Administrator Guide
役割と役割サービス
事前インストールされている役割と役割サービスは次のとおりです。
ファイルサービスとストレージ サービス ファイル サーバーとストレージを管理します。
ファイルサービスと iSCSI サービス NFS プロトコルを使用して、ファイル サーバーとストレージの
管理、ファイルのレプリケーションとキャッシュ、ディスク領
域使用率の削減、およびファイルの共有を行います。
ファイル サーバー 共有フォルダを管理し、ユーザーがネットワークからシステム上
のファイルにアクセスすることを可能にします。
データ重複排除 ボリュームレベルで機能し、モードデータを少ない物理ディスク
領域に保存します。データ重複排除は重複したデータチャンク
を識別し、各チャンクの単一コピーを維持します。冗長コピーが
単一コピーの参照に置き換わります。
DFS 名前空間 異なるサーバにある共有フォルダーを 1 つ、または複数の論理的
に構築された名前空間にグループ化します。
DFS レプリケーション 複数サーバー上のフォルダを、ローカルまたはワイド エリア ネ
ットワーク(WAN)接続を介して同期化します。
ファイル サーバーリソースマネージャ(FSRM) タスクおよびストレージレポートのスケジュール、ファイルの分
類、クォータの設定、およびファイルスクリーンポリシーの定義
を行うことによって、ファイル サーバー上のファイルとフォル
ダを管理します。
ファイル サーバー VSS エージェントサービス ファイル サーバーにデータファイルを保存するアプリケーショ
ンのボリュームシャドウコピーを実行します。
iSCSI ターゲットサーバー iSCSI ターゲットにサービスと管理を提供します。
iSCSI ターゲットストレージプロバイダ(VDS および VSS ハード
ウェアプロバイダ)
iSCSI ターゲットに接続されたサーバー上のアプリケーション
が、iSCSI 仮想ディスク上のデータのボリュームシャドウコピー
を実行することを可能にします。
NFS 用サーバー UNIX ベースのシステム、および NFS プロトコルを使用するその
他のシステムとファイルを共有します。
ワークフォルダ ワーク ファイルにネットワーク内部から、またはインターネッ
トからアクセスするかに関わらず、ユーザーがさまざまなデバイ
スからワーク ファイルにアクセスできるようにし、それらを同
期化された状態に保ちます。
ストレージ サービス ストレージ管理機能を提供します。
外観
事前インストールされている機能は次のとおりです。
.NET Framework 3.5
(.NET 2.0 と 3.0 を含む)および 4.5 機能
Windows Communication Foundation(WCF)アクティブ化サービ
スを使用する機能で、HTTP または TCP プロトコルを使用する
ことによって、ネットワーク上でアプリケーションをリモートに
呼び出します。
マルチパス I/O Windows で、ひとつのストレージデバイスへの複数データパス
の使用に対するサポートを提供します。
Remote Server Administration Tools(RSAT) 役割と機能をリモートで管理します。
SMB/CIFS ファイル共有のサポート ファイル共有プロトコルおよびコンピュータブラウザー プロト
コルをサポートしています。
Windows PowerShell(Windows PowerShell 5.1、2.0 エンジンおよ
び PowerShell ISE を含む)
何百もの組み込みコマンドによってローカルおよびリモート管
理を自動化します。
6 概要