Users Guide
show -d properties,targets /system1/sp1/account1
特定のプロパティのみを表示するには、次のコマンドのように修飾します。
show -d properties=(userid,username) /system1/sp1/account1
1 つのプロパティのみを表示する場合、括弧は省略できます。
-level オプションの使用
show -level オプションは、指定ターゲットの下の他のレベルに show を実行します。たとえば、account1 の username および userid プロパティを、/system1/sp1 の下の
account16 ターゲットから表示する場合は、次のコマンドを入力します。
show -l 1 -d properties=(userid,username) /system1/sp1/account*
アドレス領域のすべてのターゲットとプロパティを表示するには、次のコマンドのように -l all オプションを使用します。
show -l all -d properties /
-output オプションの使用
-output オプションは、SM-CLP バーブの出力の 4 つのフォーマット(text、clpcsv、keyword、clpxml)の 1 つを指定します。
デフォルトのフォーマットは text(テキスト) で、最も読みやすい出力です。clpcsv フォーマットはカンマ区切りの値のフォーマットで、表計算プログラムへの読み込みに適しています。keyword
(キーワード) フォーマットは、キーワード=値 のペアを 1 行に 1 つずつのリストとして出力します。clpxml フォーマットは、response XML 要素を含む XML ドキュメントです。DMTF は
clpcsbv および clpxml フォーマットを指定しており、これらの仕様は DMTF ウェブサイト(www.dmtf.org)で参照できます。
次の例は、SEL の内容を XML で出力する方法を示しています。
show -l all -output format=clpxml /system1/sp1/logs1
iDRAC6 SM-CLP の例
以下のサブセクションでは、SM-CLP を使用して次の処理を実行する例を示します。
l サーバーの電源管理
l SEL の管理
l MAP ターゲットのナビゲーション
l システムプロパティの表示
l iDRAC6 IP アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレスの設定
iDRAC6 SM-CLP インタフェースの使い方の詳細については、「iDRAC6 SM-CLP プロパティー・データベース」を参照してください。
サーバの電源管理
表14-4 は、SM-CLP を使用して管理下サーバーの電源管理操作を実行する例を示しています。
表 14-4サーバーの電源管理操作
SEL 管理
操作
構文
SSH インタフェースを使用して iDRAC6 にログインする
>ssh 192.168.0.120
>login: root
>password:
サーバーの電源を切る
->stop /system1
system1 has been stopped successfully
電源オフの状態からサーバーの電源を入れる
->start /system1
system1 has been started successfully
サーバーを再起動する
->reset /system1
system1 has been reset successfully