Dell EMC PowerVault ME4 Series ストレージ システム 管理者ガイド July 2020 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2018 – 2020 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: 操作を始める.......................................................................................................................... 10 新規ユーザーのセットアップ........................................................................................................................................... 10 新しいストレージ システムの設定とプロビジョニング............................................................................................10 PowerVault Manager インターフェイスを使用する................................................................
ディスク グループとプールの作成........................................................................................................................... 35 ガイド付きディスク グループとプール作成ウィザードを開く.......................................................................... 36 ホスト セットアップ ウィザードでホストとボリュームを接続する......................................................................36 ホスト セットアップ ウィザードで前提条件の確認............................................................................................ 36 ホスト セットアップ ウィザードでホストの選択................
詳細設定.............................................................................................................................................................................. 68 ディスク設定を変更する........................................................................................................................................... 68 システム キャッシュ設定の変更.............................................................................................................................. 70 パートナー ファームウェア更新を構成する...........
スペアを管理する..............................................................................................................................................................90 グローバル スペア........................................................................................................................................................90 専用スペア.....................................................................................................................................................................
ボリューム トピックから手動でレプリケーションを開始する......................................................................... 111 ボリューム トピックからレプリケーションのスケジュール.............................................................................. 111 [ボリューム]トピックからレプリケーション スケジュールを管理する............................................................ 112 [ボリューム]トピックからスケジュール設定されたレプリケーション タスクを変更する..................... 112 ボリューム トピックからスケジュールを削除する.............................................................................................
[レプリケーション]トピックからレプリケーションをスケジュール設定する.......................................... 133 レプリケーションの停止.................................................................................................................................................134 レプリケーションの停止...........................................................................................................................................134 レプリケーションを一時停止する.....................................................................................................
connUnitPortTable の外部の詳細............................................................................................................................. 157 PowerVault Manager で SNMP イベント通知の構成.......................................................................................... 158 SNMP 管理...................................................................................................................................................................158 FTP と SFTP を使用する......................................
1 操作を始める PowerVault Manager は、ストレージ システムを構成、モニタリング、および管理するための Web ベースのインターフェイスです。 ストレージ システムの各コントローラー モジュールには Web サーバーがあり、PowerVault Manager にサイン インするとアクセスで きます。デュアルコントローラー システムでは、いずれのコントローラーからもすべての機能にアクセスできます。1 台のコント ローラーが使用できなくなった場合、パートナー コントローラーからストレージ システムの管理を続行できます。 ストレージ システムの各コントローラー モジュールには、PowerVault Manager に加えて、SNMP、FTP、SFTP、SMI-S、SLP、コマ ンドライン インターフェイスがあります。コマンドライン インターフェイス以外のすべてのインターフェイスの詳細については、 このガイドを参照してください。コマンドライン インターフェイス(CLI)の使用方法の詳細については、『Dell EMC PowerVault ME4 Series Storage System CLI
IPv6 ネットワークの場合は、https://fd6e:23ce:fed3:19d1::1 と入力して、コントローラー モジュール A にアクセス します。 4. ストレージ システムが G275 ファームウェアを実行している場合は、ユーザー名 manage とパスワード!manage を使用して PowerVault Manager にサイン インします。 • サインインの詳細については、「サイン インとサイン アウト 、p. 14」を参照してください。これらのオプションの使用方法の 詳細については、「ガイド付きセットアップ 、p. 34」を参照してください。 ストレージ システムが G280 ファームウェアを実行している場合は、次の手順を実行します。 a. Get Started(開始する)をクリックします。 b. コマーシャル セールス規約とエンド ユーザー ライセンス契約(EULA)を読み、同意をクリックします。 c.
• • • PowerVault Manager のヘルプ コンテンツは、Windows 10 に付属して配送される Microsoft Edge ブラウザーを使用して いる場合は表示されません。 ヘルプ ウィンドウを表示するには、ポップアップ ウィンドウを有効にする必要があります。 ディスプレイを最適化するには、カラー モニタを使用し、カラー品質を最高設定に設定します。 サインイン ページを超えて(有効なユーザー アカウントで)ナビゲートする場合 ○ Internet Explorer の場合、ローカルイントラネット セキュリティ オプションを中または中低に設定します。 ○ Internet Explorer の場合、各コントローラーの各ネットワーク IP アドレスを信頼済みサイトとして追加します。 ○ ブラウザーが Cookie を許可する設定になっていることを確認します(少なくともストレージ システムのネットワーク ポート の IP アドレスについて)。 ○ PowerVault Manager が HTTPS を使用するように構成されている場合は、Internet Explorer が TLS 1.
1. ソートする最初の列で、見出しを 1 回または 2 回クリックしてアイテムを並べ替えます。 2. ソートする 2 番目の列で、見出しで Shift キーを押しながら 1 回または 2 回クリックし、アイテムを並べ替えます。Shift キーを 押しながら 3 回クリックすると、列の選択が解除されます。 3. 追加の列それぞれについて、同様の手順を実行します。 フィルターを使用して、指定されたテキストを含むアイテムを検索する 複数列のテーブルをフィルタリングするには、テーブル上部の[フィルター]フィールドに、検索するテキストを入力します。入力 すると、指定したテキストを含むアイテムのみが表示されたままになります。フィルターでは大文字と小文字は区別されません。 列フィルターを使用するには、次を実行します。 1. 列の見出しで、フィルター アイコン( )をクリックします。フィルターのメニューが表示されます。 2.
す。データは、テーブル全体または選択された 1 行以上に対してエクスポートすることができ、行形式または列形式で表示できま す。エクスポートされた CSV ファイルには、ホバー パネルに表示される情報を含む、テーブル内のすべてのデータが含まれていま す。 1. [CSV にエクスポート]ボタンがあるテーブルから、エクスポートするデータを 1 行以上選択します。 2. CSV にエクスポートをクリックします。[データを CSV にエクスポート]パネルが開きます。 3. すべてをクリックして、選択したテーブル内のすべてのデータをエクスポートするか、選択済みをクリックして、選択したファ イルのみエクスポートします。 4. 行をクリックして、行の形式でデータをエクスポートするか、列をクリックして、列の形式でデータをエクスポートします。 5.
ール内に複数のバーチャル ボリュームを作成し、リソースを共有することができます。これにより、高度な柔軟性と利用可能な物 理リソースの最も効率的な使用が可能になります。 バーチャル ストレージを使用すると、いくつかのメリットがあります。 • • • プール内のディスクの数が増えるにつれてパフォーマンスが向上します。 物理ストレージを仮想化し、ボリュームが高効率で利用可能なリソースを共有できるようにします。 ボリュームを 16 個以上のディスクで構成することができます。 バーチャル ストレージは、シン プロビジョニング、自動階層型ストレージ、SSD リード キャッシュ、クイック リビルド機能などの データ管理機能の基盤を提供します。 リニア メソッドは、論理ホスト要求を直接物理ストレージにマッピングします。場合によっては、マッピングは一対一ですが、ほ とんどの場合、マッピングは物理ストレージ デバイスまたはスライスのグループ全体にわたって行われます。このリニア マッピン グ法は非常に効率的です。リニア マッピングの難点は柔軟性に欠けることです。そのため、物理レイアウトが確立された後に変更 することが困難になり
メモ: 最後のディスク グループにデータが含まれている場合、警告が表示され、ディスク グループの削除を確認するよう求め られます。 仮想ディスク グループの RAID レベルは、フォールト トレラントにする必要があります。仮想ディスク グループでサポートされる RAID レベルは、RAID 1、RAID 5、RAID 6、RAID 10、ADAPT です。RAID 10 を指定した場合、ディスク グループに少なくとも 2 個の サブ グループが存在する必要があります。 リニア ディスク グループ リニア ディスク グループには、一連のディスクの仕様、RAID レベル、ディスク グループ タイプ、および名前が必要です。システ ムがリニア ディスク グループを作成するたびに、同時に同じ名前のリニア プールも作成されます。リニア プールには、それ以上 のディスク グループを追加することはできません。 最大限のパフォーマンスを実現するには、リニア ディスク グループ内のすべてのディスクが、ディスク タイプ、サイズ、および速 度によって決定される同じ分類を共有する必要があります。これにより、そのディスク グループでア
メモ: NRAID、RAID 0、RAID 3(リニアのみ)のディスク グループを作成するには、CLI の add disk-group コマンドを使 用する必要があります。このコマンドの詳細については、『Dell EMC PowerVault ME4 Series Storage System CLI Guide』を 参照してください。 メモ: RAID 1、RAID 5、RAID 6、RAID 10、ADAPT 仮想ディスク グループのみ作成できます。 表 1.
表 2.
表 4.
オール フラッシュ アレイ デフォルトで有効になっているオール フラッシュ アレイ機能は、SSD で構成されたディスク グループでシステムを排他的に実行 できるため、同種の SSD のみの構成が可能になります。オール フラッシュ アレイを使用するシステムでは、SSD のみで構成され る 1 個の階層があります。システムにスピン ディスクを含むディスク グループが含まれている場合は、ディスク グループを削除し てから、オール フラッシュ アレイ機能を使用する必要があります。 SSD とスピン ディスクを使用し、最初のディスク グループにスピン ディスクをプロビジョニングすると、仮想ディスク グループ 内のスピン ディスクを使用し、仮想ディスク グループまたは読み取りキャッシュとして、SSD を使用するようにシステムをプロビ ジョニングできます。 内蔵ディスクの管理 SSD は複数のアルゴリズムを使用して SSD の耐久性機能を管理しています。これには、ウェア レベリング、Unmap コマンドのサ ポート、増幅書き込みを最小化するオーバー プロビジョニングが含まれます。 ウェア レベリング ウェア レベリング
データの別のコピーもスピニング ディスクに保存されます。コントローラのリスタートまたはフェールオーバーが発生すると、リー ド キャッシュの内容が失われます。まとめると、これらの属性にはいくつかの利点があります。 • • • リード キャッシュにデータを移動する場合のパフォーマンス コストは、下位階層から上位階層への完全な移行よりも低くなり ます。 リード キャッシュがフォールト トレラントに潜在的にシステムのコストを削減する必要はありません。 コントローラのリード キャッシュは事実上 2 桁以上拡張されます。 リード キャッシュ グループが 1 個の SSD で構成される場合、自動的に NRAID が使用されます。リード キャッシュ グループが 2 個 の SSD で構成される場合、自動的に RAID 0 が使用されます。 CHAP の詳細については、「SSD について 、p.
各コントローラーで 512 TiB を超える仮想プールを作成する場合は、set advanced-settings CLI コマンドの large-pools パ ラメーターを使用して、大規模なプール機能を有効にすることができます。大規模なプール機能がデフォルトのままの無効になって いる場合、仮想プールの最大サイズは 512 TiB、スナップショット ツリーあたりの最大ボリューム数は 255(ベース ボリューム+254 個のスナップショット)です。大規模なプール機能を有効化すると、仮想プールの最大サイズが 1024 TiB(1 PiB)に増加し、スナ ップショット ツリーあたりの最大ボリューム数が 9(ベースボリューム+8 個のスナップショット)に低減します。スナップショッ ト ツリーのボリュームに対して 3 個を超えるレプリケーション セットが定義されている場合、スナップショットあたりの最大ボリ ューム数は 9 未満に減少します。set advanced-settings CLI コマンドの large-pools パラメーターの詳細については、 『Dell EMC PowerVault ME4 Serie
リニア ボリュームは、完全に割り当てられたシーケンシャルな物理ブロックにユーザー データを格納する方法を使用します。ホス トに提示された論理データと、それが格納されている物理的な場所との間のマッピングは、固定されているか、静的です。 ボリューム キャッシュ オプションについて 各ボリュームに対して実行される読み取りと書き込みを最適化するオプションを設定できます。デフォルトの設定を使用すること をお勧めします。 ライトバックまたはライトスルーのキャッシュを使用する 注意: ホスト オペレーティング システム、アプリケーション、アダプタがデータをどのように移動するかを完全に理解してい る場合にのみ、ライトバック キャッシュを無効にしてください。間違って使用されると、ライトバック キャッシュはシステ ムのパフォーマンスを妨げる可能性があります。 ボリュームを変更するときは、ライトバック キャッシュ設定を変更できます。ライトバックは、コントローラがディスクに書き込 まれるデータを受け取り、メモリ バッファに格納し、実際にディスクに書き込まれるまで待機することなく、書き込み操作が完了 したことを示す信号をホスト オ
• • • ストライプオプションは、1 個のストライプの先読みサイズを設定します。コントローラは、本来ストライピングされていない NRAID および RAID 1 ディスク グループを、内部ではストライプ サイズが 512 KB であるかのように扱います。 特定のサイズのオプションを使用して、すべてのアクセスのデータ量を選択できます。 無効オプションは、先読みキャッシュをオフにします。これは、ホストがランダム アクセスに対して先読みをトリガーするの に便利です。これは、ホストがランダム I/O を 2 個の読み取りに分割し、先読みをトリガーする場合に発生します。 シン プロビジョニングについて シン プロビジョニングは、バーチャル ストレージ機能であり、システム管理者は物理ストレージ リソースをオーバーコミットでき ます。これにより、ホスト システムは、実際に割り当てられているストレージよりも多くのストレージを使用しているかのように 動作します。物理リソースがいっぱいになると、必要に応じてディスク グループを追加して物理ストレージを追加できます。 リニア マッピングに関連する柔軟性の欠如を解消するために、
3 つのボリューム階層の親和性設定は次のとおりです。 • • 親和性なし:この設定では、使用可能な最高位の実行階層が最初に使用され、他の階層のスペースが使い尽くされた場合にのみ アーカイブ階層が使用されます。ボリューム データは、アクセス頻度と階層の空き容量に基づいて、より高位の階層に移動しま す。 パフォーマンス:この設定では、ボリューム データは優先的により高位のサービス階層に移動されます。使用可能なスペースが ない場合は、より低位の実行階層のスペースが使用されます。ボリューム データは、アクセス頻度と階層の空き容量に基づい て、より高位の階層に移動します。 メモ: パフォーマンスの親和性の設定には SSD 階層は不要で、使用可能な最高位のパフォーマンス階層を使用します。 • アーカイブ:この設定では、ボリューム データは優先的に最低位のサービス階層に移動されます。ボリューム データは、アクセ ス頻度と階層の空き容量に基づいて、より高位の階層に移動できます。 メモ: ボリューム階層の親和性は固定ということではなく、データは特定の階層と容量に制限されません。アーカイブの親和性 を持つボリュームのデー
ジ システムを認証する必要がある場合もあります。これは、双方向 CHAP と呼ばれます。CHAP を有効にするには、次の手順が含 まれます。 • • • • • ホスト ノード名(識別子)とシークレットを決定します。ホスト ノード名は、iSCSI Qualified Name(IQN)です。シークレット は 12~16 文字である必要があります。 ストレージ システムで CHAP のエントリーを定義します。 ストレージ システムで CHAP を有効化します。これは、セキュリティの暴露を回避するために、すべての iSCSI ホストに適用 されることに注意してください。CHAP が有効化されている場合、現在のホスト接続はすべて終了し、CHAP のログインを使用 して再確立する必要があります。 ホストの iSCSI イニシエーターで CHAP シークレットを定義します。 CHAP を使用して、ストレージ システムへの新しい接続を確立します。ホストは、システムにて、さらには接続が行われたポー トで表示可能である必要があります。 CHAP が有効になった後にホストを追加する必要が生じた場合は、追加の CHAP ノ
コントローラ モジュールが 1 個の 2U コントローラ エンクロージャを購入した場合は、冗長構成が提供されていないことに注意して ください。コントローラに障害が発生した場合、システムはデータを使用できない危険性があります。詳細については、「シングル コントローラによるデータ保護について」を参照してください。 メモ: 1 台のコントローラでシステムを操作している場合は、ドキュメントに記載されている一部の機能が使用できないか、ご 使用のシステムに該当しない可能性があります。たとえば、ストレージ プールが 1 個しか存在せず、コントローラのフェール オーバーと復旧に関するテキストは適用されない場合があります。 スナップショットについて 仮想ボリュームのスナップショットを、お使いのシステムでサポートされる最大数まで作成できます。スナップショットにより、 スナップショット作成時点のソース ボリュームのデータ状態が作成されて保存されるため、データ保護機能が提供されます。スナ ップショットは手動で作成するか、または作成をスケジュールすることができます。スナップショットの作成後にソース ボリュー ムを拡張することはできま
ボリュームのコピーについて 仮想ストレージでは、この機能を使用して仮想ベース ボリュームまたはスナップショットを新しい仮想ボリュームにコピーすること ができます。 ボリューム コピー機能では、ベース ボリュームとスナップショットを新しいボリュームにコピーすることができます。この機能によ り、ストレージ システム内のベース ボリュームまたは仮想スナップショットの完全な「物理的」コピーが作成されます。コピー操作 が開始された時点で存在していたソースの正確なコピーであり、ソースと同じ量の領域を消費し、I/O の観点から独立しています。 対照的に、スナップショット機能は、ボリュームのポイント イン タイム論理コピーを作成します。このコピーはソース ボリューム に依存します。 ボリューム コピー機能は、次の利点を提供します。 • • 追加のデータ保護:ボリュームの独立したコピーは、完全なソース ボリュームの障害に対する追加のデータ保護を提供します。 ソース ボリュームに障害が発生した場合、そのコピーを使用して、ボリュームをコピー作成時点まで復元することができます 実稼働データの無停止:ボリュームの独立したコピーにより
4. 欠落しているドライブがスロットに挿入されているか、欠落しているドライブが検出され、表示されます。ドライブのステータ スは LEFTOVER です。 5. LEFTOVER ドライブのメタデータがクリアされ、ドライブがディスク グループと接合します。 メモ: ディスク グループ内の 1 つ以上のドライブが LEFTOVER のステータスになっている場合は、いずれのアクションを続 行する前に、テクニカル サポートにお問い合わせください。 6. スペア ドライブからディスク グループと接合しているドライブへのコピーバック操作が開始されます。ディスク グループのス テータスは CPYBK です。 7.
