Dell EMC OpenManage Power Center 4.1 ユーザーズガイド September 2018 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2019 Dell Inc. またはその関連会社。。Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: 概要........................................................................................................................................ 8 主な機能.................................................................................................................................................................................8 本リリースの新機能.............................................................................................................................................................9 トポロジ........
ユーザーの役割と特権の管理...........................................................................................................................................42 カスタム役割の追加....................................................................................................................................................42 役割の編集.....................................................................................................................................................................42 役割の削除...................
既存のグループへの仮想マシンの追加......................................................................................................................... 67 仮想マシングループの移動.............................................................................................................................................. 67 仮想マシンの電源の履歴グラフの表示........................................................................................................................ 68 仮想マシンの電力分散グラフの表示.......................................................
冷却分析.............................................................................................................................................................................. 85 冷却分析設定の構成....................................................................................................................................................85 ホットスポットルームの表示....................................................................................................................................85 過冷却ルームの表示.............
アラート..............................................................................................................................................................................109 SNMP トラップの設定..............................................................................................................................................109 サードパーティーアプリケーションへの SNMP トラップの送信......................................................................110 電子メールアラートの設定の編集....................................................
1 概要 OpenManage Power Center は、データセンター向けの電力管理ソリューションです。OpenManage Power Center により、管理コン ソールを使用してデータセンターの消費電力と温度を監視および管理することができます。 トピック: • • • • 主な機能 本リリースの新機能 トポロジ システム要件 主な機能 表 1.
表 1.
図 1. OMPC トポロジ システム要件 本項には、OMPC の一般的な要件が説明されており、OMPC を使用するサーバーシステムとデバイスのの対応オペレーティングシ ステム、および基本的なシステム要件が記載されています。 サーバーシステムのハードウェアおよびソフトウェア要件 ハードウェア要件 Power Center は、最低次の要素が搭載されたシステムにインストールする必要があります。 ● ● ● ● 2.6Ghz 以上のデュアルコアプロセッサ 4GB RAM 60GB のハードドライブ空き容量 帯域幅がギガバイト単位のネットワークインフラストラクチャ メモ: ハードウェアおよびソフトウェア要件の最新リストについては、OpenManage Power Center ソフトウェアのダウンロード に含まれている readmefirst.txt ファイル、および dell.
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● Microsoft Windows Server 2012 R2 Essentials Edition Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard Edition Microsoft Windows Server 2012 R2 Datacenter Edition Microsoft Windows Server 2016 Standard Edition Microsoft Windows Server 2016 Data Center Edition Microsoft Windows Server 2019 Standard Edition Microsoft Windows Server 2019 Data Center Edition Microsoft Windows 8.1 Professional Microsoft Windows 8.1 Enterprise Microsoft Windows 10 Professional Red Hat Enterprise Linux 6.
2 操作を始める 本章では、OpenManage Power Center 管理コンソールを紹介し、いくつかのケースを使って OpenManage Power Center の標準的な 使用方法を説明します。 トピック: • • • • 管理コンソールについて ホームページ よくある使用事例 対応デバイスと非対応デバイス 管理コンソールについて OpenManage Power Center を使用するには、ウェブブラウザを開き、ログインする必要があります。管理コンソールが開き、左ナ ビゲーションペインに使用可能な画面が表示され、右ペインに現在開いている画面が表示されます。 表 2.
表 2.
表 2.
イベント(上位 5 グループ) ホーム ページで、重要度が 重要 であるイベント数が多い上位 5 つのデバイスグループを棒グラフで表示できます。続けて、重要度 が 警告 および 情報 のイベントを持つグループが表示されます。上位 5 位のデバイスグループの各イベントタイプの数を表示する には、マウスポインタをグラフ上に移動させます。 検出されたデバイス [Total: <数値>] ホーム ページで、検出されたデバイスの総数とタイプを表す円グラフを表示することができます。 電力消費デバイス(上位 5 グループ)[KWh] ホーム ページで、ルートレベルにあるデバイスグループのうち、消費電力量が多い上位 5 つのデバイスグループを棒グラフで表示 できます。 をクリックして、ピーク電力消費を計算するための月数を指定します。デフォルトの月数は 6 です。 電力ヘッドルーム OMPC は、上位グループで使用可能な余剰電力の監視および管理を可能にします。観測された監視データは、容量拡張の計画に役 立ちます。 容量ヘッドルーム OMPC は、データセンターで使用可能な余剰容量の監視および管理を可能にします。観測さ
電源の履歴 システムグループの電力履歴が視覚的に表示されます。 温度の履歴 システムグループの温度履歴が視覚的に表示されます。 よくある使用事例 本項では、システム管理者が OpenManage Power Center の使用を開始するために役立つ標準的なシナリオを提供します。 初めて OpenManage Power Center を使用する場合は、手順 1-5 に従うと、OpenManage Power Center をインストールして、データ センターを監視するためのグループ構造を設定することができます。次に、手順 6、7 および 8 を参照し、OpenManage Power Center によって、デバイス間やタイムスロット間の電力データと温度データの監視と比較を行い、ポリシーの作成を行います。 1. Windows または Linux 環境での OpenManage Power Center のインストール 2. OpenManage Power Center を起動します。 3. デバイスを検出し、ネットワークから 1 つ、または複数のデバイスを追加します。 4.
表 3.
表 3.
表 3.
3 OpenManage Power Center の使用 本章では、Microsoft Windows および Linux プラットフォームで OpenManage Power Cener をインストール、アンインストール、お よび起動する方法を説明します。 トピック: • • • OpenManage Power Center のインストール前の要件 Microsoft Windows オペレーティングシステムでの Power Center の使い方 Linux オペレーティングシステムでの OpenManage Power Center の使い方 OpenManage Power Center のインストール前の要件 OMPC をインストールする前に、以下を確認してください。 ● システム管理者特権。 ● インストール先フォルダへの読み取り / 書き込みアクセス。 ● システムが最低要件を満たしていることを確認します。詳細については、「システム要件」を参照してください。 メモ: Microsoft Windows オペレーティングシステムでは、OpenManage Power Center は W
● 大文字と小文字を区別しない 6. パスワード テキストボックスにパスワードを入力してから、パスワードの確認 テキストボックスに入力して確定します。 メモ: パスワードは 8 文字以上とし、大文字、小文字、数字、非英数字カテゴリのうち、少なくとも 3 カテゴリの文字が含 まれている必要があります。 インストールをカスタマイズするには、カスタムインストール チェックボックスを選択し、手順 7 に進みます。カスタマイズ しない場合は、手順 10 に進みます。 7. インストール先フォルダ ウィンドウで、デフォルトのインストールパスをそのまま使用するか、変更 ... をクリックしてシステ ム上の目的の場所に移動し、次へ をクリックします。 メモ: インストール先フォルダでの 完全制御 権限を持っていることを確認します。C:\Users\Administrator などのシ ステムフォルダやルートレベルに OMPC をインストールしようとすると、インストールが失敗する場合があります。 メモ: インストールパスは ANSI 文字(英文字、数字、単純記号)のみをサポートします。ANSI 文字以外のインストールパ スを使
● conf — OpenManage Power Center 設定ファイル ● external — OpenManage Power Center によってインストールされたその他アプリケーション ● Logs — OpenManage Power Center イベントログ ● Pgdata(デフォルト)— データベースファイル データを保護するため、次のファイルはネットワークサービスまたは管理者ユーザーのみがアクセスできます。 ● OpenManagePowerCenter\conf\app.config.xml ● OpenManagePowerCenter\external\apache-tomcat\conf\server.
メモ: 最新バージョンの OpenManage Power Center へのアップグレード後は、役割に割り当てられた権利が変更される場合が あります。役割を編集して権利を再度割り当ててください。 。 Microsoft Windows オペレーティングシステムでの OpenManage Power Center のアンインストール OpenManage Power Center をアンインストールする前に、Power Center 管理コンソールからすべてのデバイスを削除してください。 そうしないと、デバイスで既存の電力上限は、ポリシー(EPR を含む)で設定された値がデバイスで有効なままになります。 メモ: ブレーカの引外しを避けるため、デバイスを削除する前にデータセンターの電力容量をチェックするようにしてくださ い。これは、デバイスの削除と同時にポリシーも削除されるためです。 1. スタート > コントロールパネル > プログラム / プログラムと機能 をクリックします。 2.
Windows Server 2012 での ESC の無効化 1. 開いている Internet Explorer ウィンドウをすべて閉じます。 2. Server Manager を開きます。 3. 左のナビゲーションバーで、ローカルサーバー をクリックします。 4. プロパティ で IE セキュリティ強化の設定 を探し、システム管理者およびユーザー両方のために オン または オフ ラジオボタン を必要に応じてクリックして、これらのグループの ESC を有効化または無効化します。 5. OK をクリックして、選択を保存します。 ESC が Power Center サイトとリンクを信頼するよう設定する 1. Internet Explorer > ツール > インターネットオプション > セキュリティの順に選択します。 2.
● ユーザー名 — PostgreSQL データベースサーバーのユーザー名を入力します。 ● ユーザーパスワード — PostgreSQL データベースサーバーのユーザーパスワードを入力します。 メモ: パスワードは 8 文字以上とし、大文字、小文字、数字、非英数字カテゴリのうち、少なくとも 3 カテゴリの文字 が含まれている必要があります。パスワードにはスペースを含めてもかまいません。 ● PostgreSQL ポート — デフォルト値は 6443 です。別のデータベースがすでにデフォルトのポートを使用している場合は、 別のポートを入力します。 ● PostgreSQL データディレクトリ — PostgreSQL データの場所です。 を押して続行します。 メモ: インストール後、OpenManage Power Center にログインするためのスーパーユーザーアカウントを作成する必要があり ます。 9. スーパーユーザーアカウントを作成します。 a.
