複数プラットフォーム用の Image Assist Dynamic のオンライン ヘルプ バージョン 10.0 ユーザーズガイド 2021 年 6 月 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2020 - 2021 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: はじめに..................................................................................................................................4 Image Assist Dynamic............................................................................................................................................................4 対応するオペレーティングシステムおよび推奨されるフレームワーク................................................................ 4 新機能と拡張機能....................................................................................
1 はじめに Image Assist は、Dell イメージング サービスを使用して、いつでも導入可能な Microsoft Windows イメージを迅速に作成、保守でき るツール セットです。要件に応じて、Image Assist Static または Image Assist Dynamic を使用してイメージを作成します。 Image Assist Static を使用するには、[Image Assist Static]ツールをインストールします。 Image Assist Dynamic Image Assist Dynamic ツールでは、いつでも導入可能なカスタムのクロスプラットフォーム Microsoft Windows イメージを作成し、 キャプチャーすることができます。このイメージは、次の環境でサポートされています。 ● Dell OptiPlex、Dell Latitude、および Dell Precision システムの現在および将来のすべてのモデル。 ● Dell XPS、Dell Vostro、および Dell Venue Pro システムの特定モデル。 メモ: Image A
2 Image Assist - はじめに 本項では、システムのセットアップ、Image Assist のダウンロードとインストールに関する情報を提供します。 システムのセットアップ イメージは、仮想マシンまたは物理システムを使用して作成できます。ただし、仮想マシンを使用してイメージを作成することを お勧めします。Image Assist は、仮想マシンから開始された場合に最適に機能します。仮想マシンでは、エラーを少なく抑えて Windows イメージを作成できます。これにより、将来の導入を最適化することができます。仮想マシンの詳細については、「仮想 マシン上での Image Assist Dynamic の使用 、p.
メモ: レジストリー、ログ ファイル、または Image Assist でチェック中のファイルの場所を編集すると、イメージが拒否され ることがあります。 Image Assist のダウンロード 手順 1. https://www.techdirect.dell.com で登録し、サインインします。 2. [サービス] > [オーダーと導入] > [Dell Image Assist]の順に移動します。 [Image Assist]ページが表示されます。 3. [Dell Image Assist をダウンロード]カードで[ダウンロード]をクリックします。 タスクの結果 Image Assist インストーラー パッケージ(.zip)がダウンロードされます。 Image Assist Dynamic のインストール 手順 1. Image Assist インストーラー パッケージ(.zip)を右クリックし、 [すべて展開]をクリックします。 [展開先の選択とファイルの展開] ウィンドウが表示されます。 2. インストーラー ファイルを展開するフォルダーを選択し、[展開]をクリックします。 3.
3 Image Assist Dynamic の使用 Image Assist Dynamic は、オペレーティング システム、ライセンス、アプリケーション、デスクトップのカスタマイズ、ネットワ ーク構成設定を含むカスタムのクロスプラットフォーム Windows 10 イメージを準備する場合に役立ちます。 Dynamic イメージの作成とキャプチャー 前提条件 イメージのキャプチャーに Hyper-V Manager を使用している場合は、イメージをキャプチャーする前に、[拡張セッション]から [基本セッション]に切り替えてください。 手順 1. Image Assist のホーム ページで、[Dynamic イメージを作成]カードにある[開始]をクリックします。 2. ブータブル Image Assist USB ドライブを作成するには、[はい]を選択します。 3.
イメージのリストアとテスト このタスクについて Dynamic イメージをリストアすると、Dell の工場に送信する前に、WIM ファイルをテストできます。 メモ: 参照用イメージをリストアする場合、ドライバーを選択するオプションはありません。 手順 1. Image Assist Dynamic USB ドライブまたは ISO ファイルで起動します。 2. [Image Assist Dynamic WinPE へようこそ]ページで、[イメージのリストア]カードにある[リストア]をクリックします。 [イメージのリストア]ページが表示されます。 3. [参照]をクリックして、リストアする WIM ファイルを選択し、[OK]をクリックします。 4. [参照]をクリックして、ドライバーが保存されている場所に移動し、[OK]をクリックします。 メモ: 有効なドライバー パックが検出されない場合は、エラー メッセージが表示されます。 5. パーティションを編集するには、[パーティションの編集]をクリックします。 6.
