシュドライブを取り外します。 9.
● help.ubuntu.com/lts/serverguide/dhcp.html.en ● help.ubuntu.com/community/isc-dhcp-server dhcpd のインストール ターミナル プロンプトで、次のコマンドを入力して dhcpd をインストールします。 # sudo apt install isc-dhcp-server メモ: /etc/default/isc-dhcp-server を編集して、dhcpd が待機するインターフェイスを指定する必要があります。 メモ: dhcpd 診断メッセージは syslog に保存されます。 dhcpd の設定 1. /etc/dhcp/dhcpd.conf を、次の例のように編集します。 default-lease-time 600; max-lease-time 7200; subnet 192.168.1.0 netmask 255.255.255.0 { range 192.168.1.150 192.168.1.200; option routers 192.168.1.
表 22. Ubuntu Server のドライバ (続き) コンポーネント ハードウェア モジュール インタフェース ドライバー センサー:圧力 ST Micro LPS22HB I2C st_pressure_i2c センサー:相対湿度と温度 ST Micro HTS221 I2C hts221_i2c センサー:3 軸「フェムト」加速 ST Micro LNG2DMTR 度計 I2C st_accel_i2c WDT I2C ● iTCO_wdt ● wdat_wdt ITCO Ubuntu Server のファームウェア管理 Ubuntu Server 向け UEFI BIOS アップデートが、fwupd.
1. fwupd コマンドで検出されたすべてのデバイスを表示します。 # sudo fwupdmgr get-devices 2. ダウンロードした firmware.cab ファイルをインストールします。 # sudo fwupdmgr [Installation path of firmware.cab] -v 3. システムを再起動してアップデートをインストールします。 # sudo reboot WDT(ウォッチドッグ タイマー)の設定 デフォルトで WDT を有効にして、フェイルセーフ回路を有効にすることをお勧めします。 WDT の詳細については、以下を参照してください。 ● msdn.microsoft.com/en-us/windows/hardware/gg463320 ● lwn.net/Articles/701235/ WDT(ウォッチドッグ タイマー)の設定 デフォルトで WDT を有効にして、フェイルセーフ回路を有効にすることをお勧めします。 1. 使用可能な WDT 設定を表示します。 # cat /etc/watchdog.
表 23. WDT ファイルの説明 (続き) 読み取り専用ファイルの場所 説明 /sys/class/watchdog/watchdog0/timeout timeout の現在の値が含まれます。 信頼済みプラットフォームモジュール(TPM) メモ: TPM の詳細については、developer.ubuntu.com/en/snappy/guides/security-whitepaper/を参照してください。 TPM ハードウェアは、Snappy エンハンス セキュリティ サポート付きの製品に取り付けられます。TPM は、TPM ハードウェアが取 り付けられているデバイスでのみサポートされます。TPM のオン/オフ設定は BIOS で設定でき、オペレーティング システムで Dell Command | Configure アプリケーションを介して管理できます。 1.
クラウド LED のオン / オフ 1. クラウド LED PIN をエクスポートするには、次のコマンドを実行します。 #sudo su – #echo 346 > /sys/class/gpio/export #echo out > /sys/class/gpio/gpio346/direction 2. クラウド LED をオンにするには、次のコマンドを実行します。 #echo 1 > /sys/class/gpio/gpio346/value または、 クラウド LED をオフにするには、次のコマンドを実行します。 #echo 0 > /sys/class/gpio/gpio346/value ALSA(Advanced Linux Sound Architecture) ALSA(Advanced Linux Sound Architecture)は Linux カーネルの一部で、サウンドカード デバイス ドライバ用の API(アプリケーシ ョン プログラミング インターフェイス)を提供します。 次の表に、Edge Gateway に付属する ALSA ユーティリティを示します。 表 24.
2. 再生します。 # aplay /usr/share/sounds/alsa/Front_Center.wmv 録音 以下の例は、ALSA でオーディオを録音する方法を示しています。 1. 使用可能なデバイスを一覧します(デフォルト:baytrailcraudio)。 # arecord -l 2. 録音します。 # arecord -f cd -t wav /tmp/test.wav GPS(全地球測位システム) メモ: GPS 設定の詳細については、locationd.readthedocs.io/en/latest/intro.
