Dell EMC PowerVault ME4 Series ストレージ システム 『Owner’s Manual』(オーナーズマニュアル) December 2020 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2018 – 2020 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: ストレージ システム ハードウェア.............................................................................................. 5 サービス タグを確認する................................................................................................................................................... 5 エンクロージャの構成........................................................................................................................................................ 5 デュアルコントローラー構成へのアップグレード.........................................
章 3: モジュールの取り外しおよび交換............................................................................................. 43 ESD に関する安全上の注意.............................................................................................................................................43 ハードウェア障害の対処.................................................................................................................................................. 44 ファームウェアアップデート...............................................................
1 ストレージ システム ハードウェア この章では、ME4 Series エンクロージャのフロントエンドおよびバックエンドのコンポーネントについて説明します。 モジュールの取り外しおよび交換 、p.
す。「5U84 エンクロージャ システム—前面方向 、p. 9」および「5U84 エンクロージャ システム—背面方向 、p.
エンクロージャ管理 エンクロージャは、ストレージ ブリッジ ベイ(SBB)v 2.
図 2. 2U12 エンクロージャ システム—背面方向 「2U12 エンクロージャ システム—背面方向 、p. 8」の 2U12 コントローラー エンクロージャには、2 台のコントローラー(4 ポート FC/ ISCSI モデル)が搭載されています。 図 3. 2U24 エンクロージャ システム—前面方向 図 4.
図 5. 5U84 エンクロージャ システム—前面方向 図 6. 5U84 エンクロージャ システム—背面方向 5U84 コントローラー エンクロージャは、デュアルコントローラーを搭載しています(4 ポート FC/iSCSI モデルを表示)。 2U エンクロージャの前面ベゼルの取り付けまたは取り外し 次の図は、2U12 エンクロージャの一部分を示しています。 図 7. 2U エンクロージャの前面ベゼルの取り付けまたは取り外し 前面ベゼルを 2U エンクロージャに取り付けるには、次のようにします。 1. 2. 3. 4.
2U エンクロージャからベゼルを取り外すには、前述の手順の順序を逆にします。 メモ: さまざまなエンクロージャのオプションの詳細については、「エンクロージャの種類」を参照してください。 エンクロージャの種類 2U シャーシは、2U12 エンクロージャの種類および 2U24 エンクロージャの種類に示すように、コントローラー エンクロージャ ME4012/ME4024、または拡張エンクロージャ ME412/ME424 として構成できます。5U シャーシは、5U84 エンクロージャの種類に 示すように、コントローラー エンクロージャ ME4084 または拡張エンクロージャ ME484 として構成できます。 メモ: 次のセクションでは、2U および 5U のコア製品(主要なコンポーネントや CRU を含む)について説明します。多くの CRU は フォーム ファクターに違いがありますが、コントローラー モジュールと IOM は、2U12、2U24、および 5U84 のシャーシで共通 に使用できます。これらのコントローラー モジュールおよび IOM については、2U エンクロージャ コア製品および 5U84 エンク ロ
5U84 5U84 エンクロージャは、42 スロットの垂直積層式ドロワー 2 個に格納された 84 台の LFF または SFF ディスク ドライブで構成さ れます。 表 3.
2U エンクロージャの背面パネル コントローラー モジュールや IOM の英字表記と PCM の数字表記は、2U エンクロージャで使用するモジュールのスロット順序を示 しています。コントローラー モジュール、IOM、および PCM は CRU として購入できます。ME4 Series の RBOD は 4 ポートのコン トローラー モジュールを使用しています。これらの RBOD は、オプションでストレージを追加するための ME412/ME424/ME484 の EBOD をサポートしています。 図 10. 2U コントローラー エンクロージャ:背面パネル コンポーネント(4 ポート FC/iSCSI) 1. 電源冷却モジュール スロット 0 3. コントローラー モジュール スロット A 2. 電源冷却モジュール スロット 1 4. コントローラー モジュール スロット B 図 11. 2U コントローラー エンクロージャ:背面パネル コンポーネント(4 ポート iSCSI 10Gbase-T) 1. 電源冷却モジュール スロット 0 3. コントローラー モジュール スロット A 2.
2U 背面パネルのコンポーネント このセクションでは、コントローラー モジュール、拡張エンクロージャ IOM、および電源冷却モジュールのコンポーネントについて 説明します。 コントローラ モジュール コントローラー モジュールを格納するスロットの上段をスロット A、下段をスロット B と呼びます。コントローラー モジュールのフ ェイス プレート詳細図には、スロット A での使用に合わせた向きのモジュールが示されています。この向きでは、コントローラー モジュール ラッチ(図では、閉じられてロックされた状態)がモジュールの下部に来ます。次の図は、コントローラー モジュール 上のポートを示したものです。LED が何を示すかについては、12 Gb/秒コントローラー モジュール LED 、p. 24 を参照してくださ い。 4 ポート FC/iSCSI コントローラー モジュール上のコンバージド ネットワーク コントローラー(CNC)ポートは、16Gb/秒 FC SFP ま たは 10 GbE iSCSI SFP を使用して構成できます。 図 14.
図 16. 4 ポート mini-SAS HD コントローラー モジュールの詳細 1. 3. 5. 7. バックエンド拡張 SAS ポート USB シリアル ポート(CLI) 3.5 mm シリアル ポート(サービスのみ) SAS ポート(ポート 3、2、1、0) 2. 管理インターフェイスにより使用される Ethernet ポート 4. 3.5 mm シリアル ポート(CLI) 6. リセット ボタン 拡張エンクロージャ IOM 次の図は、ストレージを追加するために、サポートされる拡張エンクロージャで使用する IOM を示しています。ポート A/B/C は、 12 Gb/秒 mini-SAS HD(SFF-8644)外付コネクタで構成されています。 図 17. IOM の詳細 – ME412/ME424/ME484 1. 3.5 mm シリアル ポート(サービスのみ) 3. SAS 拡張ポート B(無効) 2. SAS 拡張ポート 4.
図 18. 電源冷却モジュール(PCM) 1. 3. 5. 7. PCM OK LED(緑色) ファン障害 LED(橙色/橙色に点滅) オン/オフ スイッチ リリース ラッチ 2. AC 障害 LED(オレンジ/オレンジ点滅) 4. DC 障害 LED(橙色/橙色に点滅) 6. 電源コネクタ LED の動作 ● PCM の LED が橙色に点灯した場合、モジュールに障害または故障が発生しています。 ● PCM の LED の詳細な説明については、「2U エンクロージャの LED 、p. 34」を参照してください。 5U84 エンクロージャのコア製品 5U84 エンクロージャ:前面パネルのコンポーネント 、p. 16 および「5U84 エンクロージャ システム:前面パネルからアクセスした ドロワーのプラン ビュー 、p.
5U84 エンクロージャの前面パネル 図 19. 5U84 エンクロージャ:前面パネルのコンポーネント 1. 5U84 エンクロージャ ドロワー(スロット 0 = 上部ドロワー) 2. 5U84 エンクロージャ ドロワー(スロット 1 = 下部ドロワー) この図は、エンクロージャの前面パネルからアクセスしたエンクロージャ ドロワーのプラン ビューを示しています。概念的グラフ ィックスは、理解しやすいようにシンプル化されています。 メモ: 5U84(LFF ディスク)DDIC LED の動作については、5U84 エンクロージャ DDIC LED 、p. 38 を参照してください。 図 20. 5U84 エンクロージャ システム:前面パネルからアクセスしたドロワーのプラン ビュー 1. ドロワー前面パネル(プラン ビューでエッジとして表示) 2.
