Microsoft System Center Operations Manager および System Center Essentials 向け Dell Server Management Pack Suite バージョン 5.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 メモ: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2013 Dell Inc. 無断転載を禁じます。 本書に使用されている商標:Dell™、Dell のロゴ、Dell Boomi™、Dell Precision™、OptiPlex™、Latitude™、PowerEdge™、PowerVault™、 PowerConnect™、OpenManage™、EqualLogic™、Compellent™、KACE™、FlexAddress™、Force10™、Venue™ および Vostro™ は Dell Inc. の商標です。Intel®、Pentium®、Xeon®、Core® および Celeron® は米国およびその他の国における Intel Corporation の登録商標で す。AMD® は Advanced Micro Devices, Inc.
目次 1 はじめに.......................................................................................................................................4 本バージョンの Dell EqualLogic Storage Management Pack Suite の新機能............................................................. 4 主な機能と機能性................................................................................................................................................................ 5 Dell EqualLogic Storage Management Pack Suite について.......................
1 はじめに Dell EqualLogic Storage Management Pack Suite バージョン 5.
新機能 機能性 アラートの完全なリストについては、「ルール」を参照してくださ い。 インベントリ属性 以下のインベントリ属性をサポートします。 • • • • ストレージプール借用有効(ストレージプール対象) ボリュームリカバリ有効(グループ対象) メンバーシャーシフラグ(メンバーアレイ対象) データセンターブリッジ機能(イーサネットインタフェース 対象) 主な機能と機能性 機能 機能性 検出および監視 対応するファームウェアバージョンの Dell EqualLogic デバイス の検出と監視をサポートします。 EqualLogic Group Manager GUI の起動 OpsMgr コンソールから、グループ用の EqualLogic Group Manager GUI を起動します。 Dell EqualLogic デバイスからのアラート 監視している Dell EqualLogic デバイスのための Simple Network Management Protocol(SNMP)ベースのハードウェアアラート を、OpsMgr コンソールの アラートビュー に表示します。 設
監視機能 コンポーネント詳細 Dell EqualLogic 拡張可能監視 Dell EqualLogic デバイスの完全なインベントリを提供します。 Dell EqualLogic デバイスのすべてのコンポーネントのユニット 監視が含まれていますが、ユニット監視が有効化されるのは以 下のグループまでです。 • • Dell EqualLogic 詳細監視 ストレージプールグループ — ストレージプールグループを監 視し、その正常性を Dell EqualLogic グループ内のアレイメン バー全体の総合的な正常性として提示します。 ボリュームグループ — ボリュームを監視し、その正常性を Dell EqualLogic グループ内のボリューム全体の総合的な正常 性として提示します。 Dell EqualLogic デバイスのコンポーネントグループレベルまでの ユニット監視を有効にします。以下のコンポーネントグループ の正常性状態が表示されます。 • • • • • コントローラグループ — コントローラの総合的な正常性状 態が表示されます。 ディスクグループ — ディスクの総合的な正常性状態
2 Dell EqualLogic Storage Management Pack Suite の使用 この章では、Dell EqualLogic Storage Management Pack バージョン 5.
• Dell EqualLogic デバイスから受信したイベントに関する SNMP アラートの処理。 メモ: 管理サーバー上の Dell EqualLogic デバイスのトラップを受信するには、管理サーバーの IP アドレスを、そのデバイ スのトラップ宛先リストに追加する必要があります。クラスタ化された RMS (OpsMgr 2007 R2 内)の場合は、そのクラ スタ IP アドレスを追加します。 正常性状態インジケータ 次の表は、検出された Dell EqualLogic デバイスの正常性状態を示す OpsMgr コンソールのアイコンをリストしています。重要度伝 達の詳細については、「状況ビュー」を参照してください。 アイコン 正常性状態 正常 /OK — コンポーネントは期待どおりに動作しています。 警告 / 非重要 — プローブまたはその他の監視デバイスが、許容 レベル以上または以下の読み取り値のコンポーネントを検出し ました。コンポーネントが引き続き動作している場合もありま すが、故障する可能性があります。正常な機能が損なわれた状 態でコンポーネントが動作している可能性もあります。 重要 /
OpsMgr コンソールは、監視しているすべてのアレイに関するアラートを EqualLogic デバイスアラート ペインに表示します。 これらのアラートは、オーサリング ペインで指定した重要度、解決状況、経過時間、またはユーザーに割り当てられたアラート などの条件を満たすものです。 4.