メモ: cctk serial1 は IOIO2 に、cctk serial2 は IOIO1 にマッピングされます。 2. ポート設定を調整します。 # sudo stty -F /dev/serial-port-ioio2 ispeed 115200 ospeed 115200 -echo -onlcr -ixon -ixoff 3. データを送信します。 (root)# echo abcdefg > /dev/serial-port-ioio2 4. 2 番目のデバイスでデータを読み取ります。 (root)# cat /dev/serial-port-ioio2 GPIO メモ: GPIO sysfs インターフェイスの詳細については、kernel.org/doc/Documentation/gpio/sysfs.txt を参照してください。 Edge Gateway 3001 の GPIO コネクタ(AD5593R)にはピンが 8 本あります。コネクタは標準的な Linux GPIO インターフェイスに よって制御できます。GPIO 番号は 330 から 337 に対応します。 1.
ADC または DAC モードに切り替えた後、wiki.analog.com/resources/tools-software/linux-drivers/iio-dac/ad5593r#driver_testing の記 載に従って、AD5593R IIO DAC/ADC Linux Driver を使用して ADC/DAC ピンにアクセスします。 メモ: 変更を適用するには、システムの再起動が必要です。 IIO を介して ADC/DAC ピンにアクセスします。たとえば、次のとおりです。 /sys/bus/iio/devices/devices/iio:device0 /sys/bus/iio/devices/devices/iio:device1 センサー Edge Gateway 上のセンサーは、圧力、相対湿度と温度、モーションを測定します。 表 26.
表 27. 相対湿度および温度センサーの raw データの変換 相対湿度と温度のセンサー ST Micro HTS221 RH(%) = (in_humidityrelative_raw + in_humidityrelative_offset) * in_humidityrelative_scale 温度(摂氏) = (in_temp_raw + in_temp_offset) * in_temp_scale 表 28. モーション センサーの raw データの変換 モーション センサー:加速度計 ST Micro LNG2DMTR accel_{x/y/z} (m/s^2) = in_accel_{x/y/z}_raw * in_accel_{x/y/z}_scale 表 29.
表 31. 電源オプション (続き) 電源オプション 説明 lock すべての実行中のセッションをスクリーン ロック メモ: 電源オプションの詳細については、freedesktop.org/software/systemd/man/logind.conf.html を参照してください。 3.システムを再起動して電源オプションを有効にします。 # sudo reboot システム電源管理 低電力状態の設定:S3 および S4 次のコマンドを使用して、一時停止状態 S3 を設定します。 # sudo systemctl suspend 次のコマンドを使用して、休止状態 S4 を設定します。 # sudo systemctl hibernate メモ: セキュア ブート モードが有効の場合、休止状態はサポートされません。 低電力状態(S3/S4/S5)からのシステム ウェイクアップの設定 - WLAN 1.
低電力状態(S3/S4/S5)からのシステム ウェイクアップの設定 - RTC(リアル タイ ム クロック) 1. Edge Gateway とオペレーティング システムの時刻を同期させます。 (root)# hwclock --hctosys 2. RTC タイマー sysfs を取得します。 (root)# ls -a /sys/class/rtc/rtc0 3. タイマーをクリーンアップします。 (root)# echo 0 > /sys/class/rtc/rtc0/wakealarm 4. たとえば、ウェイクアップ イベントを 60 秒に設定します。 (root)# echo +60 > /sys/class/rtc/rtc0/wakealarm 5. たとえば、Edge Gateway をサスペンド モードにします。 (root)# systemctl suspend 成功した場合は、RTC は 60 秒以内に Edge Gateway をウェイクアップします。 低電力状態(S3/S4/S5)からのシステム ウェイクアップの設定 - LAN 1.