図 21. 5U84 コントローラー エンクロージャ:背面パネル コンポーネント(4 ポート FC/iSCSI) 1. 3. 5. 7. 9. コントローラー モジュール スロット A FCM スロット 0 FCM スロット 2 FCM スロット 4 PSU スロット 1 2. 4. 6. 8. コントローラー モジュール スロット B FCM スロット 1 FCM スロット 3 PSU スロット 0 図 22. 5U84 コントローラー エンクロージャ:背面パネル コンポーネント(4 ポート SAS) 1. 3. 5. 7. 9. コントローラー モジュール スロット A FCM スロット 0 FCM スロット 2 FCM スロット 4 PSU スロット 1 2. 4. 6. 8.
図 23. 5U84 コントローラー エンクロージャ:背面パネル コンポーネント(4 ポート iSCSI 10Gbase-T) 1. 3. 5. 7. 9. コントローラー モジュール スロット A FCM スロット 0 FCM スロット 2 FCM スロット 4 PSU スロット 1 2. 4. 6. 8. コントローラー モジュール スロット B FCM スロット 1 FCM スロット 3 PSU スロット 0 2. 4. 6. 8. IOM スロット B FCM スロット 1 FCM スロット 3 PSU スロット 0 図 24. 5U84 拡張エンクロージャ:背面パネル コンポーネント 1. 3. 5. 7. 9.
コントローラー モジュール 5U84 コントローラー エンクロージャは、2U12 や 2U24 エンクロージャで使用されているものと同じコントローラー モジュールを使 用します。 拡張モジュール 5U84 拡張エンクロージャは、2U12 や 2U24 エンクロージャで使用されているものと同じ IOM を使用します。 電源供給モジュール この図は、5U コントローラー エンクロージャおよびオプションの 5U84 拡張エンクロージャで使用されている電源供給ユニットを 示しています。 図 25. 電源供給ユニット(PSU) 1. 3. 5. 7. モジュール リリース ラッチ PSU 障害 LED(オレンジ/オレンジ点滅) 電源 OK LED(緑色) 電源スイッチ 2. ハンドル 4. AC 障害 LED(オレンジ/オレンジ点滅) 6. 電源接続 LED の動作 ● PSU の LED のいずれかがオレンジに点灯している場合は、モジュール障害状態または故障が発生しています。 ● PSU の LED の詳細説明については、「FCM LED の状態 、p.
3. モジュール OK LED(緑色) 4. ファン障害 LED(オレンジ/オレンジ点滅) LED の動作 ● FCM の LED のいずれかがオレンジに点灯している場合は、モジュール障害状態または故障が発生しています。 ● FCM の LED の詳細説明については、「5U84 エンクロージャ FCM LED 、p. 37」を参照してください。 5U84 エンクロージャ シャーシ 5U84 エンクロージャには、次の機能が搭載されています。 ● DDIC に最大 84 個の LFF ディスクを備えた 5U84 シャーシ。5U84 エンクロージャ システム:前面パネルからアクセスしたドロ ワーのプラン ビュー 、p. 16 を参照してください。 ● 2.5 インチから 3.
図 27. ドロワー ベゼルの詳細 1. 3. 5. 7. 9. 左側 改ざん防止ロック ドロワー障害 ケーブル障害 ドロワ― プル ハンドル 2. 4. 6. 8. 右側 サイドプレーン OK/電源良好 論理障害 ドロワー アクティビティー メモ: ドロワー LED の動作の説明については、ドロワー LED の状態 、p. 38 を参照してください。 オペレーター(Ops)パネルの LED ME4 Series の各エンクロージャでは、シャーシ左側耳部のフランジに Ops パネルが配置されています。このセクションでは、2U お よび 5U のエンクロージャの Ops パネルについて説明します。 2U エンクロージャ Ops パネル エンクロージャーの前面には、2U シャーシの左耳のフランジに Ops パネルが配置されています。Ops パネルは、エンクロージャ シ ャーシに不可欠なパーツですが、その場での交換はできません。 図 28. LED:Ops パネル—2U エンクロージャの前面パネル 表 4.
表 4. Ops パネルの機能 (続き) いいえ。 インジケータ ステータス ● 橙色に点滅:論理障害(2 秒オン、1 秒オフ) 3 ユニット ID ディスプレイ(UID) 緑色(7 セグメント ディスプレイ:エンクロージャ シーケンス) 4 ID ● 青色に点滅(0.
表 5.
図 30.
表 6.
表 7.
表 8.
表 9.
図 34. CompactFlash メモリー カード 1. CompactFlash メモリー カード 2.
メモ: Dell EMC テクニカル サポートによって推奨された場合にのみ、CompactFlash メモリー カードを取り外してください。 転送可能なキャッシュは、シングルコントローラー構成のみに適用されます。正常なパートナー コントローラーを 1 台備えたデ ュアル コントローラー構成では、キャッシュがコントローラー間で複製されるため、故障したコントローラーのキャッシュを交 換用コントローラーに転送する必要はありません(ただし、ボリューム キャッシュが、故障したコントローラーによって所有さ れるプール内のすべてのボリューム上で標準に設定されている場合に限る)。 キャッシュ ステータス LED – 対応処置 コントローラーに障害が発生した場合、または起動しない場合は、キャッシュ ステータス LED が点灯しているか点滅しているかを 確認します。 表 10.
2 トラブルシューティングと問題解決 この手順は、初期構成時にハードウェアの正常なセットアップを確認する目的でのみ使用されることを想定しています。本番デー タおよび I/O を使用する構成済みシステムのトラブルシューティング手順として使用されることは想定していません。 トピック: • • • • • • • 概要 障害分離方法 LED 2U エンクロージャのトラブルシューティング 5U エンクロージャのトラブルシューティング 温度センサー ホスト I/O 概要 エンクロージャ システムにはストレージ エンクロージャ プロセッサー(SEP)と関連するモニタリングおよび制御ロジックが含ま れており、エンクロージャの電源、冷却、ドライブ システムに関する問題を診断できます。管理インターフェイスでは、ストレー ジ システムのプロビジョニング、モニタリング、管理を行うことができます。 メモ: システム診断を実施する際には、「障害分離方法 、p.