ファームウェアアップデートについて コントローラ モジュール、拡張モジュール、ディスク ドライブには、それらを動作させるファームウェアが含まれています。新し いファームウェア バージョンが利用可能になると、工場またはお客様のメンテナンス デポでインストールされます。お客様のサイ トのストレージ システム管理者によってインストールされる場合もあります。デュアル コントローラ システムについては、次のフ ァームウェア アップデートのシナリオがサポートされています。 • • 管理者が 1 個のコントローラで新しいバージョンのファームウェアをインストールし、そのバージョンをパートナー コントローラ にも転送する場合。 特定のファームウェア バージョンを使用するシステムで、管理者が 1 個のコントローラ モジュールを交換し、残りのコントロー ラを新しいコントローラ(古いまたは新しいファームウェアが含まれる可能性がある)へ転送する場合。 コントローラ モジュールが工場でエンクロージャにインストールされる場合、エンクロージャのミッドプレーン シリアル番号とフ ァームウェア アップデートのタイムスタンプは、コントローラの
• • • 転送が必要 - ログ ファイルは、コンテンツの転送が必要なしきい値までいっぱいです。このしきい値は、ログ ファイルごとに 異なります。このレベルに達した場合: ○ プッシュ モードでは、情報イベント 400 とすべての未転送データがログ収集システムに送信されます。 ○ プルモードでは、情報イベント 400 がログ収集システムに送信され、ログ収集システムは未転送ログ データを要求すること ができます。ログ収集システムは、コントローラごとに個別にログファイルを取得できます。 警告 - ログファイルにはほとんど転送されないデータがあります。このレベルに達すると、警告イベント 401 がログ収集システ ムに送信されます。 ラップ - ログ ファイルが転送されていないデータでいっぱいになり、最も古いデータの上書きが開始されました。このレベルに 達すると、情報イベント 402 がログ収集システムに送られます。 プッシュ モードやプル モードでログ データを転送した後、ログの容量ステータスはゼロにリセットされ、転送されないデータがな いことを示します。 メモ: プッシュモードでは、1 個のコントローラがオ
CloudIQ について CloudIQ によってストレージのモニタリングとプロアクティブなサービスが実現し、ニーズに合わせてカスタマイズした情報、準リ アルタイム分析へのアクセス、いつどこからでもストレージ システムを監視する機能を利用することができます。CloudIQ では次 の機能が提供されてストレージの監視とサービスが容易になります。 • • 環境に影響が出る前に問題に関する情報を提供するプロアクティブな保守性。 システム正常性スコア、パフォーマンス メトリック、現在の処理能力や傾向などの重要な情報を集約するダッシュボードを使 用した、環境全体の集中型のモニタリング。 CloudIQ には次のものが必要です。 • • • ME4 Series ストレージ システムは、ファームウェア バージョン G280 以降が必要となります。 SupportAssist を ME4 Series ストレージ システムで有効にする必要があります。 SupportAssist の Enable CloudIQ チェック ボックス - CloudIQ Settings タブをオンにする必要があります。 メモ: Clo
システム内のシステムと FDE 対応ディスクは、最初はセキュリティ保護されていませんが、いつでも保護することができます。シ ステムが保護されるまで、FDE 対応ディスクは FDE をサポートしていないディスクとまったく同じように機能します。 FDE 保護を有効にするには、パスフレーズを設定してシステムを保護する必要があります。データが保護される前にシステムに存 在していたデータは、データが保護されていないときと同じ方法でアクセスできます。ただし、ディスクがセキュリティ保護され ていないシステム、または、パスフレーズの異なるシステムに転送された場合、データにアクセスすることはできません。 保護されたディスクとシステムは再利用することができます。ディスクを再利用すると、ディスク上の暗号化キーが変更され、デ ィスク上のすべてのデータが効果的に消去され、システムとディスクがセキュリティ保護されなくなります。ディスク上のデータ が不要になった場合にのみ、ディスクの用途を変更してください。 FDE は、ディスク単位の単位ではなく、システム単位で動作します。FDE を使用するには、システム内のすべてのディスクが FDE 対
2 [ホーム]トピックでの作業 [ホーム]トピックでは、システムをセット アップおよび構成し、タスクを管理するためのオプションが提供されています。また、 システムによって管理されるストレージの概要を表示しています。表示される内容は、 [ようこそ]パネルで必要なすべてのアクシ ョンが完了しているかどうかによって異なります。標準的な[ホーム]トピックは、必要なすべてのアクションが完了するまで[よ うこそ]パネルに表示されません。 トピック: • • • • • • ガイド付きセットアップ ディスク グループとプールのプロビジョニング ホスト セットアップ ウィザードでホストとボリュームを接続する 全体のシステムのステータス システムの設定 スケジュールされたタスクの管理 ガイド付きセットアップ [ようこそ]パネルには、設定およびプロビジョニングのプロセスを案内することでシステムを迅速かつ容易にセット アップでき るよう支援するオプションが用意されています。 ガイド付きセットアップでは、まず[システム設定]パネルにアクセスし、必要なすべてのオプションを完了することによって、 システム設定を行う必要があります。
5. 設定を保存し、[ストレージのセットアップ]を終了して、[ようこそ]パネルに戻ります。 6.
リニア ストレージ環境 リニア ストレージ環境で運用する場合、[アドバンス プールの作成]パネルが開きます。ディスク グループの追加を選択し、指示 に従って手動でディスク グループを 1 個ずつ作成します。スペアの管理を選択し、指示に従って手動でグローバル スペアを選択し ます。表示されるオプションの詳細についてはアイコンをクリックします。 ガイド付きディスク グループとプール作成ウィザードを開く 1. 次のいずれかの方法でストレージ セットアップにアクセスします。 • • ようこそパネルで、ストレージのセットアップをクリックします。 ホームのトピックから、アクション]>[ストレージのセットアップをクリックします。 2.
ウィザードのホストのグループ化セクションでは、ホストを他のホストとグループ化してクラスタリングを容易にします。すでに定 義されているホスト グループから選択することも、現在のホストから始まる新しいホスト グループを作成することもできます。次 の手順に進む準備ができたら、次へをクリックします。 ホスト セットアップ ウィザードでボリュームの追加と管理 ウィザードの[ボリューム]セクションには、ユーザーがボリュームを管理および追加するためのオプションが用意されています。 デフォルトのシステムには、各プールに 1 つのボリュームがあり、各ボリュームのサイズはデフォルトで 100 GB に設定されていま す。ウィザードを使用すると、ボリュームの名前およびサイズを変更したり、ボリュームが存在するプールを選択したりすることが できます。ウィザードの指示に従って、表に示されるボリュームを作成します。コントローラ間でのボリュームの所有権のバランス を確認してください。次のステップに移動する準備ができたら、次へをクリックします。 設定の概要 概要には、ウィザードで定義したホストの設定が表示されます。セットアップが完成してい
表 5.
有する、仮想プール B またはリニア プールに関する同じ種類の情報が表示されます。シングルコントローラのシステムでは、その コントローラに関連するストレージ ブロックのみが表示されます(たとえば、ストレージ A のブロックは、コントローラ A が単独 で動作するコントローラである場合に表示されます)。 各ストレージ ブロックには、仮想ストレージおよびリニア ストレージ用に色分けされているグラフが含まれます。 仮想ストレージのブロックには、プール容量のグラフ、ディスク グループ使用率グラフ、読み取りキャッシュが構成されている場 合はキャッシュ使用率グラフが含まれます。プール容量のグラフは、2 つの水平バーで構成されています。上部のバーは、上位の容 量の棒グラフと同じ情報を持つプールに対する割り当てと未割り当てのストレージを表していますが、これはシステムではなくプ ールの場合です。下部の水平バーは、プールのサイズを表します。 ディスク グループ使用率のグラフは、垂直方向の測定値を使ったグラフで構成されます。仮想プール内の各ディスク グループのサ イズは、グラフの水平セクションで比例的に表されます。各ディスク グル
外部ディスク グループの挿入によって発生したプールの競合 を解決する 古いシステムの仮想ディスク グループを新しいシステムに挿入すると、新しいシステムはそのディスク グループの仮想プールを作 成しようとします。システムに同じ名前の仮想プールがすでに存在する場合、挿入されたディスク グループのプールはオフライン になります。たとえば、新しいシステムにプール A があり、古いシステム上のプール A から取得したディスク グループを挿入した 場合、古いシステムからインポートされたプール A はオフラインになります。 このタイプの操作は一般的ではなく、競合解決のオプションを慎重に検討する必要があります。この競合を解決するには、次のい ずれかを実行します。 • • プールの競合が想定されていた場合、たとえば、古いシステムのプール A からディスク グループのデータにアクセスする場合 は、次のようにします。 1. 新しいシステム上のボリュームにアクセスする任意のホストから LUN をアンマウントして、割り当てを解除します。 2.
パネルの左側にあるタブをクリックして、オプション間を移動します。隣に赤色のアスタリスク記号が付いているタブは必須項目 です。変更内容を適用して保存するには、Apply をクリックします。変更内容を適用してパネルを閉じるには、Apply and Close をクリックします。 システムの日付と時刻の設定 日付と時刻パネルを使用して、バナーに表示されるストレージ システムの日付と時刻を変更します。システム ログおよび通知のエ ントリのタイム スタンプが正確になるようにするには、日付と時刻を設定することが重要です。 日付と時刻を手動で設定したりシステムを構成したりして、NTP を使用し、ネットワークに接続された使用可能なサーバーから取 得することができます。NTP を使用すると、複数のストレージ デバイス、ホスト、ログ ファイルなどを同期することができます。 NTP の値には、IPv4 アドレス、IPv6 アドレス、FQDN のいずれかを設定できます。NTP の値が有効であっても、NTP サーバーが存 在しない場合は、NTP が無効であるかのように、日付と時刻が維持されます。 NTP サーバーの時刻は、UTC の
• • 設定を保存してシステムの構成を続行するには、適用をクリックします。 設定を保存してパネルを閉じるには、適用して閉じるをクリックします。 確認パネルが表示されます。 6.
次のオプションは SNMPv3 ユーザーにのみ適用されます。 • SNMPv3 アカウント タイプ。次のいずれかのタイプを選択します。 ○ ユーザー アクセス。ユーザーは SNMP MIB を表示できます。 ○ トラップ ターゲット。ユーザーは SNMP トラップ通知を受信できます。 SNMPv3 の認証タイプ。MD5 または SHA(SHA-1)認証を使用するか、認証なしにするかを選択します。認証が有効な場合、 [パスワード]と[パスワードの確認]フィールドで設定したパスワードは 8 文字以上を含み、他の SNMPv3 プライバシー パス ワードのルールに従う必要があります。 • SNMPv3 のプライバシー タイプ。DES または AES 暗号化を使用するか、暗号化なしにするかを選択します。暗号化を使用する には、プライバシー パスワードを設定し、認証を有効にする必要もあります。 • SNMPv3 のプライバシー パスワード。プライバシー タイプが暗号化を使用するように設定されている場合、暗号化パスワードを 指定します。このパスワードは大文字と小文字を区別し、8~32 文字を使用できます。パスワードに
• [System]トピックで、Action]>[System Settings を選択し、Manage Users タブをクリックします。 • バナーでユーザー パネルをクリックし、Manage Users を選択します。 • [Welcome]パネルで、System Settings]>[Manage Users を選択します。 [Manage Users]タブには、既存のユーザーと 設定するオプションのテーブルが表示されます。 2. 変更するユーザーを選択します。 3. 設定を変更します。ユーザー名は変更できません。monitor ロールを持つユーザーは、ロールとインターフェイスの設定を除き、 自分の設定を変更できます。 4. 次のいずれかの手順を実行してください。 • • 設定を保存してシステムの設定を続行するには、適用をクリックします。 設定を保存してパネルを閉じるには、適用して閉じるをクリックします。 確認パネルが表示されます。 5. OK をクリックして変更を保存します。それ以外の場合は、キャンセルをクリックします。 現行ユーザー以外のユーザーの削除 1.
DHCP が有効な場合、次の初期値が設定されます。システムが DHCP サーバーにアクセスして新しいアドレスを取得できるように なるまでは、その設定が保持されます。 • • • コントローラー IP アドレス:169.254.x.x(x.x の値はコントローラーのシリアル番号の最下位 16 ビット) IP サブネット マスク:255.255.0.0 ゲートウェイの IP アドレス:10.0.0.0 169.254.x.x のアドレス(ゲートウェイ 169.254.0.
• [System]トピックで、Action]>[System Settings を選択し、Network タブをクリックします。 2. [IPv6]タブを選択します。 IPv6 では、128 ビットのアドレスを使用します。 3. ソースドロップダウン メニューから、各コントローラーに使用する IP アドレス設定のタイプを選択します。 • • 手動を選択して、各コントローラーに対して最大 4 個の静的 IP アドレスを指定します。 自動を選択して、システムが自動的に IP アドレスを取得できるようにします。 4. 手動を選択した場合は、各コントローラーに対して次の手順を実行します。 a. b. c. d. e. ホストの追加をクリックします。 IP アドレスフィールドに、IPv6 アドレスを入力します。 アドレス ラベルフィールドに IP アドレスのラベルを入力します。 追加 をクリックします。 IPv6 アドレスを記録します。 メモ: 次の IP アドレスは、ストレージ システムの内部使用のために予約されています:169.254.255.1、169.254.255.2、 169.254.255.
システム管理設定の有効化または無効化 管理サービスを有効化または無効化して、ユーザーとホストベースの管理アプリケーションがストレージ システムにアクセスする方 法を制限することができます。ネットワーク管理サービスはデータ パスの外部で動作し、システムへのホスト I/O には影響しませ ん。インバンド サービスはデータ パスを介して動作し、I/O パフォーマンスをわずかに低下させることがあります。 特定のユーザーが PowerVault Manager、CLI、またはその他のインターフェイスにアクセスできるようにするには、「ユーザーの追加、 変更、および削除」を参照してください。 1. 次のいずれかの手順を実行し、[サービス]オプションにアクセスします。 • [ホーム]トピックで、アクション>システム設定を選択し、サービスタブをクリックします。 • [システム]トピックで、アクション>システム設定を選択し、サービスタブをクリックします。 • バナーでユーザー パネルをクリックし、システムサービスのセット アップを選択します。 • [ようこそ]パネルで、システム設定を選択し、サービスタブをクリックします。 2.
