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ンジニアの数も限られるため、どうしても少数
の担当者に依存した運用にならざるを得ない。
今後もこうした状況が続くようでは、ノウハウの
継承に支障を来すことも考えられますので、もっ
とシンプルな形にインフラを改めたいと感じてい
ました」と振り返る。
 加えて、サーバー+外付けストレージという従
来型のシステム構成であったことも、大きな懸
念点の一つだったとのこと。中村氏は「信頼性
や可用性のことを考えれば、ストレージも冗長
構成にしておきたいところです。しかし、高額な
ストレージ装置を何台も導入するのは費用的に
も難しいため、従来はなかなかここまで踏み込
めませんでした。そこで次期サービス基盤につ
いては、外付けストレージを使わずに信頼性・
可用性を高められるようにしたいと考えました」
と続ける。
解決のアプローチ
Dell EMC XCシリーズを
サービス基盤に新規採用
 こうしてインターネットサービス用基盤の再構
築に取り掛かった同社では、今後のビジネス
を支えるプロダクトの選定作業に着手。その結
果、新たに採用されたのが、Dell EMC Power
Edgeサーバーと、システムの中核を司る
Nutanixソフトウェアを一体型で提供するDell
EMCのハイパー・コンバージド・インフラ
クチャ(以下、HCI)製品「Dell EMC XC
シリーズ」である。
 中村氏はその理由を「まず一つ目のポイント
は、Nutanix独自の無償ハイパーバイザーであ
る『AHV』が利用できる点です。元々当社では、
課題
サイロ化したサービス基盤の
環境改善に着手
 豊かな自然環境と数多くの観光資源に恵ま
れ、明治維新の舞台としても知られる山口県・山
口市。その中心部、緑の芝生が広がる中央公
園の隣に、ガラス張りの近代的なビルがそびえ
ている。中四国地方で最大級の規模を誇るケー
ブルテレビ会社、山口ケーブルビジョンの本社
オフィスだ。山口市・防府市・宇部市・美祢市を
サービスエリアとする同社では、実に80%を超
えるエリア内加入率を達成。地域住民の暮らし
を支える重要な役割を果たし続けている。
 さらに同社では、ケーブルテレビ事業に加え
て、インターネット事業/IP電話事業も展開。
ンターネット接続やメール、ホームページと
いった個人ユーザー向けのサービスだけでな
く、中堅・中小企業や個人事業主向けのホスティ
ングサービス、独自ドメイン取得代行サービスな
ども提供している。同社 技術局 情報通信部長
中村 智明氏は「地域事業者である当社にとって
は、地元のお客様のご信頼に応えていくことが
重要なテーマ。サービスの安定性確保はもちろ
んのこと、きめ細かなサポートのご提供にも力
を注いでいます」と説明する。
 その同社において、今回実施されたのが、
ンターネット事業を支えるサービス基盤の刷
新プロジェクトである。中村氏は取り組みの背
景を「当社ではインターネットサービス用のイン
フラとして、物理/仮想合わせて約70台程度の
サーバーを稼働させています。しかし、これらの
サーバー群は、個々の業務ニーズに合わせて
個別に構築されてきたため、環境や運用管理の
手順などもすべて異なっていました。しかも、
山口ケーブルビジョン株式会社
技術局 情報通信部長
中村 智
Dell EMC XC
したとで
任の者でなとも
容易に運用
なサービス基盤を
実現とがた。
い信頼性を備
将来的なマレーションが
く評価します
お客名/山口ケーブルビジ株式
   ケーブルテレビ/情報サービス業
導入製品/Dell EMC XC640
Dell EMC Networking S4048-ON
主な課
インターネットサービス用基盤に大量の物理/仮想サー
ーが導入さており 運用管理の複雑化や属人化などの
が生じてい
成果
Dell EMC XC シリーを導入し、 シンプルで運用管理性に
優れたサービス基盤を実現。 大幅な省スペース化/省電力
化も同時実現
Dell EMC XCシリー」をたに採用し
インターネット用基盤を刷
プル
上を
CaseStudy 事例

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