Users Guide

受け取ったときの構成で特別に許可されていない限り、ラック・キャビネット内で 32U (コンプライ
アンス ID RACK-001) または 22U (コンプライアンス ID RR001) のレベルより下に取り付けられ
たデバイス間に空の U レベルがほとんどもしくはまったくないことを確認します。
v 再配置するラック・キャビネットが一組のラック・キャビネットの一部である場合は、該当のラック・
キャビネットをその組から切り離します。
v 再配置するラック・キャビネットに取り外し可能なアウトリガーが付属している場合は、そのアウトリ
ガーを再取り付けしてからキャビネットを再配置する必要があります。
v 予定している経路を点検して、潜在的な危険を取り除きます。
v 選択した経路が、装置を取り付けたラック・キャビネットの重量に対応できることを確認します。装置
を取り付けたラック・キャビネットの重量については、ラック・キャビネットに付属の資料を参照して
ください。
v すべてのドアの開口部が少なくとも 760 x 2032 mm (30 x 80 インチ) あることを確認します。
v すべてのデバイス、シェルフ、ドロワー、ドア、およびケーブルが保護されているか確認します。
v 4 つのレベル・パッドが一番上の位置に引き上げられていることを確認します。
v 移動時に、ラック・キャビネットに取り付けられたスタビライザー・ブラケットがないことを確認しま
す。
v 10 度を超えて傾斜しているスロープは使用しないでください。
v ラック・キャビネットを新しい位置に移動したら、以下の手順を実行します。
4 つのレベル・パッドを下げます。
ラック・キャビネットにスタビライザー・ブラケットを取り付けます。
ラック・キャビネットからデバイスを取り外した場合、最下部から最上部に向かってラック・キャビ
ネットに入れ直します。
v 再配置場所までの距離が長い場合、ラック・キャビネットを受け取ったときの元の構成に戻します。ラ
ック・キャビネットを元の梱包材料か、同等の梱包材料で梱包します。さらに、レベル・パッドを下
げ、パレットからキャスターを引き上げて離し、ラック・キャビネットをパレットにボルトで締めま
す。(R002)
電源コード
安全のために、Dell は、本 Dell 製品で使用するためのアース付き接続プラグが付いた電源コードを提供
しています。感電事故を防止するため、電源コードとプラグは必ず適切に接地されたコンセントで使用して
ください。
米国およびカナダで使用される Dell 電源コードは、保険会社研究所 (UL) にリストされ、カナダ規格協会
(CSA) で認証されています。
115 ボルトで動作するように設計された装置の場合: UL のリストにあり、CSA 認証済みのコード・セッ
(構成: 最小 18 AWG、タイプ SVT または SJT3 極コード、最大長 15 フィート、パラレル・ブレー
ド、接地タイプ接続プラグ、定格電流 15 アンペア、定格電圧 125 ボルト) を使用してください。
230 ボルトで動作するように設計された装置の場合 (米国での使用): UL のリストにあり、CSA 認証済み
のコード・セット (構成: 最小 18 AWG、タイプ SVT または SJT3 極コード、最大長 15 フィート、タ
ンデム・ブレード、接地タイプ接続プラグ、定格電流 15 アンペア、定格電圧 250 ボルト) を使用してく
ださい。
xxii Dell EMC ML3 テープ・ライブラリー: ユーザーズ・ガイド