4. OK をクリックします。 システム情報設定の変更 システム情報の設定を変更するには、次の手順を実行します。 1. 次のいずれかの手順を実行し、[サービス]オプションにアクセスします。 • [ホーム]トピックで、アクション>システム設定を選択し、システム情報タブをクリックします。 • [システム]トピックで、アクション>システム設定を選択し、システム情報タブをクリックします。 • バナーで[ユーザー]パネルをクリックし、システム情報の設定を選択します。 • [ようこそ]パネルで、システム設定を選択し、システム情報タブをクリックします。 2. システム名、連絡先、場所、情報、説明の値を設定します。名前はブラウザーのタイトル バーまたはタブに表示されます。イ ベント通知には、名前、場所、および連絡先が含まれています。4 つの値はすべて、サービス担当者が参照できるようシステム デバッグ ログに記録されます。各値には最大 79 バイトを使用でき、次の文字以外のすべての文字を使用できます。" < > \ 3.
ストレージ-1。 7. ポートテキスト ボックスに、SMTP サーバーと通信する際に使用するポートを入力します。 ポートを Default に設定したままにすると、セキュリティ プロトコルに関連づけられているデフォルトのポートを使用するよ うシステムに指示がなされます。 8. SMTP サーバーとの通信に使用するセキュリティ プロトコルを設定します。 • • • None:セキュリティ プロトコルを使用しません。標準の SMTP ポートは 25 で、システムのデフォルト値です。 TLS:トランスポート レイヤー セキュリティ(TLS)認証を有効にします。標準ポートは 25 または 587 です。システムのデ フォルトは 587 です。 SSL:セキュア ソケット レイヤー(SSL)認証を有効にします。標準ポートは 465 で、システムのデフォルトです。 9. TLS または SSL を選択した場合は、Sender Password と Confirm Password フィールドに送信者のパスワードを入力します。 10.
テスト通知送信にエラーが発生した場合は、[confirmation]にイベント 611 と表示されます。 SNMP トラップ ホストに通知を送信する SNMP トラップ ホストに通知を送信するには、次の手順を実行します。 1. 次のいずれかの手順を実行して、[通知]タブ内のオプションにアクセスします。 • [ホーム]トピックで、アクション]>[システム設定を選択し、通知をクリックします。 • [システム]トピックで、アクション]>[システム設定を選択し、通知をクリックします。 • フッターで[イベント]パネルをクリックし、通知のセット アップを選択します。 • [Welcome]パネルで、System Settings を選択し、Notifications タブをクリックします。 2. SNMP タブを選択します。パネルの最上部近くに、SNMP サービスが無効になっていることを知らせるメッセージが表示され た場合は、サービスを有効にします。 3.
5. 管理対象ログのオプションが有効化されている場合は、E メールの宛先アドレスフィールドに、ログ収集システムの E メール ア ドレスを入力します。 E メール アドレスには、user-name@domain-name の形式を使用する必要があり、最大 320 バイトまで使用できます。たと えば、LogCollector@mydomain.com のようにします。 6. 次のオプションのいずれかを選択します。 • ログ収集システムに送信する管理対象ログの E メール通知に、システム ログ ファイルを自動的に添付するプッシュ モード を使用するには、E メール添付としてログを含めるチェック ボックスをオンにします。 • プル モードを使用するには、Include logs as an email attachment チェック ボックスをオフにします。 7. 次のいずれかの手順を実行してください。 • 設定を保存してシステムの設定を続行するには、適用をクリックします。 • 設定を保存してパネルを閉じるには、適用して閉じるをクリックします。 確認パネルが表示されます。 8.
テスト通知送信にエラーが発生した場合は、[confirmation]にイベント 611 と表示されます。 SupportAssist の設定 SupportAssist は、設定および診断情報を ME4 Series ストレージ システムからテクニカル サポートに送信します。 有効にすると、この機能によって、リモートでのストレージ システムのモニタリング、診断情報の収集、およびリモート サポート サーバーへのデータ転送が可能になります。SupportAssist を実行するたびに、システムの一意の識別子を含むサービス タグが送信 されます。システムの修理が必要な場合は、この識別子を使用してお客様に連絡することがあります。 リモート サーバーに送信されるイベント情報には、エラーおよび重大なイベント メッセージ、イベント ID、イベント コード、タイ ムスタンプ、コンポーネント識別子が含まれます。ログ データ情報には次が含まれます。 ストレージ システムの現在の構成状態。 ストレージ システムの XML API ダンプ イベント ログ フル デバッグ ログ • • • • デュアルコントローラー システムで
• • • • Last Logs Send Status – ME4 Series ストレージ システム ログの SupportAssist への直近の送信ステータス。 Last Logs Send Time – ME4 Series ストレージ システム ログの SupportAssist への直近の送信日時。 Last Event Send Status – ME4 Series ストレージ システム イベントの SupportAssist への直近の送信ステータス。 Last Event Send Time – ME4 Series ストレージ システム イベントの SupportAssist への直近の送信日時。 2.
メモ: CloudIQ 設定の変更が有効になるまで数時間かかる場合があります。 ホスト ポート設定の変更 4 ポート SAS コントローラー モジュール搭載のシステムを除いて、ポートのコントローラーのホスト インターフェイスの設定を行う ことができます。システムでホストと通信できるようにするには、システムのホストインターフェイス オプションを設定する必要 があります。 メモ: 現在の設定が正しい場合は、ポートの設定は省略可能です。 2 ポート SAS コントローラー モジュール搭載のシステムでは、標準ケーブルを使用するためにホスト ポートを設定することができ ます。標準ケーブルは、ポートごとに 4 つの PHY レーンを使用して、SAS ホスト上の 1 つのポートを 1 つのコントローラー ポートに 接続することができます。デフォルトでは、ファンアウト ケーブルの使用が有効になっています。2 ポート SAS コントローラー モ ジュールのホスト インターフェイス設定を構成する場合、[ホスト ポートの設定]パネルには次が表示されます。 • • • • 現在のリンク速度 ケーブルのタイプ SAS ポートに求め
スト ポートに異なる IP アドレスが割り当てられていることを確認します。例えば、IPv4 を使用するシステムの場合は次の 通りです。 • • • ○ コントローラー A ポート 2:10.10.10.100 ○ コントローラー A ポート 3:10.11.10.120 ○ コントローラー B ポート 2:10.10.10.110 ○ コントローラー B ポート 3:10.11.10.130 ネットマスク:IPv4 の場合、割り当てられたポートの IP アドレスのサブネット マスク。 ゲートウェイ:IPv4 の場合、割り当てられたポートの IP アドレスのゲートウェイ IP アドレス。 デフォルト ルーター:IPv6 の場合、割り当てたポートの IP アドレスのデフォルト ルーター。 3.
6. [ポートの設定]タブで、FC ポート固有のオプションを設定します。 • • 速度オプションを適切な値に設定してホストと通信します。または、[自動]に設定して適切なリンク速度を自動でネゴシ エートします。速度の不一致はポートとホストの間の通信を妨げるため、既知の速度を使用するようにポートを強制する必 要がある場合にのみ速度を設定します。 接続モードを、ポイントツーポイントまたは自動のいずれかに設定します。 ○ point-to-point:Fibre Channel ポイントツーポイント。 ○ 自動:検出された接続タイプに基づいてモードを自動的に設定します。 7.
• • 非 ADAPT リニア ディスク グループのドライブ スピン ダウン(DSD)の有効化または無効化 仮想レプリケーションの実行 メモ: DSD の有効化または無効化のためのタスクおよびスケジュールは、CLI を使用する場合のみ作成できますが、PowerVault Manager を使用してスケジュールを変更することができます。詳細については、『Dell EMC PowerVault ME4 Series Storage System CLI Guide』を参照してください。 [ホーム]トピックからスケジュールを変更する スケジュールを変更するには、次の手順を実行します。 1. [ホーム]トピックで、アクション>スケジュールの管理を選択します。 2. 変更するスケジュールを選択します。スケジュール設定がパネルの下部に表示されます。 3.
3 システム トピックでの作業 トピック: • • • • • • • • • • システム コンポーネントを表示する システム設定パネル ホスト ポートのリセット ディスク チャネルを再スキャンする ディスク メタデータをクリアする ファームウェア アップデート FDE 設定を変更する 詳細設定 メンテナンス モードの使用 コントローラをリスタートまたはシャットダウンする システム コンポーネントを表示する システムのトピックを使用すると、各エンクロージャとその物理コンポーネントに関する情報を、前面、背面、表形式の表示で参 照できます。コンポーネントはエンクロージャのモデルによって異なります。 メモ: 接続されたエンクロージャまたはコンポーネントがサポートされない場合は、システムの正常性は低下、コンポーネント の正常性はフォールトとして示されます。不具合のあるコンポーネントの上にカーソルを置いて、サポーされていない理由と 推奨される操作を表示します。詳細については、イベント ログを確認してください。 前面図 [前面]タブには、すべてのエンクロージャの前面がグラフィック表示されます。 各エンクロージャに
コンポーネントの正常性が適切でない場合、問題の解決を支援するために、正常性の理由、推奨アクション、および異常のあるサ ブコンポーネントが表示されます。 以下は、[ディスク情報]パネルの一部のアイテムについて説明しています。 • • • 電源投入時間:製造後、ディスクに電源を投入した合計時間数。この値は 30 分の増分で更新されます。 FDE 状態:ディスクの FDE 状態。FDE 状態の詳細については、『Dell EMC PowerVault ME4 Series Storage System CLI Guide』を参 照してください。 FDE ロック キー:FDE ロック キーは、FDE パスフレーズから生成され、システム内で FDE 対応ディスクのロックとロック解除 を管理します。ロック キーをクリアして、システムの電源を入れ直すと、ディスク上のデータへのアクセスが拒否されます。 背面図 [Rear]タブには、すべてのエンクロージャの背面がグラフィック表示されます。 背面図には、エンクロージャ ID、および電源装置、コントローラー モジュール、拡張モジュールの有無が表示されます。また、コ ントローラー
各コンポーネントでは、テーブルが次の情報を表示します。 表 9. テーブル ビューの情報 フィールド 説明 正常性 コンポーネントの正常性を示します:OK、劣化、障害、N/A、不明 タイプ コンポーネント タイプを示します:エンクロージャ、ディスク、電源、コントローラー モジュール、ネ ットワーク ポート、ホスト ポート、拡張ポート、CompactFlash カード、I/O モジュール(拡張モジュー ル) エンクロージャ エンクロージャ ID を示します。 場所 コンポーネントの場所を示します。 • • • • 情報 エンクロージャの場合、場所は Rack rack-ID.shelf-ID の形式で表示されます。CLI set enclosure コマンドを使用して場所を設定できます。 ディスクの場合、場所は enclosure-ID.
表 9.
再スキャンでは、ストレージ システム内のディスクおよびエンクロージャーの再検出が強制されます。両方のストレージ コントロ ーラーがオンラインで、接続された各エンクロージャーの両方の拡張モジュールと通信できる場合は、再スキャンで、コントローラA のエンクロージャーの配線の順番に従うように、エンクロージャー ID が再割り当てされます。配線の詳細情報については、お使 いの製品の『導入ガイド』を参照してください。 システム電源の投入後、ディスクのチャネルを再スキャンし、適切な順序でエンクロージャを表示することが必要な場合がありま す。再スキャンでは、すべての I/O 処理を一時的に停止した後、通常の操作を再開します。エンクロージャー ID を変更するには最 大で 2 分かかる可能性があります。 非 FDE ディスクの挿入後または取り外し後に、手動で再スキャンを実行する必要はありません。コントローラーは、これらの変更 を自動的に検出します。ディスクが挿入されると、短い遅延の後に、検出されます。これにより、ディスクをスピンアップするこ とができるようになります。 ディスク メタデータをクリアする レフトオーバー ディ
ME4 Series のストレージ システムで SupportAssist が有効になっている場合、ストレージ システムは、ファームウェア アップデート が利用可能かどうかを定期的にチェックします。ファームウェア アップデートが使用可能な場合は、ファームウェア アップデート に関するメッセージがストレージ システムイベント ログに追加されます。 ファームウェア アップデートでサポートされているリリースの詳細については、『Dell EMC PowerVault ME4 Series Storage System Release Notes』を参照してください。コントローラー モジュールの交換時に他をアップデートするコントローラー モジュールの詳細 については、「ファームウェア アップデートについて」を参照してください。 アクティビティの進行状況のインターフェイスを使用してファームウェア アップデートの進行状況をモニタリングするには、「アク ティビティ進行状況インターフェイスの使用」を参照してください。 ファームウェア アップデートのベスト プラクティス • • • • • フッターの正常性パネルで、シ
3. オプションとして、[パートナー ファームウェア アップデート(PFU)]チェック ボックスを選択または選択解除して、PFU を 有効または無効にし、アクションを確認します。 メモ: コントローラー モジュールを交換した場合に、どのコントローラー モジュールが他方をアップデートするかについて は、「ファームウェア アップデートについて」を参照してください。 4.
4. ファイルをクリックし、インストールするファームウェア ファイルを選択します。 5. OK をクリックします。メッセージは、ファームウェア アップデートの進行状況を表示します。 注意: ファームウェアのアップデート中に電源を入れ直したり、コントローラを再起動したりしないでください。アップデ ートの中断や電源障害が発生した場合、モジュールが操作不能になることがあります。この問題が発生した場合は、テクニ カル サポートに連絡してください。再プログラミングのためにモジュールを工場に戻すことが必要になる場合がありま す。 拡張エンクロージャ内の各 EMP の更新には通常 3 分かかります。コードのロードが完了したことを示すメッセージを待ちます。 6.
• mc=MC-identifier – 進行状況/ステータスをレポートするコントローラーを指定するオプション パラメーターです。 mc=A – コントローラー A のみの出力を示しています。 mc=B – コントローラー B のみの出力を示しています。 mc=both – 両方のコントローラーの出力を示しています。 mc=self – IP アドレスが指定されたコントローラーの出力を示しています。 ○ ○ ○ ○ • refresh=true – 毎秒、表示された出力を自動更新させるオプション パラメーターです。これは次のいずれかの状況になるま で続きます。 ○ パラメーターが削除されます。 ○ IP アドレスが指定されたコントローラが再起動され、通信が失われます。 アクティビティが進行中の場合、インターフェイスには MC 固有のアクティビティ進捗表が次のプロパティおよび値ととも に表示されます。 表 10.
パスフレーズの設定 システムが FDE 対応ディスクへの書き込みと読み取りを行うために使用する FDE パスフレーズを設定することができます。パス フレーズから、FDE 対応ディスクをセキュア化するために使用されるロック キー ID がシステムによって生成されます。システムの パスフレーズがディスクに関連付けられているパスフレーズと異なる場合、システムはディスク上のデータにアクセスできません。 メモ: パスフレーズを紛失すると復旧できないので、必ず記録しておいてください。 パスフレーズの設定または変更 パスフレーズを設定するには、次のステップを実行します。 1. [System]トピックで、Action]>[Full Disk Encryption を選択します。 [フル ディスク暗号化]パネルが開き、FDE 一般構成タブが選択されています。 2. [パスフレーズの設定/作成]セクションのパスフレーズフィールドにパスフレーズを入力します。パスフレーズは大文字と小文 字の区別があり、次を除く 8~32 の印刷可能な UTF-8 文字を含めることができます。, < > \ 3.
次の手順を実行し、システムをセキュアにします。 1. [System]トピックで、Action]>[Full Disk Encryption を選択します。 [フル ディスク暗号化]パネルが開き、FDE 一般構成タブが選択されています。 2. 現在のパスフレーズフィールドにパスフレーズを入力します。 3.