● ● ● ● PowerVault Manager の使用 CLI の使用 イベント通知の監視 エンクロージャ LED の表示 PowerVault Manager の使用 PowerVault Manager では、正常性アイコンを使用して、システムとそのコンポーネントの OK、縮退、障害、不明の状態を表示し ます。PowerVault Manager によって、システムとそのコンポーネントの正常性を監視できます。どこかのコンポーネントに問題が あれば、システムの正常性は縮退、障害、不明のいずれかとなります。Web アプリケーションの GUI を使用してドリル ダウンし、 問題のある各コンポーネントを特定して、コンポーネントの[推奨]フィールド内の対応策に従って問題を解決します。 CLI の使用 PowerVault Manager 使用の代替策として、show system の CLI コマンドを実行して、システムとそのコンポーネントの正常性を 表示できます。どこかのコンポーネントに問題があれば、システムの正常性は縮退、障害、不明のいずれかとなり、これらのコン ポーネントが正常でないコンポーネント
PowerVault Manager を使用し、LED の表示から判明したすべての障害を確認します。PowerVault Manager は、システムの位置の都 合で LED の表示を確認できない場合に、障害が発生した場所の特定に使用するのにも適したツールです。この Web アプリケーショ ンによって、システムと障害の発生箇所が視覚的に表示されます。PowerVault Manager では、CRU、データ、および障害について の詳細な情報もわかります。 イベントログの確認 イベントログはすべてのシステム イベントを記録します。各イベントには、発生したイベントのタイプを識別する数字コードがあ り、次の重要度のいずれかを持っています。 ● 重要。コントローラをシャットダウンさせる可能性がある障害が発生しました。ただちに問題を修正します。 ● エラー。データの整合性またはシステムの安定性に影響する可能性がある障害が発生しました。できるだけ早く問題を修正し ます。 ● 警告。システムの安定性に影響する場合があるが、データの整合性には影響しない問題が発生しました。問題を評価し、必要に 応じて修正します。 ● 情報提
LED エンクロージャとそのコンポーネント全体のステータスを示す整合性のとれた方式として、LED によるカラー表示が採用されていま す。 ● ● ● ● 緑色 – 良好またはポジティブの表示 緑色/オレンジの点滅 – 非重要の状態 オレンジ – 重要な障害 青色 – コントローラー モジュールまたは IOM の識別 2U エンクロージャの LED 2U エンクロージャ PCM LED 通常の状態では、電源冷却モジュール(PCM)OK LED は緑色に点灯します。 表 11.
表 12. Ops パネルの LED の状態 (続き) システムの電源 (緑色/橙色) モジュールの障害 ID(青色) LED ディ (橙色) スプレイ 関連 LED/アラーム 点灯 Blink(点滅) -- -- PCM 障害 LED、フ ァン障害 LED -- -- -- Blink(点 滅) -- ステータス 取り付けられた PCM のタイプが不明(無 効または混合)または I2C バスの障害 (PCM 通信) エンクロージャ ID または無効な ID を選択 処置: ● Ops パネル モジュール障害 LED がオンの場合、エンクロージャの背面パネルのモジュール LED をチェックして、障害を CRU、 接続、のいずれかまたはその両方かを絞り込みます。 ● 障害に関する固有の情報については、イベント ログを調べて、推奨処置を実行します。 ● IOM CRU を取り付ける場合の操作は次の通りです。 ○ デュアル コントローラー モジュール エンクロージャからのコントローラー モジュールの取り外し 、p.
表 13.
5U84 エンクロージャの LED 5U84 エンクロージャの電源がオンになると、少しの時間すべての LED がオンになり、動作していることを保証します。 メモ: この動作は、数秒後にも LED が点灯したままでない限り、障害を示すものではありません。 5U84 エンクロージャ PSU LED 電源供給ユニット(PSU)モジュールのフェイスプレートの視覚的な説明については、電源供給モジュール 、p. 19 を参照してくだ さい。 表 15.
表 17. Ops パネルの LED の状態 (続き) LED ステータス/説明 モジュール 障害 オレンジ色は、コントローラー モジュール、IOM、PSU、または FCM の障害を示します。ディスク障害について は、ドロワーの LED を確認します。 論理ステー タス 橙色はファームウェア以外の障害を示します(通常はディスク、HBA、内蔵または外付けの RAID コントローラーの いずれか)。ディスク障害についてはドロワーの LED を確認します。「5U84 エンクロージャのドロワー LED 、p.
3. ドライブ障害 LED 表 19.
表 20. 2U のアラームの状態 (続き) ステータス 重大度 アラーム 高警告温度アラート 警告 S1 過熱アラーム 障害 - 重要 S4 I2C バス障害 障害 - 冗長性の喪失 S1 障害 - 重要 S1 RAID エラー 障害 - 重要 S1 SBB インターフェイス モジュール障害 障害 - 重要 S1 SBB インターフェイス モジュールが取り外された 警告 なし ドライブ電力の制御障害 警告 - ディスク電源の損失 S1 なし ドライブ電力の制御障害 障害 - 重要 - ディスク電源 の損失 S1 ドライブが取り外された 警告 なし 使用可能な電力の不足 警告 なし Ops パネル通信エラー(I2C) モジュール交換の詳細については、「2U または 5U エンクロージャ内のコントローラー モジュールまたは IOM の交換 、p.
表 22. 温度モニタリング推奨処置 現象 原因 推奨処置 4. すべてのダミー モジュールが所定の位置にあることを 確認します。 5. 周囲温度を下げます。 温度アラーム 表 23. 温度アラーム推奨処置 現象 原因 推奨処置 1. Ops パネル モジュールの障害 LED が橙色である。 2. 1 個または複数個の PCM でファ ン障害 LED が点灯している。 内部温度が、エンクロー 1. 周囲環境温度が許容範囲内であることを確認します。環境 ジャに事前設定された 要件 、p. 160 も参照してください。 しきい値を超えていま 2. エンクロージャの前面または背面のいずれかに、エアフロー す。 を制限するものがないかを確認します。最小間隔として、前 面は 25 mm(1 インチ)、背面は 50 mm(2 インチ)を確保 することを推奨します。 3. ダストの堆積による制限が生じていないかを確認します。 必要に応じてクリーニングをしてください。 4.
表 24. 5U アラームの状態 (続き) ステータス 重大度 ドライブ電力の制御障害 障害 - 重大 - ドライブ電源の喪失 使用可能な電力の不足 警告 温度に関する考慮事項 5U84 エンクロージャとそのコンポーネントに配置された温度センサーによって、ストレージ システムの熱の正常性が監視されま す。 メモ: ● 重要な値の上限値を超えると、過熱アラームがアクティブになります。 ● 5U84 エンクロージャ アラーム通知の詳細については、5U アラームの状態 、p. 41 を参照してください。 CLI ポートの接続 ME4 Series ストレージ システムのコントローラーは、3.5mm ステレオ プラグを採用した CLI ポートと mini-USB Type B フォーム フ ァクターを搭載しています。シリアル ケーブルの接続の詳細については、シリアル ケーブルを使用した CLI ポートへの接続 、p.
3 モジュールの取り外しおよび交換 この章では、CRU(お客様にて交換可能なパーツ)を交換する手順を説明します。これには、注意事項、取り外し手順、取り付け 手順、および正常な設置の確認が含まれます。各手順では、特定のタスクを扱います。 トピック: • • • • • • • • • • ESD に関する安全上の注意 ハードウェア障害の対処 ファームウェアアップデート 交換時の継続運用 接続されているホストのシャットダウン コントローラー モジュールのシャットダウン コンポーネント障害の確認 CRU(お客様にて交換可能なパーツ) コンポ―ネントの動作確認 FC または SAS HBA の交換後に PowerVault Manager でアップデートを実行する ESD に関する安全上の注意 いずれかの手順を開始する前に、次の注意事項および予防対策をお読みください。 静電気放出の防止 システムを ESD(静電気放出)による損傷から守るために、システムの設定時または部品の取り扱い時に考慮すべき事項を守って ください。指やその他の導体からの静電気放出により、システム基板または静電気の影響を受けやすいその他のデバ
● 立って使用するワークステーションでは、ヒール ストラップ、トゥ ストラップ、またはブート ストラップを使用します。 導電床または静電気を拡散するフロアマットの上に立つ場合は、両足にストラップを着用してください。 ● 導電性のフィールド交換用工具を使用します。 ● 持ち運べるフィールド サービス キットと折りたたみ式の静電気拡散作業マットを使用してください。 適切な静電気除去を行うための推奨備品がない場合、認定技術者に部品の取り付けを依頼してください。静電気および製品取り付 けのサポートに関する詳細については、カスタマー サポートにお問い合わせください。詳細については、www.dell.
