Users Guide
アプライアンスの導入
作業を開始する前に
XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムを導入する前に、本書をよくお読みになり、手順および必要な機材について理解してください。
警告
: アプライアンスをセットアップして操作する前に、お使いのストレージ エンクロージャに同梱の「安全にお使いいただくために」を確認してく
ださい。
警告: 設置されたすべての物理ディスク ドライブを含むアプライアンスの重量(全重量)は、35~70 lbs です。
警告: お使いのアプライアンスの取り付けは、Dell EMC 認定のサービス技術者によって行われる必要があります。
注意: アプライアンスをラックに取り付ける前に、アプライアンスの重量がラックの重量制限を超えていないことを確認してください。詳細につい
ては、お使いのアプライアンスに同梱の「ラック取り付け手順」を参照してください。
注意: その他の構成を実行する前に、このガイドのタスクをすべて完了することが重要です。
メモ: 重量の安定性のために、必ずラックの下方から取り付けてください。
メモ: このソリューションは、Dell EMC Services で導入済みです。
次のアイテムが同梱されていることを確認してください。
• 電源ケーブル
• ネットワーク ケーブル — 光ファイバおよび/または銅線(Intel SFP+またはカテゴリ 6 の Ethernet)
• レールキット
• Nutanix マニュアル
• Dell EMC ドキュメント
メモ
: Dell EMC ドキュメントと Nutanix ドキュメントの詳細については、
Dell EMC XC640 Series
ハイパーコンバージド
アプライアンス
Support Matrix
(Dell.com/XCSeriesmanuals 内)の「Documentation matrix」の項を参照してください。
メモ: XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムに同梱されている BOSS(Boot Optimized Server Storage)カードは、アプライ
アンスの起動デバイスです。この PCIe カードは、高可用性のために RAID1 で構成された M.2 SATA SSD を最大 2 台までサポートします。書
き込み集中型のアクティビティ、ならびに
XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムによって利用されるプロセスは、BOSS 起動デバ
イスではなく SSD や HDD 上で実行されるようになっています。アプリケーションの BOSS 起動ドライブへの書き込み処理のデフォルト設定は、
それに応じてリダイレクトする必要があります。
以下は、起動デバイス上で実行されない書き込み集中型アプリケーションの例です。
• アプライアンス Center エージェント
– System Center Conguration Manager(CCMExec.exe)
– System Center Operations Manager(MonitoringHost.exe)
• 書き込み集中型エージェント
• データベース
• ディスク管理ユーティリティ(サードパーティのディスクデフラグまたはパーティションツール)
• アプライアンスの意図される使用以外の追加ロール(Web サーバ、ドメイン コントローラ、RDS など)
• クライアント ベースのアンチウイルス(Hyper-V のみ)
• 仮想マシン。仮想マシンは、SSD(ソリッド ステート ドライブ)および HDD(ハード ディスク ドライブ)上で実行してください。
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