SMART を設定する SMART(自己監視分析および報告テクノロジー)は、ディスクを監視してディスク障害の原因を分析するためのデータを提供しま す。SMART が有効の場合、システムは再起動の 1 分後と以降 5 分毎に SMART イベントを確認します。SMART イベントはイベン ト ログに記録されます。 SMART 設定の変更 1. [システム]トピックで、アクション]>[詳細設定]>[ディスクを選択します。 2. [SMART 設定]オプションを次のいずれかに設定します。 • • • 変更を行わない。現在のディスクに個々の SMART 設定を保持させ、システムに追加された新しいディスクの設定を変更し ません。 有効。次の再スキャン後に現在のすべてのディスクに対して SMART を有効にし、システムに追加された新しいディスクに 対して自動的に SMART を有効にします。このオプションがデフォルト設定です。 無効。次の再スキャン後に現在のすべてのディスクの SMART を無効にし、システムに追加された新しいディスクに対して 自動的に SMART を無効にします。 3.
能なスピン ディスク、仮想プールにないディスクの回転、グローバル スペアの DSD を有効または無効にすることができます。非 アクティブ期間を設定して、使用可能なディスクとグローバル スペアが自動的にスピンダウンするようにすることもできます。 すべてのディスクの DSD を一時停止および再開する時間を設定するには、「使用可能なディスクとグローバル スペア用のドライブ スピンダウンをスケジュールする」を参照してください。 DSD は次のようにディスクの操作に影響します。 • • SMART イベントの場合、スピンダウンされたディスクはポーリングされません。 ディスクへのアクセスが必要な操作は、ディスク回転中は、遅延することがあります。 使用可能なディスクとグローバル スペア用の DSD を設定する 1. [システム]トピックで、アクション]>[詳細設定]>[ディスクを選択します。 2.
込みに関する問題がある場合は、このオプションを変更する必要があるかどうかを判断するためにテクニカル サポートに連絡して ください。 キャッシュ同期モードを変更 1. システム トピックで、アクション]>[詳細設定]>[キャッシュを選択します。 2. キャッシュ同期モード オプションを設定する場合: • 即時。正常な状態がすぐに返され、キャッシュの内容は変更されません。これがデフォルト設定です。 • ディスクへのフラッシュ。正常な状態は、指定されたボリュームのすべてのライトバック データがディスクにフラッシュさ れた後にのみ返されます。 3.
コントローラの障害 コントローラが故障した場合、ライト スルーに変更します。デュアル コントローラ システムでは、 このオプションはデフォルトでは無効になっています。シングル コントローラ モードでは、この オプションはグレー表示されます。 キャッシュ電源 キャッシュ バックアップ電源が完全に充電されていないか、または失敗した場合、ライト スルー に変更します。デフォルトでは有効です。 CompactFlash POST 中に CompactFlash メモリが検出されなかった場合、POST 中にエラーが発生した場合、また はコントローラが動作中にエラーが発生した場合、ライト スルーに変更します。デフォルトでは有 効です。 電源装置エラー 電源供給ユニットが故障した場合、ライト スルーに変更します。デフォルトでは無効です。 ファン障害 変更する冷却ファンに障害が発生した場合にライト スルーされます。デフォルトでは無効にしま す。 過熱障害 システムのしきい値制限を超える温度が検出された場合、強制的にコントローラをシャット ダウ ンします。デフォルトでは無効です。 3.
ります。新しいディスク グループは、作成から 20 分後に最初にスクラブされます。ディスク グループをスクラブした後、ディス ク グループのスクラブ間隔時間オプションで指定した間隔の後に、スクラブが再び開始されます。 スクラブが完了すると、イベント 207 が記録され、エラーが検出されたかどうか、およびユーザアクションが必要かどうかが指定 されます。バックグラウンド ディスク グループのスクラブを有効にすることをお勧めします。 メモ: バックグラウンド ディスク グループのスクラブを無効にすることを選択した場合は、アクション]>[ディスク グルー プ ユーティリティを使用して、選択したディスク グループをスクラブすることができます。 ディスク グループのバックグラウンド スクラブの設定 1. [システム]トピックで、アクション]>[詳細設定]>[システム ユーティリティを選択します。 2.
メンテナンス モードの使用 メンテナンス モードを有効にすると、システムのダウンタイム中は SupportAssist によるサポート チケットは作成されません。 ME4 Series のストレージ システムは、ユーザーが開始したコントローラーの再起動時、またはファームウェア アップデート中に自動 的にメンテナンス モードに入ります。コントローラーの再起動またはファームウェア アップデートが完了すると、ME4 Series のス トレージ システムは自動的にメンテナンス モードを終了します。 メモ: メンテナンス モードは、ME4 Series のストレージ システムで手動で有効化または無効化することもできます。 メンテナンス モードの有効化 ME4 Series ストレージ システムのメンテナンス モードを有効にするには、次の手順を手動で実行します。 1.
が共有されるため、ディスク統計情報は減少する可能性がありますが、ゼロにリセットされることはありません。詳細につい ては、「パフォーマンス統計を表示する」を参照してください。 再起動の実行 コントローラーを再起動するには、次の手順を実行します。 1. 次のいずれかの手順を実行してください。 • バナーで[システム]パネルをクリックし、システムの再起動を選択します。 • [システム]トピックで、アクション>システムの再起動を選択します。 [コントローラーの再起動とシャットダウン]パネルが開きます。 2. 再起動の操作を選択します。 3. 再起動するコントローラー タイプ(管理またはストレージ)を選択します。 4. 再起動するコントローラー モジュール(コントローラー A、コントローラー B、またはその両方)を選択します。 5. OK をクリックします。 確認パネルが表示されます 6.
4 ホスト トピックでの作業 トピック: • • • • • • • • • • • • • ホストを表示する イニシエーターの作成 イニシエーターの変更 イニシエーターの削除 ホストにイニシエーターの追加 ホストからイニシエーターの削除 ホストの削除 ホスト名の変更 ホストをホスト グループに追加する ホスト グループからホストの削除 ホスト グループの名称変更 ホスト グループの削除 CHAP を設定する ホストを表示する ホストのトピックには、システムで定義されているイニシエーター、ホスト、およびホスト グループに関する情報が表形式で表示 されます。ホストの詳細については、「イニシエーター、ホスト、ホストグループについて」を参照してください。ホストのトピック は、ユーザーが 「イニシエーターのマッピング」、および「マップ詳細の表示」を可能にします。 ホスト テーブル ホスト テーブルには、次の情報が表示されます。 メモ: デフォルトでは、このテーブルには一度に 10 件のエントリーが表示されています。 • • • • • • • • グループ。イニシエーターが 1 つのホスト グループにグループ
• ○ host-group-name* *- マッピングはこのグループ内のすべてのホストに適用されます。 ボリューム。マッピングが適用されるボリュームを識別します。 • ○ Volume-name—— マッピングは、このボリュームにのみ適用されます。 ○ Volume-group-name..
ホストにイニシエーターの追加 既存の名前付きイニシエーターを既存のホストまたは新しいホストに追加できます。イニシエーターをホストに追加するには、イニ シエーターを、ホスト内の他のすべてのイニシエーターと同じボリュームまたはボリューム グループに、同じアクセス、ポート、LUN 設定でマッピングする必要があります。 1. ホスト トピックでは、1〜128 個のイニシエーターを選択してホストに追加します。 2. アクション]>[ホストに追加を選択します。[ホストに追加]パネルが開きます。 3. 次のいずれかの手順を実行してください。 • • 既存のホストを使用するには、ホスト選択リストで名前を選択します。 ホストを作成するには、[ホストの選択]フィールドにホストの名前を入力します。ホスト名は、大文字と小文字を区別し た最大 32 バイトです。システムにすでにある名前を使用することや、次の文字(" , < \)を含めることはできません。 4.
• ホスト グループを作成するには、 [ホスト グループの選択]フィールドにホスト グループの名前を入力します。ホスト グル ープ名では大文字と小文字が区別され、最大 32 バイトを使用できます。システムに存在させる、または次を含めることは できません。" , . < \ 4. OK をクリックします。 ホスト グループからホストの削除 ホスト グループから最後のホスト以外のすべてを削除できます。ホスト グループからホストを削除すると、ホストはグループ解除 されますが、削除はされません。 1. ホスト トピックで、ホスト グループから削除する 1〜256 個のホストを選択します。 2. アクション]>[ホスト グループから削除を選択してください。 [ホスト グループから削除]パネルが開き、削除するホストが リスト表示されます。 3. OK をクリックします。選択されたホストの場合、グループ値は - に変更されます。 ホスト グループの名称変更 ホスト グループの名称を変更することができます。 1. ホストのトピックで、名称を変更するホスト グループを選択します。 2.
• • 背面ビューを選択します。 使用する iSCSI ホスト ポートの上にカーソルを置きます。表示される[ポート情報]パネルで、ID フィールド値の IQN をメ モします。 2. [ホスト]トピックで、アクション]>[CHAP の設定を選択します。 [CHAP の設定]パネルが開き、既存の CHAP レコードが リストされます。 3. [認証を有効にする(CHAP)]チェックボックスにチェックを入れて、すべての iSCSI ノードで CHAP の使用を有効にします。 それから、操作を確認します。 メモ: ここで CHAP を有効または無効に設定すると、 [ホスト ポートの設定]パネルの[詳細設定]タブの設定が更新され ます。 4. 次のいずれかの手順を実行してください。 • • 既存のレコードを変更するには、そのレコードを選択します。CHAP レコード リストの下のフィールドにレコードの値が表示 され、編集できます。IQN は編集できません。 新しいレコードを追加するには、新規をクリックします。 5.
5 プール トピックでの作業 トピック: • • • • • • • • • • プールを表示する ディスク グループの追加 ディスク グループを変更する ディスク グループを削除する ディスク グループを拡張する スペアを管理する ボリュームの作成 プール設定の変更 ディスク グループを検証およびスクラブする ディスク グループの隔離解除 プールを表示する プール トピックには、システムで定義されているプールやディスク グループに関する情報、各ディスク グループに含まれるディス クの情報が表形式で表示されます。2 個のストレージ方式に対応して、仮想プール、リニア プールとディスク グループの両方があ ります。もう 1 個のタイプのディスク グループ、リード キャッシュ ディスクグループがあります。これはバーチャル ストレージ にも関連しています。リード キャッシュ ディスク グループは、SSD で構成されています。システムで SSD を使用しない場合、リ ード キャッシュ ディスク グループを作成することはできません。 プールの詳細については、「プールについて 、p.
関連するディスク グループ テーブル プール テーブルでプールを選択すると、そのディスク グループが[関連するディスク グループ]テーブルに表示されます。 選択したプールの[Related Disk Groups]テーブルには、次の情報が表示されます。 表 12.
表 12.
表 14.
のサイズ(選択されたすべてのドライブの合計容量)、さらには完了チェック ボックスが表示されます。完了チェック ボックス は、ディスク グループの設定に必要な最小ディスク数が選択されているかどうかを示し、 スペアの場合、追加のスペアの選択はオプションであるため、常に から自動的に に変更します。専用 と表示されます。 ディスク グループに追加するドライブを選択すると、色分けされた棒グラフに次の情報が表示されます。 • • • ディスク グループの使用可能容量 専用のオーバーヘッド容量(データ保護とアレイ メタデータ用) 浪費容量 下部セクションには、システムの各エンクロージャのディスクが、それらの詳細とともに表示されます。次のいずれかを実行して、 ディスク グループにディスクを追加します。 • • • • ディスクの範囲の入力テキスト ボックスに、エンクロージャ番号とディスク範囲を含むコンマ区切りのリストを入力して、エ ンクロージャ内のディスクの範囲を選択します。enclosure-number.disk-range,enclosure-number.
一のディスクがある読み取りキャッシュ ディスク グループについて自動的に使用されます。RAID-0 は、最大 2 台のディスクがあ る読み取りキャッシュ ディスク グループについて自動的に使用されます。読み取りキャッシュ ディスク グループを作成すると、 システムが自動的に読み取りキャッシュ階層を作成します(まだ存在していない場合)。他の階層とは異なり、データの階層型移行 には使用されません。 ディスク グループのオプション [ディスク グループの追加]パネルの上部には、以下のオプションが表示されます。 表 16. ディスク グループのオプション オプション 説明 名前 ディスク グループ名は大文字と小文字を区別し、最大 32 バイトです。システム内に すでに存在する名前は使用できず、次を含めることはできません。" , < \ タイプ ディスク グループを作成する場合は、次のいずれかを選択します。 • • • 仮想:仮想ディスク グループのオプションを表示します リニア:リニア ディスク グループのオプションを表示します 読み取りキャッシュ:読み取りキャッシュ ディスク グループのオプションを
表 16.
ドライブ スピン ダウン機能の変更 DSD 機能では、システム エンクロージャ内のディスク アクティビティをモニタリングし、非アクティブの回転ディスクをスピン ダウンしてエネルギーを節約します。非 ADAPT リニア ディスク グループの DSD を有効または無効にし、ディスク グループのディ スクと専用のスペアが自動的にスピン ダウンした後の非アクティブ期間を設定できます。 1. [プール]トピックで、変更するディスク グループのプール テーブルからプールを選択します。 メモ: プールに関する詳細情報を確認するには、テーブルのプールの上にカーソルを置きます。表示される[プール情報] パネルの詳細については、プールの表示を参照してください。 2. [関連ディスク グループ]テーブルでディスク グループを選択します。 3. アクション>ディスク グループの変更を選択します。 [ディスク グループの変更]パネルが開きます。 4.
仮想プールの最後のディスク グループを削除する場合、システムはプールの削除を確認するプロンプトを表示します。 [はい]を選 択した場合、プールは削除されます。[いいえ]を選択した場合、ディスク グループとプールは存続します。 メモ: ディスク グループがピア接続で使用されるプールの最後のディスク グループである場合、またはレプリケーション セッ トで使用されるボリュームを含む場合、[ディスク グループの削除]メニュー オプションは使用できません。 ディスク グループの削除 1. [プール]トピックで、プール テーブルで削除するディスク グループのプールを選択します。次に、[関連するディスク グルー プ]テーブルでディスク グループを選択します。 メモ: プールの詳細情報を参照するには、テーブルのプールにカーソルを置きます。「プールを表示する」には、表示される [プールの情報]パネルの詳細が含まれます。 2. アクション]>[ディスクグループの削除を選択します。[ディスク グループの削除]パネルが開きます。 3. OK をクリックします。 4.
• 実際のスペア容量が目標のスペア容量を満たしている場合、新しいディスク容量がユーザー データに割り当てられます。ADAPT ディスク グループがスペアリングを管理する方法については、「RAID レベルについて」を参照してください。 [ディスク グループの拡張]パネルを構成するセクションは 3 か所あります。最上部のセクションには、名前、タイプ、所有者(コ ントローラー)、データ保護(RAID)レベルを含むディスク グループについての情報が表示されます。これは、拡張されるディスク グループのタイプに基づいた情報です。 中央のセクションには、ディスク選択セットの概要および[ディスク]テーブルが含まれます。ここには、選択したディスクに加 えて、ディスク グループ内の既存ディスクと専用スペアの累積データが表示されます。ディスク領域が色分けされ、それぞれ合計 容量、使用可能容量、オーバーヘッド ディスク領域を示します。 [ディスク]テーブルには、ディスク グループ内のディスクと専用スペアについての情報が表示されます。この情報は、ディスク グループを拡張するためにディスクを選択するとアップデートされ、選択したディス
パリティまたはミラー データがスペアに完全に書き込まれて、ディスク グループがフォールト トレラント ステータスに戻るまで、 ディスク グループは重大ステータスのままです。RAID 50 のリニア ディスク グループで複数のサブグループが重大になる場合、ス ペアの再構築と使用はサブグループが番号付けられた順序で発生します。 [グローバル スペアの変更]パネルは 2 個のセクションで構成されます。最上部セクションには、ディスク セットのサマリーと[デ ィスク]テーブルが含まれます。このテーブルには、ディスク グループ用および選択したディスク用の既存のグローバル スペアの 累積データが表示されます。 [ディスク]テーブルは、ディスク グループ内のグローバル スペアの情報を一覧表示します。この情報 は、追加するディスクを選択するたびにアップデートされ、グローバル スペアとして選択したディスク数の合計とグローバル スペ アの合計サイズを表示します。 下部セクションには、グローバル スペアとして指定可能なシステムの各エンクロージャ内にあるディスクをその詳細とともに一覧 表示します。グローバル スペアとして指定されたディ
専用スペアの追加 1. プールのトピックで、プール テーブルで変更するディスク グループのリニア プールを選択します。次に、関連ディスク グルー プ テーブルでディスク グループを選択します。 2. アクション]>[スペアの管理を選択します。[スペアの管理]パネルが開きます。 3. 専用スペアをディスク グループに割り当てるボックスから、専用のスペアを配置する先のディスク グループを選択します。 4. 新しいスペアの追加セクションで、使用可能なディスクをクリックして選択します。 5. スペアの追加をクリックします。システムは、専用スペアを更新し、確認パネルが表示されます。 6. 確認パネルを閉じるには、OK をクリックします。 ボリュームの作成 仮想プールとリニア ディスク グループにボリュームを追加することができます。ボリュームを作成するには、 [Virtual Volumes の作 成]パネルまたは[リニア ボリュームの作成]パネルを使用します。パネルには、 [プール]トピックと[ボリューム]トピックか らアクセスできます。 1.