接続されているホストのシャットダウン コントローラー モジュールを 1 個搭載した 2U コントローラー エンクロージャのモジュールを交換するには、コントローラー モジュ ールをシャットダウンする前に、接続されているすべてのホストをシャットダウンする必要があります。 5U84 エンクロージャのサイドプレーンを交換するには、コントローラー モジュールをシャットダウンする前に、接続されているす べてのホストをシャットダウンする必要があります。 注意: エンクロージャ ドロワーのサイドプレーンは、ホット スワップ対応ではありません。また、お客様による保守もできま せん。 コントローラー モジュールのシャットダウン エンクロージャ内のコントローラー モジュールをシャットダウンすることにより、適切なフェールオーバー シーケンスが使用されま す。これには、すべての I/O 動作の停止や書き込みキャッシュ内のデータのディスクへの書き込みが含まれます。エンクロージャ からコントローラー モジュールを取り外す前、または保守、修理、移動のためにエンクロージャの電源をオフにする前に、シャッ トダウンを実行します。 PowerV
● ● ● ● ステムとそのコンポーネントの状態が、OK、縮退、障害、不明のいずれかで表示されます。問題のあるコンポーネントが検出 された場合、[推奨]フィールド内の対応策に従って問題を解決します。 PowerVault Manager を使用する代わりに、CLI を実行してシステム コマンドを表示させて、システムとそのコンポーネントの正 常性を表示できます。コンポーネントに問題がある場合は、システムの正常性が Degraded、Fault、Unknown のいずれかで 表示されます。問題のあるコンポーネントが検出された場合、[正常性の推奨]フィールド内の対応策に従って問題を解決しま す。 イベント通知の監視:イベント通知が設定され、有効にされている場合、PowerVault Manager を使用してイベント ログを表示 します。または CLI の show events detail コマンドを実行して、イベントの詳細を表示します。 障害 LED(コントローラー モジュールまたは IOM フェイス プレートのエンクロージャの背面)を確認します(オレンジ色 = 障 害状態)。 OK LED(エンクロージ
表 26. ME4 Series 高密度 5U コントローラー エンクロージャ モデル (続き) Model(モデル) 説明 フォーム ファク ター ドライブ ME4084 iSCSI(10GbE)SFP2、4 5U84 最大 84 台の 2.5 インチ(SFF)、また は 3.5 インチ(LFF)ドライブ ME4084 iSCSI 10Gbase-T(10Gb/秒または 1Gb/秒)4 5U84 最大 84 台の 2.5 インチ(SFF)、また は 3.5 インチ(LFF)ドライブ ME4084 Mini-SAS HD(12Gb/秒)5 5U84 最大 84 台の 2.5 インチ(SFF)、また は 3.
● ドライブ キャリア モジュールを取り外すと、エンクロージャのエアフローと冷却能力に影響します。内蔵温度が許容制限 を超えると、エンクロージャがオーバーヒートし、自動的にシャット ダウンまたは再起動する場合があります。 ● ドライブ キャリア モジュールを取り外す時は、ドライブ キャリア モジュールを外してディスク ドライブの回転が停止す るまで 30 秒待ちます。 メモ: ● ディスク ドライブの取り付けおよび交換に関連するフル ディスク暗号化(FDE)の考慮事項について理解しておいてくだ さい。 ● ディスク グループの FDE 対応ディスク ドライブを移動する場合は、ディスク グループへの I/O を停止してから、ドライブ キャリア モジュールを取り外します。ディスク ドライブのキーをインポートし、ドライブのコンテンツを使えるようにし ます。詳細については、 Dell EMC PowerVault ME4 Series Storage System Administrator’s Guide または Dell EMC PowerVault ME4 Series Storage System CLI G
図 39. LFF ドライブ キャリア モジュールの取り外し(2/2) 3. ドライブ スロットからドライブ キャリア モジュールを取り外します。 注意: エンクロージャ全体の最適な冷却を確保するには、ダミーのドライブ キャリア モジュールを使われていないドライブ スロットすべてに取り付ける必要があります。 LFF ドライブ キャリア モジュールの取り付け 2U エンクロージャに LFF ドライブ キャリア モジュールを取り付けるには、次の手順を実行します。 1. ドライブ キャリア モジュールのラッチを押して、ハンドルを開きます。 図 40. 開いた状態の LFF ドライブ キャリア モジュール 2. ドライブ キャリア モジュールをエンクロージャに挿入します。 3. ドライブ キャリア モジュールが動かなくなるまで、エンクロージャにそっとスライドさせます。 図 41. LFF ドライブ キャリア モジュールの取り付け(1/2) 4.
5. ラッチ ハンドルが完全にはまるまで、しっかりと押し込みます。ラッチ ハンドルがはまり、ハンドルが閉じられると、カチッ という音がします。 図 42. LFF ドライブ キャリア モジュールの取り付け(2/2) 6. PowerVault Manager または CLI を使用して、次を確認します。 ● 新しいディスク ドライブの正常性が OK である ● 緑色のディスク アクティビティ LED が点灯/点滅している ● Ops パネルの状態がオレンジのモジュール障害を示していない SFF ドライブ キャリア モジュールの交換 SFF ドライブ キャリア モジュールの交換手順は、SFF ドライブ キャリア モジュールが垂直にマウントされている点を除き、LFF モ ジュールの手順と同じです。 SFF ドライブ キャリア モジュールの取り外し 2U エンクロージャから SFF ドライブ キャリア モジュールを取り外すには、次の手順を実行します。 1. ドライブ キャリア モジュールのラッチを押して、ハンドルを開きます。 図 43. SFF ドライブ キャリア モジュールの取り外し(1/2) 2.
図 44. SFF ドライブ キャリア モジュールの取り外し(2/2) 3. ドライブ スロットからドライブ キャリア モジュールを取り外します。 注意: エンクロージャ全体の最適な冷却を確保するには、ダミーのドライブ キャリア モジュールを使われていないドライブ スロットすべてに取り付ける必要があります。 SFF ドライブ キャリア モジュールの取り付け 2U エンクロージャに SFF ドライブ キャリア モジュールを取り付けるには、次の手順を実行します。 1. ドライブ キャリア モジュールのラッチを押して、ハンドルを開きます。 図 45. 開いた状態の SFF ドライブ キャリア モジュール 2. ドライブ キャリア モジュールをエンクロージャに挿入します。 3.
図 46. SFF ドライブ キャリア モジュールの取り付け(1/2) 4. ラッチ ハンドルがはまり出すまで、ドライブ キャリア モジュールをエンクロージャに押し込みます。 5. ラッチ ハンドルが完全にはまるまで、しっかりと押し込みます。ラッチ ハンドルがはまり、ハンドルが閉じられると、カチッ という音がします。 図 47. SFF ドライブ キャリア モジュールの取り付け(2/2) 6.
