Service Manual
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マイクロプロセッサモジュール
Dell™ Latitude™ D500 サービスマニュアル
マイクロプロセッサモジュールの取り外し
1. 「コンピュータ内部の作業を始める前に」 の手順に従います。
2. キーボードを取り外します。
3. マイクロプロセッササーマル冷却アセンブリを取り外します。
4. 小型のマイナスドライバを使用して、ZIF ソケットを緩めます。 次に、ZIF ソケットカムネジをカムが止まるまで反時計回りに回します。
5. マイクロプロセッサモジュールを取り出します。
マイクロプロセッサモジュールの取り付け
警告: 次の 手順を始 める前に、『システム情報ガイド』 の安全にお使いいただくための注意事項を参照してください。
注意: ESD (静電気放出) による損傷を防ぐため、静電気防止用リストバンドを使用するか、コンピュータの塗装されていない金属面 (背面パネル等) に定期的に触れて、身体の静電気を逃が
してください。
注意: プロセッサダイに触れないでください。 カムネジとマイクロプロセッサ間の断続的な接触を防止するため、カムネジを回す間は、プロセッサダイが取り付けられているサブストレートを押さ
え付けてください。
注意: マイクロプロセッサへの損傷を防ぐため、カムネジを回す際は、マイクロプロセッサに垂直になるようにスクリュードライバを握ってください。
注意: マイクロプロセッサの冷却効果を最大にするため、マイクロプロセッササーマル冷却アセンブリの放熱部分に触れないでください。 皮脂が付着すると熱パッドの放熱能力が低下します。
注意: マイクロプロセッサモジュールを取り外す際は、モジュールをまっすぐ持ち上げてください。 マイクロプロセッサモジュールのピンが曲がらないように注意してください。
1
ZIF ソケット
2
1 番ピンの角
メモ: ZIF ソケットカムネジは、マイクロプロセッサをシステム基板に固定しています。 ZIF ソケットカムネジの向きをメモしておいてください。
注意: マイクロプロセッサモジュールを装着する前に、カムロックが完全に開いた位置にあることを確認してください。 マイクロプロセッサモジュールを正しく ZIF ソケットに装着する際は、無理な
力を加える必要はありません。
注意: マイクロプロセッサモジュールが正しく装着されていないと、時々接続が途切れ、マイクロプロセッサおよび ZIF ソケットに修復不可能な損傷を与える恐れがあります。