WWAN を介した接続 メモ: WWAN を介した設定と接続の詳細については、docs.ubuntu.com/core/en/stacks/network/network-manager/docs/ configure-cellular-connections を参照してください。 1. モデムがあるか確認し、モデムのインデックス番号を識別します。 # sudo mmcli –L 2. モデムのステータスをチェックし、プライマリ ポートを確認します。 # sudo mmcli -m<0> メモ: <0>は、モデムのインデックス番号を指します。手順 1 のコマンドを実行した後、<0>をモデムのインデックス番号に 置き換えます。 3. 指定されたプライマリ ポートを使ってプロファイルを作成します(例:MBIM)。 # sudo nmcli c add con-name test type gsm ifname cdc-wdm0 apn internet 4. WWAN のステータスを確認します。 # nmcli r wwan 5. WWAN をオンにします。 # sudo nmcli r wwan on 6.
WLAN を介した接続 1. eth0、eth1、wlan0、mlan0 などのネットワーク インターフェイスのリストを表示します。 # nmcli d 2. 使用可能なワイヤレス アクセス ポイントのリストを表示します。 # nmcli d wifi 3. nmcli によるワイヤレス接続:次のコマンドを実行して、$SSID、$PSK、$WIFI_INTERFACE を、お使いの環境の変数で置 き換えます。 ● 接続: # sudo network-manager.nmcli dev wifi connect $SSID password $PSK ifname $WIFI_INTERFACE ● 次のケーブルを外します。 # sudo network-manager.nmcli dev disconnect $WIFI_INTERFACE SoftAP を介した接続(wifi-ap.
2. 独自の/etc/hostapd/hostapd.conf を作成します。たとえば、次のとおりです。 auth_algs=1 beacon_int=50 channel=3 country_code=ES disassoc_low_ack=1 driver=nl80211 hw_mode=g ht_capab= ieee80211d=1 ieee80211n=1 interface=wlan0 require_ht=0 rsn_pairwise=CCMP ssid=TEST wmm_enabled=1 wpa=2 wpa_key_mgmt=WPA-PSK wpa_passphrase=00000000 3. wpa_supplicant を無効にします。 # sudo systemctl stop wpa_supplicant.service # sudo systemctl mask wpa_supplicant.service 4. Network Manager から切断します。 # sudo nmcli d set wlan0 managed no 5.
8. 必要に応じて、Bluetooth キーボードの PIN コードを入力します。 9. 次のコマンドを実行して、Bluetooth キーボードを信頼します。 # trust 10. 次のコマンドを実行して、Bluetooth キーボードに接続します。 # connect 11. 次のコマンドを実行して、bluetoothctl コンソールを終了します。 # quit WLAN と Bluetooth モードの切り替え 1. /etc/modprobe.d/rs9113.conf で、モードをデフォルトの 13 から 14 に調整します。 # options rsi_sdio dev_oper_mode=14 2. 動作モードを確認します。 # cat /sys/module/rsi_sdio/parameters/dev_oper_mode 表 32.
3. 互いにペアリングします。 [bluetooth]# [bluetooth]# [bluetooth]# [bluetooth]# [bluetooth]# [bluetooth]# agent on default-agent pairable on pair XX:XX:XX:XX:XX:XX connect XX:XX:XX:XX:XX:XX [CHG] Device XX:XX:XX:XX:XX:XX Connected: yes exit Bluetooth v2.1 では、SPP にはデバイスをペアリングする 3 つの方式があり、Edge Gateway で利用できます。 ● 確認なし ● 数値の比較 ● パスキーの入力 メモ: Bluetooth ペアリングの詳細については、blog.bluetooth.com/bluetooth-pairing-part-4 を参照してください。 4. SPP を設定します。 サーバ デバイス # bluez.sdptool add --channel=22 SP # .
2. お使いのコンピュータに Dell OS Recovery ツールをダウンロードしてインストールします。 3. Dell OS Recovery ツールを起動します。 4. User Account Control(ユーザーアカウント制御)のプロンプトで Yes(はい)をクリックします。 5. USB フラッシュドライブをコンピュータに接続します。 6. Browse(参照)をクリックし、Dell ISO リカバリイメージファイルが保存されている場所に移動します。 7. Dell ISO リカバリイメージファイルを選択し、Open(開く)をクリックします。 8. Start(スタート)をクリックして、起動可能 USB リカバリメディアの作成を開始します。 9. Yes(はい)をクリックして続行します。 10.
