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管理下システムと管理ステーションのセットア
ップ
iDRAC を使用して帯域外システム管理を実行するには、iDRAC をリモートアクセス用に設定し、管理ステーションと管理下システ
ムをセットアップして、対応ウェブブラウザを設定する必要があります。
メモ: ブレードサーバーの場合、設定を実行する前に、CMC および I/O モジュールをシャーシに取り付けて、物理的にシステ
ムをシャーシに取り付けます。
iDRAC Express および iDRAC Enterprise の両方とも、デフォルトの静的 IP アドレス状態で出荷されます。ただし、弊社では次の 2
つのオプションも用意しています。
• プロビジョニングサーバー — プロビジョニングサーバーがデータセンター環境にインストールされている場合はこのオプショ
ンを使用します。プロビジョニングサーバーは、Dell PowerEdge サーバーで、オペレーティングシステムおよびアプリケーション
の展開およびアップグレードの管理および自動処理を行います。プロビジョニングサーバーのオプションを有効にすることに
より、サーバーは、初回起動時に、プロビジョニングサーバーを検索し、展開やアップグレードプロセスを自動で開始します。
• DHCP — DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol:動的ホスト構成プロトコル)サーバーがデータセンター環境にインストー
ルされている場合、または iDRAC 自動設定または OpenManage Essentials Configuration Manager を使用してサーバーのプロビジ
ョニングを自動化する場合には、このオプションを使用します。DHCP サーバーは、IP アドレス、ゲートウェイ、およびサブネ
ットマスクを iDRAC に自動的に割り当てます。
プロビジョニングサーバーまたは DHCP は、サーバーのご注文時に有効にすることができます。いずれの機能においても、有効にす
るのは無料です。ただし、有効にできるのは 1 つの設定のみです。
関連概念
iDRAC IP アドレスのセットアップ 、p. 39
管理下システムのセットアップ 、p. 51
デバイスファームウェアのアップデート 、p. 63
デバイスファームウェアのロールバック 、p. 72
関連タスク
管理ステーションのセットアップ 、p. 50
対応ウェブブラウザの設定 、p. 58
トピック:
• iDRAC IP アドレスのセットアップ
• 管理ステーションのセットアップ
• 管理下システムのセットアップ
• 対応ウェブブラウザの設定
• デバイスファームウェアのアップデート
• ステージングされたアップデートの表示と管理
• デバイスファームウェアのロールバック
• サーバープロファイルのバックアップ
• サーバプロファイルのインポート
• 他のシステム管理ツールを使用した iDRAC の監視
iDRAC IP アドレスのセットアップ
iDRAC との双方向通信を有効にするには、お使いのネットワークインフラストラクチャに基づいて初期ネットワーク設定を行う必
要があります。次のいずれかのインタフェースを使用して IP アドレスをセットアップできます。
• iDRAC 設定ユーティリティ
• Lifecycle Controller(『Lifecycle Controller
ユ
ー
ザ
ー
ズガイド
』を参照)
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管理下システムと管理ステーションのセットアップ 39










