Install Guide
PS6210 インストールとセットアップガイド
2 アレイのラックマウント
• アレイはラックの下から順に設置する。
• ラックドアとアレイの前面の間は、アレイの前面ベゼルに対応するため、少なくとも4.1cm( 1.6インチ) の隙
間を空ける。
• ラック( アレイが取り付けられている状態) がulstandardsinfonet.ul.com/scopes/scopes.asp?fn=60950-1.htmlに
あるUL60950-1およびIEC60950-1の安全要件を満たしている。
• アレイを水平に取り付ける。水平に設置しない場合、アレイの保証およびサポート契約が無効に
なります。
環 境 要 件
ラックの設置場所は、以下の環境要件を満たしている必要があります。
• 電源が、ACモデルでは100~240VACでは-36~-72VDC範囲の電圧を供給できる。
• 電源の過負荷保護が十分に行われている。
北米では、20A以下の二極式による過負荷保護装置( UL489規格準拠のサーキットブレーカ) が装
備された電源に接続します。
ヨーロッパでは、過電流保護に20A以下のデバイス( IEC回路ブレーカ) を使用する必要があります。
• アレイの前後に通気を保つための十分なスペースが確保されている。
• 設置場所が適切に通気されている。
• 環境が33ページの「仕様」にリストされている要件をすべてサポートしている。
ハードウェアの保護
PSSeriesアレイを静電気放出から保護してください。アレイハード ウェアを取り扱う際には、静電気防止用リス
トバンドまたはこれと同等の保護用具を使用してください。リストバンド を使用する際は、次の手順に従いま
す。
1. コイルコード のスチール製のスナップをゴムバンドの留め金具に接続します。図1を参照してください。
図 1: 静電気防止用リストバンド の使用
2. バンド を手首にしっかりと巻きつけます。
3. バンド を接地します。バナナコネクタを対応する接地ソケットに差し込むか、対応するワニ口クリップに挟ん
でそのクリップを接地デバイスに接続します。適切なアースの例としては、ESDマットまたは接地されている
機器の金属フレームがあります。
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