Users Guide
RACADM を使用した TLS の設定
設定された TLS のバージョンを確認するには :
racadm get idrac.webserver.tlsprotocol
TLS のバージョンを設定するには:
racadm set idrac.webserver.tlsprotocol <n>
<n>=0
TLS 1.0 以降
<n>=1
TLS 1.1 以降
<n>=2
TLS 1.2 のみ
VNC クライアントを使用したリモートサーバーの管
理
標準 VNC オープンクライアントを使用し、デスクトップと、Dell Wyse PocketCloud などのモバイルデバイスの両方を使用して、リ
モートサーバーを管理することができます。データセンター内のサーバーの機能が停止したとき、iDRAC またはオペレーティングシ
ステムは、管理ステーション上のコンソールに警告を送信します。コンソールはモバイルデバイスに必要な情報を電子メールまたは
SMS で送信して、管理ステーション上で VNC ビューアアプリケーションを起動します。この VNC ビューアはサーバー上の OS/ ハ
イパーバイザに接続して、必要な対応策を実行するためにホストサーバーのキーボード、ビデオ、およびマウスへのアクセスを提供
します。VNC クライアントを起動する前に、VNC サーバーを有効にして、iDRAC で VNC サーバーのパスワードや VNC ポート番号、
SSL 暗号化、タイムアウト値などの設定を行う必要があります。これらの設定は iDRAC ウェブインタフェースまたは RACADM を
使用して行うことができます。
メモ: VNC 機能はライセンスされており、iDRAC Enterprise ライセンスで使用できます。
RealVNC や Dell Wyse PocketCloud など、多くの VNC アプリケーションまたはデスクトップクライアントから選択することができ
ます。
一度にアクティブにすることができる VNC セッションは、1 つのみです。
VNC セッションがアクティブである場合、仮想メディアは、仮想コンソールビューアではなく 仮想コンソールの起動 でしか起動で
きません。
ビデオ暗号化が無効になっている場合、VNC クライアントが直接 RFB ハンドシェイクを起動するため、SSL ハンドシェイクは不
要です。VNC クライアントのハンドシェイク中(RFB または SSL)、別の VNC セッションがアクティブな場合、または仮想コン
ソールセッションが開いている場合、新しい VNC クライアントセッションは拒否されます。初回のハンドシェイクが完了すると、
VNC サーバは仮想コンソールを無効にし、仮想メディアのみ許可します。VNC セッションの終了後、VNC サーバは仮想コンソール
を元の状態(有効または無効)に復元します。
メモ:
• iDRAC の NIC が共有モードのとき、ホストシステムの電源が入れ直されると、ネットワーク接続が数秒間失われます。こ
の期間に、アクティブな VNC クライアントでアクションを実行すると、VNC セッションが閉じられることがあります。
タイムアウト(iDRAC ウェブインタフェースの Services(サービス) ページにある VNC サーバ設定で設定された値)を
待ったあと、VNC 接続を再確立する必要があります。
• VNC クライアントウィンドウが最小化されてから 60 秒を超えると、クライアントウィンドウが閉じられます。このよう
な場合は、新しい VNC セッションを開く必要があります。60 秒以内に VNC クライアントウィンドウを最大化すると、ク
ライアントウィンドウを引き続き使用できます。
iDRAC ウェブインタフェースを使用した VNC サーバーの設
定
VNC サーバーの設定を行うには、以下を行います。
iDRAC の設定 87










