Users Guide
RACADM を使用したイベントアクションの設定
イベントアクションを設定するには、eventfilters コマンドを使用します。詳細については、dell.com/idracmanuals にある
『iDRAC RACADM
コマンドラインインタフェ
ー
スリファレンスガイド
』を参照してください。
電子メールアラート、SNMP トラップ、または IPMI
トラップ設定の設定
管理ステーションは、Simple Network Management Protocol(SNMP)および Intelligent Platform Management Interface(IPMI)トラ
ップを使用して、iDRAC からデータを受信します。多数のノードを含むシステムの管理ステーションにとって、発生し得るすべて
の状態について各 iDRAC をポーリングするのは効率的ではない場合があります。たとえば、イベントトラップはノード間の負荷分
散や、認証が失敗した場合のアラート送信で、管理ステーションを援助します。
IPv4 および IPv6 アラートの宛先設定、電子メール設定、SMTP サーバー設定を行い、これらの設定をテストできます。また、SNMP
トラップの送信先となる SNMP v3 ユーザーを指定できます。
電子メール、SNMP、または IPMI トラップを設定する前に、次を確認します。
• RAC の設定許可を持っている。
• イベントフィルタを設定した。
関連概念
IP アラート送信先の設定 、p. 160
電子メールアラートの設定 、p. 162
IP アラート送信先の設定
IPMI アラートまたは SNMP トラップを受信する IPv6 または IPv4 アドレスを設定できます。
SNMP を使用してサーバを監視するために必要な iDRAC MIB に関する詳細については、dell.com/support/manuals にある
『
SNMP
リファレンスガイド』
を参照してください。
ウェブインタフェースを使用した IP アラート宛先の設定
ウェブインタフェースを使用してアラート送信先設定を行うには、次の手順を実行します。
1. 概要 > サーバー > アラート > SNMP と電子メールの設定 と移動します。
2. 状態 オプションを選択して、トラップを受け取るために、アラート宛先(IPv4 アドレス、IPv6 アドレス、または完全修飾ドメ
イン名(FQDN))を有効化します。
最大 8 つの宛先アドレスを指定できます。オプションの詳細については、『iDRAC オンラインヘルプ』を参照してください。
3. SNMP トラップの送信先となる SNMP v3 ユーザーを選択します。
4. iDRAC SNMP コミュニティ文字列(SNMPv1 と v2 にのみ適用可能)と SNMP アラートポート番号を入力します。
オプションの詳細については、『iDRAC オンラインヘルプ』を参照してください。
メモ: このコミュニティ文字列の値は、iDRAC から送信された Simple Network Management Protocol(SNMP)アラー
トトラップで使用されるコミュニティ文字列を示します。宛先のコミュニティ文字列が iDRAC コミュニティ文字列と同
じであることを確認してください。デフォルト値は Public です。
5. IP アドレスが IPMI トラップまたは SNMP トラップを受信しているかどうかをテストするには、IPMI トラップのテスト と
SNMP トラップのテスト でそれぞれ 送信 をクリックします。
6. 適用 をクリックします。
アラート送信先が設定されます。
7. SNMP トラップフォーマット セクションで、トラップ宛先でトラップの送信に使用されるプロトコルバージョンである SNMP
v1、SNMP v2、または SNMP v3 を選択して、適用 をクリックします。
メモ: SNMP トラップフォーマット オプションは、SNMP トラップにのみ適用され、IPMI トラップには適用されません。
IPMI トラップは常に SNMP v1 フォーマットで送信され、設定された SNMP トラップフォーマット オプションに基づくも
のではありません。
SNMP トラップフォーマットが設定されます。
160 アラートを送信するための iDRAC の設定