OpenManage Power Center サービスを開始、停止、または再開するには、次のコマンドを使用します。 #/opt/dell/ompc/ompcdaemons start|stop|restart Linux での Power Center のアンインストール メモ: Power Center をアンインストールする前に、OpenManage Power Center のコンソールからすべてのデバイスを削除するよ うにしてください。削除しなければ、ポリシーで設定された既存の電力上限値(EPR を含む)がデバイスで有効なままとなり ます。ブレーカが落ちないようにするため、デバイスを削除する前にデータセンターの電力容量をチェックするようにしてくだ さい。これは、デバイスと同時にポリシーも削除されるためです。 Linux サーバーから Power Center をアンインストールするには、コマンドラインインタフェースで次のコマンドを入力します。 rpm –e OpenManage_PowerCenter メモ: OpenManage Power Center のアンインストール時、OpenMana
4 コマンドラインインタフェース経由での OpenManage Power Center の使用 コマンドラインインタフェース(CLI)がサポートするすべてのコマンドは、次のフォーマットになっています。 ompc_cli [COMMAND] [GENERIC_OPTIONS] [COMMAND_OPTIONS] [COMMAND_TARGET] 操作は、有効な[COMMAND]で始める必要があります。オプションは、[COMMAND]の後ろならどこにでも入力できます。値が入っ ている各オプションについて、値はオプションの直後に入力する必要があります。 メモ: コマンドで重複または不正確なオプション値が入力された場合、CLI でエラーが発生してウィンドウが閉じます。たとえ ば、コマンドで –profile と -protocol の両方のオプションが同時に入力された場合、エラーが発生して CLI ウィンドウが閉じま す。 GENERIC_OPTIONS は、このコマンド ラインの汎用ジョブを実行する場合に使用します。 Microsoft Windows オペレーティングシステムでは、ユーザー認証資格情報は次のよう
コマンドラインインタフェースコマンド 本項では、OMPC で使用されるコマンドをリストします。次のコマンドでは、[ ] は任意の属性、< > は変数を表します。すべての コマンドラインテキストで大文字と小文字は区別されません。 help 使用方法: ompc_cli help [] [] help コマンドは、コマンドまたはコマンド オプションのヘルプ コンテンツを印刷します(汎用オプションを含む)。help コマンド の使用の際に認証は必要ありません。 help コマンドが指定されていない(ompc_cli コマンドがパラメーターなしで発行された)場合、ompc_cli ツールについての汎用ヘ ルプ情報が表示されます。ompc_cli help だけでも汎用ヘルプが表示されます。 ompc_cli help help の場合、help コマンドのヘルプが表示されます。 のみ入力された場合、CLI はコマンドに使用可能なコマンドオプションを含む、指定したコマンドのヘルプを印刷し ます。無効なコマンドを入力した場合、CLI にはエラーメッ
● https_port ● https_user ● https_password ● https_validate_cert(値は true または false のいずれか) SSH の場合、プロパティは次のとおりです。 ● ssh_port ● ssh_user ● ssh_password ● ssh_validate_cert SNMPv1v2c の場合、プロパティは snmp_community_string です(必須)。 SNMPv3 の場合、プロパティは次のとおりです。 ● snmp_user (Required) ● snmp_authentication_password ● snmp_encryption_password WMI の場合、プロパティは次のとおりです。 ● wmi_domain ● wmi_user ● wmi_password update_profile 使用方法: ompc_cli update_profile [-description ] []
update_device 使用方法: ompc_cli update_device [-description ] [-size ] [-estimated_max_power ] [-host_name ] [-ip ] [] [] update_device コマンドは、device_name によって識別されたデバイス情報をアップデートします。new_device_name が入力さ れた場合、device_name も new_device_name にアップデートされます。[]は、このデバイスによってサポートされるプロトコルに応じて異なります。 rediscover_device 使用方法: ompc_cli rediscover_device [
add_group 使用方法: ompc_cli add_group [-description ] -group_type [capacity ] [-total_power_capacity ] GROUP_PATH add_group コマンドは、GROUP_PATH に識別された新しいグループを追加します。タイプが RACK の場合、 オプション を提供する必要があります。 フォワードスラッシュ(/)は、add_group コマンドで GROUP_PATH としては使用できません。 シャーシはどのグループにも、いつでも追加できます。シャーシ管理コンソール(CMC)を追加できるのは、複数ラックではなく 1 つのラックのみです。 CMC をどのグループに追加しても、その中のブレードは列挙されます。 delete_group 使用方法: ompc_cli delete_group [-preview] GROUP_PATH delete_group
new_group_name が入力された場合、CLI がグループ名を新しい名前にアップデートします。グループは他のグループに属するこ とが可能です。この場合は、名前の矛盾により名前変更操作に失敗する可能性があります。 シャーシはグループとしてみなすことができるため、CLI は update_group コマンドを使ってシャーシのプロパティにアップデートを 許可します。シャーシ説明と名前のアップデートは、update_group コマンドでのみ可能です。他のタイプのグループをシャーシにア ップデートすることはできません。 名前は、同じ親グループのデバイスとグループ全体で固有のものである必要があります。 update_group コマンドの GROUP_PATH として「/」は使用できません。 add_device_to_group 使用方法: ompc_cli add_device_to_group GROUP_PATH [-slot ] [-service_tag ] [] add_device_to_group コマンドはデバイスをグルー
● UPS/PDU が前のラックのスロットにある場合、CLI が新しいラックのスロットを 1 つ選択します。 ● UPS/PDU が前のラックに付けられている場合、CLI は新しいラックに付け直します。 UPS/PDU をラックからラックへ移動し、スロットを指定した場合: ● UPS/PDU が前のラックのスロットにある場合、CLI は新しいラックの指定スロットを使用します。 ● UPS/PDU が前のラックに付けられている場合、CLI がエラーを報告します。 Power Center では、「スロット」と「付けられた」の間で UPS/PDUS プロパティを変更できません。「スロット」と「付けられた」の変 更は、ラックから UPS/PDU を削除してラックに再追加することにより実行できます。 移動するデバイスがシャーシである場合、その動作は move_group コマンドによる移動と同じです。 属性-service_tag と device_name を同時に使用することはできません。 移動操作が失敗した場合、デバイスは元のグループに維持されます。停電、クラッシュ、リモートデータベースのネットワーク障 害、ロ
● フィールド内部に二重引用符が表示される場合、別の二重引用符を前に置くことでエスケープする必要があります。例:“aaa”、 “b””bb”、“ccc”。 list_device_props 使用方法: ompc_cli list_device_props [-service_tag ] [] list_device_props コマンドは、servtag または device_name によって識別されたデバイスのすべてのプロパティをリスト化しま す。プロパティには、service_tag、プロトコル、プロトコルプロパティ、デバイス名、アドレス(IP またはホスト名)、モデル、 およびデバイスタイプ(デバイス名は最初の行)が含まれます。 機密データ(パスワード/キー)はプロトコルプロパティとしてリストされません。 list_devices 使用方法: ompc_cli list_devices [GROUP_PATH] list_devices コマンドは、GROUP_PATH のすぐ下にあるすべてのデバイスをリスト化します。GROUP_PATH が入力さ
list_report_groups 使用方法: ompc_cli list_report_groups list_report_groups コマンドは、すべてのレポートグループをリストするために使用します。各レポートグループは、 report_group_name、description、および created_by の 3 つのフィールドを含む 1 つの行で出力されます。 list_reports 使用方法: ompc_cli list_reports [REPORT_GROUP] list_reports コマンドは、ユーザー定義のレポートをリスト化する場合に使用します。REPORT_GROUP は、レポート グループの 名前です。 REPORT_GROUP が入力されない場合、すべてのレポートがリスト化されます。入力されている場合は、指定された REPORT_GROUP に属するレポートのみがリスト化されます。 各レポートは、report_name、description、format、report_group_name、created_by、および status(実行されて いるかどうか)のフィ
-end_ip が入力されている場合、検出は-の IP 範囲で実行されます。入力されていない場合は、単一アドレス に対して検出が実行されます。 検出の完了後、検出されたデバイスが OpenManage Power Center に自動的に追加され、計数がコンソールに表示されます。デバイ スの検出が失敗した場合は、エラーメッセージが表示されます。 backup_database 使用方法: ompc_cli backup_database -path -encrypt_password [-quiet] backup_database コマンドは、OMPC データベースのバックアップを開始する場合に使用します。 -path および-encrypt_password オプションを入力する必要があります。 データベースバックアップが完了し、共通のネットワーク共有場所に保存されます。 restore_database 使用方法: ompc_cli restore_database -path -encrypt_pas
例:list_ssh_server_key –long 77s0d8f8sd89sd90099988s0d では–long が使用され、 list_ssh_server_key XXXXX1 ではが使用されています。 コマンドラインインタフェースのエラーコード エラーコードは、次のうち 2 つの条件が発生した場合に表示されます。 ● CLI がコマンドまたはコマンドオプション検証エラーなどのエラーを識別した。エラーコードは CLI によって生成され、CLI のモ ジュール番号は 0xEE です。各コマンドとオプションに対するエラー番号が表示されます。 ● OpenManage Power Center バックエンドエラーが発生した。この場合、サーバーからのエラーコードが CLI によって返されます。 エラーコードでは次のフォーマットが使用されます。 8E|モジュール|関連モジュール(オプション)|詳細(オプション) OMPC モジュールおよびエラーコード: ● OMPC データベース — 0x01 ● DCM SDK — 0x02 ● OMPC UI アセット — 0
5 アクセス制御 本章では、次に挙げる項目を含む、OpenManage Power Center のアクセス制御についての情報を提供します。 ● ログイン / ログアウト — ユーザーアカウントの資格情報を入力して OpenManage Power Center にログインします。 ● ユーザー / 役割 / 特権管理 — ログイン後は、管理コンソールの 設定 > ユーザー 画面からユーザーアカウントを管理することが できます。OpenManage Power Center は、ユーザーの役割ベースのアクセス制御を提供します。これらの制御を使用するには、 まず最初に役割をセットアップしてから、各役割の特権を定義します。その後、OpenManage Power Center アカウントをセッ トアップして、それらを異なる役割を割り当てることができるようになります。 ● ライセンス — OpenManage Power Center には有効なライセンスが必要です。試用版ライセンスの有効期限が切れたら、永続ラ イセンスをインポートする必要があります。 トピック: • • • • • • 認証について ログイン
● Windows ローカルアカウント — OpenManage Power Center サーバー上の Windows ローカルアカウント。 ● Linex ローカルアカウント — OpenManage Power Center サーバー上の Linux ローカルアカウント。 メモ: OpenManage Power Center では、LDAP サーバーで SSL が有効になっている必要があります。無効の場合は認証が失 敗します。 メモ: ディレクトリ設定 画面で、LDAP 認証を有効にする必要があります。「ディレクトリ設定の編集」を参照してください。 ● LDAP アカウント OpenManage Power Center 管理コンソールの開き方についての詳細は、「Windows での Power Center の起動」または「Linux での Power Center の起動」を参照してください。 Power Center アカウントを使用したログイン 1. OpenManage Power Center アカウントの ユーザー名 および パスワード を入力します。 2.
メモ: Power Center サービスをネットワークサービス以外のアカウントを使用して起動すると、Kerberos SSO が機能しない場合 があります。 シングルドメイン環境 シングルドメイン環境は、次のコンポーネントを使ってセットアップできます。 ● ドメインコントローラ — ドメイン(親と子)をサポートする AD サーバー ● Power Center サーバー — Power Center がインストールされたサーバー ● Power Center クライアント — Power Center サーバーに接続されるクライアントサーバー 図 2.