プールがオーバーコミットであるかどうかを確認するには、プール テーブルのプールの上にカーソルを置き、 [プール情報]パネルを 表示させます。「プールのオーバーコミット」の値が[正]の場合、プールはオーバーコミットの状態です。「プールのオーバーコミッ ト」の値が[誤]の場合、プールはオーバーコミットの状態ではありません。 ディスク グループを検証およびスクラブする ディスク グループの検証 フォールトトレラント、ミラーまたはパリティ、ディスク グループのいずれかに問題があると考えられる場合は、検証ユーティリ ティを実行し、ディスク グループの整合性をチェックします。たとえば、最近パリティの不整合についてシステムをチェックして おらず、ディスクの正常性について懸念がある場合は、そのディスク グループを検証します。検証ユーティリティは、選択された ディスク グループを分析し、その冗長データとそのユーザー データとの間の不整合を検出して修正します。このユーティリティは、 RAID 3、5、6、50 のパリティの不一致を修正しますが、RAID 1、10 のミラーの不一致は修正しません。このタスクでは、ステータ スがフ
スクラブは、ディスク グループのサイズ、ユーティリティーの優先度、および I/O アクティビティの量に応じて、1 時間以上要する ことがあります。ただし通常は、手動スクラブのほうが、バックグラウンド スクラブよりも高速で処理されます。ディスク グルー プは、スクラブ中に使用することができます。スクラブが完了すると、事象 207 が記録され、エラーが検出されたかどうか、また ユーザーによるアクションが必要かどうかを指定します。 ディスク グループのスクラブ 1. [プール]トピックで、プール テーブルのなかからスクラブを計画しているディスク グループのプールを選択します。 2. [関連ディスク グループ]テーブルでディスク グループを選択します。 3. アクション>ディスク グループ ユーティリティーを選択します。 [ディスク グループ ユーティリティー]パネルが開き、現在の ジョブのステータスが表示されます。 4. ディスク グループのスクラブをクリックします。スクラブが開始されたことを示すメッセージが表示されます。 5.
• 保持できます。例えば、16 台のディスクを搭載した RAID-10 のディスク グループは、ミラーあたり 1 台のディスクがアクセス不 能である場合、アクセス不能なディスクが 8 台あっても、オンライン状態(重大)を維持できます。 1 台以上のディスクがアクセス不能になった場合、またはコントローラー内に存在する可能性がある無効のデータや古いデータが ディスク グループに書き込まれないようにするため、システムはフォールトトレラントの RAID レベルのディスク グループを自 動的に隔離します。すでに障害が発生したディスクがアクセス不能になった場合、またはフェールオーバーやリカバリー後にデ ィスクがアクセス不能になった場合、隔離は実行されません。システムは自動的に NRAID または RAID-0 のディスク グループ を隔離して、無効なデータがディスク グループに書き込まれないようにします。アクセス不能なディスクが原因で隔離が実行 された場合、イベント 172 がログに記録されます。無効なデータの書き込みを防ぐために隔離が実行された場合、イベント 485 がログに記録されます。 隔離が実行される場合の例
メモ: 隔離されたディスク グループに対して許可されるタスクは、ディスク グループの隔離解除とディスク グループの削除の みです。隔離されたディスク グループを削除し、アクセス不能なディスクが後にオンラインになった場合、ディスク グループ が隔離またはオフラインとして再表示されるため、再度削除してこれらのディスクをクリアする必要があります。 ディスク グループの隔離解除 イベント 172 または 485 の推奨アクションによって指定された場合は、ディスク グループの隔離を解除できます。 注意: データ ロスを防ぐため、テクニカル サポートにお問い合わせいただいてから、ディスク グループの隔離を解除してくだ さい。 1. [プール]トピックで、隔離されたディスク グループを選択します。 2. アクション>ディスク グループの隔離を解除を選択します。 [ディスク グループの隔離を解除]パネルが開きます。 3.
6 ボリューム トピックでの作業 トピック: • • • • • • • • • • • • • • • • • ボリュームを表示する 仮想ボリュームを作成する リニア ボリュームを作成する ボリュームを変更する ボリュームまたはスナップショットをコピーする ボリューム コピーの中止 ボリューム グループにボリュームを追加する ボリューム グループからボリュームを削除する ボリューム グループの名称を変更する ボリューム グループの削除 仮想ボリュームのロール バック ボリュームとスナップショットの削除 スナップショットの作成 スナップショットのリセット ボリューム トピックからレプリケーション セットを作成する ボリューム トピックからのレプリケーションを開始またはスケジュールする [ボリューム]トピックからレプリケーション スケジュールを管理する ボリュームを表示する ボリューム トピックでは、システムで定義されているボリューム、レプリケーション セット、および仮想スナップショットに関す る情報をテーブル形式で表示します。ボリュームの詳細については、「ボリュームとボリューム グループについて」を参照し
メモ: 書き込みポリシーおよび先読みサイズの詳細については、「ボリュームを変更する」を参照してください。 ボリューム トピックのスナップショット テーブル スナップショットおよびそれから取られた子スナップショットの詳細を参照するには、スナップショットまたはボリューム テーブ ルでスナップショットに関連付けられたボリュームを選択します。まだ選択されていない場合は、Snapshots タブをクリックしま す。スナップショットおよびすべての関連スナップショットが、[Snapshots]テーブルに表示されます。 [スナップショット]テーブルは、次のスナップショットの情報を示します。デフォルトでは、テーブルは一度に 10 エントリを表 示します。 • • • • • • Name – スナップショットの名前を表示します。 Base Volume – スナップショットの作成元である仮想ボリュームの名前を表示します。すべての仮想ボリュームはベース ボリ ュームとして作成され、この仮想ボリュームから仮想スナップショットを作成できます。 Parent Volume – スナップショットの作成元のボリューム名を表示します。
マッピングの詳細を表示するには、「マップの詳細を表示する」を参照してください。 ボリューム トピックのレプリケーション セット テーブル ボリュームまたはボリューム グループに対して設定されているレプリケーションに関する情報を参照するには、ボリューム テーブル でボリュームを選択します。まだ選択していない場合は、[Replication Sets]タブを選択します。レプリケーションは[Replication Sets]テーブルに表示されます。 [レプリケーション セット]テーブルは、次の情報を表示します。デフォルトでは、テーブルは一度に 10 個のエントリを表示しま す。 • • • Name – レプリケーション セットの名前を表示します。 Primary Volume – プライマリ ボリューム名を表示します。ボリューム グループを使用するレプリケーション セットの場合、プ ライマリ ボリューム名は volume-group-name.
• Status – スケジュールのステータスを表示します。 • ○ Uninitialized – スケジュールを実行する準備がまだ整っていません。 ○ Ready – 次回のスケジュール設定時刻にスケジュールを実行する準備が整っています。 ○ Suspended – スケジュールにエラーがあり、現在の状態を維持しています。 ○ Expired – スケジュールは制約を超えており、再度実行されません。 ○ Invalid – スケジュールが無効です。 ○ Deleted – スケジュールが削除されました。 Task Type – スケジュールのタイプを表示します。 ○ TakeSnapshot – スケジュールはソース ボリュームのスナップショットを作成します。 ○ ResetSnapshot – スケジュールはスナップショット内のデータを削除し、スナップショットが作成されたボリューム内の 現在のデータにリセットします。スナップショットの名前およびその他のボリューム特性は変更されません。 ○ VolumeCopy – スケジュールはソース ボリュームを新しいボリュームにコピーします。指定した宛先ボリュ
名前が別のボリュームで使用されている場合、名前は自動的に一意に変更されます。たとえば、MyVolume は MyVolume0001 のように変更され、Volume2 は Volume3 のように変更されます。 3. 測定単位を含め、ボリューム サイズを変更します。単位には MiB、GiB、TiB、MB、GB、TB のいずれかを使用できます。デフ ォルトのサイズは 100 GB です。システムでサポートされている最大ボリューム サイズについては、PowerVault Manager のヘル プの「システム構成の制限事項」トピックを参照してください。 ボリューム サイズは 4.2 MB(4 MiB)の境界に合わせられます。ボリュームが作成または拡張され、結果としてサイズが 4.2 MB よりも小さい場合は、4.2 MB に増加します。値が 4.2 MB より大きい場合は、最も近い 4.2 MB の境界に縮小されます。 4.
ボリューム サイズは 4.2 MB(4 MiB)の境界に合わせられます。ボリュームが作成または拡張され、結果としてサイズが 4.2 MB よりも小さい場合は、4.2 MB に増加します。値が 4.2 MB より大きい場合は、最も近い 4.2 MB の境界に縮小されます。 メモ: ディスク グループ領域は、8 GiB メモリー チャンクに割り当てられます。ディスク グループには少なくとも 8 GiB が 必要であり、要求されたボリューム サイズに関係なく、ディスク グループ領域は 8 GiB の倍数で消費されることが予想さ れます。 6.
新しい仮想ボリュームにリニア ボリューム、仮想ボリューム、仮想スナップショットをコピーできます。 ソースとしてリニア ボリュームを使用している場合、コピーの操作により、一時的なスナップショットを作成し、スナップショッ トからのデータをコピーし、コピーが完了したときにスナップショットを削除します。ソースがスナップショットである場合、コ ピーの操作がソースから直接実行されます。このソース データは、変更されたデータがそのコピーに含まれており、かつスナップシ ョットがマウントされて使用中である場合に、変更される可能性があります。 コピーの整合性を確認するには、ソースのマウントを解除するか、少なくとも、ホストでシステム キャッシュ フラッシュを実行し てソースへの書き込みを控えます。システム キャッシュ フラッシュはすべてのオペレーティング システムで標準ではサポートさ れていないので、一時的にマウントを解除することをお勧めします。コピーには、要求時にディスク上にあるすべてのデータ含ま れているので、OS キャッシュにデータがある場合、そのデータはコピーされません。ソースのマウント解除により、ホスト OS か らのキ
ボリューム グループにボリュームを追加する ボリューム グループにボリュームを追加するには、次の手順を実行します。 1. [ボリューム]トピックで、ボリューム グループに追加するボリュームを 20 個まで選択します。 2. アクション>ボリューム グループに追加を選択します。 ボリューム グループに追加ダイアログ ボックスが表示されます。 3. 次のいずれかの手順を実行してください。 • • 既存のボリューム グループを使用するには、ボリューム グループフィールドから選択します。 ボリューム グループを作成するには、ボリューム グループフィールドにボリューム グループの名前を入力します。ボリュー ム グループ名では大文字と小文字が区別され、最大 32 バイトを使用できます。次を含めることはできません。" , < \ 4.
ボリューム グループのみ削除する 1. ボリュームのトピックで、削除する各ボリューム グループに所属するボリュームを選択します。一度に 1~100 個のボリューム グループを削除することができます。 2. アクション]>[ボリューム グループの削除を選択します。 [ボリューム グループの削除]パネルが開き、削除されるボリュー ム グループがリスト表示されます。 3. OK をクリックします。選択したボリューム グループ内のボリュームの場合、ボリュームグループの値は - に変更されます。 ボリューム グループとボリュームの削除 1. ホストが削除するボリュームにアクセスしていないことを確認します。 2. ボリュームのトピックで、削除する各ボリューム グループに所属するボリュームを選択します。一度に 1~100 個のボリューム グループを削除することができます。 3. アクション]>[ボリューム グループの削除を選択します。 [ボリューム グループの削除]パネルが開き、削除されるボリュー ム グループがリスト表示されます。 4. ボリュームの削除チェックボックスをオンにします。 5.
ボリュームとスナップショットを削除することができます。子スナップショットを持たないボリュームは削除可能であり、レプリ ケーション セットの一部であるボリュームを削除することはできません。 注意: ボリュームまたはスナップショットを削除すると、そのマッピングとスケジュールが削除され、そのデータが削除されま す。 メモ: 1 つ以上のスナップショットを含むボリューム、または子スナップショットを含むスナップショットをを削除するには、 まずスナップショットまたは子スナップショットを削除する必要があります。 ボリュームまたはスナップショットに関する詳細を確認するには、ボリューム テーブルのアイテムの上にカーソルを置きます。 [関連スナップショット]テーブルのスナップショットの上にカーソルを合わせると、追加のスナップショット情報を表示できま す。表示される[ボリューム情報]パネルおよび[スナップショット情報]パネルの詳細については、「ボリュームの表示」を参照 してください。 ボリュームおよびスナップショットの削除 1. 削除するボリュームとスナップショットにホストがアクセスしていないことを確認します。 2.
• オプション:保持するスナップショットの数を、ラージ プール機能が有効な場合は 1〜8、ラージ プール機能が無効な場合は 1〜32 のいずれかから選択します。デフォルトは 1 です。タスクが実行されると、保持カウントが既存のスナップショット の数と比較されます。 ○ 保持カウントに達していない場合は、スナップショットが作成されます。 ○ 保持カウントに達した場合、ボリュームの最も古いスナップショットがマップされて、リセットされ、シーケンス内の次 の名前に変更されます。 • • 5 分以上先の日付と時刻を指定してタスクを実行してください。日付は yyyy-mm-dd の形式を使用する必要があります。 時刻は、hh:mm の形式の後に AM]、[PM または 24H(24 時間表記)のいずれかを使用する必要があります。たとえば、 13:00 24H は 1:00 PM と同じ時刻です。 オプション:タスクを複数回実行する場合は、次の手順を実行します。 ○ ○ ○ ○ 繰り返しチェックボックスをオンにし、タスクを実行する頻度を指定します。 オプション:終了チェックボックスをオンにして、タスクの実行を停止
スナップショットをリセットするには、OK をクリックします。 メモ: スナップショットをリセットした後で、そのスナップショットを再マウントすることができます。 • スケジュールチェック ボックスが選択されている場合は、スナップショットのリセット スケジュールが作成され、成功ダイ アログ ボックスが表示されます。 Ok をクリックして、成功ダイアログをクリックして、成功ダイアログ ボックスを閉じます。スケジュールは、「スケジュー ル設定されたタスクの管理」の説明に従って、[スケジュールの管理]パネルで確認できます。 メモ: スケジュール設定されたタスクを実行する前に、必ずスナップショットをアンマウントしてください。 ボリューム トピックからレプリケーション セットを 作成する レプリケーションのコンポーネントを指定するレプリケーション セットを作成できます。レプリケーション セットの作成パネルで は、レプリケーション セットを作成できます。このパネルには、レプリケーションとボリュームの両方のトピックからアクセスで きます。 この操作を実行すると、レプリケーション セットとレプリケーション セットのインフラス
レプリケーションが実行され、新しいレプリケーションがリクエストされたときに実行するアクションを指定できます。 • • 破棄。新しいレプリケーション リクエストを破棄します。 最新のキュー。プライマリ ボリュームのスナップショットを作成し、新しいレプリケーション リクエストをキューに入れます。 キューに古いレプリケーション リクエストが含まれている場合は、その古いリクエストを破棄します。最大で 1 個のレプリケー ションをキューに入れることができます。これがデフォルト設定です。 メモ: キュー ポリシーが Queue Latest に設定され、レプリケーションが実行中で、別のキューがキューに入れられている場 合、キュー ポリシーを破棄するように変更することはできません。キューに入れられたレプリケーションを手動で削除してか ら、ポリシーを変更する必要があります。 ボリューム トピックからレプリケーション スナップショット の履歴を保持する レプリケーション セットを設定して、レプリケーション スナップショットの履歴を保持できます。レプリケーション処理の一部と して、レプリケーション セットはプライマリまたはセ
表 22. スナップショットの保持優先度 (続き) 保持優先度 説明 高 すべての適格な中優先度のスナップショットを削除した後にスナップショットを削除できます。 中 すべての適格な低優先度のスナップショットを削除した後にスナップショットを削除できます。 低 スナップショットを削除できます。このパラメーターはスナップショット履歴とは無関係です。デフォル トが削除不可なので、スナップショット履歴のスナップショットは、低仮想メモリ状態において通常影響さ れません。 このオプションが無効の場合、スナップショット履歴は保持されません。レプリケーション セットが確立された後にこのオプショ ンを無効にすると、すべての既存のスナップショットが保持されますが、アップデートはされません。 ボリューム トピックからレプリケーション セットの作成 1. [ボリューム]テーブルで、プライマリ ボリュームとして使用するボリュームまたはスナップショットを選択します。 2. アクション]>[レプリケーション セットの作成を選択します。[レプリケーション セットの作成]パネルが表示されます。 3.
