Install Guide
5 スト レージの割り当て
グループのストレージをユーザーに割り当てるには、次の手順が必要です。
1. 23ページの「ボリュームの作成」
2. 27ページの「コンピュータからボリュームへの接続」
ストレージを割り当てた後は、グループをカスタマイズして、より高度な機能を使用できます。29ページの「グ
ループセットアップ後の作業」を参照してください。
ボリュームの作成
グループの記憶容量をユーザーおよびアプリケーションに割り当てるには、GroupManagerCLIまたはGUIを使
用してボリュームを作成します。ボリュームは、ネット ワーク上ではiSCSIターゲットとして表示されます。ボリュー
ムを作成する際は、表8に記載されている情報を指定してください。
表 8: ボリューム設定情報
項 目 説 明
ボリューム名
最 大 63文 字 ( 英字 、数 字、ピリオド 、ハイフン、コロンを含む) の一 意の名 前です。ボリューム
名 は、ボリュームに自動 的 に生 成されるiSCSIターゲット名 の最 後 に付 加 されます。ボリューム
へのアクセスは常に、ターゲット名 によって行 われます。
ボリュームサイズ
iSCSIイニシエータによって認 識され、報 告されるボリュームのサイズです。最 小 ボリュームサイズ
は15MBです。ボリュームサイズは15MBの次の倍 数 値 に切り上 げられます。
オプションとして、ボリュームスナップショット用の容量を確保したり、シンプロビジョニングでボリュームを設定するこ
ともできます。ただし、シンプロビジョニングはすべてのストレージ環境に対応するわけではありません。高度なボ
リューム機能の詳細に関しては、『DellEqualLogicGroupManagerAdministrator'sGuide』( DellEqualLogic
GroupManager管理者ガイド) を参照してください。
CLI を使用したボリュームの作 成
1. グループにログインします。
次のいずれかの方法で、グループに接続します。
• メンバーへのシリアル接続。14ページの「アレイへのシリアル接続のセット アップ」を参照してください。
• グループのIPアドレスへのtelnetまたはssh接続。
ログインプロンプトで、グループの作成時に指定したgrpadminアカウント名およびパスワード を入力します。
2. GroupManagerのコマンド プロンプト で、次のコマンド を使用してボリュームを作成します。
volume createvolume_namesize[GB]
ボリュームの名前とサイズを指定します( デフォルト単位はメガバイトです) 。
3. 次のコマンドを使用して、ボリュームに対するアクセスコントロールレコードを作成します。
volume selectvolume_nameaccess createaccess_control
access_controlパラメータには、次のオプションのいずれかまたは両方を指定できます。
• initiatorinitiator_name
• ipaddressip_address
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