Setup Guide
EqualLogic FS7500 インストール & セット アップ
5 NAS サービスの設定
5. チェックマークボタン( ②) を押します。
6. 右矢印( ③) を押します。画面にサービスタグが表示されます。
NAS サービスのネット ワーク要 件 と推 奨 事 項
NAS サービスネットワークには、クライアント、SAN、および内部の、3 つのネットワークが含まれます。ネットワーク
要件と推奨事項は次のとおりです。
• ネット ワーク管理者から IP アドレス を入手します。
• 内部ネットワークとクライアント ネットワークには同じサブネットを使用 しないでください。
• デルでは、内部ネットワークをプライベートネットワークとすることをお勧めします。プライベートネットワークは、
ローカルエリアネットワーク( LAN) でよく用いられるネットワークで、プライベート IP アド レス空間を使用し、
RFC 1918 および RFC 4193 の仕様に準拠します。
クライアント ネット ワーク
クライアントネット ワークでは、NAS サブシステム全体へのクライアントアクセス用に単一の仮想 IP アドレスを使
用します。ノード( メンバー) は、どれでクライアント接続を受け入れ、セッションが終わるまでその接続をホストし
続けるかを決定します。
さらに、各ノード ポートにも実際の固有 IP アド レスがあります。これらのアドレスは手動で設定する必要があ
り、DNS は使用できません。サブシステム名と IP アド レスを手動で設定することにより、DNS ライブラリが IP 番
号を反映することを確実にする必要があります。
クライアントネットワーク要 件 は次 のとおりです。
• NAS サービス名 – クライアントが NAS サービスへのアクセスに使用する固有の名前。
PS Series グループで DNS を使用している場合は、NAS サービス名および NAS サービス IP アドレスを手
動で DNS サーバーに追加する必要があります。
• NAS サービス IP アドレス – クライアントが、NAS サービスによってホスト される CIFS 共有および NFS エクス
ポートへのアクセスに使用する IP アドレス。
NAS サービスの作成後、クライアントネットワークの設定変更、および NAS サービス IP アドレスの追加を行
うことにより、クライアントのサブネット間での適正な負荷バランシングを確実にできます。
• NAS サービスネットマスク – NAS サービス IP アドレスが属するサブネットを識別するマスク。
• NAS サービスデフォルトゲートウェイ – サブネット間のクライアントアクセスを可能にするゲートウェイ。
• クライアントネット ワーク用 NAS ノード IP アドレス – 内部およびメンテナンス操作用の IP アド レス。NAS
サービスに追加する NAS ノード ( FS7500 コント ローラ) それぞれに 1 つの IP アド レスを指定します。
NAS サービスを作成する際、クライアントネットワーク情報の入力を促すダイアログボックスで Auto fill(
自動入力) ボタンをクリックし、各 NAS ノード 用につき 1 つの IP アド レスを自動的に入力します。これ
は、NAS サービス IP アドレスに基づいて行われます。
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