DDIC はキャリア モジュールにインストールされたディスク ドライブで構成されています。DDIC はホットスワップに対応してお り、交換時にディスク グループへの I/O を停止したり、エンクロージャの電源をオフにしたりする必要がありません。新しいディ スク ドライブは、交換するドライブと同じタイプで、かつ同量以上の容量を持っている必要があります。それ以外の場合、スト レージ システムでは、新しいディスク ドライブを使用してディスク グループを再構築することができません。 注意: ● DDIC を取り外すと、エンクロージャのエアフローと冷却能力に影響します。内蔵温度が許容制限を超えると、エンクロー ジャがオーバーヒートし、自動的にシャット ダウンまたは再起動する場合があります。 ● DDIC を取り外す時は、ディスク ドライブの回転が停止するまで、所定の位置から DDIC をロック解除した後、30 秒待ち ます。 メモ: ● ディスク ドライブの取り付けおよび交換に関連するフル ディスク暗号化(FDE)の考慮事項について理解しておいてくだ さい。 ● ディスク グループの FDE 対応ディスク ドライブを移
図 49. ドロワーを開く(1/2) 3. 次の図に示すように、ドロワーがロックされるまで、ドロワーを外側に引きます。 ドロワーが空の状態で表示されます。これはエンクロージャ配送時の状態です。ドロワー スライド レールのラッチのディテー ルが挿入されています。 図 50. ドロワーを開く(2/2) メモ: ドロワーは、エンクロージャの電源が入っている状態で 2 分以上開けたままにしないでください。 ドロワーを閉じる 1. 拡張された上部レールの両側にあるオープン ドロワーの黒いラッチを押したままにします。 前の図は、スライド ラッチの拡大詳細を示しています。左右のドロワー レールにあります。 2. ドロワーをわずかに押し込みます。 3. ドロワー ラッチをリリースします。 4.
3. 次の図に示す方向にラッチボタンを押して、スロットの所定の位置から DDIC のロックを解除します。 図 51. DDIC の取り外し(1/2) 4. DDIC を引き上げ、ドロワーのスロットから取り出します。 図 52. DDIC の取り外し(2/2) 新しい DDIC への交換用 2.5 インチ ディスク ドライブの取り付け 各交換用ディスク ドライブには、新しいディスク ドライブ(DDIC)が標準装備されています。 エンクロージャのドロワーを開いて故障したドライブを取り外す前に、交換用ディスク ドライブを新しい DDIC 内に取り付けます。 1. 2.5 インチの交換用ディスク ドライブを 3.
2. SAS コネクターを新しい DDIC に挿入します。 3. 2.5 インチのディスク ドライブを搭載した 3.
4. 下部ブラケットを新しい DDIC に取り付けます。 5.
6. 適切なディスク ドライブ サイズ ラベルを新しい DDIC に取り付けます。 新しい DDIC への交換用 3.5 インチ ディスク ドライブの取り付け 各交換用ディスク ドライブには、新しいディスク ドライブ(DDIC)が標準装備されています。 エンクロージャのドロワーを開いて故障したドライブを取り外す前に、交換用ディスク ドライブを新しい DDIC 内に取り付けます。 1. 新しい DDIC から保護プラスチックを取り外します。 2.
3. 新しい DDIC にディスク ドライブを挿入し、ディスク ドライブを SAS コネクターに接続します。 4.
5. 新しい DDIC に付属している 4 本のネジを使用して、新しい DDIC にディスク ドライブを固定します。 6.
5U エンクロージャへの DDIC の取り付け 障害が発生したディスク ドライブは、承認されたディスク ドライブに置き換える必要があります。詳細については、サービス プ ロバイダーにお問い合わせください。 1. DDIC の取り外し(2/2) 、p. 55 に示すように、DDIC をターゲット ドライブ スロットに合わせて、ドライブ スロットに挿入し ます。 2. DDIC をドライブ スロットに下ろします。 a. DDIC を押し下げて、下がったままにします。 b. スライド ラッチを次の図に示す方向に動かします。 図 53. DDIC の取り付け a. ラッチをスライド(左にスライド) b. ラッチ ボタン(表示はロック位置) c. ドライブ障害 LED 3. 次の点を確認します。 a. ラッチ ボタンは、ロック位置にあります。 b. ドライブの障害 LED は点灯していません。 4.
に、14 個の DDIC をまとめてインストールする必要があります。このセクションでは、通気性や熱性能を最適に維持できる設置パ ターンについて説明します。 ドロワーには、行全体に DDIC が装着されている必要があります。各ドロワーには 3 つの行があり、各行には 14 個の DDIC が収まり ます。ルールと前提条件を次に示します。 エンクロージャ内の最小 DDIC 数は 28 です。 上段のドロワーと下段のドロワーで、行数の差が 1 を超えてはいけません。 行への装着は、ドロワーの前面から背面に向けて行っていく必要があります。 ディスク ドライブの拡張パッケージを追加で出荷する場合、そのディスク ドライブは最初に 5U84 エンクロージャとともに出 荷したディスク ドライブと同じものでなければなりません。ディスク ドライブのグループは両方とも、同じモデル タイプ、同 じ容量である必要があります。 メモ: 拡張パッケージのパーツ番号はカタログにありません。これは、新しいファームウェアを搭載したディスク ドライブ の出荷や、新しいディスク ドライブ モデルのリリースに伴って、時間とともにパーツ番号が変化するた
● PowerVault Manager のイベントで、モジュールの問題が示される ● トラブルシューティングで、モジュールに問題が示される 次の項の図は、エンクロージャの上部スロット(A)のコントローラー モジュールの交換の様子を示しています。コントローラー モ ジュールあるいは下部スロット(B)の IOM を交換するには、モジュールを 180 度回転させ、ミッドプレーンの背面にあるコネク ターと位置が正しく合うようにします。 デュアル コントローラー モジュール エンクロージャのコントローラー モジュールの 交換 動作可能なエンクロージャからコントローラー モジュールを取り外すと、エンクロージャ内のエアー フローが大きく変わります。エ ンクロージャを適切に冷却するには、スロットの開口部にコントローラー モジュールが装着されている必要があります。交換用コ ントローラー モジュールを取り付ける準備ができるまで、コントローラー モジュールをエンクロージャに残しておきます。 2 台のコントローラー モジュールがエンクロージャに取り付けられている場合、コントローラー モジュールは同じモデル タイプであ る必要があ
2. UID LED が点灯しているエンクロージャの位置を確認します。 3. エンクロージャ内で、青い OK to Remove LED がコントローラー モジュールの位置を確認します。 4. コントローラー モジュールに接続されているケーブルをすべて外します。 交換したコントローラー モジュールへの再接続を容易にするために、各ケーブルにラベルを付けておきます。 5. 親指と人差し指でモジュール ラッチをつかみ、フランジとハンドルを一緒に強く押さえてラッチ ハンドルを解除し、ラッチ ハ ンドルを外して、コントローラー モジュールを取り付け位置からリリースします。 図 54. エンクロージャからのコントローラー モジュールの取り外し メモ: コントローラー モジュールの取り外しでは、4 ポート SAS コントローラー モジュールで説明しています。ただし、すべ てのコントローラー モジュールで同じラッチ メカニズムが使用されています。 6. ラッチ ハンドルを開き、ラッチ ハンドルをつかんで、コントローラー モジュールをスロットから前方に動かします。 7.
ラッチ ハンドルによりコントローラー モジュールがミッドプレーンの背面にあるコネクターに固定されると、カチッという音が 聞こえます。 5. ケーブルを再接続します。 注意: パッシブ銅線ケーブルがコントローラー モジュールに接続されている場合、ケーブルを共通の接地ポイントに接続す ることはできません。 6. 交換用コントローラー モジュールのファームウェアを、他のコントローラー モジュールと同じバージョンにアップデートします。 メモ: PFU が有効なデュアル コントローラー モジュール システムでは、システムは交換用コントローラー モジュールのフ ァームウェアを自動的にアップデートします。 シングルコントローラー モジュール エンクロージャでのコントローラー モジュール の交換 シングルコントローラー モジュール エンクロージャのコントローラー モジュールを交換する場合は、次のガイドラインに従ってく ださい。 1.