● Power Center サーバ — Power Center がインストールされたサーバです。これは、AD ドメインコントローラです。 ● Power Center クライアント — クライアントサーバーは Power Center サーバーのネットワークに接続します。 図 3. マルチドメイン環境 Kerberos SSO マルチドメイン環境をセットアップするには、次の手順を実行します。 1. Power Center をインストールします。 2.
Kerberos SSO 経由でログインした場合は、ウェブブラウザ、または OpenManage Power Center 管理コンソールを閉じてログアウト します。ログアウト をクリックしても動作しません。 ユーザーの役割と特権の管理 OpenManage Power Center は事前に定義された 3 つの役割をサポートしています。 ● 管理者:すべての特権 ● パワーユーザー:役割 / ユーザーの管理およびライセンスの管理を除くすべての特権 ● ゲスト:デバイス / グループの表示特権のみ これらの事前定義役割は編集または削除できません。 メモ: 役割 / ユーザー管理特権のあるユーザーのみが、役割またはユーザーやグループアカウントを追加、編集、削除することが できます。 カスタム役割の追加 1. 左ペインで 設定 > 役割 とクリックします。 2. 役割の追加 をクリックします。 役割の追加 ウィンドウが表示されます。 3. 役割名 テキストボックスに役割の名前を入力します。名前は 50 文字を超えないようにしてください。 4.
次のメッセージが表示されます。 選択したアイテムを削除してもよろしいですか? 3.
デバイス / グループの表示 デバイス / グループの表示権限があると、ユーザーはすべてのデバイスおよびグループ情報を表示できます。この権限がないと、デ バイスまたはグループ情報を表示できません。サーバーページが表示されるのみです。 デバイス / グループの表示権限のみを持つユーザーには次の制限が適用されます。 ● 検出の実行 タスクが使用できません。 ● デバイス 画面の 追加 / 編集 / 削除 の機能が無効になっています。 デバイス / グループの管理 デバイス / グループの管理権限は、ユーザーによる次の操作の実行を可能にします。 ● グループの作成 ● データセンター / 部屋 / 通路 / ラック / デバイスの作成 ● データセンター / 部屋 / 通路 / ラック / デバイス / グループの関連付け ● デバイスの管理 ● デバイスリストからのデバイス / グループの削除 メモ: デバイス / グループの管理権限をユーザーに割り当てると、Power Center が自動的にデバイス / グループの表示権限もそ のユーザーに割り当てます。 この権限を持たないユーザーは、すべてのデバイスおよび
● ライセンスの管理 ● 必要に応じたライセンスの購入 ● ライセンスのインポート ● ライセンスの削除 レポートの管理 レポートの管理 特権は、特権は、ユーザーによる次の操作の実行を可能にします。 ● レポートの管理 ● レポートの追加 ● レポートの削除 ● レポートのエクスポート 電源タスクの実行 電源タスクの実行 特権は、ユーザーによる次の操作の実行を可能にします。 ● 電源制御タスクの作成 ● 電源制御タスクの実行 電源タスクの管理 電源タスクの管理 特権は、ユーザーによる次の操作の実行を可能にします。 ● 電源制御タスクの管理 ● 電源制御タスクの表示 ● 電源制御タスクの編集 ● 電源制御タスクの再実行 ● 電源制御タスクの停止 ● 電源制御タスクの削除 データベースのバックアップ データベースのバックアップ 特権は、ユーザーによる次の操作の実行を可能にします。 ● データベースポリシーの管理 ● データベースパージのスケジュール ● データベースバックアップの設定とスケジュール ユーザーアカウントの管理 ユーザーを作成して、異なる役割に割り当てることができます。 役割 / ユーザー
ユーザーアカウントの追加 1. 左ペインで 設定 > ユーザー の順にクリックします。 メモ: Windows Active Domain Controller サーバーに OpenManage Power Center がインストールされている場合、このサーバー に追加されるすべてのユーザーアカウントは Windows ドメインアカウント になります。 2. ユーザー / グループの追加 をクリックします。 ユーザーまたはグループアカウントの追加 ウィンドウが開きます。 3. ユーザー オプションを選択します。 4.
利用できるオプションは次のとおりです。 ● Windows ローカルグループ ● Windows ドメイングループ 5. ユーザー名 テキストボックスに、固有のグループユーザー名を入力します。 6. グループアカウントの説明を入力します(オプション)。 7. Windows ドメイングループ アカウントタイプを選択した場合は、ドメイン 名 テキストボックスに有効な Windows ドメイン名 を入力します。 8. 1~4 つのユーザー役割と権限を選択します。希望の役割がドロップダウンリストにない場合は、新規作成 をクリックして 役割 の追加 ウィザードを開きます。詳細に関しては、『OpenManage Power Center ユーザーズガイド』を参照してください。 9. 保存 をクリックして新しいグループを追加するか、キャンセル をクリックして変更を破棄します。 ユーザーまたはグループアカウントの編集 1. 左ペインで 設定 > ユーザー とクリックします。 2.
現在のユーザのパスワード変更については、ユーザーまたはグループアカウントの変更を参照してください。 48 アクセス制御
6 タスク管理 タスク機能では、特定のデバイスまたはデバイスグループでのデバイスの検出、および電源オンや電源オフなどの電力制御タスク を実行することができます。 左ペインで タスク をクリックします。タスク 画面は次のタブで構成されます。 ● 検出タスク ● 電力制御タスク デフォルトでは、 検出タスク タブが表示されます。 タスク 画面では以下を実行できます。 ● ● ● ● ● 検出タスクと電源制御タスクの新規作成 検出タスクと電源制御タスクの編集または削除 検出タスクと電源制御タスクの開始、停止、または再実行 検出タスクと電源制御タスクのリストの更新 検出タスクまたは電源制御タスクの概要の表示 メモ: 夏時間が有効なときに既存しない時間でタスクをスケジュールすると、ウェブブラウザは独自で正確な時刻に同調しま す。 トピック: • • • 検出タスク 電源制御タスク プロトコルプロファイル 検出タスク デバイス検出特権は、ネットワークデバイスを検出を可能にします。この特権がないユーザーは、デバイス 画面を表示できても、 変更はできません。 OpenManage Power Center でデバイス
デバイスが検出されると、そのデバイスは自動的に デバイス > すべてのデバイス タブに追加されます。デバイスはグループに割り 当てて、OpenManage Power Center で管理することができます。 検出タスクの作成後は、必要に応じてタスクを再実行することもできます。また、検出タスクの実行をスケジュールして後から実 行したり、タスクを直ちに実行したりすることも可能です。 検出タスクの作成 新規検出タスク ウィザードを使用して、検出タスクを作成することができます。 1. 左ペインで タスク > 検出タスク > 新規検出をクリックします。 新規検出タスク ウィザードが表示されます。 2. 検出タスク タブで、検出タスクの名前を入力します。 3.
電源制御タスク 電源制御タスクは、デバイスの電源オン / オフの管理に役立ちます。電源制御タスクが実行される必要がある時刻を、デバイスま たはデバイスグループにスケジュールすることができます。 電源タスクの作成 電源タスク ウィザードを使用して、電源タスクを作成することができます。 1. 左ペインで、タスク > 電力制御タスク > 新規タスク の順にクリックします。 電力タスク ウィザードが表示されます。 2. 電源タスク タブで電源制御タスクの名前を入力し、次のオプションの 1 つを選択します。 ● ● ● ● ● 電源オン 電源オフ 正常なシャットダウン システムをリセットする(ウォームブート) システムのパワーサイクル(コールドブート) メモ: システムを強制的に再起動することをウォームブートと呼ぶのに対し、すべてのプログラムを閉じてシステムをシャ ットダウンすることをコールドブートと呼びます。 3. 電源投入コマンドをランダムに実行 チェックボックスを選択し、電力タスクを適用する間隔(分単位)およびデバイスの数を 指定して、 次へ をクリックします。 4.
○ パスワード — 最長 255 文字です。 ○ ポート — 40 桁の 16 進数文字列です。 ○ 証明書の検証 — (オプション)証明書の検証を有効にします。 メモ: OpenManage Power Center では、ポート 8643 が Power Center アプリケーション用に、ポート 8644 が Redfish HTTPS イベント用にデフォルトで使用されます。デフォルトポートとは別のポートを使用することもできます。 メモ: OMPC 4.
ールに依存します。たとえば、Administrator のロールでは、ReadOnly のロールで、すべての iDRAC へのアクセス権限があり、iDRAC ログイン権限のみにアクセスできます。ロールおよび iDRAC 権限の詳細については、『iDRAC Redfish リファレンス ガイド』を参照 してください。 OMPC では、複数のプロトコルを使用してデバイスを検出および管理することができます。たとえば、サーバを管理するには、IPMI または Redfish プロトコルを使用できます。OMPC は、以前に検出されたデバイスで使用中のプロトコルを変更しません。デバイ スを管理するためにプロトコルを変更したい場合は、プロトコルを使用して検出されたデバイスを削除して、他のプロトコルで再 検出する必要があります。 メモ: Redfish プロトコルを介して Dell 製以外のサーバーを検出することはできません。 Redfish プロトコルとデバイスでの OMPC の使用に関する制限 ● Redfish プロトコルを介して Dell 製以外のサーバーを検出することはできません。 ● 電力上限設定および iDRA
○ SNMPv3 ● ハイパーバイザ ○ HTTPs プロトコル ○ WMI プロトコル メモ: OpenManage Power Center では、ポート 8643 が Power Center アプリケーション用に、ポート 8644 が Redfish HTTPS イベント用にデフォルトで使用されます。デフォルトポートとは別のポートを使用することもできます。 5. 終了 をクリックします。 プロトコルの編集 デバイスのプロトコル情報を編集できます。 1. 左ペインで、タスク を展開し、プロトコル をクリックします。 プロトコル 画面が表示されます。 2. 編集するプロトコルプロファイル名の横にあるチェックボックスを選択します。 3. タスクメニューで、編集 をクリックします。 プロトコルの編集 ウィンドウが表示されます。 4. 必要な変更を行います。 5. 変更を保存するには 終了 をクリック、変更を破棄するには キャンセル をクリックします。 プロトコルの削除 1. 左ペインで タスク を展開し、プロトコル をクリックします。 プロトコル 画面が表示されます。 2.
