Users Guide
バッテリの低下を知らせるアラーム
注意:バッテリの低下を知らせるアラームが発せられた場合は、すぐに作業中のファイルを保存し、バッテリを交換するか、またはコンピュータ
をAC電源に接続してください。
注意: データの損失(およびハードディスクドライブのデータ領域の破損)を避けるために、バッテリの低下を知らせる2回目の警告が発せられ
たら、すぐに作業中のファイルを保存してください。その後、コンピュータをAC電源に接続するか、コンピュータをスタンバイモードにしてくださ
い。バッテリが完全に消耗すると、コンピュータは開かれているファイルを適切に保存せずに停止します。
バッテリの充電
l コンピュータをAC電源に接続するか、AC電源に接続されているコンピュータにバッテリを取り付けると、コンピュータはバッテリの充電をチェックし
ます。必要に応じて、コンピュータはDell ExpressCharge™テクノロジを使用してバッテリを充電します。
l コンピュータの電源が切れていてAC電源に接続されている場合、完全に放電したバッテリはExpressChargeテクノロジにより約1時間でフル充電さ
れます。それ以外の場合、充電時間は使用しているデバイスや動作しているプログラムにより異なります。
l インジケータは、充電中、緑色に点灯したままになります。
l インジケータは、充電が完了すると点滅を始めます。 インジケータが点滅している間、ACアダプタはバッテリをフルに充電するため細流充電
をおこないます。 インジケータは、バッテリを取り外すまで、またはコンピュータを電源コンセントから取り外すまで点滅し続けます。
l バッテリベイとモジュラーベイにバッテリが取り付けられている場合、ACアダプタはまずバッテリベイのバッテリから充電し、次にモジュラーベイの
バッテリを充電します。
注意:コンピュータを使用し続けたり高温の環境に置くと、バッテリが高温になります。次の注意事項に従ってください。
l バッテリが高温だと、コンピュータにAC電源を接続しても、充電できません。この機能は、高温のバッテリを充電するとバッテリの寿命が
短くなったり、バッテリやコンピュータに損傷を与えることを防止する重要な機能です。
l インジケータが緑色と橙色を交互に繰り返して点滅する場合は、バッテリが高温のため、充電を開始できません。AC電源に接続して
いるときに、問題が起こった場合は、コンピュータをAC電源から外して、コンピュータとバッテリを室温に戻してください。コンピュータの
温度が室温と同じになってから再度AC電源に接続して、充電を継続してください。
l コンピュータの温度が下がらない場合は、バッテリがフル充電される前に充電が停止されます。
バッテリの問題検知
問題のあるバッテリをコンピュータに取り付けないようにするには、バッテリテストボタンを押してバッテリの充電状態をチェックします。バッテリが完全に
放電すると、バッテリゲージは点灯しません。 問題のあるバッテリは最大電位まで充電されなかったり、予期しない動作をする可能性があります。
アラーム(ACアダプタが接
続されていない場合)
インジケータ
バッテリの残量
コンピュータの動作
バッテリの低下を知らせる
最初のアラーム
橙色の点滅
約15分
アラームの後に動作が全くない場合、休止状態に入りコン
ピュータの電源を切ります。コンピュータに休止状態ファイ
ルがない場合、スタンバイモードに入ります。
バッテリの低下を知らせる2
回目のアラーム
橙色の点灯
約5分
アラームの後に動作が全くない場合、休止状態に入りま
す。休止状態ファイルがない場合、スタンバイモードに入り
ます。
バッテリの低下を知らせる2回目のアラームが発せられた
とき、すでにスタンバイモードになっていた場合はすぐに休
止状態になります。休止状態が無効になっている場合、ス
タンバイモードに戻ります。
メモ: バッテリは長期間コンピュータに取り付けたままにしておいてもかまいません。バッテリの内蔵回路が過剰充電を防ぎます。
バッテリ取り付け後のインジケ
ータの状態
問題
対応処置
緑と橙色が交互に点滅
充電時のバッテリ温度が高くなりす
ぎています。
コンピュータの電源を切り、バッテリとコンピュータの温度を室温まで下げ
ます。
以下の状態の後、4秒間橙色に点
滅
l ACアダプタの取り付けまたは
取り外し
あるいは
バッテリの不良
バッテリを交換します。Dellにお問い合わせいただくか、Dellウェブサイト
http://www.dell.com/jp/をご覧ください。