Install Guide
PS6210 インストールとセットアップガイド
3 アレイケーブルの接続
推 奨 事項 説 明
管 理 ネットワーク( オプシ
ョン)
両 方 のコントロールモジュールにある管理 ポートを10/100Mbpsネットワークスイッチに接 続
して、管理トラフィックをiSCSIトラフィックと分 離します。
グループIPアド レス( ホス
ト) へのアクセス
マルチサブネットグループでは、構 成 されている各ネットワークインタフェースが、グループIPア
ドレスがあるサブネットにアクセスできる必 要があります。
レプリケーション用 に信
頼 性 の高 い適 切なサイ
ズのネットワークリンクを
使 用
効 率 的かつ予 測可 能 なレプリケーションを行うには、プライマリグループとセカンダリグループ
間 のネットワークリンクが安 定していて、データのコピーに十 分な帯 域幅 を提 供 する必 要が
あります。
スパニングツリープロトコル
の使 用
エンド ノード ( iSCSIイニシエータまたはアレイネットワークインタフェース) を接 続 するスイッチ
ポートでは、なるべくスパニングツリープロトコル( STP) を使用 しないでください。
STPまたはRSTP( STPが望 ましい) を使 用する必 要 がある場 合は、リンクの起 動時 にポー
トを即 座にSTP転 送状 態 に移 行 させるポート 設 定( 一 部 のスイッチで使 用 可能 ) を有 効
にしてください。この機 能 は、デバイスの再 起 動時 に発 生するネットワークの中 断を低 減で
き、エンドノードを接 続するスイッチポートのみで有効 化 するようにしてください。
スイッチ間の単 一 ケーブル接 続 にはSTPを使用 し、スイッチ間の複 数ケーブル接 続 にはト
ランキングを使 用することができます。
VLAN
DCB( データセンターブリッジング) を使 用するには、他のネット ワークト ラフィックからiSCSI
SANトラフィックを分 離するため、VLANを使用 するようにスイッチを設定 します。
DCB
VLANを有効 化 する必 要があります。DCBについての詳 細は、『DellEqualLogicGroup
ManagerAdministrator'sManual』( DellEqualLogicGroupManager管 理 者マニュアル)
と『DellEqualLogicGroupManagerCLIReferenceGuide』( DellEqualLogicGroupManager
CLIリファレンスガイド) を参 照してください。
最小および推奨されるケーブル構成
デュアルコントロールモジュールアレイの場合、推奨される構成として、ネット ワークケーブルを両方のコントロール
モジュールのEthernet0に接続し、次にケーブルをネットワークスイッチに接続します。
高性能と高可用性を得るために、複数のネットワークスイッチに分散して接続します。
スイッチは、iSCSIトラフィックに対処できるように、十分な帯域幅を持つインタースイッチリンクで、またはスタック
機能によって接続する必要があります。可能な限り、スタック構成を使用することをお勧めします。
図6は、推奨される代替ネット ワーク構成の図解です。
メモ: デルでは、SFP+と10GBASE-TEthernetポート 両 方の同 時接 続を推 奨していません。
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