図 55. エンクロージャからのコントローラー モジュールの取り外し メモ: 前の図は、4 ポート SAS コントローラー モジュールを示しています。ただし、すべてのコントローラー モジュールで同 じラッチ メカニズムが使用されています。 4. ラッチ ハンドルを開き、ラッチ ハンドルをつかんで、コントローラー モジュールをスロットから前方に動かします。 5.
図 56. CompactFlash メモリー カードの位置 a. CompactFlash メモリー カード b. 背面から見たコントローラー モジュール 3. CompactFlash メモリー カードをしっかりとつかみ、故障したコントローラー モジュールのスロットから慎重に引き出します。 4. CompactFlash メモリー カードを「データ」としてラベル付けし、保管のために取り置いておきます。 5. 交換用のコントローラー モジュールの位置を確認し、取り付け済みの CompactFlash メモリー カードを取り外します。 6. 交換用コントローラー モジュールから故障したコントローラー モジュールに、CompactFlash メモリー カードを挿入します。 このメモリー カードと「データ」とラベル付けしたメモリー カードを混同しないように注意します。 7.
7. システム設定を構成し、ストレージ セットアップを実行します。 注意: ストレージのセットアップ中にディスク グループが隔離モードに入る場合は、次の手順に進む前に、テクニカル サ ポートにお問い合わせください。 8. システム設定ダイアログ ボックスのポートタブで、FC または iSCSI ポートを構成します。 ● コントローラー モジュールに CNC ポートが含まれている場合は、ホスト ポート モードを選択します。 ○ FC がポート モードとして選択されている場合は、FC ポートの設定を構成します。 ○ iSCSI がポート モードとして選択されている場合は、iSCSI ポートの設定を構成します。 ○ FC-and-iSCSI がポート モードとして選択されている場合は、FC および iSCSI ポートの設定を構成します。 ● コントローラー モジュールに iSCSI 10Gbase-T ポートが含まれている場合は、iSCSI ポート設定をセット アップします。 9. ホスト システムへの接続を再構成し、ボリュームを再マップします。 10.
図 57. エンクロージャからの IOM の取り外し 4. メモ: エンクロージャからの IOM の取り外し 、p. 69 では、IOM ではなく、4 ポート SAS コントローラー モジュールで説明 しています。ただし、IOM にはコントローラー モジュールと同じラッチ メカニズムが使用されています。 5. ラッチ ハンドルを開き、ラッチ ハンドルをつかんで、IOM をスロットから前方に動かします。 6. IOM 本体に両手をかけ、IOM を水平に保ったまま、エンクロージャからまっすぐ引き抜きます。 IOM の取り付け 手順を開始する前に、ESD に関する安全上の注意 、p. 43 を参照してください。 1. IOM に損傷がないか調べ、インターフェイス コネクタを綿密に検査します。ピンが曲がっている場合は、IOM を取り付けない でください。 2. 両手で IOM をつかみ、ラッチを開いた状態にして、ターゲット スロットに挿入できるように IOM の向きと位置を合わせます。 3.
PSU の取り外し PSU を取り外す前に、メイン スイッチ(ある場合)を切るかまたは物理的に電源を外して PSU の電源を切断し、システムに電源 シャットダウン直前の警告が出るかを確認します。次の手順を開始する前に、故障した PSU を正確に特定したことを確認します。 注意: 電源供給ユニットを取り外すと、エンクロージャのエアー フローが大幅に妨げられます。交換用モジュールを受け取るま では、PSU を取り外さないでください。エンクロージャの動作時に、すべてのスロットに空きがないようにすることが重要で す。 1. ホストからエンクロージャのすべての I/O を停止します。コントローラー モジュールのシャットダウン 、p. 45 を参照してくだ さい。 メモ: この手順は、ホット スワップには必要ありません。ただし、両方の PSU を一度に交換するときは必要です。 2. 管理ソフトウェアを使用して、他のシステム コンポーネントを必要に応じてシャットダウンします。 メモ: この手順は、ホット スワップには必要ありません。ただし、両方の PSU を一度に交換するときは必要です。 3.
PSU の取り付け 両方の PSU を交換する場合は、管理インターフェイスを使用して、計画的なシャットダウンにより、エンクロージャの電源をオフ にする必要があります。 1. PSU の電源がオフになっていることを確認します。 2. PSU の取り外し(2/2) 、p. 70 で示すように、エンクロージャの背面パネルにあるターゲット スロットに挿入できるように PSU の向きを合わせます。 3. ラッチがカチッと十分に収まるまで、PSU をスロットにスライドさせます。 4. AC 電源コードを接続します。 5. PSU 電源スイッチをオンの位置に動かします。 6. 新しく挿入した PSU の Power OK LED が緑色に点灯するまで待ちます。電源供給ユニット(PSU) 、p.
図 61. FCM の取り外し(2 の 2) メモ: FCM スロットは、エンクロージャの電源が入っている状態で 2 分以上空にしないでください。 FCM の取り付け FCM を 1 つ交換する場合はホットスワップが可能です。ただし複数の FCM を交換する場合は、管理インターフェイスを使用した 計画的なシャットダウンにより、エンクロージャの電源をオフにする必要があります。 1. FCM の取り外し(2 の 2) 、p. 72 で示すように、エンクロージャの背面パネルにあるターゲット スロットに挿入できるように FCM の向きを合わせます。 2. ラッチがカチッと十分に収まるまで、FCM をスロットにスライドさせます。 エンクロージャは自動的に新しいモジュールを検知して使用します。 3. 新しく挿入した FCM のモジュール OK LED が緑色に点灯するまで待ちます。ファン冷却モジュール(FCM) 、p.
PCM の取り外し 注意: 電源供給ユニットを取り外すと、エンクロージャのエアー フローが大幅に妨げられます。交換用モジュールを受け取るま では、PCM を取り外さないでください。エンクロージャの動作時に、すべてのスロットに空きがないようにすることが重要で す。 PCM を取り外す前に、メイン スイッチ(ある場合)を切るかまたは物理的に電源を外して PCM の電源を切断し、システムに電源 シャットダウン直前の警告が出るかを確認します。次の手順を開始する前に、故障した PCM を正確に特定したかを確認します。 1. ホストからエンクロージャのすべての I/O を停止します。接続されているホストのシャットダウン 、p. 45 を参照してくださ い。 メモ: この手順は、ホット スワップには必要ありません。ただし、両方の PCM を一度に交換するときは必要です。 2. 管理ソフトウェアを使用して、他のシステム コンポーネントを必要に応じてシャットダウンします。 メモ: この手順は、ホット スワップには必要ありません。ただし、両方の PCM を一度に交換するときは必要です。 3.