レプリケーションを手動で開始するか、スケジュールされたタスクを作成して、複製とボリュームの両方のトピックから自動的に開 始することができます。レプリケーションは、レプリケーション セットのプライマリ システムからのみ開始できます。レプリケー ション スケジュールの変更または削除についての情報は、「ボリューム トピックからレプリケーション スケジュールを管理する」を 参照してください。 メモ: プライマリ システムとセカンダリ システムのタイムゾーンが異なるレプリケーション セットでセカンダリ システムの タイム ゾーンを変更する場合は、システムを再起動して、管理インターフェイスがレプリケーション操作の適切な時間値を表 示できるようにする必要があります。 レプリケーションが失敗すると、システムはレプリケーション セットを中断します。レプリケーション操作が中断されてから 10 分 以上経過した場合、レプリケーション操作は再開を試みます。10 分間隔で 6 回試行しても操作が成功しなかった場合は、1 時間以 上経過後にピア接続が正常であれば、再開しようとします。 メモ: ホスト ポートの評価は、各レプリケーション操
• • いつでもスケジュールを実行できるようにする時間の制約チェックボックスがオフになっていることを確認するか、チェッ クボックスをオンにして、スケジュールを実行する時間範囲を指定します。 いつの日でもスケジュールを実行できるようにする日付の制約チェックボックスがオフになっていることを確認するか、チ ェックボックスをオンにして、スケジュールを実行する日付を指定します。 8. OK をクリックします。スケジュールが作成されます。 [ボリューム]トピックからレプリケーション スケジ ュールを管理する プライマリー システムでスケジュール設定されたレプリケーション タスクを変更または削除することができます。 [ボリューム]トピックからスケジュール設定されたレプリケ ーション タスクを変更する 1. プライマリー システムの[レプリケーション セット]テーブルから、関連付けられたスケジュールのあるレプリケーション セッ トを選択します。 2. アクション>スケジュールの管理を選択します。[スケジュールの管理]パネルが開きます。 3.
7 マッピング トピックでの作業 トピック: • • • マッピングを表示する イニシエーターとボリュームのマッピング マップ詳細の表示 マッピングを表示する [マッピング]トピックには、システムで定義されているマッピングに関する情報がテーブル形式で表示されます。デフォルトでは、 テーブルは 1 回につき 20 個のエントリを表示し、最初にホストでソートされ、次にボリュームでソートされます。 マッピング テーブルには、以下の情報が表示されます。 • Group.Host.Nickname。マッピングを適用するイニシエーターが特定されます。 ○ その他のすべてのイニシエータ。マッピングは異なる設定で明示的にマッピングされていないすべてのイニシエータに適用 されます。 ○ initiator-name- マッピングはイニシエーターにのみ適用されます。 ○ initiator-ID- マッピングは、イニシエーターにのみ適用されます。イニシエーターにはニックネームがありません ○ host-name.
ストレージ システムは ULP(Unified LUN Presentation)を使用し、両方のコントローラのすべてのホスト ポートを介してすべての LUN を公開することができます。相互接続情報は、コントローラ ファームウェアで管理されます。ULP は、ホストがアクティブ アクティブ ストレージ システムとして認識し、ディスク グループの所有権に関係なく、ホストが LUN にアクセスするために使用 可能なパスを選択できるようになります。ULP が使用中の場合、コントローラの動作 / 冗長モードはアクティブ - アクティブ ULP として表示されます。ULP は、SPC-3 の INCITS ALUA(非対称論理ユニットアクセス)拡張の T10 技術委員会を使用して、認識し ているホスト システムとのパスをネゴシエートします。認識されないホスト システムは、すべてのパスが等しいとみなします。 ホスト グループやホストがボリュームやボリューム グループにマッピングされている場合、そのグループ内のすべてのイニシエー ターは、リクエストを構成する各ボリュームに個別のマップを持ちます。グループ エンティティが一貫し
表 23. 使用可能なホスト グループ、ホスト、イニシエータ (続き) 行の説明 グループ ー またはホスト ー これらの値を含む行 は、各イニシエータ用に ホストグループ名 表示されます。この行 を選択して、このイニ シエータにマッピング 設定を適用します。 Host(ホスト) ー または ニックネーム ID イニシエータ ID (空白) ホスト名 開始剤 - ニック 名 [使用可能なボリューム グループとボリューム]テーブルには、次の行が 1 行以上表示されます。 表 24.
○ モード。アクセス モードは、読み取り/書き取りアクセス、読み取り専用アクセス、ボリュームへのアクセスなしを指定 できます。 デフォルトでは、読み取り/書き込みです。マッピングがアクセスなしを指定した場合、ボリュームはマスキ ングされます。つまり、関連付けられたイニシエータには表示されません。マスキングは、オープン アクセスを許可す る既存のデフォルト マップをオーバーライドするのに役立ちます。これにより、特定のイニシエータに対してのみアクセ スが拒否されます。特定のホストへのアクセスを許可し、他のすべてのホストへのアクセスを拒否するには、それらの ホストへの明示的なマップを作成します。例えば、エンジニアリング ボリュームは、エンジニアリング サーバ用に読み 取り/書き取りアクセスとマッピングし、他の部門が使用するサーバ用に読み取り専用アクセスとマッピングできます。 ○ LUN。LUN は、ホストに対応するボリュームを識別します。デフォルトは、使用可能な最低レベルの LUN です。両方の コントローラが LUN のセット 1 個を共有し、未使用の LUN はマッピングを割り当てることができます。ただし、一般
• • ○ - 。マッピングはホストに適用されません。 ○ host-name。マッピングは、このホストのすべてのイニシエーターに適用されます。 ニックネーム。ニックネームが割り当てられている場合は、イニシエーターのニックネームが表示されます。それ以外の場 合、このフィールドは空白になります。 イニシエーター ID。FC または SAS イニシエーターまたは iSCSI イニシエーターの IQN の WWN を表示します。 ボリューム グループ。マッピングが適用されるボリュームを識別します。 • • ○ - 。マッピングはボリューム グループには適用されません。 ○ volume-group-name。マッピングは、このボリューム グループ内のすべてのボリュームに適用されます。 ボリューム。マッピングが適用されるボリュームを識別します。 アクセス。マッピングに割り当てられているアクセスのタイプを示します。 • • • ○ read-write- マッピングはボリュームへの読み取り/書き込みアクセスが許可されます。 ○ read-only- マッピングはボリュームへの読み取りアクセスが許可されます。
8 レプリケーション トピックでの作業 トピック: • • • • • • • • • • • • • • レプリケーション トピックにおけるバーチャル ボリュームの複製について レプリケーションを表示する ピア接続を照会する ピア接続を作成する ピア接続を変更する ピア接続を削除する レプリケーションのトピックからレプリケーション セットを作成する レプリケーション セットを変更する レプリケーション セットの削除 レプリケーション トピックからレプリケーションを開始またはスケジュールする レプリケーションの停止 レプリケーションを一時停止する レプリケーションを再開する [レプリケーション]トピックからレプリケーション スケジュールを管理する レプリケーション トピックにおけるバーチャル ボリ ュームの複製について バーチャル ストレージのレプリケーションでは、リモート システム上のボリューム、ボリューム グループ、またはスナップショッ ト(以降、ボリューム)のリモート コピーが提供されます。リモート コピーは定期的にアップデートされ、ソース ボリュームとの整 合性がとれたポイント イン タイム イメ
• キュー ポリシーを Discard に設定している場合、プライマリボリュームとセカンダリ ボリューム用に 2 個の内部スナップショ ットが使用されます。キュー ポリシーが Queue Latest に設定されている場合、3 個の内部スナップショットを使用します。 各内部ボリューム グループには、基本ボリューム グループ内のボリューム数に等しい数のボリュームが含まれています。 内部スナップショットおよび内部ボリューム グループは、システムの制限値にカウントされますが、表示されません。 レプリケーション セットにボリューム グループを使用すると、複数のボリュームが同時に同期化されるようにすることができます。 ボリューム グループが複製されると、すべてのボリュームのスナップショットが同時に作成されます。その際、スナップショット は、コンシステンシー グループとして機能し、ボリューム グループの整合性のとれたコピーを保証します。その後、スナップショ ットはグループとして複製されます。スナップショットのサイズが異なる場合でも、すべてのスナップショットが複製されるまで、 レプリケーションは完了しません。 レプリケ
図 1.
図 2.
内部スナップショットはユーザーから隠されていますが、仮想プールからスナップショット領域(プール領域)を消費します。ボリ ュームがスナップショットツリーのベース ボリュームである場合、スナップショット ツリーの最大スナップショットの数には、リ ストされていないにもかかわらず、内部スナップショットが含まれることがあります。内部スナップショットや内部ボリューム グ ループは、システムの制限値にカウントされますが、表示されません。 レプリケーション用の仮想プールを作成する 仮想プールの作成時に、プライマリ ボリュームの予想サイズの 3 倍になるよう十分なスペースを指定します。つまり、プライマリ ボリュームの容量に内部スナップショット 2 個分の容量を加えたスペースです。これはレプリケーションのために必要な最大容量 です。プライマリ システム上のプールの場合は、他の用途に使用するためのスペースもさらに追加します。 レプリケーションのコンテキストにおけるスナップショット 領域管理の設定 スナップショット領域管理機能は、CLI からのみアクセスでき、この機能によってユーザーは、プール内でスナップショットが消費 できる領
レプリケーション機能は、手動のディザスタリカバリのみサポートします。サード パーティのディザスタリカバリ ソフトウェアと は統合されません。仮想ボリュームのレプリケーション セットはレプリケーションの方向を逆転できないため、災害発生時にセカ ンダリ バックアップ サイトで複製データにアクセスする方法を慎重に検討してください。 メモ: レプリケーション セットでボリューム グループを使用すると、ボリューム グループ内のボリュームの同時コピーを整合 性のとれたものにできます。これにより、ボリュームが同一時点で同期され、災害発生時にすべての複製ボリュームの状態を 把握することができます。 レプリケーション セットをそのまま維持しながらデータにア クセスする プライマリ データ センターのシステムで変更されたデータの複製を続行する場合は、レプリケーション セットをそのまま維持する 必要があります。データ センターのシステムがダウンしている間も、セカンダリ ボリュームのスナップショットを作成するか、 スナップショット履歴のスナップショットを使用することにより、セカンダリ バックアップ システムにあるデータにアクセスす
データ センター システムからバックアップ システムに手動で操作を転送 する 1. セカンダリ ボリュームのスナップショットを作成する、スナップショット履歴のスナップショットを使用する、またはレプリ ケーション セットを削除します。 2. 手順 1 で選択したオプションに応じて、スナップショットまたはセカンダリ ボリュームをホストにマップします。 データ センター システムにリストア処理する 1. 古いプライマリ ボリュームがまだデータ センター システムに存在する場合は、削除します。ボリュームをターゲットとして使用 することはできません。新しい「セカンダリ」ボリュームが作成され、それを削除すると空き領域が解放されます。 2. 必要に応じて、バックアップ システムとデータ センター システム間のピア接続を作成します。 3. バックアップ システムのボリュームまたはスナップショットをプライマリ ボリュームとして使用し、データ センター システム をセカンダリ システムとして使用して、レプリケーション セットを作成します。 4.
レプリケーション セット テーブル [レプリケーション セット]テーブルは、次の情報を表示します。デフォルトでは、テーブルは一度に 10 個のエントリを表示しま す。 メモ: プライマリ システムとセカンダリ システムのタイムゾーンが異なるレプリケーション セットでセカンダリ システムの タイム ゾーンを変更する場合は、システムを再起動して、管理インターフェイスがレプリケーション操作の適切な時間値を表 示できるようにする必要があります。 • • • 名前。レプリケーション セットの名前を示します。 プライマリ ボリューム。プライマリ ボリューム名を表示します。ボリューム グループを使用するレプリケーション セットの場 合、プライマリ ボリューム名は volume-group-name.
表 27. レプリケーション スナップショット履歴 パネル 表示される情報 スナップショットの情報 名前、シリアル番号、ステータス、ステータスの理由、保持優先度、スナップショット デー タ、固有データ、共有データ、プール、クラス、スナップ数、ツリー内のスナップショット数、 ソース ボリューム、合計サイズ、作成日/時刻、タイプ、親ボリューム、ベース ボリューム、 正常性 ピア接続を照会する ピア接続を作成する前に、ピア接続で使用する可能性のあるシステムに関する情報を表示するか、ピア接続を変更する前に、現在 ピア接続を確立しているシステムに関する情報を表示できます。 ピア接続のクエリ 1. レプリケーションのトピックでは、[ピア接続のクエリ]パネルを表示するために、以下のいずれかを実行します。 • [ピア接続]テーブルでクエリを実行する場合、ピア接続を選択した後、アクション]>[ピア接続のクエリを選択します。 リモート ホストのポート アドレス フィールドに、事前に選択されたピアのリモート ポートのアドレスを入力します。 • アクション]>[ピア接続のクエリを選択します。 2.
ステムを最初に再構成する必要があるかどうかを判断するために、ピア接続を作成する前に実行することができます。ピア接 続の作成に失敗した場合には、問題を診断するために、接続を実行することもできます。 ピア接続を作成する 1. [レプリケーション]トピックで、アクション]>[ピア接続の作成を選択します。[ピア接続の作成]パネルが開きます。 2. ピア接続の名前を入力します。この名前は大文字と小文字を区別し、最大 32 バイトです。システム内にすでに存在する名前や 「" , < \」などの文字を含む名前は使用できません。 3. リモート システムの宛先ポート アドレスを入力します。 4. リモート システム上で管理ロールを持つユーザーの名前とパスワードを入力します。 5. OK をクリックします。 6.
