Reference Guide

XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムの導入には、初回起動スクリプトの実行、XC クラスタの作成、ハイパーバイザー管理インターフェイス
を使用したストレージ
クラスタの設定が含まれます。
Nutanix 初回起動スクリプト
お使いのアプライアンスおよび関連づけられているハイパーバイザーに該当する Nutanix 初回起動スクリプトの情報を参照してください。
Nutanix AOS の初回起動スクリプト
Nutanix AOS は、各アプライアンスにデルの工場でプリインストールされます。Nutanix AOS は事前設定されているため、初回設定は必要ありません。
CVM ですべてのサービスが稼働開始後に、XC シリーズ アプライアンスおよび XC Core システムハイパーバイザーから起動はクラスタ化の準備が整
います。
VMware vSphere 用の Nutanix 初回起動スクリプトの実行
アプライアンスをラックに設置し、ケーブル接続を行い、電源を入れると、Nutanix 初回起動スクリプトが自動的に実行されます。スクリプトの実行が正常
に完了するまで待ちます。実行されるスクリプトのリストが表示されます。Nutanix の初回起動スクリプトを実行すると、次のタスクが完了されます。
メモ
: これらの Nutanix 初回起動スクリプトは、アプライアンスの初回起動後に自動的に実行され、複数の再起動タスクが含まれています。
vSwitch Nutanix、内外ポート グループ、vmkernal インターフェイスを内部ポート グループのアドレスで作成
vMotion および管理をデフォルトの外部 vmkernel インターフェイスvmk0でアクティブ化
ファイアウォール経由で TSM-SSHTSMsshClientnfsClientntpClient を許可
ファイアウォール経由で vprobeServer を拒否
ESXi パラメーターの詳細設定
自動開始を有効にし、デフォルトの RAM、および CVM 向けの vCPU の数を設定
PCI パス スルー用の適切なデータ ディスクのストレージ コントローラを選択
パス スルー ストレージ コントローラに関連付けられているドライバの無効化
Nutanix VAAI、更新した ixgbe および igb ドライバと GPU VIB の各 VIB をインストール該当する場合
ローカル VMFS データストアの名前を、標準の命名規則で、NTNX-local-ds-<block id>-<node_position>のように変更
CVM を開始し、/tmp/svm_boot_succeeded が存在するかどうかを確認
ホストをリスタート
Microsoft Hyper-V 用の Nutanix 初回起動スクリプトの実行
アプライアンスをラックに設置し、ケーブル接続を行い、電源を入れると、Nutanix 初回起動スクリプトが自動的に実行されます。スクリプトの実行が正常
に完了するまで待ちます。実行されるスクリプトのリストが表示されます。
Nutanix の初回起動スクリプトを実行すると、次のタスクが完了されます。
メモ
: これらの Nutanix 初回起動スクリプトは Nutanix 初回起動スクリプト ウィザードにより実行されるため、ユーザーの介入は最小限か、ま
ったく必要ありません。
vSwitch または LBFO NIC チームを設定
NIC ドライバインテルCygwinipmiutilPython をインストール
CVM VM として登録
CVM にディスクを接続
自動開始を有効にし、デフォルトの RAM vCPU の数を CVM に設定
CVM を開始し、tmp/svm_boot_succeeded/が存在するかどうかを確認
ホストをリスタート
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アプライアンスの導入