EqualLogic ダイアグラムビュー EqualLogic ダイアグラムビュー には、OpsMgr が管理するすべての Dell EqualLogic デバイスの図が表示され、ダイアグラム内の 個々のデバイスやそのコンポーネントを展開して、それらの状態を確認することができます。このビューのルートノードは Dell EqualLogic グループになります。 Dell EqualLogic 拡張可能機能 のみをインポートした場合、すべてのコンポーネントが表示されますが、監視できるのは ストレージ プール グループと ボリューム グループまでに限られます。 Dell EqualLogic 詳細機能 をインポートした場合は、すべてのコンポーネントが表示され、コンポーネントグループレベルまで監視 することができます。 ダイアグラム ビューには、Dell EqualLogic グループ内に EqualLogic ストレージアレイとそれらのコンポーネントの次の階層が表示 されます。 • EqualLogic グループ • ストレージプールグループ • • ストレージプール ボリュームグループ ストレージプ
グループ名 詳細の表示 正常性状態 ボリュームグループ 個々のボリュームではなくボリュームグル ープのみ。 グループ内のボリュームの総合的な正常性 を表示します。 ストレージプールグループ EqualLogic グループ内のストレージプール。 EqualLogic グループ内のストレージプールの 総合的な正常性を表示します。 ストレージプール ストレージプールのメンバー。 ストレージプール内の個々のメンバーイン スタンスの総合的な正常性を表示します。 コントローラグループ EqualLogic メンバー内のすべてのコントロ ーラ。 EqualLogic メンバー内のコントローラの総 合的な正常性を表示します。 個々のコントローラは監視されません。 ディスクグループ 個々のディスクではなくディスクグループ のみ。 EqualLogic メンバー内のディスクの総合的 な正常性を表示します。 イーサネットインタフェースグループ EqualLogic メンバー内のすべてのイーサネ ットインタフェース。 EqualLogic メンバー内のイーサネットイン タフェースの総合的な正常性
Dell EqualLogic Storage Management Pack のカス タマイズ 上書きを使って Dell EqualLogic Storage Management Pack をカスタマイズできます。 上書きパラメータの指定 管理パックオブジェクト用の上書きパラメータを指定するには、次の手順を実行します。 1. OpsMgr コンソールを起動して、オーサリング をクリックします。 2. オーサリング > 管理パックオブジェクト と展開します。 3. 上書きする管理パックオブジェクトを選択します (監視、オブジェクト検出、または ルール)。 4. 選択した管理パックオブジェクトの任意のコンポーネントを右クリックし、ポップアップメニューで上書き > 上書き <管理パッ クオブジェクト> を選択します。 選択したクラスのすべてのオブジェクト、すべてのグループ、選択したクラスの特定のオブジェクト、または 別のクラスのす べてのオブジェクト を上書きするように選択できます。 プロパティの上書き ウィンドウが表示されます。 5. オブジェクトを選択し、オーバライド値を変更します。 6.
グループ名 監視タイプ 説明 デフォルトの定期ポーリング設 定 ユニット監視 ボリュームグループの正常性状 態を一定の間隔でポーリングし ます。 3700 秒 Dell EqualLogic ストレージプ ユニット監視 ールグループ ストレージグループの正常性状 態を一定の間隔でポーリングし ます。 3700 秒 EqualLogic Helper Utility ユニット監視 Dell EqualLogic Helper Utility のバ 3700 秒 ージョン情報をロールアップし ます。 EqualLogic 詳細機能によって有効化された監視 Dell EqualLogic ストレージプ 依存性ロールアップ ールグループ ストレージプールの正常性状態 をストレージプールグループに ロールアップします。 適用なし Dell EqualLogic コントローラ ユニット監視 グループ コントローラの正常性状態を一 定の間隔でポーリングします。 3700 秒 Dell EqualLogic イーサネット ユニット監視 インタフェースグループ イーサネットインタフェース
ルール ルールは 36 個あり、これらは EqualLogic デバイスからの SNMP トラップを処理し、これらを Dell EqualLogic アラートとして OpsMgr のアラートビューに表示します。 次の表は Dell EqualLogic アラート のリストです。 表 3.
アラート 説明 重大度 Dell EqualLogic : 重要なハードウェアコ ンポーネントの故障アラート メンバーの重要なハードウェアコンポーネ ントが故障しました。 重要 Dell EqualLogic : 誤ったコントローラモ ジュールの挿入アラート シャーシに誤ったコントロールモジュール が挿入されました。 重要 Dell EqualLogic : バッテリ高温アラート キャッシュバッテリの温度が上限値を超え 重要 ています。 Dell EqualLogic : 周辺温度の低温アラー ト 1 つ、または複数のセンサーが、周辺温度の 重要 下限値を下回っています。 Dell EqualLogic : 長時間のエンクロージ ャ開状態アラート エンクロージャが長時間が開かれた状態に なっています。 重要 Dell EqualLogic : Ops パネルの欠落また Ops パネルが欠落、または破損しています。 重要 は破損アラート Dell EqualLogic : EMM リンクの障害ア ラート エンクロージャ管理サービスを使用できま せん。 重要 Dell Equ
3 関連文書およびリソース この章では、Dell EqualLogic Storage Management Pack バージョン 5.0 の操作に役立つ文書と、リソースに関する詳細を提供します。 トピック: • • • Microsoft Operations Manager 2007 R2 用のパフォーマンスと拡張性に関する Microsoft ガイドライン その他の必要マニュアル デルへのお問い合わせ Microsoft Operations Manager 2007 R2 用のパフォ ーマンスと拡張性に関する Microsoft ガイドライン 最適なパフォーマンスを得るためには、Dell EqualLogic Storage Management Pack Suite バージョン 5.0 を、専用の管理ステーション にインストールしてください。 拡張性に関する Microsoft の推奨については、support.microsoft.com/kb/975057 を参照してください。 その他の必要マニュアル デルサポートサイト dell.
4 トラブルシューティング 次の表は、既知の問題とその解決策をリストしています。 表 4. トラブルシューティング 問題 解決策 Dell アラートが、アラートの継続時間順に並べ替えされない。 並べ替えフラグが変更された管理パックをインポートすると き、並べ替えフラグがレジストリ内で更新されないことがあり ます。その管理システム上の問題のレジストリで、ビュー定義 の並べ替えフラグが「false」 に設定されているかどうかを確認 してください。レジストリ内でこの設定を削除すると、再度そ のビューに移動した時に、新しい管理パックによってこの設定 が再作成されます。レジストリ内で並べ替えフラグを編集する こともできます。 レジストリ編集: HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Microsoft Operations Manager\3.0\Console\ %%AlertsView\Age アラートの並べ替えを有効化するには、IsSortable と IsSorted キーが 1 に設定されているようにします。 特定の状況下で、ハンドル数
問題 解決策 Internet Explore9 を実行しているシステムで、OpsMgr 2007 R2 コンソールがクラッシュする。 System Center Operations Manager 2007 R2 用の累積アップデー ト 5 をインストールしてください。詳細は support.microsoft.