ピア接続を変更する ピア接続設定を変更せずに、現在のピア接続の名前やリモート システムのポート アドレスをローカル システムまたはリモート シス テムから変更できます。たとえば、ピア接続を設定し、ピアの 1 個を別のネットワークに移動することができます。 ピア接続名を変更してもネットワーク接続には影響しないため、実行中のレプリケーションは中断されません。 メモ: リモート ポート アドレスを変更すると、ネットワーク接続が変更されます。この操作は、レプリケーションが実行され ておらず、新しいレプリケーションが実行されない場合にのみ許可されます。ピア接続の場合は、実行中のレプリケーション をすべて停止し、レプリケーション セットを中断するか、ネットワーク接続がオフラインであることを確認します。ピア接続 を変更したら、レプリケーション セットを再開できます。ピア接続内の 1 個のシステムで CHAP が有効になっている場合は、 この操作を開始する前に CHAP が対応するピア システムで正しく設定されていることを確認してください。CHAP の設定に ついての詳細は、「CHAP とレプリケーション」を参照してください
この操作を実行すると、レプリケーション セットとレプリケーション セットのインフラストラクチャが作成されます。選択したボ リューム、スナップショット、またはボリューム グループの場合、アクションはセカンダリ ボリュームまたはボリューム グループ と、レプリケーションをサポートするために必要な内部スナップショットを作成します。デフォルトでは、セカンダリ ボリューム またはボリューム グループとインフラストラクチャは、プライマリ ボリュームまたはボリューム グループ(A または B)のプールに 対応するプールに作成されます。オプションで、他のプールを選択することもできます。 レプリケーション セットを作成して使用するには、ピア接続を定義する必要があります。レプリケーション セットでは、1 個のピ ア接続とプールしか指定できません。レプリケーション セットを作成する場合、ピア接続システム間の通信は、プロセス全体で有 効でなければなりません。 ボリューム グループがレプリケーション セットの一部である場合、ボリュームはボリューム グループに追加または削除できません。 レプリケーション セットが削除されると、レプリケー
• • • • • • • • • プライマリ ボリュームでは、レプリケーションが開始すると、複製されるデータ イメージのスナップショットが作成されます。 セカンダリ ボリュームでは、レプリケーションが正常に完了すると、セカンダリ ボリュームに転送されたばかりのデータ イメ ージのスナップショットが作成されます。 (これは、同期前に作成されるプライマリ ボリュームのスナップショットとは異なり ます。)レプリケーションが完了しない場合、スナップショットは作成されません。 保持するスナップショットの数を 1~16 個に設定できます。これは、スナップショットの保持カウントと呼ばれます。この設定 は、プライマリおよびセカンダリ ボリューム両方のスナップショットの管理に適用され、いつでも変更できます。スナップシ ョットの履歴が有効になっているかどうかに関係なく、保持カウントはレプリケーション セット内の既存のスナップショット 数より大きくする必要があります。現在のスナップショットの数よりも少ないスナップショットの保持カウント値を選択した 場合は、エラー メッセージが表示されます。そのため、スナップショット数の
7. オプション:セカンダリ システム上のプールを選択します。デフォルトでは、プライマリ ボリュームが存在するプールに対応 するプールが選択されます。選択したプールはリモート システム上に存在している必要があります。 8. オプション:レプリケーションが実行され、新しいレプリケーションが要求されたときに実行するキュー ポリシー アクションを 指定します。 9. オプション:セカンダリ ボリュームのスナップショット履歴チェックボックスをオンにすると、セカンダリ ボリュームのセカ ンダリ システムにスナップショットの履歴が保存されます。 • 保持カウントを設定して、保持するスナップショットの数を指定します。 • [スナップショットのベースネーム]を変更して、スナップショットの名前を変更します。この名前は大文字と小文字を区別 し、最大 26 バイトです。システム内にすでに存在する名前や「" , < \」を含む名前は使用できません。 • 保持優先度を設定して、スナップショットの保持優先度を指定します。 • オプション:プライマリ ボリュームのスナップショット履歴をチェックし、プライマリ システム上のプライマリ ボリュ
• • メモ: レプリケーションの実行中にスナップショットのベース名を変更すると、現在のレプリケーションではセカンダリ システム上のスナップショットの名前に影響を与えます。レプリケーションでのみ、プライマリ システムとセカンダリ システムのスナップショットの名前が異なります。 保持優先度を設定して、スナップショットの保持優先度を指定します。 オプション:プライマリ ボリュームのスナップショット履歴をチェックし、プライマリ システム上のプライマリ ボリュー ムのスナップショットの履歴を保持します。 6.
メモ: 単一のホスト ポートが接続を失うと、イベント 112 がログに記録されます。ピア接続は複数のホスト ポートに関連付け られる可能性が高いため、単一のホスト ポートが失われるとパフォーマンスが低下する可能性がありますが、通常はピア接続 にアクセスできなくなることはありません。 レプリケーション トピックから手動でレプリケーションを開 始する ピア接続内の 1 個のシステムで CHAP が有効になっている場合は、この操作を開始する前に CHAP が対応するピア システムで正し く設定されていることを確認してください。CHAP の設定の詳細については、「CHAP とレプリケーション」を参照してください。 1. [レプリケーション]トピックで、[レプリケーション セット]テーブルのレプリケーション セットを選択します。 2. アクション]>[複製を選択します。[複製]パネルが開きます。 3.
レプリケーションの停止 レプリケーション セットのプライマリー システムでレプリケーションを停止することができます。正常に停止させるには、レプリ ケーション セットの状態が Ready または Suspended のいずれかである必要があります。Ready または Unsynchronized の状 態にあるレプリケーション セットのレプリケーションを停止しようとすると、エラー メッセージが表示されて失敗します。 メモ: 実行中のレプリケーションを停止すると、レプリケーション セットは、レプリケーションが開始される前の状態に戻りま す(Ready または Unsynchronized)。中断されたレプリケーションを停止すると、レプリケーションの状態は Suspended のままになります。 メモ: レプリケーション セットの初期レプリケーションを停止した場合、プライマリー プールおよびセカンダリー プール内の 該当レプリケーションに割り当てられているスナップショット領域は解放されません。領域を解放するには、初期レプリケー ションを再実行するか、レプリケーション セットを削除します。 レプリケーションの停止
可されます。レプリケーション セットの中断時にレプリケーションを停止した場合は、停止したレプリケーションは再開されませ ん。 レプリケーションの再開 メモ: ピア接続内の 1 個のシステムで CHAP が有効になっている場合は、この操作を開始する前に CHAP が対応するピア シス テムで正しく設定されていることを確認してください。CHAP の設定の詳細については、「CHAP とレプリケーション」を参照 してください。 1. [レプリケーション]トピックの[レプリケーション セット]テーブルで、レプリケーションが一時停止しているレプリケーショ ン セットを選択します。 2. アクション]>[レプリケーションの再開を選択します。 3. OK をクリックします。レプリケーション セットのレプリケーションが再開され、レプリケーションのステータスが Running に 変更されます。 [レプリケーション]トピックからレプリケーション スケジュールを管理する プライマリー システムでスケジュール設定されたレプリケーション タスクを変更または削除することができます。 1.
確認パネルが表示されます。 5.
9 パフォーマンス トピックでの作業 トピック: パフォーマンス統計を表示する 統計履歴をアップデートする パフォーマンス統計履歴をエクスポートする パフォーマンス統計をリセットする • • • • パフォーマンス統計を表示する パフォーマンス トピックには、ディスク、ディスク グループ、仮想プール、仮想階層、ホスト ポート、コントローラ、ボリューム のコンポーネントのパフォーマンス統計が表示されます。パフォーマンス統計の詳細については、パフォーマンス統計についてを参 照してください。 現在の統計情報は、すべてのコンポーネント タイプの表形式で、履歴統計情報はディスク、ディスク グループ、仮想プール、階層 のグラフィカル形式で表示できます。 パフォーマンス統計の表示 1. [パフォーマンス]トピックで、[表示]リストからコンポーネント タイプを選択します。[コンポーネント]テーブルは、シス テム内にあるそのタイプの各コンポーネントの情報を表示します。 2. リストから 1 個以上のコンポーネントを選択します。 3.
表 28.
表 28.
CSV 形式のパフォーマンス統計履歴は、ネットワーク上のファイルにエクスポートできます。その後、データをスプレッドシートや 他のサードパーティ アプリケーションにインポートすることができます。 ダウンロードされるデータ サンプルの数は 100 に固定され、生成し、転送されるデータ ファイルのサイズを制限します。デフォル トでは、使用可能なすべてのデータを最大 6 か月間に収集し、100 個のサンプルに集約します。開始時刻と終了時刻を指定するこ とで、異なる時間範囲を指定できます。指定された時間範囲が 100 分を超える場合、データは 100 個のサンプルに集約されます。 結果のファイルには、プロパティ名の行と各データ サンプルの行が含まれます。 履歴のパフォーマンス統計のエクスポート 1. パフォーマンスのトピックでは、 [表示リスト]から、ディスク、ディスク グループ、仮想プールまたは仮想階層を選択します。 2. 少なくとも 1 個のコンポーネントを選択します。 メモ: どのコンポーネントが選択されているかにかかわらず、統計はすべてのディスクに対してエクスポートされます。 3.
10 バナーとフッター内での作業 トピック: • • • • • • • • • • • • バナーおよびフッターの概要 システム情報の表示 証明書情報を表示する 接続情報を表示する システムの日付と時刻の情報を表示する ユーザー情報を表示する 正常性情報を表示する イベント情報を表示する 容量情報の表示 ホスト情報を表示する 階層情報を表示する 最近のシステム アクティビティを表示する バナーおよびフッターの概要 PowerVault Manager インターフェイスのバナーには、以下の 4 つのパネルが並べて配置されています。 • • • • [システム]パネルには、システムとファームウェアの情報が表示されます。 [接続情報]パネルには、PowerVault Manager とストレージ システム間のリンクに関する情報が表示されます。 [システムの日付/時刻]パネルには、システムの日付と時刻の情報が表示されます。 [ユーザー情報]パネルには、ログインしているユーザーの名前が表示されます。 PowerVault Manager インターフェイスのフッターには、以下の 6 つのパネルが並べて配置されて
証明書情報を表示する デフォルトのシステムでは、各コントローラーに対して一意の SSL 証明書が生成されます。セキュリティを最も強化するには、デ フォルトでシステムによって生成された証明書を、信頼できる証明機関から発行された証明書に置き換えることができます。 証明書情報パネルには、各コントローラーのシステム上に格納されているアクティブな SSL 証明書の情報が示されます。タブ A と B には、それぞれの対応するコントローラーに対する未フォーマットの証明書テキストが含まれています。パネルには、各証明書の 作成日だけでなく、次のいずれかのステータス値も示されます。 • • • お客様が提供。コントローラーで、ユーザーがアップロードした証明書が使用されていることを示します。 システムが生成。コントローラーで、コントローラーによって生成されたアクティブな証明書とキーが使用されていることを示 します。 不明なステータス。コントローラーの証明書を読み取れないことを示します。これは、コントローラーが再起動中である場合、 証明書の置き換え処理がまだ進行中である場合、またはシングルコントローラーのシステムでパートナー コン
アイコンは、パネルにメニューがあることを示しています。パネル内の任意の場所をクリックして、日付と時刻の設定を変更す るためのメニューを表示させます。 日付設定および時刻設定を変更する バナー内の日付/時刻パネルに表示されるストレージ システムの日付と時刻を変更することができます。日付と時刻の設定には、シ ステム ログと通知のエントリに正しいタイム スタンプが付くようにすることが重要です。 日付と時刻を手動で設定するか、NTP を使用してネットワーク接続されたサーバから取得するようにシステムを設定できます。 NTP が有効で NTP サーバが使用可能な場合は、システムの時刻と日付を NTP サーバから取得できます。これにより、複数のスト レージ デバイス、ホスト、ログ ファイルなどを同期させることができます。NTP が有効で NTP サーバが存在しない場合は、あた かも NTP が有効になっていないかのように日付と時刻が維持されます。 NTP サーバーの時刻は、UTC のタイム スケールで提供されます。タイム スケールには、いくつかのオプションがあります。 • • • 複数のタイム ゾーンに設置されているス
• 設定を保存してパネルを閉じるには、適用して閉じるをクリックします。 確認パネルが表示されます。 6.
• • Firefox を使用しており、ダウンロード フォルダが設定されている場合、store.zip はそのフォルダに保存されます。 それ以外の場合は、ファイルの場所と名前を指定するように求められます。デフォルトのファイル名は store.zip です。 システム、コントローラ、および日付を識別するために名前を変更します。 メモ: それに含まれるファイルを調べる前にファイルを解凍する必要があります。診断データのために調べる最初のファ イルは store_yyyy_mm_dd__hh_mm_ss.
• • • • • ○ 警告。データの整合性には影響しないものの、システムの安定性に影響する可能性のある障害が発生しました。必要に応じ て問題を評価して修正してください。 ○ 情報。設定または状態の変更が発生したか、システムが修正される問題が発生しました。操作は必要ありません。 ○ 解決済み。発生したイベントはログ記録され、解決された状態です。操作は必要ありません。 日付/時刻。イベントが発生した日付と時刻。年-月-日 時:分:秒の形式で示されます。タイム スタンプの間隔は 1 秒です。 ID。イベント ID。プレフィックス A または B によって、イベントのログを記録したコントローラーを特定します。 コード。ユーザーやサポート担当者が問題を診断するのに役立つイベント コード。 メッセージ。イベントに関する簡単な情報。メッセージをクリックすると、追加情報および推奨される操作が表示されたり非表 示になったりします。 Ctrl。イベントのログを記録したコントローラの ID 。 イベント ログを表示して、最近の重大イベント、エラー イベント、または警告イベントをさがします。それぞれについてメッセー ジをクリッ
• • 未割り当て:ディスク グループの未割り当て領域(合計とプールごとの両方) 非コミット:仮想ディスク グループについて、各プール内でコミットされていない領域(合計領域から割り当て済み領域と未 割り当て領域を差し引いたもの)およびコミットされていない総容量 ホスト情報を表示する フッターのホスト I/O パネルには、アクティブな I/O がある各コントローラーに対して色分けされたバーのペアが表示されます。各 ペアの上のバーには、すべてのポートの現在の IOPS が示され、これらの統計が最後に要求またはリセットされてから、その間隔で 計算されます。下のバーには、すべてのポートの現在のデータのスループット(MB/秒)が示され、これらの統計が最後に要求また はリセットされてから、その間隔で計算されます。バーのペアのサイズは、各コントローラーの相対値を示すように設定されます。 バーが表す値を確認するには、そのバーにカーソルを置きます。 パネルのいずれかの場所にカーソルを置くと、ホスト I/O の情報パネルが表示され、現在のポートの OPS とデータのスループット (MB/秒)が示されます。 階層情報を表示す
3.
A その他の管理インターフェイス トピック: • • • • SNMP リファレンス FTP と SFTP を使用する SMI-S を使用する SLP の使用 SNMP リファレンス この付録では、Dell EMC ストレージ システムがサポートする Simple Network Management Protocol(SNMP)の機能について説明し ます。これには、標準 MIB-II、ファイバ アライアンス*(FibreAlliance)SNMP 管理情報ベース(MIB)バージョン 2.2 オブジェク ト、およびエンタープライズ トラップが含まれます。 ストレージ システムは、SNMP を介してステータスをレポートできます。SNMP は、MIB-II を使用した基本検出、FA MIB 2.
エンタープライズ トラップ トラップは、ストレージ システムで発生するイベントに対して生成することができます。これらのイベントは、重大度と個々の イベントのタイプ別に選択できます。最大で 3 つの SNMP トラップの送信先を、IP アドレスによって設定できます。 エンタープライズ イベントの重大度には、情報、マイナー、メジャー、重要があります。これらのそれぞれの重大度には、異なる トラップ タイプがあります。トラップ形式は、エンタープライズ トラップの MIB によって表されます。記載されている情報は、 内部イベントから生成されたイベント ID、イベントのコード タイプ、テキストの説明です。同等の情報は、PowerVault Manager に ログインしているユーザーに、E メールまたはポップアップ アラートを使用して送信することもできます。 FA MIB 2.2 SNMP の動作 FA MIB 2.2 オブジェクトは、ファイバ アライアンス*(FibreAlliance)MIB v2.2 仕様概要(FA MIB2.2 仕様)に準拠しています。 FA MIB 2.
表 30. FA MIB 2.2 のオブジェクト、説明、および値 (続き) オブジェクト 説明 値 トの sysuptime タイム スタンプ(単位: 100 分の 1 秒)です。 connUnit テーブル FA MIB2.
表 30. FA MIB 2.2 のオブジェクト、説明、および値 (続き) オブジェクト 説明 値 connUnitEventFilter この接続ユニットによって記録されるイ ベントの重大度を定義します。 PowerVault Manager でのみ設定可能で す。 デフォルト:情報(8) connUnitNumEvents connUnitEventTable の現在のイベン ト数 イベント テーブルのサイズが変わると変 化します connUnitMaxEvents connUnitEventTable で定義できるイ ベントの最大数 400 connUnitEventCurrID 非対応 0 connUnitRevs テーブル FA MIB2.
表 30. FA MIB 2.
