Setup Guide
Dell では、次のガイドラインに従ってレールの取り付けを行うことをお勧めします。
• ラックが 11 ページの 「 ラックの要件」の要件を満たしていることを確認してください。本書の図は角穴ラック
を示していますが、取り付け手順は丸穴ラックにも該当します。
• 同一のラックに複数の EqualLogic FS7500 ハードウェアセットを取り付ける場合は、それぞれのコントローラ
ペアを BPS で隔てるようにしてください。
• BPS とコントローラは、それらのコンポーネント間のケーブルを容易に配線できるような距離に取り付けてくだ
さい。最良の結果を得るには、できるだけ短いネットワークケーブルを使用してください。
• ハードウェアの取り付けは、ラックの一番下から開始します。
• 1 つのラックに対し、最大 4 台の EqualLogic FS7500 を取り付けます。
メモ: EqualLogic FS7500 に同梱のレールキットを使用する場合、コントローラと BPS は 4 ポストで工具不要の
角穴ラックまたは丸穴ラックにのみ取り付けることができます。
PS Seriesサポート担当者に連絡して別のコントローラレールキットを入手した場合のみ、EqualLogic FS7500 を
工具式ラックに取り付けることができます。それに加え、付録 1 の「カスタムラックの作業手順」に示されていると
おり、 工具式ラックをサポートするために BPS レールキットを再構成する必要があります。
FS7500 バックアップ電 源 装 置 のラックへの取り付 け手 順
作業を始める前に、FS7500 バックアップ電源装置( BPS) のレールキットを取り出してください。6 ページの 「 配
送ボックスの内容」を参照してください。
メモ: 設置場所に無停電電源装置( UPS) のシステムをお持ちの場合でも、BPS の取り付けは必要です。
注 意 : BPS のラックへの取り付けるは、2 名以上で作業してください。BPS は非常に重く、正しく取り付けるに
は BPS を水平に保つ必要があるためです。
警告: お使いの電源の電圧が BPS の電圧定格と互換性があることを確認してください。電源の電圧が低す
ぎると、BPS は起動しません。電圧が高すぎると、BPS が破損する恐れがあります。
レールキットを使用して FS7500 BPS をラックに取り付けるには、次の手順に従います。
1. BPS 用の左右のレールを、取り付け方向に沿って置き、位置決めします。15 ページの 「 BPS レールの位
置決め」を参照してください。
2. レールをラックポストに取り付けます。15 ページの 「 ラックへの BPS レールの取り付け」を参照してくださくぃ。
3. BPS シャーシを、安定した平らな面に置きます。
4. BPS シャーシから電源モジュールを取り外します。16 ページの 「 BPS シャーシからの電源モジュールの取り
外し」を参照してください。
5. 空の BPS シャーシをラック内に挿入した後、シャーシをラックに固定します。17 ページの 「 空の BPS シャー
シのラックへの取り付け」を参照してください。
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EqualLogic FS7500 インストール & セット アップ
2 ハードウェアラックの取り付け