Owners Manual
表 27. イベントの説明と推奨される対応策 (続き)
番号 重大度 説明/推奨される対応策
○ これで問題が解決しない場合は、不良パスにある拡張モジュールを交換します。報告された
故障を持つ、エンクロージャーにある最もアップストリームのモジュールから始めます。こ
れで問題が解決しない場合は、問題が解決するまで、影響を受けるエンクロージャのアップ
ストリームのその他の拡張モジュール(とコントローラー モジュール)を一度に 1 つずつ交
換します。
○ これで問題が解決しない場合は、エンクロージャ ミッドプレーンが故障している可能性があ
ります。報告された故障を持つ、最もアップストリームのエンクロージャのシャーシ FRU を
交換します。これで問題が解決せず、報告された障害を持つエンクロージャが 2 つ以上存在
する場合は、問題が解決するまで、報告された障害を持つ他のエンクロージャのシャーシ
FRU を交換します。
496 警告 サポートされていないディスク タイプが見つかりました。
推奨される対応策:
● ディスクをサポートされているタイプに交換します。
警告 サポートされていないディスク ベンダーが見つかりました。
推奨される対応策:
● ディスクを、お使いのシステム ベンダーがサポートしているディスクに交換します。
497 情報 ディスクのコピーバック操作が開始されました。示されたディスクは、ソースディスクです。
ディスクに障害が発生すると、スペア ディスクを使用して再構築が実行されます。障害が発生し
たディスクを交換すると、スペアディスクで再構築されたデータ(および書き込まれた新しいデー
タ)が、データがもともと配置されていたスロットのディスクにコピーされます。これをスロット
の親和性といいます。
コピーバック操作では、再構築されたディスクをソース ディスクといい、新たに交換されたディス
クを宛先ディスクといいます。すべてのデータがソース ディスクから宛先ディスクにコピーされ
ると、その後ソース ディスクは再びスペア ディスクになります。
推奨される対応策:
● 何も対処する必要はありません。
498 情報 ディスクのコピーバック操作が完了しました。
推奨される対応策:
● 何も対処する必要はありません。
警告 ディスクのコピーバック操作が失敗しました。
ディスクに障害が発生すると、スペア ディスクを使用して再構築が実行されます。障害が発生し
たディスクを交換すると、スペアディスクで再構築されたデータ(および書き込まれた新しいデー
タ)が、データがもともと配置されていたスロットのディスクにコピーされます。これをスロット
の親和性といいます。
しかし、このコピーバック操作は失敗しました。これは、障害が発生したディスクの交換用に挿入
されたディスクにも障害がある、またはコピーバックのソース ディスクに障害があることが原因の
可能性があります。この障害は、ディスクが挿入されているエンクロージャのミッドプレーンの障
害によっても発生する可能性があります。
推奨される対応策:
● イベント 8、55、58、または 412 など、ほぼ同時に記録されたディスク障害を示す別のイベン
トを検索します。そのイベントの推奨される対応策にしたがってください。同じスロットで問
題が繰り返される場合は、シャーシの FRU を交換します。
499 情報 ディスクのコピーバック操作が開始されました。示されたディスクは、宛先ディスクです。
ディスクに障害が発生すると、スペア ディスクを使用して再構築が実行されます。障害が発生し
たディスクを交換すると、スペアディスクで再構築されたデータ(および書き込まれた新しいデー
タ)が、データがもともと配置されていたスロットのディスクにコピーされます。これをスロット
の親和性といいます。
126 イベントおよびイベント メッセージ