Owners Manual
表 27. イベントの説明と推奨される対応策 (続き)
番号 重大度 説明/推奨される対応策
● 何も対処する必要はありません。
585 情報 レプリケーション セットが修正されました。
推奨される対応策:
● 何も対処する必要はありません。
586 エラー イベント内で示された状態により、レプリケーションの再開に失敗しました。レプリケーション失
敗の理由には、セカンダリ システムのシャットダウン、ピア接続における通信ロス(CHAP 設定変
更による)またはプールの領域不足などがあります。
推奨される対応策:
● このイベントに含まれるエラー メッセージによって示されている問題を解決します。
情報 レプリケーションが再開されました。
推奨される対応策:
● 何も対処する必要はありません。
587 情報 保留中のレプリケーションがキューから削除されました。
推奨される対応策:
● 何も対処する必要はありません。
588 情報 レプリケーション セットがフェールオーバーしました。
フェールバック リストア処理中に、レプリケーション セットがフェールオーバーしました
推奨される対応策:
● 何も対処する必要はありません。
589 情報 レプリケーション セットが、[リストアなしのフェールバック]処理を完了したか、[リストアなし
のフェールバック]処理が異常終了しました。
推奨される対応策:
● 何も対処する必要はありません。
590 エラー ディスク グループが隔離されました。
この状態は、コントローラー フラッシュ/復元の失敗によって発生しました。
推奨される対応策:
● ディスク グループを復元するには、CLI の dequarantine コマンドを使用し、ディスク グル
ープの隔離を解除します。2 つ以上のディスク グループが隔離されている場合は、各ディスク
グループを個別に隔離解除する必要があります(フォールト トレラントでも、そうでなくて
も)。隔離の解除が完了すると、ディスク グループは隔離前の状態に戻ります。たとえば、ディ
スク グループが隔離される前に再構築されていた場合、ディスク グループは停止した場所から
再構築を再開します。
● リニア ディスク グループの場合、パリティが正しくない場所を探すには、CLI の scrub vdisk
コマンド(fix パラメーターは無効化)を使用します。この手順はオプションで、データの整合
性の問題解決に必須ではありません。
● フォールト トレラント ディスク グループの場合、仮想ディスク グループに対して scrub
disk-groups コマンドを実行するか、リニア ディスク グループに対して scrub vdisk コマ
ンド(fix パラメーターは有効化)を実行します。この手順により、パリティを既存のユーザー
データと一致させることができます。この手順は、データの整合性の問題を解決するために必
要です。
● 再構築中のディスク グループの場合、再構築の完了後に、仮想ディスク グループに対して
scrub disk-groups コマンドを実行するか、リニア ディスク グループに対して scrub
vdisk コマンド(fix パラメーターは有効化)を実行します。この手順により、パリティを既
存のユーザー データと一致させることができます。この手順は、データの整合性の問題を解決す
るために必要です。
● バックアップ コピーからデータをディスク グループに復元します。
イベントおよびイベント メッセージ 145