Administrator Guide
オプションを Intel AMT から None(なし)に変更するときに、変更を受け入れた場合には Intel AMT で自動的にプロビジョニングが解除されることを警告するメッセージが表示されます。
None(なし)オプションでは ME コンピュータによる管理機能がありません。この場合にはファームウェアがロードされますが(つまり、ME はまだ有効になっています)、管理アプリケーションは無効のま
まになります。
Intel ME Power Control(Intel ME パワーコントロール)
ME Power Control(ME パワーコントロール)メニューでは、ME プラットフォームの電源に関連するオプションを設定します。これには次の設定の選択肢が含まれています。
ME On in Host Sleep States(ホストスリープ状態での ME の有効化)
ME Power Control(ME パワーコントロール)メニューで ME ON in Host Sleep States(ホストスリープ状態での ME の有効化)オプションを選択すると、ME in Host Sleep States(ホス
トスリープ状態での ME)メニューがロードされます。
選択した電源パッケージで、ME をオンにする時期を決定します。デフォルトの電源パッケージでは、すべての Sx(S3/S4/S5)状態で ME がオフになります。
エンドユーザーシステム管理者は、コンピュータの使用状況に応じて使用する電源パッケージを選択することができます。電源パッケージの選択ページは上記の図に表示されています。
* WoL – Wake on LAN
選択した電源パッケージが OFF After Power Loss(電力停止後にオフ)を示す場合は、機械的なオフ(G3)状態から戻った後も、Intel ME はオフのままになります。選択した電源パッケージが
OFF After Power Loss(電力停止後にオフ)を示さない場合は、Intel ME によって一時的にコンピュータの電源がオン(S0)になり、その後コンピュータがオフ(S5)になります。
お使いのコンピュータを Intel AMT の管理機能対応に設定する
Intel®Management Engine(ME)の機能を完全に設定した後、クリーンな起動をするには Intel AMT を設定する前に再起動する必要があります。次のイメージは、ユーザーが Management
Engine BIOS Extension(MEBx) メインメニューから Intel AMT Configuration(Intel AMT 設定)オプションを選択した後の、Intel AMT configuration(Intel AMT 設定)メニューを
示しています。この機能を使用して、Intel AMT が機能するコンピュータで Intel AMT 管理機能をサポートするよう設定することができます。
ネットワーク設定およびコンピュータテクノロジの用語(TCP/IP、DHCP、VLAN、IDE、DNS、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、ドメインネームなど)の基本を理解している必要があります。これ
らの用語についての解説は、このマニュアルの目的外となります。
サポートされている電源パッケージ
電源パッケージ
1
2
3
4
5
6
7
S0(コンピュータオン)
オン
オン
オン
オン
オン
オン
オン
S3(RAM にサスペンド)
オフ
オン
オン
ME
WoL
ME
WoL
オン
オン
S4/S5(ディスクにサスペンド / ソフトウェアオフ)
オフ
オフ
オン
オン
ME
WoL
オン
ME
WoL
ME OFF After Power Loss(電力停止後に ME オフ)
いいえ
いいえ
いいえ
いいえ
いいえ
はい
はい










