Administrator Guide
目次に戻る
Intel
®
AMT WebGUI の使い方
Dell™ システム管理アドミニストレータガイド
Intel
®
AMT WebGUI は Web ブラウザベースのインタフェースで、これを使用して限定的にリモートでコンピュータを管理することができます。Intel AMT のセットアップと構成がコンピュータ上で
適切に実行されたかどうかを判断するテストとして、WebGUI が頻繁に使用されます。リモートコンピュータと WebGUI を実行するホストコンピュータとの間にリモート接続が正常に確立されていれ
ば、リモートコンピュータ上で Intel AMT が適切にセットアップされ構成されていることを意味します。
Intel AMT WebGUI にアクセスするには、Internet Explorer
®
や Netscape
®
アプリケーションなどの Web ブラウザを使用します。
限定的なコンピュータのリモート管理には以下の項目が含まれます。
l ハードウェアのインベントリ
l イベントロギング
l リモートでのコンピュータのリセット
l ネットワーク設定の変更
l 新規ユーザーの追加
WebGUI のサポートは、SMB がセットアップされ構成されているコンピュータではデフォルトで有効になっています。エンタープライズセットアップと構成が行われたコンピュータでの WebGUI のサポ
ートは、セットアップと構成サーバーによって決定されます。
WebGUI インタフェースの使い方に関する情報は、Intel のウェブサイト www.intel.com で入手できます。
次の手順に従って、セットアップと構成が済んでいるコンピュータ上で Intel AMT WebGUI に接続します。
1. Intel AMT のセットアップと構成が完了し、Intel AMT が機能するコンピュータの電源を入れます。
2. Intel AMT コンピュータと同じサブネット上の管理コンピュータなど、別のコンピュータから Web ブラウザを起動します。
3. MEBx および Intel AMT が機能するコンピュータのポートに指定された IP アドレスに接続します (例: http://ip_address:16992 または http://192.168.2.1:16992)。
l デフォルトではポートは 16992 です。 16993 および https:// を使用して、Enterprise mode(エンタープライズモード)で構成およびセットアップされているコンピュータ上
の Intel AMT WebGUI に接続します。
l DHCP を使用する場合は、ME の完全認可ドメインネーム(FQDN)を使用します。FQDN はホスト名とドメインのコンビネーションです (例: http://host_name:16992 または
http://system1:16992)。
管理コンピュータは、Intel AMT が機能するコンピュータへ TCP 接続を行い、Intel AMT が機能するコンピュータの Management Engine 内で Intel AMT が埋め込まれた Web ペー
ジの最上位レベルにアクセスします。
4. ユーザー名およびパスワードを入力します。
デフォルトのユーザー名は admin、パスワードは MEBx で Intel AMT のセットアップ中に設定されたものです。
5. コンピュータ情報を再検討して、必要な変更を行います。
リモートコンピュータの MEBx パスワードは WebGUI で変更できます。パスワードを WebGUI またはリモートコンソールで変更すると、パスワードが 2 つになります。リモートの MEBx パス
ワードとしても知られる新しいパスワードは、WebGUI またはリモートコンソールでリモートにのみ機能します。MEBx のローカルアクセスに使用するローカル MEBx パスワードは変更されませ
ん。コンピュータの MEBx にローカルおよびリモートでアクセスするには、ローカルおよびリモート両方の MEBx パスワードを覚えておく必要があります。MEBx パスワードを最初に Intel AMT
セットアップに設定するときに、このパスワードはローカルおよびリモート両方のパスワードの役割を果たします。リモートパスワードを変更すると、パスワードの同期が外れます。
6. Exit(終了)を選択します。
目次に戻る