4 Image Assist Dynamic ツール その他のツールは、Image Assist に精通したシステム管理者またはユーザーを対象としています。 ブータブル USB ドライブまたは ISO ファイルの作成 イメージのキャプチャーとリストアに使用できるブータブル USB ドライブまたは ISO ファイルを作成します。 手順 1. Image Assist のホーム ページで をクリックし、[その他のツール]をクリックします。 2. [USB ドライブまたは ISO ファイルを作成]カードで、[作成]をクリックします。 [[USB ドライブまたは ISO ファイルを作成]]ページが表示されます。 3. 次のいずれかのオプションを選択します。 ● [ブータブル USB] — ブータブル USB ドライブを作成します。 ● [ブータブル ISO] — ブータブル ISO ファイルを作成します。 4. [ブータブル USB]を選択した場合は、次の手順を実行します。 a.
表 1.
イメージのチェック Image Assist は、sysprep とイメージ キャプチャーの準備がシステムで整っていることを確認するために、複数のチェックを実行し ます。また、工場での正常なイメージ導入を妨げるような一般的なビルド エラーを防ぐために、ソフトウェアを検証します。 Image Assist は、オペレーティング システムの次のセクションをチェックします。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● レジストリ サービス ReArm ポリシー Sysprep Unattend XML AppX パッケージ ソフトウェア ドライバ 発生する可能性のある最も一般的なビルドエラーは次のとおりです。 ● ● ● ● インストール済みのデバイスドライバ Appx Sysprep エラー 設定された暗号化ソフトウェア Unattend XML ファイルのエラー Image Assist は、Unattend のエラーであるか確認します。XML ファイルは、%SYSTEMDRIVE%\Windows\Panther で使用できま す。また、必要なすべてのエントリーが一般化セクションで使用可能かどうかをチェックし
イメージのチェック 手順 1. Image Assist のホーム ページで をクリックし、[その他のツール]をクリックします。 2. [イメージの確認]カードで、[検証]をクリックします。 [イメージの確認]ページが表示されます。Image Assist は、イメージをチェックして、レジストリー、ファイル、rearm、 sysprep、ソフトウェア、ドライバー、ポリシー、Unattend.XML を検証します。 3. [イメージの確認]プロセス中にエラーが検出された場合、[問題の解決]をクリックして、問題の解決に役立つツールを使用 します。一般的なビルド エラーの詳細については、「イメージのチェック 、p.
手順 1. Image Assist のホーム ページで をクリックし、[その他のツール]をクリックします。 2. [WIM ファイルを分割]カードで、[分割]をクリックします。 [WIM ファイルを分割]ページが表示されます。 3. [参照]をクリックして WIM ファイルを選択します。 4. [分割] をクリックします。 WIM ファイルが複数の SWM ファイルに分割され、WIM ファイルと同じフォルダー内に保存されます。 5.
5 仮想マシン上での Image Assist Dynamic の使用 イメージは、物理システムまたは仮想マシンを使用して作成することができます。ただし、仮想マシンを使用してイメージを作成 することをお勧めします。物理システムを使用している場合は、Dell OptiPlex、Dell Latitude、または Dell Precision システムを使用 することをお勧めします。 仮想マシンを使用してイメージを作成する利点は次のとおりです。 ● ● ● ● ● ● ● 開発時間が短い スナップショットやチェックポイントを作成/使用して、さまざまな設定を迅速にテストする機能 ハードウェアの問題がない ドライバインストールの一部としてインストールされる場合がある他のアプリケーションのインストールの回避 ラボ、テスト、および本番間のナビゲーションが容易 オペレーティング システムの修正および追加後でもイメージの再キャプチャが容易 [イメージのチェック]プロセス中に発生した問題を解決する際の障害が最小である メモ: 物理システムを使用する場合は、プロセス中にハードウェア ドライバーがインストールされるため、イメージ
[新規仮想マシンウィザード] ページが表示されます。 2. [次へ]をクリックします。 3. [ゲスト オペレーティング システムのインストール]ページで、次のオプションのいずれかを選択して、 [次へ]をクリックし ます。 ● [インストーラディスク] ● [インストーラディスクイメージファイル(ISO)] ● [オペレーティングシステムを後でインストールします] [ゲストオペレーティングシステムの選択] ページが表示されます。 4. ゲスト オペレーティング システムを選択し、[バージョン]リストでオペレーティング システムのバージョンを選択します。 5. [次へ]をクリックします。 [仮想マシンに名前を付ける] ページが表示されます。 6. 仮想マシンの名前を入力し、[参照]をクリックして、仮想マシンを保存する場所を選択します。 7. [次へ]をクリックします。 8. [ディスク容量を指定する]ページで、必要な最大ディスク サイズの値を入力します。 9.
