Users Guide
表 33. 永続性ポリシーのデフォルト値 (続き)
永続性ポリシー AC 電源喪失 コールドブート ウォームブート
イニシエータ 選択済み 選択済み 選択済み
ストレージターゲット 選択済み 選択済み 選択済み
メモ: 永続性ポリシーが無効になっているとき、および仮想アドレスを削除するための操作を実行するときは、永続性ポリシー
を再度有効にしても仮想アドレスは取得されません。永続性ポリシーを有効にした後で再度仮想アドレスを設定する必要があ
ります。
メモ: 有効な永続性ポリシーがあり、CNA デバイスのパーティションで仮想アドレス、イニシエータ、またはストレージターゲ
ットが設定されている場合は、VirtualizationMode またはパーティションのパーソナリティを変更する前に、仮想アドレス、
イニシエータ、およびストレージターゲットに設定された値をリセットまたはクリアしないでください。永続性ポリシーを無
効にすると、アクションは自動的に実行されます。設定ジョブを使用して、仮想アドレスの属性を 0 に、イニシエータとスト
レージターゲットを「iSCSI イニシエータとストレージターゲットのデフォルト値 、p. 185」で定義された値に、それぞれ明示
的に設定できます。
関連概念
I/O アイデンティティ最適化の有効化または無効化 、p. 183
iDRAC ウェブインタフェースを使用した永続性ポリシーの設定
永続性ポリシーを設定するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、概要 > ハードウェア > ネットワークデバイス と移動します。
ネットワークデバイス ページが表示されます。
2. I/O アイデンティティ最適化 タブをクリックします。
3. 永続性ポリシー セクションで、それぞれの永続性ポリシーに対して次の 1 つまたは複数選択します。
• A/C 電源喪失 - AC 電源喪失状況が発生した場合に持続される仮想アドレスまたはターゲット設定。
• コールドブート - コールドリセット状況が発生した場合に持続される仮想アドレスまたはターゲット設定。
• ウォームブート - ウォームリセット状況が発生した場合に持続される仮想アドレスまたはターゲット設定。
4. 適用 をクリックします。
永続性ポリシーが設定されます。
RACADM を使用した永続性ポリシーの設定
永続性ポリシーを設定するには、次の racadm オブジェクトと set サブコマンドを使用します。
• 仮想アドレスには、iDRAC.IOIDOpt.VirtualAddressPersistencePolicyAuxPwrd および
iDRAC.IOIDOpt.VirtualAddressPersistencePolicyNonAuxPwrd オブジェクトを使用
• イニシエータには、iDRAC.IOIDOPT.InitiatorPersistencePolicy オブジェクトを使用
• ストレージターゲットには、iDRAC.IOIDOpt.StorageTargetPersistencePolicy オブジェクトを使用
詳細については、dell.com/idracmanuals にある『iDRAC RACADM
コマンドラインインタフェ
ー
スリファレンスガイド
』を参照して
ください。
iSCSI イニシエータとストレージターゲットのデフォルト値
次の表は、永続性ポリシーがクリアされたときの iSCSI イニシエータおよびストレージターゲットのデフォルト値の一覧です。
表 34. iSCSI イニシエータ - デフォルト値
iSCSI イニシエータ IPv4 モードでのデフォルト値 IPv6 モードでのデフォルト値
IscsiInitiatorIpAddr 0.0.0.0 ::
IscsiInitiatorIpv4Addr 0.0.0.0 0.0.0.0
IscsiInitiatorIpv6Addr :: ::
ネットワークデバイスのインベントリ、監視、および設定 185










