Owners Manual
システムセキュリティの表示
システムセキュリティ 画面を表示するには、次の手順を実行してください。
1 システムの電源を入れるか、または再起動します。
2 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システム
を起動してやり直してください。
3 セットアップユーティリティメインメニュー 画面で、システム BIOS をクリックします。
4 システム BIOS 画面で システムセキュリティ をクリックします。
システムセキュリティ設定の詳細
System Security Settings(システムセキュリティ設定)画面の詳細は次の通りです。
オプション 説明
インバンド管理インタ
ーフェイス
この設定を[無効]にすると、ME(管理エンジン)のデバイス、HECI デバイス、システムの IPMI デバイスがオペレーティング
システムに表示されなくなります。これにより、オペレーティング システムによる ME の電力制御設定の変更を防止するととも
に、すべてのインバンド管理ツールへのアクセスをブロックします。この場合、すべての管理がアウトオブバンドで行われます。この
オプションは、デフォルトで[有効]に設定されています。
メモ: BIOS アップデートを行うには、HECI デバイスが動作可能であることが必要です。また、DUP アップデートを
行うには、IPMI インターフェイスが操作可能であることが必要です。アップデートのエラーを避けるために、この設定
を
[有効]にする必要があります。
Intel(R) AES-NI
Advanced Encryption Standard Instruction Set(AES-NI)を使用して暗号化および復号化を行うことによって、アプリケー
ションの速度を向上させます。このオプションはデフォルトで Enabled(有効)に設定されています。
System Password
システム パスワードを設定します。このオプションは、デフォルトで[有効]に設定されており、システムにパスワード ジャンパが取
り付けられていない場合は、読み取り専用になります。
Setup Password(セ
ットアップパスワード)
セットアップパスワードを設定します。システムにパスワードジャンパが取り付けられていない場合、このオプションは読み取り専
用です。
Password Status(パ
スワードステータス)
システム パスワードをロックします。このオプションは、デフォルトで[ロック解除]に設定されています。
TPM Security
メモ: TPM メニューは、TPM モジュールがインストールされている場合のみ使用可能です。
TPM の報告モードを制御することができます。この[TPM セキュリティ]オプションは、デフォルトで[オフ]に設定されていま
す。
[TPM ステータス]フィールド、[TPM の有効化]フィールド、[Intel TXT]フィールドは、[TPM ステータス]フィールド
が[起動前測定ありでオン]または[起動前測定なしでオン]のいずれかに設定されている場合に限り、変更できます。
TPM Information
(TPM
情報)
TPM の動作状態を変更します。このオプションはデフォルトで、No Change(変更なし)に設定されています。
TPM Status(TPM
ステータス)
TPM ステータスを指定します。
TPM Command
(TPM
コマンド)
TPM(Trusted Platform Module)を制御します。[なし]に設定すると、TPM にコマンドが送信されません。[アクティブ
化]に設定すると、TPM が有効になり、アクティブ化されます。[非アクティブ化]に設定すると、TPM が無効になり、非アク
ティブ化されます。[クリア]に設定すると、TPM の内容がすべてクリアされます。このオプションは、デフォルトで[なし]に設
定されています。
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プレオペレーティングシステム管理アプリケーション