タスクの結果 Windows 10 オペレーティング システムが仮想マシンにインストールされ、Image Assist をダウンロード、インストール、および使 用してイメージを作成できます。 VMware Workstation Pro への USB ドライブの接続 前提条件 USB ドライブがホスト システムに接続されていることを確認します。 手順 1. VMware Workstation Pro のホーム ページで、[VM] > [リムーバブル デバイス] > [USB デバイス] > [接続(ホストから 切断)]の順に移動します。 2. [OK]をクリックします。 VMware Workstation Pro CD または DVD ISO ファイルからの起動 手順 1. VMware Workstation Pro アプリケーションを開き、左側のペインで仮想マシンを選択してから、右側のペインで[仮想マシン の設定を編集する]をクリックします。 2. [[ハードウェア]]タブで、[[CD/DVD(SATA)]]をクリックします。 3.
Hyper-V マネージャーでの仮想マシンの作成 手順 1. [Hyper-V マネージャー]ページに移動し、[アクション] > [新規] > [仮想マシン]の順にクリックします。 [新規仮想マシンウィザード] ウィンドウが表示されます。 2. 次の手順を行ってください。 a. [開始する前に] ページで、[次へ] をクリックします。 b. [名前および場所の指定]ページで、次の手順を実行し、[次へ]をクリックします。 i. ゲスト オペレーティング システムの名前を入力します。 ii. 仮想マシンを作成して別の場所に保存するには、[別の場所に仮想マシンを格納]を選択し、目的の場所を参照します。 c. [世代の指定]タブで、[第 2 世代]を選択し、[次へ]をクリックします。 d. [メモリーの割り当て]ページで、 [起動メモリー]を 2048 MB 以上に増やし、 [この仮想マシンに動的メモリーを使用しま す]の選択を解除して[次へ]をクリックします。 e. [ネットワークの構成]ページの[接続]リストで[未接続]を選択し、[次へ]をクリックします。 f.
タスクの結果 Windows 10 オペレーティング システムが仮想マシンにインストールされ、Image Assist をダウンロード、インストール、および使 用してイメージを作成できます。 メモ: イメージをキャプチャーする前に、[拡張セッション]から[基本セッション]に切り替えてください。 18 仮想マシン上での Image Assist Dynamic の使用
6 関連文書 Image Assist の詳細については、このガイド以外にも次のドキュメントを参照できます。 表 3.
A よくある質問(FAQ) 1. [Image Assist プロジェクトで、何個の Windows イメージをキャプチャーするとよいですか?] Image Assist を使用すると複数のイメージをキャプチャーすることができます。ただし、以下のイメージをキャプチャすること をお勧めします。 ● リファレンス/メンテナンス イメージ - sysprep プロセスの前にキャプチャされたイメージ。 ● ゴールド/ダイナミック イメージ - sysprep プロセスの後にキャプチャされたイメージ。 2. [仮想マシンを使用してイメージを構築できますか?] はい。仮想マシンを使用してイメージを構築することをお勧めします。詳細については、仮想マシン上での Image Assist Dynamic の使用 、p. 14 を参照してください。 3.
11. [Image Assist USB ドライブの ISO バージョンを作成できますか?] はい、[追加のツール]を使用して、Image Assist USB ドライブの ISO バージョンを作成できます。詳細については、ブータブ ル USB ドライブまたは ISO ファイルの作成 、p. 9 を参照してください。 12.[USB PE キーから起動したときに位置合わせの問題が発生するのはなぜですか?] WinPE は、ベース VGA ディスプレイ設定をサポートしています。したがって、WinPE 環境のディスプレイが正しい位置になっ ていない場合があります。また、一部のテキストが途切れたり、ウィンドウ要素が正しく配置されてなかったりする場合もあ ります。また、一部のシステム、ビデオ カード、およびモニターでは、フル解像度のグラフィックを表示できない場合もあり ます。詳細については、Technet.microsoft.com を参照してください。 13.
B 用語集 次の表では、本書で使用される用語を説明します。 表 4.