Users Guide

v LTO6 データ・カートリッジ
v LTO6 WORM データ・カートリッジ
v LTO5 データ・カートリッジ
v LTO5 WORM データ・カートリッジ
v LTO4 データ・カートリッジ
v LTO4 WORM データ・カートリッジ
v ユニバーサル LTO クリーニング・カートリッジ
詳しくは、 175 ページの『付録 B. LTO メディア』を参照してください。
ライブラリー機能
このライブラリーには、いくつもの機能 (ランダム/順次操作モード、暗号化、ライブラリー共有、パス・
フェイルオーバー、アラートおよびロギングなど) が用意されています。
ランダムの論理ライブラリー・モードおよび順次の論理ライブラリー・モー
論理ライブラリーは、2 つのモード (ランダムおよび順次) のどちらかで構成することができます。
ランダム・モード
ランダム・モードは、SCSI メディア・チェンジャー・デバイスをサポートしているホスト・アプリケーシ
ョンによる使用を目的にしています。ランダム・モードがデフォルトです。
ランダム・モード:
v ホスト・アプリケーションが、ドライブに移動するカートリッジを選択します。
v 入出力スロットによって、ユーザーはカートリッジの追加/取り外しを柔軟に行うことができます。それ
らの変更についてホスト・アプリケーションは自動的に通知を受けます。
v 並行データ処理操作と障害時の冗長性のために、複数のドライブを割り当てることができます。
順次モード
順次モードは、SCSI メディア・チェンジャー・デバイスをサポートしていないが、現在のカートリッジが
フルである場合に別のカートリッジのロードを必要とする、ホスト・アプリケーションによる使用を目的に
しています。
順次モード:
v ライブラリーによって、カートリッジがドライブに移動する順序が事前に定義されています。
v 順次モードが有効になっていると、入出力スロットは、論理ライブラリーに割り当て可能ではないため
に隠れています。
v 順次モードが有効になっていると、論理ライブラリーに割り当てることができるドライブは 1 つだけで
す。
v コントロール・パス・ドライブがないため、ホスト・サーバーに対して構成されるメディア・チェンジ
ャー・デバイスはありません。
順次モードが選択されているときに考慮すべきオプション:
18 Dell EMC ML3 テープ・ライブラリー: ユーザーズ・ガイド