7 デバイス管理 デバイス機能では、ネットワークが検出したデバイスと手動で追加したデバイスを表示および管理することができます。また、デ バイスをグループに分類することもできます。 左ペインで、デバイス をクリックします。次のタブで構成される デバイス 画面が表示されます。 ● すべてのデバイス ● 管理対象グループ デフォルトでは すべてのデバイス タブが表示されます。 デバイス 画面の最下部に、特定デバイスまたはデバイスグループの詳細を表示することもできます。詳細は次のタブに分類されて います。 ● ● ● ● ● ● IP アドレス / ホスト名 シリアル番号またはサービスタグ デバイスモデル プロトコル 電源能力 検出時刻 トピック: • • • • • • • • • • • 新規デバイスの追加 既存グループの追加 ネットワークからのデバイスの追加 リソースの使用履歴の表示 デバイスのフィルタ デバイスの編集 フィルタを使用したデバイスの削除 デバイスの並べ替え デバイスの位置のアップデート チェーン接続された PDU のサポート グループの管理 新規デバイスの追加 新規デバイスの追加 ウィン
1. 左ペインで、デバイス > すべてのデバイス > 新規追加 の順にクリックします。 新規デバイスの追加 ウィンドウが表示されます。 2. 追加するデバイスの名前を デバイス名 テキストボックスに入力します。 3. 有効な IP アドレスを IP アドレス テキストボックスに、またはホスト名とデバイスモデル番号を ホスト名 および モデル テキ ストボックスにそれぞれ入力します。 4. 追加情報(オプション) > デバイスのサイズ(U) ドロップダウンリストから、追加するデバイスのサイズをラック単位(U) で選択します。 5. デバイス説明 テキストボックスに、デバイスの説明を入力します。 6. 推定最大電力(W) テキストボックスのデバイスに推定最大電力をワット単位で入力します。 7. 保存 をクリックしてデバイスを追加するか、キャンセル をクリックして変更を破棄します。 デバイスが すべてのデバイス タブに表示されます。 既存グループの追加 管理下グループの機能を使用して既存のグループにサブグループを追加できます。サブグループは新規のグループまたは既存のグ ループを使用できます。 1.
デバイスのフィルタ すべてのデバイス タブにあるフィルタ機能では、特定の属性を共有するデバイスを表示することができます。たとえば、特定のデ バイスタイプのデバイス、または IP 範囲を共有するデバイスを表示することができます。 1. 左ペインで、デバイス をクリックします。 デフォルトでは すべてのデバイス タブが表示されます。 2. タスクメニューで、フィルタ をクリックします。 デバイスフィルタ ウィンドウが表示されます。 3. フィルタの選択 ドロップダウンリストをクリックしてフィルタを選択します。 4. (オプション) フィルタ名 テキストボックスにフィルタの名前を入力します。 5.
メモ: ステータスは複数選択することができます。 ● デバイスモデル チェックボックスを選択し、ドロップダウンリストからモデルを選択します。デバイスモデルとは、デバイ スタイプの特定のモデル情報のことです(PowerEdge M610 など)。 メモ: デバイスタイプ と デバイスモデル の両方を選択する場合は、デバイスタイプとデバイスモデルが一致している ことを確認します。一致していないと、結果が表示されないことがあります。 ● 推定最大電力(W) チェックボックスを選択し、デバイスの最大電力を入力します。推定最大電力とは、デバイスにおける ピーク時の電力消費と定義されています。 6. 保存して実行 をクリックしてフィルタを保存します。 または ● 1 度実行 をクリックして、フィルタ処理されたデバイスのリストを表示します。 または ● キャンセル をクリックして、すべてのデバイス タブに戻ります。 保存したフィルタは後で使用することができます。 デバイスの編集 デバイス 画面でデバイスまたはデバイスグループを編集できます。 1. 左ペインで、デバイス をクリックします。 2.
● ● ● ● ● ステータス デバイス デバイスタイプ デバイスのサイズ デバイスモデル 「上」または「下」矢印が列の見出しの横に表示され、この矢印により表示が並び替えられます。 デバイスの位置のアップデート OMPC では、データセンターの物理的な組織と階層を複製し、アップデートすることができます。 OMPC を使用すると、iDRAC / CMC 上の指定された階層にサーバを配置できます。データセンター、部屋、通路、ラックの階層に おいて、各フィールドに値が入力されたサーバのみが、OMPC 内で自動的に割り当てられます。階層内でいずれかの値が欠けてい ると、サーバは未割り当てのままになります。 iDRAC / CMC の場所は、データセンター、部屋、通路、ラックの物理階層に続くグループレベルから更新できます。OMPC は、デ ータセンターや部屋、通路、ラックといった特定のグループにあるデバイスの場所を更新します。 メモ: 位置をアップデートできるのは、シャーシ、ラック、およびタワー型サーバー(Dell 製)に対してのみです。 1.
5. 選択された PDU が下位 PDU である場合、関連付けられたマスター PDU オプションが表示されます。 6.
● ● ● ● 部屋 通路 ラック カスタム ラックの場合、 ● 容量(U) ドロップダウンリストから、容量を選択します。 ● 電力容量を 電力容量(W) テキストボックスに入力します。電力容量は、ラックへの電力配分によって決まります。 ● (オプション)PDU の電力消費の使用 チェックボックスを選択します。デフォルトではこのチェックボックスはクリアされ ています。 5. 説明 テキストボックスに、グループの説明を入力します。 6. デバイスを複製する場合は、グループのカウントを複製 オプションを選択します。 メモ: これらのステップは、グループカウントをレプリケート オプションを選択した場合にのみ適用されます。 a. シリアルナンバー 1、シリアルナンバー 2 など、デバイスが複製される場所から開始インデックスを入力します。 b. デバイスを複製する必要があるインスタンス数を入力します。たとえば、選択したデバイスを 3 回複製する場合、つまり、 <デバイス (001)>、<デバイス (002)>、<デバイス (003)> とするには、3 を選択します。 7.
ラックの管理 ウィザードは、次のタブで構成されています。 ● ラックの中身 ● 関連するデバイス ラックの中身 タブでは、デバイス 画面で選択したラックを次の方法で設定できます。 ● ● ● ● ラックスロットへのデバイスの追加 ラックスロット内でのデバイスの並べ替え ラックスロットからのデバイスの取り外し デバイスの編集 関連付けられたデバイス タブでは、ラックスロットには追加されていなくても、ラックに関連付けられた PDU などのデバイスを 次の方法で管理することができます。 ● ラックへの関連付けられたデバイスの追加 ● ラックにすでに追加された関連付けられたデバイスの編集 ● ラックからの関連付けられたデバイスの削除 ラックスロットへのデバイスの追加 1. 左ペインで、デバイス > 管理下グループ の順にクリックします。 2. デバイスのリストからラックデバイスを選択します。 3. デバイス メニューから ラックの管理 をクリックします。 ラックの管理 ウィンドウが表示されます。デフォルトでは、 ラックの中身 タブが表示されます。 4.
ラックの管理 ウィンドウが表示されます。デフォルトでは、ラック内容 タブが表示されます。 4. ラックの中身 タブで、 ラックの並べ替え をクリックします。 スロットに入っているデバイスのリストと共に ラック内で移動 ウィンドウが表示されます。 5. 並べ替えるデバイスの横にある 新規スロット ドロップダウンリストから、デバイスの移動先のスロットを選択します。 メモ: 最大 42U のサイズのデバイスを追加できます。 6. 終了 をクリックして ラックの管理 画面に戻り、変更を確認します。 ラックに関連付けられたデバイスの削除 1. 左ペインで、デバイス > 管理下のグループ の順にクリックします。 2. デバイスのリストからラックデバイスを選択します。 3. タスクメニューで ラックの管理 > 関連するデバイス の順にクリックします。 4. デバイスのリストから、削除するデバイスを選択します。 5. タスクメニューで、削除 をクリックします。 次のメッセージが表示されます。デバイスは削除されず、デバイスリストに残ります。 6.
グループの削除 1. 左ペインで、デバイス > 管理下のグループ の順にクリックします。 2. 管理下グループ タブで、削除するグループを選択します。 3. タスクメニューで、削除 をクリックします。 削除する管理下グループの詳細が記載された グループの削除 ウィンドウが表示されます。 4.
次のメッセージが表示されます。緊急時の電力削減を無効にしようとしています。この処理を実行してもよろしいですか? 5.
8 仮想マシン OMPC は、デバイスを監視し、消費電力を管理し、所見をレポートの形式にまとめます。ただし、サーバ、シャーシ、UPS、また は PDU などの物理デバイスのみが監視されます。現在、仮想マシンの電力消費は監視されません。 ハイパーバイザーの検出、ハイパーバイザー上の仮想マシンの列挙、電源タスクの管理、評価、電力消費レポートの生成ができま す。 レポートからの測定基準によりデータセンターの Administrator は、次が可能になります。 ● ● ● ● 仮想マシンの電力使用率を計算する。 潜在的な問題を特定する。 実際の電力消費量に応じて作業負荷を優先順位付けする。 使用率チャージバックを提供する。 デバイスの検出後、特定のデバイスに関連付けられているハイパーバイザーが 仮想マシン 機能タブに表示されます。検出された物 理デバイスに関連付けられているハイパーバイザーのみが処理に選択されます。OMPC から物理サーバを削除すると、関連するす べてのハイパーバイザーおよび仮想マシンが削除されます。 仮想マシンは物理ホスト間で移動できます。仮想マシンには、固有の ID が割り当てられ、これによ
○ VMware ESXi ○ Microsoft Hyper-V メモ: 両方のオプションを選択できます。 ● ステータス チェックボックスを選択し、ドロップダウンリストから仮想マシンのステータスを選択します。使用可能なオプ ションは次のとおりです。 ○ ○ ○ ○ オンライン オフライン 一時停止 不明 メモ: 状態は複数選択することができます。 6. 保存して実行 をクリックしてフィルタを保存します。保存したフィルタは後で使用することができます。 または ● 1 度実行 をクリックして、フィルタ処理された仮想マシンのリストを表示します。 または ● キャンセル をクリックして、すべてのデバイス タブに戻ります。 新しい仮想マシングループの作成 仮想マシングループはデータセンター、部屋、通路、ラック、またはカスタムの構成を表します。グループを親子関係にネストし て、お使いのデータセンターの仮想マシンがどのように構成されているかを表すことができます。 1. 左ペインで、仮想マシン > VM グループ の順にクリックします。 2.