図 63. PCM の取り外し(2 の 2) メモ: PCM 取り外しの説明図は、4 ポート FC/iSCSI コントローラー エンクロージャとして設定されたシャーシを示していま す。この手順は、すべての 2U コントローラー エンクロージャと拡張エンクロージャに適用されます。 9. 2 つの PCM を交換する場合、手順 5~8 を繰り返します。 PCM の取り付け この手順を実行する場合、「PCM の取り外し(2 の 1) 、p. 73」および「PCM の取り外し(2 の 2) 、p. 74」を参照してください。た だし、モジュールを抽出するのではなくスロットに挿入するため、方向矢印は無視してください。 メモ: PCM の取り扱いに注意し、コネクターのピンが損傷しないようにします。ピンが曲がっているように見える場合は、PCM を取り付けないでください。 1. 損傷がないかどうかを確認します。特に、モジュール コネクターはすべて確認してください。 2. PCM ハンドルを開いた状態にしてモジュールをエンクロージャに挿入し、両手でモジュールの底面と重量を支えます。 3.
b. 次にコントローラー エンクロージャをオンにします。 c. 最後に(メンテナンスのために電源が切断されている場合)データ ホストの電源を入れます。 先に進む前に、各デバイスがパワー オン セルフ テスト(POST)を完了するまで待ちます。 2. 再スキャンを実行して、コントローラー エンクロージャに接続されている、すべての拡張エンクロージャの新規検出を強制しま す。この手順では、内部 SAS レイアウト情報を削除し、エンクロージャ ID を再割り当てし、エンクロージャが適切な順序で表 示されるようにします。CLI または PowerVault Manager を使用して、再スキャンを実行します。 CLI を使用して再スキャンを実行するには、次のコマンド rescan を入力します。 PowerVault Manager を使用して再スキャンを実行するには、次の手順に従います。 a. 両方のコントローラーが正常に動作していることを確認します。 b. [システム]トピックで、Action > Rescan Disk Channels を選択します。 c.
FC または SAS HBA の交換後に PowerVault Manager で アップデートを実行する 接続されたホストで FC または SAS HBA を交換した後、次のタスクを実行します。 1. FC HBA でスイッチを使用している場合はゾーニングをアップデートし、PowerVault Manager でホスト/イニシエーターのグルー プ化をアップデートします。 2.
4 イベントおよびイベント メッセージ ストレージ システムでイベントが発生すると、システム イベント ログにイベント メッセージが記録されます。システムのイベン ト通知設定によっては、イベント メッセージをユーザー(E メールを使用)およびホスト ベース アプリケーション(SNMP または SMI-S を使用)に送信することもできます。 メモ: 重大性が警告以上のレベルのイベントに対して通知を送信できるようにするのが最善です。 各イベントには、発生したイベントのタイプを識別する数字コードがあり、次の重要度のいずれかを示します。 ● 重要:コントローラーをシャットダウンさせる可能性がある障害が発生しました。ただちに問題を修正してください。 ● エラー:データの整合性またはシステムの安定性に影響する可能性がある障害が発生しました。できるだけ早く問題を修正して ください。 ● 警告:システムの安定性に影響する可能性はあるものの、データの整合性には影響しない問題が発生しました。問題を評価し、 必要に応じて修正してください。 ● 情報提供:構成もしくは状態の変更が発生しました。または、問題が発生してシステムにより修正
イベント 表 27. イベントの説明と推奨される対応策 番号 重大度 1 重要 このイベントの重大度には、次の種類があります。 1. ディスク グループがオンラインで、別のディスク障害が許容されず、ディスク グループを自動 的に再構築するための適切なサイズとタイプのスペアが存在しません。 ● 示されているディスク グループが RAID 6 の場合、2 つのディスクの障害により劣化した状 態で動作していることになります。 ● 示されているディスク グループが RAID 6 でない場合、1 つのディスクの障害により劣化し た状態で動作していることになります。 リニア ディスク グループでは、適切なタイプとサイズの使用可能なディスクが存在し、動的ス ペア機能が有効になっている場合、そのディスクを使用してディスク グループが自動的に再構 築され、イベント 37 が記録されます。 2.
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表 27. イベントの説明と推奨される対応策 (続き) 番号 重大度 説明/推奨される対応策 ● 何も対処する必要はありません。 262 情報 インバンド SES コマンドが有効化されました。 推奨される対応策: ● 何も対処する必要はありません。 263 警告 示されたスペア ディスクが見つかりません。削除されたか、応答していません。 推奨される対応策: ● ディスクを同じタイプ(SSD、エンタープライズ SAS、ミッドライン SAS)で同等以上の容量 を持つものと交換します。 ● ディスクをスペアとして設定します。 266 情報 示されたマスター ボリュームのボリュームコピー操作がユーザーによって中断されました。 推奨される対応策: ● 何も対処する必要はありません。 267 エラー ボリュームコピー操作で障害が発生しました。 このイベントには、2 つのバリアントがあります。 1.
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表 27. イベントの説明と推奨される対応策 (続き) 番号 重大度 357 警告 説明/推奨される対応策 このイベントは、製造環境で実行されたテストによってのみ発生します。 推奨される対応策: ● 製造プロセスに従います。 358 重要 示されたディスク チャネルのすべての PHY が停止しています。システムは劣化し、すべてのディ スクがシングル ポート状態のため、フォールトトレラントではありません。 メモ: ME4 Series のシステムでは、デュアルポート ディスクのみサポートしてします。 推奨される対応策: ● コントローラー エンクロージャの電源を切り、数秒待ってから再度オンにします。 ● 示されたチャネルについてイベント 359 が記録された場合、その状況が解消され、対処が必要 ないことを示しています。 ● この状態が解決されない場合は、コントローラー モジュールの 1 つまたはコントローラー エンク ロージャのミッドプレーンにハードウェア障害があることを示しています。交換対象の FRU の 特定に役立つ情報については、トラブルシューティングと問題解決 、p.
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表 28. 削除されたイベント 削除されたイベント 交換用イベント 154 237 155 237 SMI-S クライアントに表示するために送信されたイベン ト ストレージ システムの SMI-S インターフェイスが有効な場合、システムでは SMI-S クライアントに指示のようなイベントが送信さ れます。これにより、SMI-S クライアントは、システムのパフォーマンスをモニターできるようになります。 次のイベント カテゴリーは、FRU アセンブリーと特定の FRU コンポーネントに関連するものです。 表 29.
注意事項と手順」をよくお読みください。このコマンドを使用するかどうか不明な場合は、テクニカル サポートにお問い合わ せください。 ディスク グループで trust コマンドが発行されると、その後のディザスター リカバリーに対するトラブルシューティングのステッ プに制限がかかる可能性があります。正しい処理が不明な場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。 154 イベントおよびイベント メッセージ
A シリアル ケーブルを使用した CLI ポートへの接 続 CLI には、3.5mm ステレオ プラグまたは USB CLI ポートと、ターミナル エミュレーション ソフトウェアを使用してアクセスできま す。 1. シリアル ポートが搭載されているコンピューターの 3.5mm/DB9 シリアル ケーブルを、コントローラー A の 3.5mm ステレオ プ ラグ CLI ポートに接続します。あるいは、コンピューターの汎用ミニ USB ケーブル(同梱されていません)をコントローラー A の USB CLI ポートに接続します。 次の図に示されているように、ミニ USB コネクターを USB コマンドライン インターフェイス(CLI)ポートに差し込みます。 図 64. USB CLI ポートへの USB ケーブルの接続 2. ミニ USB ケーブルを使用している場合は、USB CLI ポートの通信を有効にします。 メモ: 3.
表 31. ターミナル エミュレータの接続の設定 (続き) パラメーター 値 ボー レート 115200 データビット 8 パリティ なし 終了ビット 1 フロー制御 なし 1 お使いの PC の設定により、ディスク アレイ USB ポートに使用される COM ポートが決定されます。 2 コマンドライン インターフェイス(CLI)で使用する適切な COM ポートを確認します。 4. 必要に応じ、Enter キーを押してログイン プロンプトを表示します。 a. ログイン プロンプトで管理ロールを使用してユーザーのユーザー名を入力し、Enter キーを押します。 b.
