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ライブラリーの電源オン
ライブラリーの電源をオンにするためのステップ。
1. 電源ケーブルを、各モジュールの電源コネクターおよび電源コンセントに差し込みます。
:
v ライブラリーにはデュアル予備電源機構があります。冗長性を高めるため、各電源コードを別々の
AC 電源回路に差し込みます。
v 拡張モジュールにドライブが取り付けられている場合は、そのモジュールにも電源機構が必要で
す。
2. 基本モジュールのオペレーター・パネルのすぐ下にある「電源 (Power)」を 5 秒間押して、ライブラ
リーの電源をオンにします。「電源 (Power)」ボタンの位置については、 7 ページの『フロント・パ
ネル』 を参照してください。ライブラリーの電源がオンになったら、以下が実行されます。
a. マガジンのテープ・カートリッジにインベントリーを実行
b. すべてのモジュールのファームウェア・バージョンをチェック
c. テープ・ドライブの構成
d. 既存モジュールの存在を確認
e. 新しいモジュールがないかを検索
f. ライブラリーの電源オンが初めての場合、初期セットアップが開始。『初期セットアップ・プロセ
ス』 を参照。
初期セットアップ・プロセス
ライブラリーの電源オンが初めての場合、初期セットアップ・プロセスが自動的に開始します。「次へ
(Next)」をクリックしてプロセスを開始します。
このウィザードで、内部 IP 範囲の設定、ライブラリー・ネットワーク構成の設定、日時の設定、および管
理者 PIN の設定を行います。項目のスキップおよびウィザードの停止はいつでも可能です。ネットワーク
設定の構成後は、ウィザードを管理 GUI から開始して、以降の構成項目を完了できます。
オペレーター・パネルでのナビゲーションおよびデータ入力に関する注意
v フロント・パネルの矢印キーを使用して、数字、英数字、およびシンボルを選択します。大文字と小文
字、数字、および句読点を使用できます。
v 矢印の下にある右のボタンは「Enter」で、テキストを入力する前に押します。
v 矢印の下にある左のボタンは「戻る/削除 (Back/Return)」で、項目を削除するために使用されます。
72 ページの図 55 を参照。
ライブラリーの初回開始時は、初期セットアップが自動的に開始します。
1. ライブラリーの IP アドレスを入力します。 38 ページの『IP 範囲の選択』 を参照。
60 Dell EMC ML3 テープ・ライブラリー: ユーザーズ・ガイド