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暗号化
● クライアントコンピュータは、アクティブ化するためにネットワーク接続が必要です。
● 最初の暗号化にかかる時間を短縮するために、Windows ディスククリーンアップ ウィザードを実行して、一時ファイルおよび
その他の不必要なデータを削除します。
● スリープモードをオフにして、誰も操作していないコンピュータがスリープ状態になるのを防ぎます。スリープ状態のコンピュ
ータでは暗号化は行われません(復号化も行われません)。
● Encryption は、デュアルブート設定をサポートしていません。これは、もう一方のオペレーティングシステムのシステムファイ
ルが暗号化され、その動作を妨げるおそれがあるためです。
● Dell Encryption は、v1.6.0 より前のバージョンから v2.7 にアップグレードすることはできません。v1.6.0 より前のバージョンを実
行しているエンドポイントは、まず v1.6.0 にアップグレードしてから、v2.7 にアップグレードする必要があります。
● Encryption は監査モードをサポートするようになりました。監査モードは管理者がサードパーティの SCCM または類似のソリュ
ーションを使用するのではなく、企業用イメージの一部として、Encryption を展開することを可能にします。企業用イメージに
Encryption をインストールする手順については、KB 記事 SLN304039 を参照してください。
● Encryption クライアントは、一般に使用されているいくつかのシグネチャーベースのウイルス対策ソリューションや AI 駆動型の
ウイルス対策ソリューション(McAfee Virus Scan Enterprise、McAfee Endpoint Security、Symantec Endpoint Protection、
CylancePROTECT、CrowdStrike Falcon、Carbon Black Defense など)に対してテスト済みであり、互換性があります。アンチウ
イルス スキャンと暗号化の非互換性を回避するため、多くのウイルス対策プロバイダーを除外するハードコード機能をデフォル
トで内蔵しています。
リストにないウイルス対策プロバイダーを使用している場合や何らかの互換性の問題が検出された場合は、KB 記事 SLN288353
を参照するか Dell ProSupport に問い合わせて、お使いのソフトウェア ソリューションと Dell Data Security ソリューションの相
互運用性の設定を確認してください。
● Dell Encryption は、インテルの暗号化命令セットであるインテグレーテッドパフォーマンスプリミティブ(IPP)を使用していま
す。詳細については、KB 記事 SLN301500 を参照してください。
● TPM は汎用キーのシーリングに使用されます。したがって、Encryption を実行している場合は、ターゲットコンピュータに新し
いオペレーティングシステムをインストールする前に、BIOS で TPM をクリアする必要があります。
● インプレイスでのオペレーティングシステムの再インストールがサポートされていません。オペレーティングシステムを再イン
ストールするには、ターゲットコンピュータをバックアップしてからそのコンピュータをワイプし、オペレーティングシステム
をインストールした後、確立した回復手順に従って暗号化されたデータを回復してください。
● これらのコンポーネントがターゲット コンピューターにインストールされていない場合は、マスター インストーラーがインスト
ールを行います。子インストーラを使用する場合、クライアントをインストールする前に、これらのコンポーネントをインスト
ールする必要があります。
前提条件
○ Visual C++ 2012 更新プログラム 4 以降再頒布可能パッケージ(x86 または x64)
○ Visual C++ 2017 以降の再頒布可能パッケージ(x86 または x64)
Windows 7 にインストールされている場合、Visual C++ 2017 には Windows Update KB2999226 が必要です。
○ 2020 年 1 月をもって、SHA1 署名証明書の有効性は失われ、更新することはできません。Windows 7 または Windows
Server 2008 R2 を実行しているデバイスには、アプリケーションおよびインストール パッケージの SHA256 署名証明書を
検証するために、Microsoft KB で提供されている更新プログラム(https://support.microsoft.com/help/4474419 および
https://support.microsoft.com/help/4490628)をインストールする必要があります。
SHA1 証明書で署名されたアプリケーションおよびインストール パッケージは機能しますが、SHA1 証明書の更新プログラ
ムがインストールされていないアプリケーションをインストールまたは実行すると、エンドポイントにエラーが表示され
ます。
● UEFI モードでは、
保護された
Windows
休止
状
態ファイル
と
保護されていない休止
状
態の防止
ポリシーはサポートされていませ
ん。
● Deferred Activation では、アクティブ化中に使用される Active Directory ユーザーアカウントは、エンドポイントへのログインに
使用されるアカウントとは独立したものになります。ネットワークプロバイダが認証情報を取得する代わりに、プロンプトが表
示されたときにユーザーが手動で Active Directory ベースのアカウントを指定します。資格情報が入力されると、認証情報は安全
要件 9