表 30. FA MIB 2.
特定の FA MIB 2.2 オブジェクトに関する外部詳細 この項の表は、次の表に記載されている特定のオブジェクトの値を指定しています。 表 31.
表 31. connUnitRevsTable の索引と説明の値 (続き) connUnitRevsIndex connUnitRevsDescription 36 ディスク インターフェイス ハードウェア(チップ)リビジョン(コントローラー B) ConnUnitSensorTable の外部詳細 表 32.
表 32.
表 33. connUnitPortTable の索引と名前の値 (続き) connUnitPortIndex connUnitPortName 2 ホスト ポート 2(コントローラー B) 3 ホスト ポート 3(コントローラー B) PowerVault Manager で SNMP イベント通知の構成 1. ストレージ システムの SNMP サービスが有効になっていることを確認します。「システム管理設定を有効化または無効化」を参 照してください。 2. SNMP トラップを構成し、有効にします。「システム通知設定を設定する」を参照してください。 3. オプションで、ユーザー アカウントを構成して、SNMP トラップを受信します。「ユーザーを追加、変更、削除する」を参照して ください。 SNMP 管理 システム グループ オブジェクトを表示、設定するには、SNMP をストレージ システムで有効にする必要があります。「システム管 理設定の有効化または無効化 、p.
システム ログのダウンロード システム ログをダウンロードするには、次の手順を実行します。 1. PowerVault Manager で、FTP/SFTP の使用の準備を行います。 a. システム コントローラーのネットワークポートの IP アドレスを確認します。「コントローラー ネットワーク ポートの構成」を 参照してください。 b. システムで FTP/SFTP サービスが有効になっていることを確認します。「システム管理設定の有効化または無効化」を参照 してください。 c. ログ インするユーザーが FTP インターフェイスを使用する権限を持っていることを確認します。「ユーザーの追加、変更、お よび削除」を参照してください。 2. コマンド プロンプト(Windows)またはターミナル ウィンドウ(UNIX)を開き、ログ ファイルの宛先ディレクトリーに移動し ます。 3.
sftp controller-network-address -P port または、 ftp controller-network-address sftp 10.235.216.152 -P 1022 または ftp 10.1.0.9 4. FTP/SFTP インターフェイスの使用権限を持つユーザーとしてログ インします。 5. 次のように入力します。 get managed-logs:log-type filename.
2. コマンド プロンプト(Windows)またはターミナル ウィンドウ(UNIX)を開き、ログ ファイルの宛先ディレクトリーに移動し ます。 3. タイプ: sftp controller-network-address -P port または、 ftp controller-network-address 例: sftp 10.235.216.152 -P 1022 または ftp 10.1.0.9 4. FTP/SFTP インターフェイスの使用権限を持つユーザーとしてログ インします。 5. タイプ: get perf:date/time-range filename.csv ここで、 • [日付/時刻の範囲]はオプションであり、データ転送の時間範囲を次の形式で指定するものです。start.yyyy-mm-dd.hh:mm. [AM|PM].end.yyyy-mm-dd.hh:mm.[AM|PM]。文字列にはスペースを含めないようにする必要があります。 • filename.
ファームウェアのアップデート コントローラー モジュール、ドライブ エンクロージャの拡張モジュール、およびディスクのファームウェアのバージョンをアップ デートすることができます。 デュアルコントローラー システムを使用し、パートナー ファームウェア アップデート(PFU)オプションが有効になっている場合、 単一のコントローラーでファームウェアをアップデートすると、システムはパートナー コントローラーでファームウェアを自動的に アップデートします。PFU が無効になっている場合は、単一のコントローラーでファームウェアをアップデートした後、パートナー コントローラーの IP アドレスにログ インして、そのコントローラーでもファームウェア アップデートを実行する必要があります。 • • • • ファームウェア アップデートを開始する前に、ストレージ システムが正常な状態であることを確認します。システムの正常性 に障害がある場合は、ファームウェア アップデートを続行できません。ファームウェアをアップデートする前に、[システム概 要]パネルの[正常性の理由]値によって指定された問題を解決する必要があります。 書き
メモ: 互換性のないファームウェア バージョンをロードしようとすると、 *** Code Load Fail. Bad format image.
5. コマンド プロンプト(Windows)またはターミナル ウィンドウ(UNIX)を開き、ロードするファームウェア ファイルが含まれ ているディレクトリーに移動します。 6. タイプ: ftp controller-network-address 例: ftp 10.1.0.9 7. 管理ロールの権限と FTP/SFTP インターフェイスの権限を持つ FTP ユーザーとしてログ インします。 8.
ディスク ファームウェア アップデート ディスク ファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行します。 1. 適切なファームウェア ファイルを取得し、PC またはネットワークにダウンロードします。 2. PowerVault Manager で、FTP を使用するための準備を行います。 a. システム コントローラーのネットワークポートの IP アドレスを確認します。「コントローラー ネットワーク ポートの構成」を 参照してください。 b. システムで FTP/SFTP サービスが有効になっていることを確認します。「システム管理設定の有効化または無効化」を参照 してください。 c. 使用する予定のユーザーに管理ロールの権限と FTP/SFTP インターフェイスの権限があることを確認します。「ユーザーの追 加、変更、および削除」を参照してください。 3. コマンド プロンプト(Windows)またはターミナル ウィンドウ(UNIX)を開き、ロードするファームウェア ファイルが含まれ ているディレクトリーに移動します。 4.
ストレージ システムに CLI でセキュリティ証明書を作成する代わりに、システムに FTP/SFTP でカスタム証明書をインストールす ることもできます。証明書は証明書ファイルと関連するキー ファイルで構成されています。証明書は OpenSSL などで作成するこ とができ、有効であることが求められます。カスタム証明書がインストールされているコントローラ モジュールを交換すると、パ ートナー コントローラは証明書ファイルを交換されたコントローラ モジュールに自動的にインストールします。 セキュリティ証明書のインストール セキュリティ証明書をインストールするには、次の手順を実行します。 1. PowerVault Manager で、FTP/SFTP の使用の準備を行います。 a. システム コントローラーのネットワークポートの IP アドレスを確認します。「コントローラー ネットワーク ポートの構成」を 参照してください。 b. システムで FTP/SFTP サービスが有効になっていることを確認します。「システム管理設定の有効化または無効化」を参照 してください。 c.
• サービス ロケーション プロトコル(SLP)。事前設定することなく、ローカル エリア ネットワーク内のコンピューターやその他 のデバイスがサービスを検索できるようにします。SLP は小規模かつ管理対象外のネットワークから大規模エンタープライズ ネットワークへ拡張できるように設計されています。 組み込み SMI-S アレイ プロバイダー 組み込み SMI-S アレイ プロバイダーは、cim-xml over HTTP/HTTPS を使用して SMI-S 1.
• SMI ソリューション:ハードウェアまたはソフトウェアにはホストにインストールされるエージェントが同梱されています。エ ージェントがデバイスに接続し、固有の識別情報を取得する必要があります。 SMI-S アーキテクチャ 組み込み SMI-S アレイ プロバイダのアーキテクチャ要件は、管理コントローラ(MC)アーキテクチャ内で動作し、限られたディス ク領域やメモリ リソースでも、サーバ上で実行されるプロキシ プロバイダと同等に高速化することです。使用する CIMOM はオー プン ソースの SFCB CIMOM です。 SFCB は CIM クライアントの要求に応答し、http/https プロトコルで標準の CIM XML をサポートする、軽量な CIM デーモンです。 プロバイダは共通管理プロトコル インターフェイス(CMPI)プロバイダであり、このインターフェイスを使用します。メモリ占有 領域を削減するために、CIMPLE と呼ばれるサード パーティのパッケージが使用されています。SFCB の詳細については、http:// sourceforge.
SMI-S はプロファイルを中心に構成されています。プロファイルには、ストレージ サブシステムのクラスに関連するオブジェクト が記述されています。SMI-S には、アレイ、FC HBA、FC スイッチ、テープ ライブラリのプロファイルが含まれています。プロフ ァイルは CIM サーバに登録され、SLP を使用してクライアントにアドバタイズされます。 表 34.
表 34.
表 35. CIM アラート指示のイベント (続き) FRU/イベント カテゴリー 対応する SMI-S クラス アラート条件をトリガーする運用ステータスの値 FC ポート SMI_FCPort 停止、OK SAS ポート SMI_SASTargetPort 停止、OK iSCSI ポート SMI_ISCSIEthernetPort 停止、OK ライフ サイクルの表示 SMI-S インターフェイスでは、ストレージ システム内の物理デバイスおよび論理デバイスに変更があった場合は、CIM ライフ サイ クルの表示を提供しています。SMI-S Provider は、SNIA SMI-S 仕様バージョン 1.5.
表 36. ライフ サイクルの表示 (続き) プロファイル またはサブプ ロファイル エレメントの説明と名前 WQL また は CQL 複数のコンピ ュータシステ ム SELECT * FROM CIM_InstCreation WHERE SourceInstance ISA CIM_ComputerSystem 両方 複数のコンピ ュータシステ ム SELECT * FROM CIM_InstModification WHERE SourceInstance ISA CIM_ComputerSystem AND SourceInstance.OperationalStatus <> PreviousInstance.
3. 次のコマンドを入力して、別のユーザーに SMI-S インターフェイスへのアクセス権を設定します。 set user username2 interfaces wbi,cli,smis,ftp 管理対象ログの通知受信 ストレージ システムの管理対象ログ機能を使用すると、SMI-S Provider で通知受信を設定できます。この設定は、ログ ファイルが 一定量に達してログ収集システムに転送できる状態になったことを通知します。 1. CLI で、次のコマンドを入力します。set advanced-settings managed-logs enabled。 2. SMI-S クライアントの場合、次を行います。 a. SELECT * FROM CIM_InstCreation WHERE SourceInstance ISA CIM_LogicalFile フィルターを使用してサブ スクライブします。 b.
SLP の使用 ME4 Series ストレージ システムは、サービス ロケーション プロトコル(SLP、srvloc)をサポートしています。サービス検出プロト コルにより、事前設定をしなくても、コンピューターやその他のデバイスが LAN 内のサービスを発見することが可能となります。 SLP はすべてのオペレーティング システムで使用できるため、正式なライセンスは必要ありません。 SLP は、ユーザー データグラム プロトコル(UDP)に基づいており、必要に応じて、トランスミッション コントロール プロトコル (TCP)を使用できます。SLP はポート 427 でリスンします。クライアント、つまりユーザー エージェント(UA)がネットワークに 接続すると、クライアントはネットワーク上のディレクトリー エージェント(DA)をクエリします。DA が応答しない場合、クラ イアントは DA が少ないネットワークを前提として、マルチキャスト UDP クエリを送信します。クエリに一致するすべてのサービ ス エージェント(SA)は、クライアントに UDP の応答を送信します。応答メッセージが大きすぎる場合、クライアントは
表 40.
B ログ収集システムを管理する ログ収集システムは、管理対象のログ機能を有効にするストレージ システムからの増分的に転送されるログ データを受信し、表 示および分析のためのデータを統合するために使用されます。管理対象のログ機能の情報については、「管理対象のログについて」 を参照してください。 長期間にわたって、ログ収集システムでは、1 つまたは複数のストレージ システムから多数のログ ファイルを受信できます。管理 者がログ収集システム上のこのようなログファイルを整理および格納します。次に、ストレージ システムに分析を必要とする問題 が発生した場合は、分析のため、そのシステムの現在のログ データを収集し、格納されている履歴ログ データと組み合わせて、シ ステム運用に関する長期的な視点を提供します。 管理対象のログ機能により、次のコントローラ固有のログ ファイルが監視されます。 • • • • EC(エキスパンダ コントローラ)デバッグ データ、EC リビジョン、PHY 統計情報を含む EC ログ SC(ストレージ コントローラ)デバッグ ログおよびコントローラのイベント ログ SC ブート ログが含まれる S
ストレージ システム名、ログファイルのタイプ、日付/時刻別にログ ファイルを階層的に格納することをお勧めします。次に、履 歴分析が必要な場合は、適切なログファイル セグメントを簡単に配置でき、完全な記録に連結できます。 たとえば、ログコレクション システムの管理者が、Storage1 および Storage2 という名前が付けられた 2 つのストレージ システム からのログに対して、次の階層を作成したとします。 プッシュ モードでは、管理者は、Storage1 から ecdebug ファイルが添付されたメールを受信すると、添付ファイルを開いて、 ecdebug サブディレクトリー(Storage1 ディレクトリ内)に解凍します。 プル モードでは、管理者は、Storage2 から SC デバッグ ログを転送する必要があるという通知を受信すると、ストレージ システ ムの FTP/SFTP インターフェイスを使用して、ログを取得し、Storage2 ディレクトリーの scdebug サブディレクトリーに保存しま す。 ログ収集システムを管理する 177
C ベストプラクティス この付録では、ストレージ システムの構成およびプロビジョニングのベスト プラクティスについて説明します。 トピック: • • • • • • • プールのセットアップ RAID の選択 RAID レベルごとのディスク数 プール内のディスク グループ 階層のセットアップ マルチパス設定 物理ポートの選択 プールのセットアップ 2 つのコントローラ モジュールを備えたストレージ システムでは、コントローラの作業負荷のバランスを取るようにしてください。 各コントローラには 1 つの仮想プールを所有できます。各プールに同じ数のディスク グループとボリュームを持つことで、負荷を分 散してパフォーマンスを向上させることができます。 RAID の選択 プールは、ディスク グループを追加することで作成されます。ディスク グループは RAID テクノロジーに基づいています。 次の表では、各 RAID レベルの特性とユース ケースについて説明しています。 RAID レベル 保護 パフォーマンス RAID 1/RAID 10 ミラー セットあた 優れたランダム I/O 低:50%のフォール
データ ディスクの数は 2 のべき乗(2、4、および 8)であることに注意してください。コントローラはデータ ディスクが 2 の べき乗である場合、512 KB のストライプ ユニット サイズを使用します。これにより、4 MB ページが 2 つのストライプに均等 に分散されます。これはパフォーマンスには最適です。 • 例 2:6 つのディスクを備えた RAID 5 ディスク グループを考えます。5 つのディスクに等価な容量が有効容量として提供され ます。コントローラが再び 512 KB のストライプ ユニットを使用しているとします。4 MB ページがディスク グループにプッシ ュされると、1 つのストライプにはフル ページが含まれますが、コントローラは新しいパリティを計算するために新しいデータ と組み合わせて 2 つのディスクから古いデータと古いパリティを読み取る必要があります。これは読み出し/修正/書き込みと 呼ばれ、シーケンシャル ワークロードを伴うパフォーマンス キラーとなります。本質的に、ディスク グループにプッシュされる たびに、読み出し/修正/書き込みが行われます。 この問題を軽減するために、R
マルチパス設定 ME4 Series のストレージ システムは、非対称論理ユニット アクセス(ALUA)の SCSI-3 標準に準拠しています。 ALUA 準拠のストレージ システムでは、デバイスの検出中に、ホストに最適なパス情報と最適でないパス情報が提供されますが、 オペレーティング システムは ALUA を使用するようダイレクトする必要があります。次の手順を使用して、ALUA を使用するよう Windows システムと Linux システムをダイレクトすることができます。 MPIO を有効にするには、次のいずれかの手順を実行します。 Windows で MPIO を有効化する 1. Server Manager がまだ実行されていない場合は、起動します。 2. [管理]メニューで、ロールと機能の追加を選択します。 3. [ロールと機能の追加]ウィザードで、ロールベースまたは機能ベースのインストールを選択します。 4. 次へ をクリックします。 5. プールからサーバーを選択し、次へをクリックします。 6. 再び次へをクリックして、機能の選択のウィンドウに移動します。 7.
1. 2. 3. 4.
D システム構成の制限 次の表で、ME4 Series ストレージ システムのシステム構成の制限事項をリスト表示します。 表 42.
表 42.
表 42.
表 42.
E 用語集 次の表に、ME4 Series の公開資料で使用される用語の定義をリスト表示します。 表 43.
表 43.
表 43.
表 43.
表 43.
表 43.
表 43.
表 43.
表 43.