Install Guide
Table Of Contents
- Microsoft System Center Operations Manager(SCOM)向け Dell EMC OpenManage Integration v7.1 インストール ガイド
- 概要
- OMIMSSC コンポーネント
- OMIMSSC のシステム要件
- OMIMSSC のインストール、設定、および管理
- OMIMSSC とそのコンポーネントの管理
- Operations Manager 向け Dell EMC Server Management Pack スイートのインストール
- 前提条件
- .exe ファイルを使用した Dell EMC Server Management Pack のインストール
- 複数の管理サーバへの Dell EMC Server Management Pack のインストール
- Dell EMC Server Management Pack Suite の旧バージョンからのアップグレード
- Operations Manager 2012 R2 から Operations Manager 2016 へのアップグレード
- 以前の Operations Manager からのアップグレード
- Dell EMC Server Management Pack スイートでの修復オプションの使い方
- Dell EMC Server Management Pack のアンインストール
- トラップ監視とトラップベースのユニット監視のための Operations Manager の設定
- Dell EMC Feature Management Dashboard
- Dell EMC Server Management Pack Suite バージョン 7.1 でサポートされる監視機能
- Dell EMC OMIMSSC バージョン 7.1 でサポートされる監視機能
- トラブルシューティング
- OMIMSSC アプライアンスと Operations Manager コンソールとの間の接続の切断
- Mozilla Firefox ブラウザを介して Dell EMC OMIMSSC 管理ポータルにアクセスする際のエラーメッセージ
- OMIMSSC アプライアンスへの接続の失敗
- Dell EMC OMIMSSC アプライアンスと Operation Manager コンソール間の接続のテストに失敗する
- OMIMSSC アプライアンスに割り当てられていない IP アドレス
- 進行中のアプライアンス検出ジョブスタック
- Operations Manager コンソールで Dell EMC OMIMSSC を起動できない
- Dell EMC OMIMSSC の再起動後に Dell EMC デバイスの検出と監視が失敗する
- イベント ID 33333:SqlError でデータアクセスレイヤが再試行を拒否する
- Dell EMC Feature Management Dashboard が自動入力されない
- Feature Management Dashboard タスクが失敗する
- 機能管理アラート
- Feature Management Host Server の正常性サービスが機能していない
- 付録
- Dell EMC サポートサイトからのドキュメントへのアクセス

プロキシ MS の概要
プロキシ MS は、Windows Server オペレーティングシステムで実行される仮想マシンであり、Microsoft System Center Operations
Manager 向け Dell EMC OpenManage Integration(バージョン 7.1 以降)用に導入されました。これにより、監視、パフォーマンスメ
トリック、および SNMP アラートのワークフローが管理サーバからオフロードされるため、管理グループ内で監視されるデバイス数
が拡張されます。管理サーバとプロキシ MS は同じドメイン内にあります。プロキシ MS は Operations Manager コンソールで、エ
ージェント管理対象の Windows コンピュータとして検出されます。プロキシ MS の使用方法の詳細については、「プロキシ MS の
DellProxyMSGroup への追加および Dell プロキシ MS と OMIMSSC の同期」を参照してください。
Dell EMC Server Management Pack バージョン 7.0 では、5 台の管理サーバで構成された管理グループを使用する場合、拡張可能モー
ドで監視できるのは最大 600 台のデバイスです。プロキシ MS が導入された Dell EMC OMIMSSC バージョン 7.1 では、監視対象デ
バイスをさらに拡張することが可能で、数千以上のノードを含めることができます。詳細については、「サポートされる拡張性での
導入シナリオを使用した管理サーバおよびプロキシ MS の設定計画」を参照してください。
メモ: プロキシ MS は、Operation Manager 2016 でのみサポートされます。
OMIMSSC のライセンス付与
ライセンス情報
Operations Manager 向け Dell EMC Server Management Pack Suite の Dell EMC サーバおよびラック型ワークステーション監視(ライ
センス対象)機能には、ライセンスが付与されています。ソフトウェアライセンスの取得プロセスに関する情報は、次のとおりで
す。
ライセンス
監視したいノードの数に応じて、ライセンスを購入する必要があります。
ライセンスの購入
Dell EMC サーバおよびラック型ワークステーションの監視(ライセンス対象)機能を利用するには、デルから(必要な数の管理下
ノードに応じて)ライセンスを購入する必要があります。注文の確認とライセンスは、マイアカウント - デルで指定した電子メー
ル ID に電子メールで送信されます。購入したライセンスは、http://www.dell.com/support/licensing の Dell Digital Locker ポータルか
らもダウンロードすることができます。ライセンスをダウンロードできない場合は、https://www.dell.com/support/incidents-
online/in/en/inbsd1/ContactUs/Dynamic にアクセスして、デルカスタマーサポートにメールを送信します。
ライセンスの使用状況の確認
コンソールには、PowerEdge サーバを管理するためのライセンスが必要です。Operations Manager 向けの Dell EMC サーバおよびラ
ック型ワークステーションの監視(ライセンス対象)機能で管理されている PowerEdge サーバを表示するには、Operations Manager
で 監視 > Dell EMC > Dell EMC Feature Management Dashboard を順に選択します。
使用されているノード数が、ノードの合計数 列に表示されます。
Operations Manager 向け Dell Server Management Pack Suite バージョン 6.0 からの変更
Operations Manager 向け Dell Server Management Pack バージョン 6.0 までは、ライセンスを管理するために Dell Connections License
Manager(DCLM)が必要でした。Dell Server Management Pack Suite バージョン 6.1 以降では、DCLM は必要ありません。
DCLM が削除されると、ライセンス数の強制はなくなります。デルから購入したライセンス数の上限に達した場合または超過した
場合でも、Operations Manager 向けサーバおよびラック型ワークステーションの監視(ライセンス対象)機能を使用して PowerEdge
サーバを引き続き管理できます。ライセンスの使用状況の確認 セクションでは、適切なライセンス権利をデルから購入するため
に、管理対象のノード数を決定する手順を説明します。管理するノード数が購入したライセンス数を超えた場合には、追加ライセ
ンスを購入する必要があります。
Operations Manager 向け Dell Server Management Pack Suite バージョン 6.0 用に購入したライセンスは、Operations Manager 向け
Dell Server Management Pack Suite バージョン 6.1 以降にも適用されます。そのため、製品のアップグレード後も以前のライセンス
は引き続き有効であり、以前購入したライセンスで規定された許容数までサーバを管理できます。
ライセンスの使用条件
ライセンスは、製品 EULA と同じ条件で規定されています。更新された最新のライセンス条件は、dell.com/learn/us/en/
uscorp1/terms?s=corp から取得できます。詳細については、デルの営業およびサポートにお問い合わせください。
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