6 BIOS へのアクセスとアップデート BIOS 設定へのアクセス Dell Command | Configure(DCC)を使用した BIOS 設定へのアクセス Dell Command | Configure(DCC)は、工場出荷時の Edge Gateway にインストールされているアプリケーションで、BIOS 設定の構 成に役立ちます。DCC は、さまざまな BIOS 機能を設定するためのコマンドラインインタフェース(CLI)で構成されています。 DCC についての詳細は、www.dell.com/dellclientcommandsuitemanuals を参照してください。 ● Windows を実行している接続コンピューターで、[スタート] > [すべてのプログラム] > [Command Configure] > [Dell Command | Configure ウィザード]をクリックします。 ● Ubuntu Core を実行している接続コンピュータで、Dell Command | Configure にアクセスします(dcc.
USB フラッシュドライブからの BIOS のフラッシュ 前提条件 ● BIOS ファイル www.dell.com/support ファイルをダウンロードします。 ● 少なくとも 4 GB のストレージ容量を持つ空の USB 2.0 または 3.0 の USB フラッシュドライブ。 次の手順に従って BIOS をアップデートします。 1. Edge Gateway の電源をオフにします。 2. BIOS アップデートファイルを USB フラッシュドライブにコピーします。 3. USB フラッシュドライブを Edge Gateway の 使用可能な USB ポートの 1 つに挿入します。 4. Edge Gateway の電源をオンにします。 5. システムが開始して 1 回限りの起動画面に入ったら、 を押します。 6. 1 回限りの起動画面で Flash the BIOS(BIOS のフラッシュ)を選択します。 7. 次の画面で、USB フラッシュドライブ上の BIOS ファイルを選択します。 8.
3. firmware.cab ファイルを /root/snap/uefi-fw-tools/common/ フォルダにコピーします。 $ sudo cp firmware.cab /root/snap/uefi-fw-tools/common/ 4. .cab ファイルの BIOS の詳細をチェックします。 $ sudo uefi-fw-tools.fwupdmgr get-details [Full path of firmware.cab] 5. アップデートを適用します。 $ sudo uefi-fw-tools.fwupdmgr install [Full path of firmware.cab] -v 6. システムを再起動します。 $ sudo reboot インターネット接続がある場合 1. Edge Gateway に接続してログインします。 メモ: Edge Gateway への接続とログインには、次のいずれかのオプションを使用します。 ● リモート システム構成(Edge Gateway 3001 および 3002 の場合のみ) 2.
デフォルトの BIOS 設定 システム構成(BIOS レベル 1) 表 33. システム構成(BIOS レベル 1) BIOS レベル 2 BIOS レベル 3 内蔵 NIC 内蔵 NIC アイテム デフォルト値 Enable UEFI Network Stack Enabled(有効) (UEFI ネットワークスタックを 有効にする) [有効 / 無効] [無効、有効、PXE で有効] USB 設定 Enabled w/PXE(PXE で有効) シリアルポート 1 [無効、RS232、RS-485 半二重、 RS232 RS-485/422 全二重] シリアルポート 2 [無効、RS232、RS-485 半二重、 RS232 RS-485/422 全二重] USB 設定 Enable Boot Support(起動サポ Enabled(有効) ートを有効にする) [有効 / 無 効] Enable USB 3.0 Controller(USB Enabled(有効) 3.
セキュリティ(BIOS レベル 1) 表 34.
表 34.
電源管理(BIOS レベル 1) 表 37.
仮想化サポート(BIOS レベル 1) 表 39. 仮想化サポート(BIOS レベル 1) BIOS レベル 2 BIOS レベル 3 アイテム デフォルト値 バーチャライゼーション バーチャライゼーション Enable Intel Virtualization Enabled(有効) Technology(Intel バーチャライ ゼーションテクノロジーを有効 にする) [有効 / 無効] メンテナンス(BIOS レベル 1) 表 40.
