Users Guide
重要なネットワークリソースへのアクセスをセキュアにすることは優先事項です。iDRAC には、次のようなさまざまなセキュリテ
ィ機能が実装されています。
• Secure Socket Layer(SSL)証明書用のカスタム署名証明書。
• 署名付きファームウェアアップデート。
• Microsoft Active Directory、汎用 Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ディレクトリサービス、またはローカルで管理さ
れているユーザー ID およびパスワードによるユーザー認証。
• スマートカードログオン機能を使用した二要素認証。二要素認証は、物理的なスマートカードとスマートカードの PIN に基づい
ています。
• シングルサインオンおよび公開キー認証。
• 各ユーザーに特定の権限を設定するための役割ベースの許可。
• iDRAC でローカルに保存されたユーザーアカウントの SNMPv3 認証。これを使用することが推奨されますが、デフォルトでは無
効です。
• ユーザー ID とパスワード設定。
• デフォルトログインパスワードの変更。
• セキュリティ向上のための単方向ハッシュ形式を使用したユーザーパスワードおよび BIOS パスワードの設定。
• FIPS 140-2 レベル 1 の機能。
• TLS 1.2、1.1、および 1.0 のサポート。セキュリティを強化するために、デフォルト設定は TLS 1.1 以上となっています。
• TLS 1.2 規格を使用して 128 ビットおよび 40 ビット(128 ビットが許容されない国の場合)暗号化をサポートする SMCLP とウ
ェブインタフェース。
メモ: セキュアな接続を確保するため、デルは TLS 1.1 以上の使用をお勧めします。
• セッションタイムアウトの設定(秒数指定)。
• 設定可能な IP ポート(HTTP、HTTPS、SSH、Telnet、仮想コンソール、および仮想メディア向け)。
メモ: Telnet は SSL 暗号化をサポートせず、デフォルトで無効になっています。
• 暗号化トランスポート層を使用してセキュリティを強化するセキュアシェル(SSH)。
• IP アドレスごとのログイン失敗回数の制限により、制限を超えた IP アドレスからのログインの阻止。
• iDRAC に接続するクライアントの IP アドレス範囲の限定。
• ラックおよびタワー型サーバーで使用可能の専用ギガビットイーサネットアダプタ(追加のハードウェアが必要となる場合あ
り)。
New in this release
• Added fixes to improve iDRAC stability.
本ユーザーズガイドの使用方法
本ユーザーズガイドの記載内容は、次を使用したタスクの実行を可能にします。
• iDRAC ウェブインタフェース - タスクに関連した情報のみが掲載されています。フィールドやオプションの詳細については、ウ
ェブインタフェースからアクセスできる『iDRAC Online Help
(
iDRAC
オンラインヘルプ)
』を参照してください。
• RACADM - 使用する必要のある RACADM コマンドやオブジェクトが掲載されています。詳細については、dell.com/
idracmanuals にある
『
iDRAC RACADM
コマンドラインリファレンスガイド』
を参照してください。
• IDRAC 設定ユーティリティ - タスクに関連した情報のみが掲載されています。フィールドやオプションの詳細については、
iDRAC Settings Utility Online Help
(
iDRAC
設定ユ
ー
ティリティオンラインヘルプ)
を参照してください。このオンラインヘルプ
にアクセスするには、iDRAC 設定 GUI で Help(ヘルプ) をクリックします(iDRAC 設定 GUI を表示するには、起動時に <F2>
を押し、System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー) ページで iDRAC Settings(iDRAC 設定)
をクリックします)。
対応ウェブブラウザ
iDRAC は、以下のブラウザでサポートされています。
• Internet Explorer
• Mozilla Firefox
• Google Chrome
• Safari
サポートされているバージョンのリストについては、dell.com/idracmanuals にある 『iDRAC
リリ
ー
スノ
ー
ト
』を参照してください。
概要 17










