Install Guide
3 アレイケーブルの接続
アレイをラックに取り付けた後は、ネットワークケーブルと電源ケーブル( オプションでシリアルケーブル) を接続する
必要があります。
まず初めに、10ページの「最小および推奨されるケーブル構成」でネットワークに関する推奨事項を確認しま
す。
次のリストでは、アレイを電源およびネットワークに接続するための一般的な手順を説明しています。
1. 電源ケーブルを接続しますこのとき、アレイに電源を入れないでください。11ページの「電源ケーブルの接
続と固定」を参照してください。
2. アレイをネットワークに接続します。13ページの「ネットワークへのアレイの接続」を参照してください。
3. アレイの電源を入れます。13ページの「アレイへの電源投入」を参照してください。
次の項では、これらの手順を詳しく説明します。これらの手順を完了したら、17ページの「ソフトウェア設定」を
参照してください。
ネット ワークの要件と推奨事項
PSSeriesアレイの最小限のネットワーク構成は、各コントロールモジュール上のEthernet0とネットワークスイッチ
に接続されたコンピュータ間で構成されます。パフォーマンスと可用性を高めるには、アレイに複数のネット ワーク
インタフェースを設定し、それらを複数のスイッチに接続します。
ネットワークについての推奨事項は、表3に記載されています。また、適切なネットワーク構成についての一般
的な規則もすべてPSSeriesアレイに当てはまります。ネットワーク要件の詳細について
は、en.community.dell.com/techcenter/storage/w/wiki/2639.equallogic-configuration-guide.aspxでDell
TechCenterウェブサイトの『DellEqualLogicConfigurationGuide』( DellEqualLogic構成ガイド) を参照してく
ださい。
一般的なネットワーク構成の説明は、このマニュアルの範囲外となります。
表 3: ネットワークについての推奨事項
推 奨 事項 説 明
スイッチド10GbEネット
ワーク
アレイとコンピュータをスイッチド ネット ワークに接続 し、コンピュータとアレイ間のすべてのネット
ワーク接 続 が10GbEであることを確 認します。
光 学 SFP+プラグインモジュール付き光学 ケーブル、または内 蔵SFP+モジュール付 き銅線
ケーブルを使 用します。10GBASE-Tの最 低要 件はCAT6ですが、CAT6Aを
お勧 めします。
10GBASE-Tポートを使用 するための10GBASE-Tインタフェース付 きスイッチまたはSFP+
ポートを使 用するためのSFP+スイッチが必 要 です。
異 なるネット ワークスイッ
チへの複 数のネットワー
ク接 続
帯 域 幅と可 用 性を向上させるには、各 コントロールモジュールを2つの異 なるスイッチに接
続 します。
スイッチは、スイッチ間リンクを使用 して、またはスタッキング機 能により接 続する必 要 があり
ます。これらのリンクには、iSCSIトラフィックを処理 するために十分 な帯域幅 が必 要 です。ス
イッチ間リンクのサイズ調 整 の推 奨事 項 は『EqualLogicConfigurationGuide』( EqualLogic
構 成 ガイド ) で確認してください。
ネット ワークインタフェースの接 続後 、GroupManagerのGUIまたはCLIを使 用して、IPア
ドレス、ネットマスク、ゲートウェイアド レスを各インタフェースに割 り当てます。
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