7 リファレンス 『Installation and Operation Manual』(設置および操作マニュアル)のほかに、www.dell.
8 付録 アンテナの仕様 Edge Gateway は取り付けに専門技術が必要な機器です。RF(無線周波数)出力は、使用する国において認められている最大値を 超えないようにしてください。 注意: 無許可のアンテナ、改造、アタッチメントは、デバイスを損傷し、国際規則に違反するおそれがあります。 メモ: 付属のアンテナまたは承認済みの交換用アンテナだけを使用してください。 メモ: デバイスの改造、またはデルにより明確に承認されていない不正なアンテナの使用は、ユーザー、設定者、操作者の自己 責任となります。機器が、該当するすべての国際安全規格、EMC 規格、RF 規格に準拠しているか確認してください。 デルが承認しているアンテナの仕様は以下のとおりです。 ● モバイルブロードバンド ○ メイン:ダイポール ○ LTE 補助:PIFA ● GPS/WLAN/Zigbee:Monopole 次の表は、さまざまなアンテナ位置のゲイン仕様を示しています。 表 42.
表 43. モバイルブロードバンド補助アンテナの最大ゲイン(dBi) (続き) アンテナ位置 — 曲線 アンテナ位置 — ストレート 周波数(MHz) 4 G(dBi) 4 G(dBi) 1,850 ~ 1,990 3.6 3,2 1,920 ~ 2,170 3.6 3,2 表 44. WLAN/GPS アンテナ最大ゲイン(dBi) アンテナ位置 — 曲線 アンテナ位置 — ストレート 周波数(MHz) GPS(dBi) WLAN(dBi) GPS(dBi) WLAN(dBi) 1,561 ~ 1,602 2.6 適用なし 2.4 適用なし 2,400 ~ 2,500 適用なし 3.4 適用なし 1.6 DIN レールブラケットからの取り外し 1. Edge Gateway を引き下げて、DIN レールブラケットから取り外します。 2.
メモ: 初めて Windows を起動する場合は、システム構成に 5 分ほどかかります。2 回目以降の起動は 50 秒ほどで完了しま す。 2. Edge Gateway の前面カバーに記された MAC アドレスを使用して、ネットワークの DHCP サーバまたはネットワークアナライザ から IP アドレスを取得します。 3. Windows コンピュータで、リモートデスクトップ接続アプリケーションを見つけて起動します。 4. IP アドレスを使用してログインします。 メモ: Edge Gateway に接続するときの認証エラーはすべて無視してください。 起動とログイン — 静的 IP システム構成 メモ: リモートからの Edge Gateway のセットアップを容易にするために、Edge Gateway の Ethernet ポート 2 の静的 IP アドレ スは、工場出荷時に次の値に設定されています。 ● IP アドレス:192.168.2.1 ● サブネットマスク:255.255.255.
起動とログイン – 静的 IP システム構成 これにより、ホストコンピュータから Edge Gateway に接続できます。使用するホストコンピュータは、同じサブネット上に存在し ている必要があります。 メモ: Edge Gateway の Ethernet ポート 2 の静的 IP アドレスは、工場出荷時に次の値に設定されています。 ● IP アドレス:192.168.2.1 ● サブネットマスク:255.255.255.0 ● DHCP サーバ:該当なし 1. ホストコンピュータで、Edge Gateway に接続されている Ethernet アダプタに、同じサブネットに属する静的 IPv4 アドレスを設 定します。IPv4 アドレスを 192.168.2.x に設定します(ここで x は IP アドレスの最後の桁を表します。たとえば、 192.168.2.2 です)。 メモ: IPv4 アドレスを Edge Gateway と同じ IP アドレスに設定しないでください。192.168.2.2 ~ 192.168.2.254 の 範囲内にある IP アドレスを使用してください。 2.
9 デルへのお問い合わせ デルのセールス、テクニカルサポート、またはカスタマーサービスへは、次の手順でお問い合わせいただけます。 1. www.dell.com/contactdell にアクセスします。 2. ページの下部にあるドロップダウンリストで、お住まいの国または地域を確認します。 3.