Users Guide

ユーザーズガイド
Managed Rack PDU
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環境設定値のエクスポート方法
.ini ファイルの取得とエクスポート
手順の概要
管理者は Rack PDU .ini ファイルを取得して、ほかの Rack PDU(複数の Rack PDU
を含む)にエクスポートすることができます。
1. Rack PDU をエクスポートする値に設定します。
2. Rack PDU から .ini ファイルを取得します。
3. 少なくとも TCP/IP 設定を変更してこのファイルをカスタマイズします。
4. Rack PDU でサポートされるファイル転送プロトコルを使用して、ファイルの
コピーをほか(1 台または複数)の Rack PDU に転送します。複数の Rack PDU
に転送する場合は、FTP または SCP スクリプトを使用します。
ファイルを受信した各 Rack PDU で、このファイルによって各自の設定を行い、設定
後はファイルを削除します。
.ini ファイルの内容
Rack PDU から取得した config.ini ファイルには次の内容が含まれます。
セクションヘディング
キーワード
(ファイルの取得元のデバイスでサポートさ
れているもののみ)
セクションヘディングはカテゴリ名に相当し、角括弧([ ])
で囲まれています。各セクションヘディングの下のキーワードは、Rack PDU の特定
の設定について記述するラベルです。各キーワードの後には、イコールサイン、そ
して値(デフォルト値または設定されている値)が続きます。