4. 保存 をクリックします。 VM グループが、選択したグループに移動されます。 仮想マシンの電源の履歴グラフの表示 OpenManage Power Center では、仮想マシンまたは仮想マシンのグループの電源の履歴が視覚的に表示されます。 1. 左ペインで、仮想マシン > すべての仮想マシン または 仮想マシン > 仮想マシングループ の順にクリックします。 2. デバイスのリストから、仮想マシンまたは仮想マシンのグループを選択します。 3. 詳細 タブの 電源の履歴 をクリックします。 電源の履歴 - ページが表示されます。 4. 表示された期間と属性の選択: a. グラフ内に表示された期間を選択するには、グラフ上部にあるボタンをクリックします。 b.
9 電源監視 Power Center では、現在または過去の電力関連指標(たとえば、電力消費量またはコストなど)を監視できます。これにより、 データセンターの電力ステータスを理解し、その他の電力インフラストラクチャ、冷却および施設のニーズを計画できます。 異なるデバイスおよび/またはグループレベルで電力を監視できます。電源監視設定を自分のニーズに合わせて構成し、電力ステー タスグラフを印刷できます。 トピック: • • • • • • • • 電源監視レベル 電力しきい値 電源詳細の表示 エネルギー消費量の表示 電力履歴グラフの表示 システムエアフローグラフの表示 PDU の監視 UPS 電力の監視 電源監視レベル OpenManage Power Center では、次のレベルのグループで電源が監視されます。 ● ラック ● 通路 ● 部屋 ● データ センター ● カスタム 電力しきい値 グループおよび / またはデバイスの電力が制限を越えたときに通知を受け取るには、しきい値を監視することが有用です。 1. 左ペインで デバイス をクリックします。 2.
デバイスおよびグループ(PDU と UPS を除く)の場合、デフォルトでは、 [電源]グラフに過去 1 時間の電源詳細が表示されます。 デバイスまたはグループのグラフにアクセスする方法については、「電源履歴グラフの表示」を参照してください。 メモ: OMPC がモジュラー型サーバーの電源の読み取り値を報告している場合、CMC インフラストラクチャの電力調整は考慮 されません。シャーシ レベルの総電力を表示することをお勧めします。 現在のタイム ウィンドウの電源詳細 タイム ウィンドウのタブをクリックすると、現在のタイム ウィンドウの電源詳細を表示できます。次の表には、タイム ウィンド ウとそれに関連付けられた間隔が示されています。 表 4.
● PDU のアウトレット情報(アウトレット番号、電力(W)、電圧(V)、アンペア(A)など)、および< YYYY-MM-DD HH:MM:SS >形式での情報が記録された日時。この表には、各アウトレットの情報とすべてのアウトレットの総電力消費量が一覧表示さ れています。 エネルギー消費量の表示 各デバイスおよびデバイスのグループの電力消費量の詳細は、電力履歴グラフで参照できます。 ● IT 設備エネルギー — 選択されたデバイスまたはデバイスグループ内の全管理下デバイスに対する総エネルギー消費量とコスト です。 メモ: Power Center は、デバイスが S0(オン)状態であればその電力消費量を読み込むことができます。S4/S5 状態のデバイ スの場合、Power Center が固定値(30W)を使って電力消費量を計算します。 ● 冷却エネルギー — 選択されたデバイス / グループを冷却すために必要な予想エネルギー消費量とコストです。 冷却エネルギー = IT 設備エネルギー * 冷却乗数 冷却乗数は、エネルギー消費量コスト セクションの 設定 > 監視 ページで設定できます。 ● エネルギー
メモ: グラフの任意の部分と共に表示された各属性に関連する特定の数字を表示するには、グラフ上にマウスポインタを移 動させます。 6. 経時的なデータストリームに沿って移動するには、グラフ下のナビゲーション矢印をクリックします。 システムエアフローグラフの表示 iDRAC は、サーバの立法フィート毎分(CFM)の値を正確に計算します。CFM 値は、システムからサーバへの正味のエアフローの 測定基準です。これは PTAS(Power Thermal Aware Scheduling)で使用される値で、データセンターの作業負荷の均等化、効率的な サーバの使用、およびラックレベルからのサーマル管理をに役立ちます。CFM またはシステムエアフローグラフは、グループレベ ル(データセンター、部屋、通路、ラック、またはカスタムグループ)で役に立ちます。この値は、この機能に対応したデバイスか らのみ収集されます。 1. 左ペインで、デバイス > 管理下グループ の順にクリックします。 2.
10 温度監視 OpenManage Power Center では、Power Center 内のデータセンターのサーバの現在と過去の吸気口の温度を監視できます。これに より、温度ステータスを理解し、データセンターのホットスポットを特定できます。 異なるデバイスおよび / またはグループレベルで温度ステータスを監視できます。温度監視設定を自分のニーズに合わせて設定 し、温度ステータスグラフを印刷できます。 トピック: • • • • • • 温度監視レベル 温度詳細の表示 温度履歴グラフの表示 シャーシ / ブレードサーバーの温度の監視 シャーシへのブレーカ制限の適用 デバイス / グループ温度の監視 温度監視レベル Power Center は、次のレベルで温度を監視します。 ● デバイスレベル — デバイスの温度関連指標を監視できます。 ● 物理的グループレベル — 物理的グループレベルでは温度関連の指標(データセンター、部屋、通路、シャーシモジュラーなど) を監視できます。 ● 論理的グループレベル — 論理的グループレベルでは温度関連の指標を監視できます。 温度詳細の表示 左側のナビゲーショ
表 5.
● 最大 ● 平均 メモ: グラフの任意の部分と共に表示された各属性に関連する特定の数字を表示するには、グラフ上にマウスポインタを移 動させます。 6. 経時的なデータストリームに沿って移動するには、グラフ下のナビゲーション矢印をクリックします。 シャーシ / ブレードサーバーの温度の監視 ブレードサーバーレベルで吸気口の温度を監視できます。 また、シャーシレベルで吸気口温度(平均、最大、および最小詳細など)を監視できます。 シャーシへのブレーカ制限の適用 OpenManage Power Center では、M1000E 4.4 以降および VRTX 1.35 以降をサポートするシャーシにブレーカを設置したり、静的電 力制限を設定したりすることができます。 1. 左ペインで、デバイス > すべてのデバイス または デバイス > 管理下グループ とクリックします。 2. デバイスのリストから特定のシャーシを選択します。 選択したシャーシの詳細情報が <デバイス> 詳細 > 概要 セクションに表示されます。 3.
11 ポリシー 電力ポリシーはデバイスまたはグループの電力のキャップ(上限)を管理するための一連の設定です。ポリシーは異なる状況で電力 の管理に役立ちます。たとえば、次の作業を行うためにポリシーを作成することができます。 ● 電力上限 — 電力消費が回路の容量を超えないようにします。 ● 電力使用率の制御 — デバイスまたはグループの作業負荷に応じて電力使用をスケジュールします。例えば、作業負荷が低けれ ば低めの上限を設定し、データセンターでの電力使用を減らすことができます。 ● ラック密度の増加 — たとえば、10 台のデバイスを装備したラックの現在の電力消費量を監視して、ラックに追加できるデバイ スの数を見積もります。 Power Center は 3 つのタイプの電力上限ポリシーをサポートします。 ● 静的 — ラックまたはシャーシ内の各デバイスに手動で電力上限を設定します。 ● 動的 — Power Center がデータセンター、部屋、通路、ラック、またはシャーシ内の各デバイスに対して動的に電力上限を割り 当てます。 ● 温度のトリガポリシー - 電源上限は、米国暖房冷凍空調学会(ASHRAE)規格
● ヘッドルーム — ラックの電力容量(OpenManage Power Center システムへのラック追加時にユーザーが指定)とラックの電力 消費量(ラックに追加された、または関連付けられた PDU による実際の電力消費量によって特定)との違いです。 ● 需要 — 作業負荷に対応するためにデバイスが要求する電力量です。 ● 推定最大電力 — デバイス用に推定された最大電力消費割り当てです。推定最大電力には、デバイスごとの電力消費のピークが 考慮されています。 動的消費電力上限により、すべてのデバイスは、グループに割り当てられた電力上限全体を超える電力を必要とすることなく作業 負荷を処理することが可能になります。動的消費電力上限を選ぶ場合は、次の点に注意してください。 ● 低優先度のデバイスが上限を維持するためにより多くの電力を必要とする場合は、低優先度のデバイスが高優先度のデバイス よりも多くの電力を受電する場合があります。 ● 電力制限が厳しすぎる、およびグループ電力消費が電力上限を超える場合は、ポリシーに対してエラーイベントが発生します。 これが頻繁に発生する場合は、電力の割り当てを再検討するか、制限
デバイスの電源機能ステータスが、デバイス ページで変更されます。 デバイスのポリシーは編集可能です。デバイスのポリシーには、ポリシー ページからアクセスできます。 デバイス電源ポリシー機能のアップグレード いくつかのデバイスの電力ポリシー機能は、PowerEdge M620 などの電力消費量のキャッピングを含むようアップグレードできま す。これらのデバイスには 監視およびアップグレード可能 と表示されます。電力消費量をキャッピングできるようにデバイスを アップグレードするためには、デバイス ページに移動して、デバイスの横にある アップグレード をクリックし、ポップアップヘル プページの指示に従ってデバイス電源機能をアップグレードします。アップグレードが完了したら、電源機能ステータスが 24 時間 以内に、監視およびキャッピング に変わります。 ポリシーの作成 ラック、シャーシ、またはデバイス用に静的電源ポリシーを作成することができます。また、任意のグループまたはデバイス用に動 的電源ポリシーを作成したり、温度でトリガされた電源ポリシーを作成して温度を監視したりすることができます。電源ポリシー は、モニタお
メモ: 電力上限優先度 ウィンドウは、デバイスグループを選択した場合にのみアクセス可能です。 11. 続行するには 次へ をクリック、前の画面に戻るには 戻る をクリック、タスクを中断するには キャンセル をクリックします。 12. 電力ポリシースケジュール ウィンドウで、ポリシーの監視スケジュールを設定します。 ● 期間 — 常時または範囲(24 時間表記を使用した HH:MM フォーマットで開始時間と終了時刻を入力) ● 反復パターン—常時または特定の曜日 ● 反復範囲 — 常時または範囲(開始日および終了日を入力) メモ: 次の手順は、温度でトリガされた電源ポリシー オプションを選択する場合にのみ適用されます。静的 または 動的 電 源ポリシーを選択する場合は、手順 13、14、および 15 をスキップすることができます。 13. 温度を監視する期間を選択します。使用可能なオプションは、前回の時間、前日、先週、先月、前回の 15 分間 です。 14. ドロップダウンメニューから、必要な ASHRAE クラスを選択します。 選択した ASHRAE クラスの温度しきい値が自動的に入力されます。 15.
