Release Notes
GT280R004-01 ファームウェア
このセクションでは、リリースされた GT280R004-01 ファームウェアにおける新機能、解決済みの問題、既知の問題を記載してい
ます。
トピック:
• 新しい機能および機能拡張
• GT280R004-01 ファームウェアにおいて解決された問題
• GT280R004-01 ファームウェアの既知の問題
新しい機能および機能拡張
GT280R004-01 ファームウェアのリリースにおいては、次の新しい機能および機能拡張が提供されています。
● CloudIQ のサポート:ME4 Series ストレージ システムが CloudIQ に対応しました。
● カリフォルニア州パスワード要件の適用:ME4 Series ストレージ システムの導入時に、新しいユーザー名およびパスワードの作
成を要求する要件が追加されました。
● SupportAssist の機能拡張:次の機能(旧 Phone Home)が SupportAssist に追加されました。
○ お客様は、テクニカル サポートでのケースの自動作成をオプト アウトすることができます。
○ お客様は、システムをメンテナンス モードにすることができます。
メモ: SupportAssist は、デフォルトでは有効になっていません。SupportAssist とその有効化方法に関する詳細については、
Dell EMC PowerVault ME4
シリ
ー
ズ
ストレ
ー
ジ
システム管理者ガイド
を参照してください。
SupportAssist のオプトアウト機能およびメンテナンス モード機能に関する問題は、GT280R006-01 ファームウェアのリリースで
修正されています。
● ドライブ エラー統計:ドライブ エラー統計がサポート バンドルに含まれるようになりました。
● ブランディング拡張エンクロージャ用 CLI コマンドの追加:ME4 シリーズ拡張エンクロージャで作動するブランディング CLI コ
マンドが追加されています。
メモ: このコマンドは、テクニカル サポートの指示がある場合にのみ使用してください。
● 機能の完全なリセットによって工場出荷時のデフォルト設定に戻すコマンド:デフォルト設定の復元コマンドという機能が追
加され、ストレージ システムをリセットして工場出荷時のデフォルト設定に戻すことができようになりました。
メモ: このコマンドは、テクニカル サポートの指示がある場合にのみ使用してください。
● OpenManage Enterprise 3.2 のサポート:OpenManage Enterprise 3.2 を使用した ME4 シリーズ ストレージ システムの検出とモ
ニタリングに対応しました。OpenManage Enterprise は、システムの管理およびモニタリングを行うアプリケーションで、企業
ネットワーク内の Dell EMC サーバー、シャーシ、ストレージ、およびネットワーク スイッチの包括的なビューを提供します。
● SSH クライアント:このリリースのファームウェアにおけるセキュリティ アップデートに伴い、ストレージ システムにアクセ
スをするために SSH クライアントのアップデートが必要になることがあります。
● FC スイッチのシンボリック ポート名:ファイバー チャネル スイッチにおいて、ストレージ システムのデバイス名が ME4 と表
示されるようになりました。
● VMware のサポート:VMware vCenter Site Recovery Manager(SRM)8.1.1 と VCenter Server 6.7 Update 2 に対応するようにな
りました。
GT280R004-01 ファームウェアにおいて解決された問題
GT280R004-01 ファームウェアで解決された問題は、次のとおりです。
メモ: ME4 シリーズ ファームウェアにおける解決済みの問題は、累積的なものです。ME4 シリーズ ファームウェアの最新リリ
ースには、これまでにリリースしたファームウェアで解決された問題がすべて含まれています。
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