デバイス ドライバー/特殊なオペレーション モード 特定のオペレーティング システムでは、デバイス ドライバーまたは特殊なオペレーション モードが必要になります。特定のオペ レーティング システムに必要な製品およびベンダー識別情報を、以下の表に示します。 表 33. USB の識別コード USB の識別コード タイプ コード USB ベンダー ID 0x210c USB 製品 ID 0xa4a7 Microsoft Windows ドライバー Windows 環境で使用する ME4 SeriesUSB ドライバーは、Dell EMC から提供されます。 USB ドライバーの取得 メモ: Windows 10 または Windows Server 2016 を使用している場合、ミニ USB ポートをサポートするネイティブ USB シリアル ドライバーがオペレーティング システムによって提供されています。ただし、古いバージョンの Windows を使用している場合 は、USB ドライバーをダウンロードしてインストールする必要があります。 1. Dell.
● 次のコマンドを入力して、ミニ USB ポートの認識に必要なパラメーターを Linux デバイス ドライバーにロードします。 # modprobe usbserial vendor=0x210c product=0xa4a7 use_acm=1 メモ: オプションとして、この情報を/etc/modules.
B 仕様詳細 エンクロージャの寸法 表 34. 2U エンクロージャの寸法 仕様 mm インチ エンクロージャの全高(2U) 87.9 mm 3.46 インチ 取り付けフランジの幅(シャーシの前面に位置) 483 mm 19.01 インチ エンクロージャ本体の幅 443 mm 17.44 インチ 2U12 – 取り付けフランジの前面からエンクロージ ャ本体の背面までの奥行 576.8 mm 22.71 インチ 2U24 – 取り付けフランジの前面からエンクロージ ャ本体の背面までの奥行 526 mm 20.71 インチ 2U12 – 取り付けフランジの前面からエンクロージ ャ背面の端点までの奥行 602.9 mm 23.74 インチ 2U24 – 取り付けフランジの前面からエンクロージ ャ背面の端点までの奥行 552.2 mm 21.74 インチ 2U12 – Ops パネルの前面からエンクロージャ背面 の端点までの奥行 629.6 mm 24.79 インチ 2U24 – Ops パネルの前面からエンクロージャ背面 の端点までの奥行 578.
エンクロージャの重量 表 36. 2U12、2U24、5U84 の各エンクロージャの重量 CRU/コンポーネント 2U12(kg/ポンド) 2U24(kg/ポンド) 5U84(kg/ポンド) ストレージ エンクロージャ(空) 4.8/10.56 4.8/10.56 64/141 ディスク ドライブ キャリア 0.9/1.98 0.3/0.66 0.8/1.8 ダミーのディスク ドライブ キャリア(通 気管理スレッド) 0.05/0.11 0.05/0.11 — 電源冷却モジュール(PCM) 3.5/7.7 3.5/7.7 — 電源供給ユニット(PSU) — — 2.7/6 ファン冷却モジュール(FCM) — — 1.4/3 SBB コントローラー モジュール(最大重 量) 2.6/5.8 2.6/5.8 2.6/5.8 SBB 拡張モジュール 1.5/3.3 1.5/3.3 1.5/3.
表 38. その他の環境要件 (続き) 仕様 測定/説明 ● 5U84 エンクロージャ:-100~3,000 メートル(-330~10,000 フィート) ● 動作時最高温度は、高度 900 メートル(3,000 フィート)以上では 1ºC 低下 高度、非動作時 -100~12,192 メートル(-330~40,000 フィート) 衝撃、動作時 5.0 g、10 ms、半正弦波、Y 軸 衝撃、非動作時 2U エンクロージャ:30.0 g、10 ms、半正弦波 5U84 エンクロージャ:30.0 g、10 ms、半正弦波(Z 軸)、20.0 g、10 ms、半正弦波 (X 軸と Y 軸) 振動、動作時 0.21 Grms 5~500 Hz ランダム 振動、非動作時 1.04 Grms 2 Hz~200 Hz ランダム 振動、再配置 0.3 Grms 2 Hz~200 Hz 0.4 ディケード/分 音響 動作時の音響パワー ● 2U エンクロージャ:≤ LWAd 6.6 ベル(re 1 pW)@ 23ºC ● 5U84 エンクロージャ:≤ LWAd 8.
表 39. 2U 電源冷却モジュールの仕様 (続き) 仕様 測定/説明 動作温度 0~57ºC(32ºF~+135ºF) ホット プラグ可能 あり スイッチと LED AC 主電源スイッチと 4 個のステータス インジケータ LED エンクロージャ冷却 ファン変速制御付きデュアル軸流冷却ファン 電源供給ユニット 表 40. 5U84 電源供給ユニットの仕様 仕様 測定/説明 最大出力電力 高電圧線で 2,214 W の最大連続出力電力 電圧 ● 183 A で+12 V(2,196 W) ● 2.7 A でスタンバイ電圧+5 V 電圧範囲 200~240 VAC 定格 周波数 50~60 Hz 力率の修正 ≥ 95% @ 100%ロード 効率性 ● ● ● ● ホールドアップ時間 ACOKn 高から規制外レールまで 5 ms(SBB v2 仕様を参照) メイン吸気口コネクタ IEC60320 C20 ケーブル保持機能付き 重量 3 kg(6.6 ポンド) 冷却ファン スタック ファン 2 個:80 m x 80 m x 38 mm(3.
C 規格および規制 無線電波障害の可能性 FCC(アメリカ合衆国連邦通信委員会) メモ: 本装置は、試験の結果、FCC 規定の第 15 部に準拠するクラス A デジタル装置の規制に適合すると判定されています。こ れらの規制は、その装置が商業環境で使用されたときにおける、有害な受信障害に対する妥当な保護を提供するために考案さ れています。本装置は無線周波エネルギーを生成、使用しており、それを放射することもあります。本装置を取扱説明書に従 って設置および使用しない場合、無線通信に対して有害な受信障害を引き起こす可能性があります。住宅環境での本装置の使 用は電波障害を引き起こす可能性が高く、この場合にはユーザーが自己負担で適切な対策を講ずることが必要となります。 FCC 放出限度を満たすためには、適切に遮蔽および接地されたケーブルとコネクタを使用する必要があります。推奨対象外のケー ブルやコネクタを使用したり、本装置に不正な変更や改造を加えたりすることによって発生した無線障害またはテレビ電波障害に ついて、サプライヤーは責任を負いません。不正な変更または改造を行うことで、ユーザーが本装置を使用する権限が無効になる場
表 42. EMC コンプライアンス標準 (続き) システム製品タイプの承認 標準 放射ノイズ限度レベル CFR47 パート 15B クラス A EN 55032 CISPR クラス A 高調波およびフリッカー EN 61000-3-2/3 イミュニティ限度レベル EN 55024 AC 電源ケーブルの仕様 表 43. 米国:NRTL に記載されている必要があります(米国国家認証試験機関:UL など) シャーシ フォーム ファクター 2U12/2U24 ケーブルのタイプ SV または SVT、18 AWG 最小、3 導体、2.0 M SJT または SVT、12 AWG 最小、3 導体 最大長 プラグ(AC ソース) ● NEMA 5-15P 接地型取り付けプラグ定格 120 V、10A ● IEC 320、C14、250V、10A ● IEC 320、C20、250V、20A ● 適切なプラグ定格 250 V、20 A ソケット IEC 320、C13、250V、10A IEC 320、C19、250V、20A 5U84 表 44.