表 6. ポリシーモード (続き) 該当なし 該当なし 無効 ポリシーは作成されましたが、 使用不可です。 ポリシーの有効化または無効化 1. 左ペインで、ポリシー をクリックします。 ポリシー 画面が表示されます。 2. ポリシーのリストで、有効または無効にするポリシー(複数可)の横にあるチェックボックスを選択します。 3. タスクメニューで 有効化 または 無効化 をクリックします。 メモ: 有効化 および / または 無効化 メニューオプションは、ポリシーを選択した場合にのみ使用できます。 電源詳細グラフでのポリシーの表示 1. 左ペインで、 デバイス > すべてのデバイス または デバイス > 管理下グループ とクリックします。 2. デバイスまたはデバイスグループの横にあるチェックボックスを選択します。 選択されたデバイスまたはデバイスグループの詳細が画面下部のセクションに表示されます。 3. ポリシー タブをクリックしてデバイスまたはデバイスグループに関連するポリシーを表示します。 ポリシーの編集 ポリシーは一度に 1 つずつしか編集できません。 1.
ポリシー 画面が表示されます。 2. タスクメニューで、フィルタ をクリックします。 ポリシーフィルタ ウィンドウが表示されます。 メモ: ポリシーフィルタ ウィザードは、ポリシーが少なくとも 1 つある場合にのみ表示されます。 3. 選択フィルタ ドロップダウンリストから既存のフィルタを選択して実行、または手順 4 に進みます。 4. クイックビュー で ポリシータイプ チェックボックスを選択し、静的、動的、または 温度 オプションを選択します。 5.
12 分析 本章にはさまざまなグラフに関する情報が説明されており、監視によって得られるアーティファクトの分析に役立ちます。 分析機能では、サーバー特性、電力特性、またはサーマル特性と共に、未活用サーバーのグラフィカルな表示が可能になり、レポー トは XML または CSV フォーマットでエクスポートすることができます。グラフは、電力およびサーマル問題を分析して、サーバー 特性を測定し、それらを効率的に活用するために便利です。 左ペインで 分析 をクリックします。 この画面では、次を表示することができます。 ● ● ● ● サーバーの電力特性 ピーク電力とアイドル電力配分 未活用サーバー 電力およびサーマル情報 トピック: • • • • サーバー特性 使用率の低いサーバー 電力分析 冷却分析 サーバー特性 OMPC を使用することにより、単一サーバーレベルでの電力消費量を表示することができます。単一サーバー観点からの電力消費読 み取り値は、データセンターの能力計画に有用です。 現在、サーバー電力特性の表示には、サーバーのネームプレート、または実際の値と異なる場合がある推定値に依存しています。す べての
サーバーモデルの最小および最大電力分配が記述されたグラフが表示されます。 アクティブアイドル時の電力配分グラフの表示 OMPC では、特定の期間内に対して観測された最小電力であるアイドル電力の分配についての詳細を表示することができます。 1. 左ペインで 分析 > サーバ特性 をクリックします。 2. タスクメニューで、アクティブアイドル電力 をクリックします。 アクティブアイドル電力 — <サーバー> グラフが表示されます。 3. y 軸の電力範囲粒度を設定する テキストボックスに値を入力することによって分配範囲を設定し、適用 をクリックします。 サーバーモデルの最小および最大アクティブアイドル電力分配が記述されたグラフが表示されます。 サーバー電力レポートのエクスポート OMPC では、サーバ電力レポートをお使いのシステム上のローカルドライブにエクスポートすることができます。 1. 左ペインで 分析 > サーバ特性 をクリックします。 2. タスクメニューで、すべてエクスポート をクリックします。 レポートは、*.
メモ: パーセンタイル使用率 の範囲は 80 ~ 100 です。デフォルトでは、95 に設定されます。 3. 保存 をクリックします。 電力分析 OMPC は、データセンターの電力の監視と管理に役立ちます。観測された監視データは、容量拡大および配置提案の計画において 有用です。 左ペインで 分析 > 電力分析 をクリックします。電力分析 画面が表示されます。この画面では、次の操作が可能です。 ● データセンター容量拡張計画の実行 ● 設置提案の分析と表示 ● 未活用サーバーからの電力および容量利得の分析と表示 容量拡張の分析 1. 左ペインで、分析 をクリックして、次に 電力分析 をクリックします。 電力およびスペースの分析 ページが表示されます。 2. 容量計画 タブで、デバイスグループに対して該当するチェックボックスを選択します。 3. サーバモデルの選択 セクションから、分析に必要なサーバモデルを選択します。 各フィールドにサーバ数とそれらのサーバの優先度を入力します。 4.
メモ: 別のモデルを追加 をクリックして、別のサーバーモデルで同じ手順を繰り返します。 10. 分析のサマリが、サマリ 画面に表示されます。Finish(終了)をクリックします。 メモ: レポートをシステムの必要な場所にエクスポートすることもできます。 リソース提案の表示 1. 左ペインで、分析 をクリックして、次に 電力分析 をクリックします。 電力および容量分析 ページが表示されます。 2. 未活用サーバーからの電力および容量の獲得 セクションで、起動 をクリックします。 電力および容量節約 ウィンドウが表示されます。 3. サーバー選択 タブに、未活用サーバーに関する詳細が表示されます。各サーバーの横にあるチェックボックスをクリックしてサ ーバーを選択します。 すべての未活用サーバーを考慮する オプションを選択してすべてのサーバーを選択することもできます。 次へ をクリックします。 4.
3. 閉じる をクリックします。 過冷却ルームの表示 1. 左ペインで、分析 をクリックして、次に 冷却分析 をクリックします。 データセンター冷却分析 ページが表示されます。 2. 過冷却ルーム セクションで、データセンターで一番寒い部屋を表示できます。一覧表示されているいずれかの部屋をクリックし ます。 部屋 <番号>:過冷却ルーム ウィンドウが表示されます。デバイスの詳細が、その状況の原因と解決策とあわせて表示されま す。 3. 閉じる をクリックします。 温度差の大きいルームのデバイスの表示 1. 左ペインで、分析 をクリックして、次に 冷却分析 をクリックします。 データセンター冷却分析 ページが表示されます。 2. 温度差の大きいルーム セクションで、吸気温度と過冷却しきい値間の温度差が大きい部屋を表示できます。一覧表示されてい るいずれかの部屋をクリックします。 部屋 <番号>:温度差の大きいルームのデバイス ウィンドウが表示されます。デバイスの詳細が、その状況の原因と解決策とあ わせて表示されます。 3. 閉じる をクリックします。 高温異常値ルームのデバイスを表示 1.
13 レポートの管理 本章では、インベントリ用レポートの定期的な生成、およびレポートの監視と管理についての情報を提供します。 レポートの生成に役立つ事前定義済みのテンプレートが用意されています。レポートはデフォルトで HTML フォーマットで生成さ れます。XML または CSV フォーマットでレポートをダウンロードすることも可能です。 左ペインで、レポート をクリックします。レポート 画面が表示されます。この画面では、次の操作を実行できます。 ● ● ● ● ● ● ● ● レポート詳細の表示 レポートの作成 レポートの編集 レポートの削除 レポートリストの更新 レポートグループの追加または編集 推定最大電力の設定 レポートのフィルタ OpenManage Power Center を使用することにより、次のタイプのレポートを生成できます。 ● 電力ホーダー - 電力ホーダーレポートには、電力を最も消費しているデバイスが表示されます。結果は、一定の期間内における デバイスの最大平均消費電力を考慮して計算されます。 ● 電力倹約 - 電力倹約レポートには、電力消費が最も少ないデバイスが表示されます。結果は
● 熱イベントポリシー — 熱イベントポリシーレポートには、熱イベントベースのポリシー設定とその他の関連する詳細が表示され ます。 ● VM 電力ホーダー - VM 電力ホーダーレポートには多くの電力を消費する仮想マシンの詳細が表示されます。 ● VM 電力倹約 — VM 電力倹約レポートには、電力消費が最も少ない仮想マシンの詳細が表示されます。 ● VM 一般的インベントリ - VM 一般的インベントリレポートには、仮想マシンのインベントリの詳細が表示されます。 トピック: • • • • • • • レポート詳細の表示 レポートの作成 レポートの編集 レポートの削除 レポートグループの追加 レポートグループの編集 レポートグループの削除 レポート詳細の表示 レポート 画面下部のセクションにあるレポートリストでは、特定のレポートの詳細を表示することができます。 レポート 画面で、詳細情報を表示するレポート名をクリックします。詳細は、次のタブに表示されます。 ● 要約 - レポートの名前、説明、レポートグループ、および選択された属性などの情報が表示されます。 ● 結果 - レポート作成中に選択された属性
● VM 一般的インベントリ 新規レポート ウィザードが表示されます。 3. 名前 テキストボックスにレポートの名前を入力します。 4. 継続時間 で、次のオプションの 1 つを選択します。 ● 最近 — ドロップダウンリストから次のオプションの 1 つを選択します。 ○ 時間 ○ 日 ○ 週 ○ 月 ● 過去 — レポートを作成する過去の日数を入力します。 ● 日付範囲 — レポートを作成する開始日から終了日までの範囲を入力します。 5. レポート集約期間 チェックボックスを選択して、データベースから特定の期間における電力または熱関連のデータを収集しま す。 メモ: このオプションを使用できるレポートタイプは、電力データ、未処理の監視データ、およびサーマルデータのみです。 メモ: デバイスまたはグループの電力集約値は、指定された レポート集約期間 の電力データがデータベース内で使用可能な 場合にのみ、正確に計算されます。 6.
レポートの編集 1. 左ペインで、レポート をクリックします。 2. 編集するレポートの横にあるチェックボックスを選択します。 3. タスクメニューで、編集 をクリックします。 レポートの編集 ウィザードが表示されます。 4. 必要な変更を行います。 5. 終了 をクリックして変更を保存するか、 キャンセル をクリックして変更を保存せずに レポート 画面に戻ります。 レポートの削除 1. 左ペインで、レポート をクリックします。 2. 削除するレポートの横にあるチェックボックスを選択します。複数のデバイスを削除するには、名前 見出しの横にあるチェッ クボックスを選択します。 3. タスクメニューで、削除 をクリックします。 次のメッセージが表示されます。このレポートを削除してもよろしいですか? 実行中のすべてのインスタンスはこのレポート とともに削除されます。 4.
