Users Guide
Table Of Contents
- Lifecycle Controller ユーザーズガイド
- はじめに
- Lifecycle Controller の使用
- オペレーティングシステムの導入
- 監視
- ファームウェアアップデート
- Configure
- 保守
- 使いやすいシステムコンポーネント名
- セットアップユーティリティとブートマネージャの使用
- トラブルシューティングとよくあるお問い合わせ(FAQ)
主な機能
Lifecycle Controller の主な機能は以下のとおりです。
● プロビジョニング - 統合インターフェイスから、プリオペレーティング システム全体の設定を行います。
● 導入 - Lifecycle Controller の組み込みドライバーを使用して、簡素化された手順でオペレーティング システムのインストールを
実行できます。Microsoft Windows および Red Hat Enterprise Linux 7 のオペレーティングシステムでは、無人インストールモー
ドを使用することができます。
● オペレーティング システムのインストール用のドライバーは、www.dell.com/support からダウンロードします。
● 修正またはアップデート - オペレーティングシステムに依存せず、次からのアップデートに直接アクセスし、メンテナンスの
ためのダウンタイムを最短化します。実用可能なロールバックバージョンを維持することにより、ファームウェアのアップデ
ートを簡素化します。
● サービス - ハードディスクドライブに依存せずに診断を継続的に行うことができます。コンポーネント(PowerEdge ストレー
ジコントローラ、NIC、電源装置ユニットなど)の交換中にファームウェアを自動的にフラッシュする機能があります。ネット
ワーク構成の VLAN をサポートします。
● システムの消去 - サーバの選択されたコンポーネントにあるサーバおよびストレージ関連のデータを削除します。サーバ上の
BIOS、Lifecycle Controller データ(LC ログ、設定データベース、ロールバックファームウェアバージョン)、iDRAC 設定、スト
レージコンポーネントについての情報を削除できます。
メモ: iDRAC ライセンスファイルを削除することはできません。
● セキュリティ — ローカルキー暗号化をサポートします。
● 拡張セキュリティ - TLS 1.2、1.1、および 1.0 をサポートします。セキュリティ強化のため、デフォルト設定は TLS 1.1 以上です。
● ハードウェアインベントリ — 現在および工場出荷時のシステム設定に関する情報を提供します。
● トラブルシューティングのための Lifecycle Controller ログです。
● CIFS 操作 - LCUI からの CIFS 操作には SMBv2 プロトコルを使用しますが、GUI には CIFS と表示されます。
Lifecycle Controller のライセンス可能機能
Lifecycle Controller の利用できる機能は、購入したライセンスのタイプ(iDRAC Basic、iDRAC Express、iDRAC Express for Blades、
iDRAC Enterprise、iDRAC Datacenter)によります。Lifecycle Controller GUI では、ライセンス取得された機能のみが使用可能です。
ライセンス管理の詳細については、https://www.dell.com/idracmanuals
から入手可能な『
iDRAC
ユーザーズ
ガイド』
を参照してく
ださい。次の表では、購入済みライセンスに基づいて使用可能になる Lifecycle Controller 機能をリストしています。
表 1. Lifecycle Controller のライセンス可能機能
特長 iDRAC の基本 iDRAC Express(ラック
およびタワーサーバー)
iDRAC Express(ブレー
ドサーバー)
iDRAC Enterprise /
Datacenter
ファームウェアアッ
プデート
はい はい はい はい
Secure Enterprise
Key Manager
- - - はい(SEKM ライセンス
あり)
オペレーティングシ
ステムの導入
はい はい はい はい
デバイス設定
はい はい はい はい
診断
はい はい はい はい
部品交換 -
はい はい はい
ローカルアップデー
ト
はい はい はい はい
ドライバパック
はい はい はい はい
ハードウェアインベ
ントリ
はい はい はい はい
8 はじめに