14 イベント管理 本章では、イベントタイプ、重要度レベル、サポートされている UPS/PDU イベント、および Power Center イベントの管理方法に 関する情報を提供します。 データセンターに異常な電源 / 温度状況が発生したことを示すイベントを受信することがあります。Power Center は次の項目を検 知します。 ● 事前定義されたイベント ● カスタムイベント Power Center は、ポート 6553 を使って内部イベントをリスンします。別のアプリケーションがポート 6553 を使用するよう設定さ れている場合、その設定を変更して、Power Center 用にポート 6533 を予約する必要があります。 Power Center は、ポート 162 を使って外部デバイスからのイベントをリスンします。SNMP トラップサービスが存在していて、ポ ート 162 を使用する場合、Power Center は自動的にポート 1162 を使用して、SNMP トラップサービスで転送された外部イベントを 受信します。 左ペインで、イベント をクリックします。イベント 画面が表示されます。この画
メモ: iDRAC 管理コンソールの使用方法の詳細に関しては、iDRAC のマニュアルを参照してください。 表 8.
表 8.
表 8. Power Center イベントと重要度レベル (続き) タイプ 説明 重大度レベル UPS オンバイパス UPS 内のオンバイパスに関連したイベン ト。 情報 UPS 出力電力 UPS 内の電力出力不具合に関連したイベ ント。 重要 UPS オーバーロード UPS 内の出力電力負荷限度および閾値超 過に関連したイベント。 重要 UPS シャットダウン UPS がシャットダウンしました。 情報 UPS 温度しきい値 UPS の温度しきい値を超えました。 重要 カスタムイベント セットアップしたカスタムイベントは、カスタム条件しきい値に達すると自動的にトリガされます。 表 9.
アプリケーションログイベント アプリケーションログには、OpenManage Power Center で発生した情報もしくは予期しないイベント、または内部エラーについて の情報が表示されます。 表 10.
表 11. PDU および UPS イベント (続き) Emerson UPS UPS 低バッテリ Dell PDU PDU 低負荷、PDU 高負荷、PDU オーバーロード、PDU 出力低負 荷*、PDU 出力高負荷*、PDU 出力オーバーロード*、PDU 出力 オン*、PDU 出力オフ* メモ: * がついたイベントは、Dell Managed Rack PDU 6605 でのみサポートされています。 APC PDU PDU 低負荷、PDU 高負荷、PDU オーバーロード ServerTech PDU PDU 高付加、PDU 出力オン、PDU_出力オフ Emerson PDU PDU 低負荷、PDU 高負荷、PDU オーバーロード イベント重要度レベル メモ: Power Center で定義される重大度レベルが、監視対象デバイスで定義されるレベルと一貫していない場合があります。 たとえば、デバイスで重大と定義されたイベントが Power Center で警告イベントとみなされる場合があります。 表 12.
メモ: プロトコルエラーイベントは、デフォルトで非表示になっています。これらのイベントを表示するには、設定 > データ ベース をクリックします。イベントログの設定 セクションで プロトコル操作イベントを無視する オプションのチェックを外 します。 イベントの並べ替え 1. 左ペインで、イベント をクリックします。 イベントはデフォルトで、日付 別に降順(最新のイベントから古いイベント)で一覧表示されます。 2. 日付以外のフィールドでリストを並べ替えるには、次のいずれかの列の見出しの横にある「上」または「下」矢印をクリックしま す。 ● ● ● ● ● ● 重大度 エンティティ イベントタイプ 承認者 日付 メモ 「上」または「下」矢印が列の見出しの横に表示され、この矢印により表示が並び替えられます。 イベントへのコメントの追加 1. 左ペインで、イベント をクリックします。 2. コメントを記入するイベントの メモ 列で、 コメントの追加 ウィンドウが表示されます。 をクリックします。 3.
イベントのフィルタ処理 イベントのフィルタ処理機能では、特定のタイプのイベント、承認者のユーザ名、および / または特定の期間に発生したイベント を表示することができます。 1. 左ペインで、イベント をクリックします。 2. タスクメニューで、フィルタ をクリックします。 イベントフィルタ ウィンドウが表示されます。 3.
1. M610 の iDRAC 管理コンソールを開いて、SNMP トラップ設定に関連したページに移動します。 2. Power Center サーバーアドレスの横にある 送信 をクリックして、テストイベントを送信します。 3.
15 セキュリティ Power Center は、データ機密性、データ整合性、およびユーザー認証のセキュリティを保証する設計となっています。 Power Center はユーザーアカウントに認証およびアクセスコントロールを提供します (「アクセスコントロール」を参照) が、Power Center サーバ ーおよび Power Center サーバーに保管された機密データ (パスワードなど) への通信チャネルもすべて保護します。 Power Center システムのセキュリティを強化するには、次の手順を実行します。 ● 通常の Windows オペレーティングサービス (OS) のユーザーアカウントでサービスを開始します。インストールが完了したら、 デフォルトでネットワークサービスアカウントで Power Center サービスに自動ログオンされます。セキュリティ強化のため、ネ ットワークサービスアカウントの変わりに通常の Windows OS ユーザーアカウントを使用することもできます。 ● OS 強化: Power Center がインストールされているシステムに OS 強化を適用できます。そうすることに
● Dell\OpenManagePowerCenter\external\apache-tomcat\conf\web.xml ● Dell\OpenManagePowerCenter\keystore.ssl ● Dell\OpenManagePowerCenter\pgdata\pg_hba.conf ● Dell\OpenManagePowerCenter\pgdata\postgresql.conf 4. Dell\OpenManagePowerCenter\external\apache-tomcat\work にあるすべてのコンテンツを削除します。 5. Power Center の プロパティ をアップデートして、通常のユーザーアカウントを使ってサービスにログインするようにします。 「アカウント .\A に A サービスとしてログオンする権利が付与されました」という通知が表示されたら、OK をクリックして承認 します。 6.
監査ログファイルの合計サイズは 20 MB に制限されています。Power Center は、それぞれ約 6.67 MB の監査ログファイルを最大 3 つ保持します。新しいログが原因でひとつのログファイルのファイルサイズ上限を超過した場合、Power Center はログファイル の名前を変更し、その新しいログを元のファイル名が付いた新しいログファイルに保存します。 監査ログファイルの生成時における命名規則は次のとおりです。 ● audit.log — 最初の監査ログファイル名です。このファイルには常に最新の処置がログされます。 ● audit.log.1 — 2 番目の監査ログファイル名です。これは、audit.log のファイルサイズ上限を超えたときに、audit.log からコピー されます。 ● audit.log.2 — 3 番目の監査ログファイル名です。これは、audit.log のファイルサイズ上限を超えたときに、audit.log.
16 設定の実行 OpenManage Power Center の設定は、設定 画面で行います。設定 画面は、次のタブで構成されています。 ● 一般 — コンソールとデバイスのタイムアウトを設定します。 ● 監視 — 電力 / サーマルの単位およびエネルギー消費のパラメータを設定します。 ● アラート — SNMP トラップのためのアラートの設定、電子メールによるアラートの送信を有効または無効にする、電子メールの 宛先の設定、イベントの重大度レベルの設定を行います。 ● SMTP — 警告電子メールを送信するための SMTP パラメータを指定します。 ● データベース — データベースの圧縮およびパージのポリシーを設定します。 ● ディレクトリ — LDAP 経由の認証をサポートするための LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)を設定します。このタ ブは、Linux オペレーティングシステムを実行し、OpenManage Power Center がインストールされているシステムでのみ表示さ れます。 ● ユーザー - OpenManage Power Cen
2. プロトコルのタイムアウト セクションで、指定した通信プロトコル(IPMI、 SNMP、 WS-MAN、HTTPS、 SSH)のタイムアウ ト(秒)を入力します。 OpenManage Power Center は、タイムアウト時間内にデバイスから応答を得られない場合、そのデバイスが到達不可であると 判断します。 3.
電力および温度の監視単位の設定 1. 監視 > 電力単位設定で、消費電力の表示に使用する必要がある電力の測定単位を選択します。 利用できるオプションは次のとおりです。 ● ワット ● BTU/ 時 2. 温度単位 で、次のオプションから温度監視の表示に使用する必要があるどちらかのオプションを選択します。 利用できるオプションは次のとおりです。 ● 摂氏 ● 華氏 3. 保存 をクリックして変更を適用するか、以前に保存された設定に戻すには リセット をクリックします。 エネルギー消費量コストの設定 1. 左ペインで 設定 > 監視 とクリックします。 2. エネルギー消費量コスト セクションで 定額 および 冷却乗数 テキストボックスに値を入力します。 定額 は、指定通貨での kWh あたりの電力コストです。 冷却乗数 は、デバイスまたはデバイスグループを冷却するために必要なエネルギーの概算に使用します。 3. 通貨 ドロップダウンリストで、エネルギー消費コストを表示させるから通貨を選択します。 4.
データベースポリシーの設定または編集 1. 左ペインで 設定 > データベース とクリックします。 2. データ圧縮 ドロップダウンリストで、非圧縮データを保持する日数(1~14 日)を選択します(デフォルトは 7 日)。 3. パージのスケジュール ドロップダウンリストからデータをパージする時間を選択します。デフォルトは 23:00 です。 4. データのパージ(保存期間) テキストボックスに、指定期間後にデータを自動的にデータベースから削除する日数を入力しま す。デフォルト値は 365 日です。 5. アプリケーションログ設定 > 最大ログサイズ テキストボックスに、アプリケーションログの最大エントリ数を入力します。デ フォルトサイズは 100,000 エントリです。 メモ: プロトコル操作からのイベントを無視するには、プロトコル操作イベントを無視する(S)オプションを選択します。 6. イベントログ設定 > 最大ログサイズ テキストボックスに、イベントログの最大エントリ数を入力します。デフォルトサイズは 100,000 エントリです。 7.
[ディレクトリー]設定画面では、Linux を実行し、OpenManage Power Center がインストールされているシステムでのユーザー認証 および証明書検証を管理するための LDAP の設定を行うことができます。以下の表は、この画面上にあるオプションを示していま す。 表 14. ディレクトリの設定オプション オプション 説明 LDAP ユーザー認証を有効にする LDAP ユーザー認証を有効にするには、このチェック ボックスを選択します。次 のフィールドは、このチェック ボックスを選択した場合にのみ有効になります。 ● ● ● ● ● LDAP サーバーアドレス バインド識別名 バインドパスワード 検索するベース識別名 ユーザーログインの属性 LDAP サーバーアドレス(単一、またはカンマ で区切られた複数の DNS 名または IP アドレ スを入力) LDAP サーバーの IP アドレスまたは DNS 名を入力します。DNS 名または IP ア ドレスをカンマで区切って、複数のアドレスを入力することができます。例: 192.125.46.89, 192.25.47.
この画面では次の操作を行うことができます。 ● ディレクトリ設定の表示 ● ディレクトリ設定の編集 ディレクトリ設定の編集 メモ: ディレクトリ設定は、Linux 環境内にある OpenManage Power Center にのみ適用可能です。 1. 左ペインで 設定 > ディレクトリ とクリックします。 2. LDAP 認証を有効にするには、LDAP ユーザー認証を有効にする チェックボックスを選択し、以下の情報を入力します。 ● LDAP サーバアドレス(必須)— 1 つの DNS 名または IP アドレスを入力するか、複数の名前またはアドレスを入力します。 複数の名前またはアドレスはコンマで区切ります。たとえば、次のとおりです。 192.25.46.89,192.25.47.
アラート アラート 設定画面で、SNMP トラップ転送および電子メールアラートを有効または無効にできます。次の表に、この画面上のオプ ションを示します。 表 15.
サードパーティーアプリケーションへの SNMP トラップの送信 1. で、Power Center MIB ファイル(DellOpenManagePowerCenter-MIB.mib)を見つけます。 2. MIB ファイルをサードパーティーアプリケーションにインポートします。 3. SNMP トラップ設定が OpenManage Power Center で必要通りに設定されていることを確認します。 電子メールアラートの設定の編集 1. 左ペインで 設定 > アラート とクリックします。 2. SNMP トラップを有効にする チェックボックスをオンにします。 3. 送信先 IP アドレス、またはホスト名、ポート、コミュニティ名を入力します。 4. 電子メールアラートを有効にする チェックボックスを選択します。 5. 重大度レベル で、転送するイベントログアラートの重大度レベルを選択します。 6. アラート受信者の E-メールアドレスを入力します。複数のアドレスはセミコロンで区切ってください。 7.
メモ: ホーム 画面には、ライセンス条項に違反したときに警告メッセージが表示されます。 Power Center のライセンスを取得するには、https://www.dell.com/en-in/work/shop/cty/pdp/spd/dell-openmanage-power-center を 参照してください。 ライセンスのインポート 試用期限後も引き続き製品を使用するには、ライセンスを購入、ダウンロード、およびインポートする必要があります。 1. 左ペインで 設定 > ライセンス とクリックします。 2. ライセンス詳細 ペインで、ライセンスのインポート をクリックします。 3.
17 ログ ログ機能は、OpenManage Power Center で発生する予期しないイベント、情報イベント、または内部エラーに関する情報を表示し ます。リストの一番上には最新のアプリケーションログが表示されます。ログは最大 100,000 エントリを保有することができま す。 左ペインで ログ をクリックします。アプリケーションログ 画面が表示されます。この画面では次の操作が可能です。 ● ● ● ● ● ● ● ログの削除 ログのエクスポート ログリストの更新 ログのフィルタ 既存フィルタのクリア ログリストの並べ替え ログの最大数の指定 トピック: • • ログ表示の並び替え アプリケーションログサイズの設定 ログ表示の並び替え 1. 左ペインで ログ をクリックして、アプリケーションログのリストを表示します。 2.
18 トラブルシューティング 本章では、Power Center で作業中に発生する既知の問題について説明します。 Power Center で何度もログインする必要があるのはなぜ ですか? 考えられる原因: この問題は、Kerberos SSO のエレメントである Power Center サーバー、ウェブブラウザ、または AD ドメインコ ントローラ設定のひとつが正しく設定されていない場合に発生します。 解決方法:Power Center サーバおよびウェブブラウザを Kerberos SSO 用に正しく設定します。詳細については、ウェブブラウザの ヘルプドキュメントを参照してください。 Power Center サーバーは正常に稼動しているのに、ウェブ ブラウザから Power Center 管理コンソールにアクセスで きないのはなぜですか? 考えられる原因: プロキシ設定により、ブラウザがネットワーク上の Power Center サーバーにアクセスできない場合があります。 解決方法: プロキシサーバー設定をチェックして、設定が正しいことを確認してください。 Power Center から自動的
デバイスから送信されたイベントを Power Center で受信 できないのはなぜですか? 考えられる原因: Power Center は、デバイスから送信されるイベントの送信先ホストです。 解決方法: Power Center サーバーの IP アドレスが、デバイスでイベントの送信先としてレジスタされていることを確認します。 考えられる原因: ネットワーク接続問題があります。 解決方法: デバイスネットワークと Power Center サーバーが接続されており、パケットを送信できることを確認します。 考えられる原因: 不可欠なサービスが起動していません。 解決方法:Windows SNMP トラップサービスが Power Center サーバにインストールされている場合、このサービスと OpenManage Power Center SNMP ディスパッチャが Power Center サーバで起動していることを確認します。 Power Center が破損したり、アンインストールされた後も、 以前に存在していた電力ポリシー(EPR を含む)がデバイ スで有効なままなのはなぜですか? 考えられる原因:
Firefox 31 からアクセスするときに Power Center ログイン ページを開くことができないのははぜですか? 考えられる原因:Power Center のインストール中に、Power Center 用の自己署名証明書が作成されます。エンドユーザーがこの自 己署名証明書を、よく知られている CA(Firefox がこの CA を認識)によって署名された証明書に置き換えていれば、この問題は 発生しません。Mozilla では証明書の検証プロセスが改善されています。詳細については、www.wiki.mozilla.org/ SecurityEngineering/Certificate_Verification をお読みください。この改善の結果、エンドユーザーが Firefox 31 経由で Power Center にアクセスすると、「sec_error_ca_cert_invalid」エラーが発生することがあります。 解決方法: この問題に対処に推奨される、次の解決策を実行してください。 1. 別のウェブブラウザを使用する。 2.
グループへのシャーシ追加中にネットワーク例外が発生す るのはなぜですか? 考えられる原因:シャーシプラットフォームの応答が遅い可能性があります。シャーシが OpenManage Power Center に応答する前 にウェブサーバがタイムアウトし、その結果ネットワーク例外が発生することがあります。 解決方法: シャーシはバックエンドでグループに追加されますが、シャーシが OpenManager Power Center に応答する前に GUI が タイムアウトします。 比較レポートで、サービスが数時間停止されたときにデバ イスの平均消費電力が異なるのはなぜですか? 考えられる原因: すべてのデバイス と 管理下グループ に対するロジックに矛盾がある可能性があります。 解決方法: 電力値の計算がより正確な 管理下グループ からデバイスを選択することができます。 Chassis Management Controller(CMC)内の唯一のデバイ スが削除されたときに「ポリシーが正常に戻りました」イベ ントが表示されないのはなぜですか? 考えられる原因:シャーシの最後のブレードが削除されると、シャーシにデバ
シナリオ 4 考えられる原因:グループの監視対象のピーク電力が、グループの電力容量よりも高くなっています。 解決方法:グループまたはグループ内のラックの電力容量を設定します。 Redfish プロトコルを使用して、OMPC で検出されたサーバ を管理できません。イベントも記録されません。どうすれ ば問題をトラブルシューティングして解決できますか? OMPC 4.0 では、iDRAC のロックダウン機能を有効にした状態で Redfish プロトコルを使用してサーバを検出すると、特定の機能を 使用できないことがあります。次のマトリックスで、制約事項を示します。 表 16.
A Microsoft Windows オペレーティングシステム でのアップグレード不具合リカバリ OMPC ステータスのチェック アップグレード中にインストーラ処理が停止された、またはサーバの電源が切れた場合、アップグレードは失敗します。アップグ レード失敗シナリオをトラブルシュートするには、次の手順に従ってください。 1. Windows コマンドラインインタフェースで wmic product where name='Dell OpenManage Power Center' get version コマンドを実行し、現在の OMPC バージョンを取得します。 2. OMPC の古いバージョン(例:3.1.0.XXXX)が表示される場合、OMPC アップグレード操作がまだ開始されていないことを意味 します。「OMPC の回復」の項を参照してください。 3. OMPC の新しいバージョン(例: 3.2.0.XXXX)が表示される場合、OMPC アップグレードが開始されています。「OMPC データ ベースサービスステータスのチェック」の項を参照してください。 4.
a. regedit コマンドで登録テーブルを開き、{79427712-CD0A-4114-A571-6BCA07F2EE0A} を含むすべてのキーまたは値 を検索します。検索されたキーと値をすべて削除します。 b. OMPC サービスが存在する場合はすべて停止します。 c. 次のコマンドを使用して、すべての OMPC サービスを削除します(存在する場合)。 i. Sc.exe delete "DatacenterManager" ii. Sc.exe delete "DatacenterManagerSnmp" iii. Sc.exe delete "DatacenterManagerServer" iv. Sc.exe delete "Dell OpenManage Power Center Database Server" 2. Windows コマンドラインでコマンド「[LocalAppData]\ompc\ompcold\App.exe" /V"/qb! INSTALLDIR=\"[InstDir]\" PGSQLDATADIR=\"[DataDir]\" USEDBSERVER=0」(32 ビ
B Linux オペレーティングシステムでのアップグレ ード不具合リカバリ OMPC のアップグレードまたはインストールには、新しい OMPC バージョンパッケージ内の install.sh コマンドを使用します。 install.sh コマンドは、OMPC のバージョンを検知します。古いバージョンがインストールされている場合はアップグレード処 理が初期化されます。されていなければ、新しいバージョンがインストールされます。 メモ: OpenManage Power Center のインストールまたはアップグレード中に rpm -U を使用する場合、多くの警告メッセージが 表示されます。アップグレード操作は期待どおりに続行しますので、これらの警告メッセージは無視してかまいません。この 問題を解決するには、install.sh を rpm -U の代わりに使用することを推奨します。 OMPC ステータスのチェック アップグレード中にインストーラ処理が停止された、またはサーバの電源が切れた場合、アップグレードは失敗します。アップグ レード失敗シナリオをトラブルシュートするには、次の手順に従ってください。 1.
メモ: OMPC データベースデーモンを起動できない場合は、OMPC アップグレードが失敗しています。「前の OMPC バージョ ンへのロールバック」を参照してください。 2. データベースバージョンをチェックします。 a. ターゲットバージョンが 3.1 以降の場合は [PGSQLDRV]= postgresql-9.3-1102.jdbc4.jar b. ターゲットバージョンが 3.1 未満の場合は [PGSQLDRV]= postgresql-8.3-603.jdbc4.jar 現行のデータベースバージョンは、[InstDir]/dbinfor.tmp 内の DB_VERSION アイテムによって取得できます。/etc/ompc/ upgradeok: の存在をチェックします。 存在すれば、アップグレードが完了しています。存在しなければ、新しい OMPC がインストールされましたが、アップグレード はまだ完了していません。 以前の OMPC バージョンへのロールバック 1. ロールバックスクリプト、/etc/ompc/backup/ompcrollback.sh を起動します。 2.